PITTI UOMO 94 3日目、最終日
PITTI UOMOもあっという間に終了。
何故か年々4日間が短く感じるようになって来ました。
週末はナポリに行ってました。
DEPETRILLOの新しいファクトリーに行ったり、ウェブの撮影をしたり、土曜日は午後から時間があったのでERRICO FORMICOLAのファミリーとイスキアへ半日のバカンンス。
ヘトヘトだったので、少しだけリラックスする時間を過ごせました。
と言う事で、少し時間があいてしまいましたが、PITTI UOMOの3日目と最終日のレポートです。
CIRCOLO
ネイビーやグレーとホワイトのコンビネーションが打ち出されていました。
他の多くのブランドが色を打ち出す中、チルコロは色を抑えた提案です。
パンツとのセットアップでスーツの提案も増えていました。
多くのブランドがカジュアルなスーツの提案を行っていたので、来春夏は今年よりバリエーションが増えそうです。
下段のようなプリントシャツの提案も。
今回のPITTIを見る限りプリントシャツがトレンドなのは明確ですが、今回のチルコロのジャケットのカラーにカラフルなプリントシャツはチョット唐突かなと言う印象です。
DANOLIS
今シーズンBEAMSで大人気だったシャツジャケットには上の画像のようなインディゴのストライプもありました。
ストライプのジャケットがかなり増えているので、シャツジャケットもこんなストライプが新鮮です。
下の画像はポケットを付けてアウター風にしたシャツジャケット。
バリエーションも広がっているので日本の展示会で再チェックします。
VALSTAR
レザーの流れが来ているので定番のブルゾンだけでなく、ミリタリー風やシャツジャケット風のモデルもありバリエーションが増えていました。
レザー以外では映画カサブランカでハンフリーボガードが着ていたトレンチコートを復刻させたモデルも出ていました。
アーカイブ的なクラシックなトレンチコートは今回のPITTIでも多く見られました。
MARIA SANTANGELO
カラフルなリネンのシャツとプリントと言う、打ち出しが明確なディスプレイ。
この二つは今回のPITTIで特に多く見られた傾向です。
それにしても、カラーシャツとプリントシャツは本当に多かったです。
INVERTERE
イタリアのブランドには無さそうなチェックのブルゾンとコート。
中段のベージュのウィンドウペンのコートが特に良かったです。
リゾート的な流ればかりが目に付きますが、英国調の流れは続いているので、こういったアップデートされた英国ブランドの服は来春夏も重要です。
今回のPITTIは流れが明確な分、どのブランドも似たテイストのモノを打ち出している印象でした。
今日からミラノのショールームでのオーダーが始まりますが、PITTIよりもバリエーションが増えてPITTIでは見えなかった流れが見えてくると思います。
午前2:30を過ぎました。
そろそろ限界です。
おやすみなさい。