ELEMENTS OF STYLE -28ページ目

MEN‘S EX 6月号 連載

 
MEN’S EX 6月号
 
 
 
 
今月号の特集はSHIRTS&JACKET。


GW後はクールビズが始まってスーツにタイドアップしなくてもいい会社も多いようなので、軽く着られるジャケットやシャツの需要は年々高まっているように感じます。


私は逆にネクタイができなくなるほど暑くなる前にタイドアップしておきたいので、最近はタイドアップが多いです。
 
 
ファッション業界の中にはクールビズに否定的な人も多いですが、私は真夏にタイドアップしてスーツを着るのはもはや難しい気象条件になっていると思っているので、真夏のクールビズ推奨派です。


なので、”GW明けすぐのクールビズは早すぎるけど、真夏のクールビズは賛成” というのが正直なところです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここ数年人気が続いている金ボタンのブレザー。
 
 
私も春夏モノだけでトロピカルウールやリネン混やジャージのダブル、コットンのホップサックやデニムのシングル、ウールのピークドラペルと、5着ブレザーを持っています
 
 
そんなブレザー好きの私が、”ブレザーの変遷、そして今” というテーマでイラストレーターの綿谷画伯と座談会を行いました。
 
 
 

 

 
 
座談会の内容をもとに綿谷画伯が描いたイラストも必見です。


本誌の特集ページを是非ご覧ください。
 
 
特に我々世代にはとても懐かしい話が満載です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私の連載 ”中村達也の買い足しノート”

 

 

 
 
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今回のテーマは ”太めカーゴパンツ” です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
数年前に流行ったカーゴパンツですが、太めのシルエットになって今また流れが来ています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご覧のように、今シーズンのバイイングを行った昨年の6月のイタリア出張でも多くのブランドが太めのカーゴを打ち出していました。
 
 
あえて ”太めカーゴ” と書いた理由は、数年前に流行ったスリムなカーゴはほとんどなく、各ブランドから打ち出されているのが明らかに太めのカーゴパンツであるからです。
 

実はこの太めのカーゴ、突然出て来た流れではなく、80年代にBEAMSのスタッフや渋谷あたりの洋服屋の人達の間で大流行していたアイテムでもあります。
 
 
私がBEAMSに入社した80年代中頃はフレンチアイビーの流れが来ていたので、BEAMSのスタッフの間でもジャケットに放出品の太いカーゴパンツにレザーシューズというスタイルがとても流行っていました。
 
 
カーゴパンツにホワイトバックスなどという今では考えられないような合わせもBEAMSっぽいと言われた時代です。


当時はアメカジ系のスタイリングにも放出品のカーゴパンツが取り入れられていた時代なので、ファッション感度の高い人たちにとってカーゴパンツだけでなく、ミリタリーウェアをコーディネートに取り入れるのは自然な流れでした。
 
 
昨今はPITTI UOMOの会場でもドレスとカジュアルをミックスするスタイリングをした人がかなり増えているので、そういう流れを見てもこのような ”本物っぽい?” カーゴパンツが注目されるのも容易に理解できます。
 
 
コーディネートはアメカジ的でもいいのですが、オトナの人達には誌面で紹介しているように綺麗目なアイテムと合わせるコーディネートをおすすめします。
 
 
特にジャケットとのコーディネートは80年代のフレンチアイビー風のコーディネートなので個人的にもおすすめです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
BEAMSのスタッフのコーディネートを少しお見せします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご覧のように、特に新しいアイテムを揃える必要はなく、手持ちのアイテムと合わせることができます。


ミックステイストのスタイルは手持ちのアイテムと合わせることがポイントなので、太めのカーゴパンツを持っていればコーディネートの幅が広がると思います。
 
 
”こんな太いカーゴなんて穿けないよ” と言う方は少し太めというものも出てきているので、そのようなタイプを探してみるのもいいでしょう。
 
 
ただし、数年前に流行ったスリムなカーゴパンツは今の流れとは別ものなので、その点だけは注意してください。
 
 
この太めのカーゴパンツの流れは次の秋冬も継続しています。


そして、来年の春夏も継続するのは間違いないでしょう。
 

ご興味のある方は是非太めのカーゴパンツにトライしてみてください。


 
 
 
 
 
 
 
 
最近色々な方のSNSを見ていると、ステレオタイプのイタリアンスタイルに飽きて、イタリアのモノとアメリカや英国のモノやテイストを上手くミックスしてコーディネートしている方が増えているなと感じます。
 
 
最近イタリア人達と話をしても、やはりステレオタイプのイタリアンスタイルではなく、アメリカやフランスや英国のテイストを取り入れるスタイルに注目しているという人たちがとても増えています。
 
 
この流れは今後さらに加速しそうです。
 
 
”色々なモノを自由に取り入れて洋服を楽しむ”
 
 
令和はそんな時代になるのではないでしょうか。
 
 
 

 
 
 
 
 

 

オーダースーツ

 
オーダーしていたスーツがやっと上がってきました。
 
 
 
 
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今回はBRILLAが今シーズンから展開している襟幅が少し広くゴージラインの傾斜がついたニューモデルがベースです。
 
 
BRILLAのスーツなので仕立てはRING JACKETです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上衣はいつものようにチェンジポケットを付けました。
 
 
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チェンジポケットは好き嫌いがわかれるところですが、私は最近70年代~80年代のアメリカン ブリティッシュや90年代のブリッティシュの雰囲気を今の軽く柔らかいテーラーリングに落とし込んだスタイルのスーツが好みなので、ここ数年はチェンジポケットのついたモデルでオーダーすることが多いです。
 
 
イタリアのテーラーリングがベースで、そこに英国やアメリカのテイストをミックスすると言うことですね。
 
 
それにしてもこのジャケット、画像でもわかりますが袖がかなり前振りで袖口も前方に巻き込むように作られています。
 
 
この部分は仕立てが良くないと粗が目立つ部分なので、この価格帯のスーツでこれだけ攻めて仕立てられるリングヂャケットの技術は世界的に見ても貴重な存在です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パンツは2アウトプリーツのサイドアジャスター。
 
 
 
 
ここ数年スーツはベルトレスばかりオーダーしていたので、めっきりベルトをしなくなりました。
 
 
ベルトレスのパンツはエレガントでドレッシーに見えるのが良いところ。
 
 
プリーツの入ったパンツはノープリーツのパンツと比べてエレガントに見えるので、特に2プリーツのパンツにベルトをするのは個人的にしっくりこなくなっています。
 
 
サイドアジャスターのベルトレスのパンツは90年代の英国調ブームの時にBEAMS Fでかなり展開していました。
 
 
自分も当時かなり好んで穿いていたパンツなので、トレンドではなくただのリバイバルと言う意識しかありません。
 
 
それがベルトレスのパンツが苦手という人と大きく違うところですね。
 
 
因みに、このBRILLAの2プリーツは個人的にインポートブランドのパンツも含めて一番履きやすくて綺麗なシルエットの出るのでとても気に入っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生地は私が監修しているこのバンチから選びました。
 
 
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”CANONICOの4PLYのフレスコ”
 
 
もちろん、私がセレクトした生地です。
 
 
ドライタッチで打ち込みがしっかりしたこのフレスコの生地は、私がCANONICOの中で最も好きな生地です。
 
 
フレスコは通気性が良くて皺になりにくいので、暑くて湿度が高くなるこれからの季節にはピッタリの生地です。

 
イタリアの生地ブランドの中で、これだけしっかり打ち込まれた英国製のようなフレスコを織るブランドはCANONICO以外ありません。
 
 
柄は大柄のグレンプレイド。
 
 
白×黒のチェックは次の秋冬のトレンドでもあるので、少し先取りと言う意味もあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、今回このモデルでオーダーした理由のひとつが、今シーズンのBRILLAの新しいモデルで採用されているこの襟型。
 
 
 
 
 
 
この2枚の画像を見て、”なるほど、そういうことか” とすぐにわかった人は、かなりイタリアのサルトリアのスーツに精通されている方。
 
 
我々の業界でもイタリアのサルトリア(ビスポーク テーラー)で仕立てたり、そういったスーツをよく知る人でなければわからない襟型だと思います。
 
 
語れば語るほど薀蓄はあるのですが、簡単に言うと ”ゴージのラインに傾斜がついて、上衿が大きくて長い襟” であること。


そして、”ゴージラインがカーブしている” のも重要なポイント。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私がこれまでオーダーしたナポリのサリトリアのジャケットの襟を見ていただきたいと思います。
 
 
 
SCALPINO(FELICE VISONE)
 
 
 
 
 
ANTONIO PANICO
 
 
 
 
 
DALCUORE
 
 
 
 
ご覧のように、ゴージラインに傾斜がついてカーブし、上衿が長くて大きいのがわかると思います。
 
 
現在の既製服の主流になっている ”ゴージ位置が高くゴージのラインと肩のラインが並行” という襟型は、90年代後半にアットリーニが打ち出した ”ANNI 30”(アンニ トレンタ)という、30年代のナポリのサルトリアの襟型を再現したのが始まり。
 
 
その後、多くのブランドがこの襟型を模倣したことで ”ゴージ位置が高くゴージのラインと肩のラインが並行” という襟型が既製服の主流となり、20年以上その流れが続き現在に至ります。
 
 
それだけ当時アットリーニが打ち出したモデルが大きな流れを作り、ドレスクロージング業界に多大な影響をもたらしたということです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この襟型を採用したきっかけは、BRILLAのバイヤーの高田が私がダルクオーレでオーダーしたスーツの襟型を見て、”ディレクターが着ているダルクオーレのようなゴージが傾斜した襟のモデルを作りたい” と言ったのがきっかけ。
 
 
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 高田わかってますね。
 
 
いまクラシックで新鮮に見える襟型はこんな感じの襟型。
 
 
新しいと言っても元々昔からある襟型なので、トレンドと言う意味ではなく原点回帰というのもポイント。
 
 
既製服がゴージが高くてゴージラインと肩線が並行な襟型が主流になっても、フィレンツェやナポリのサルトリアはずっと変わらずこのようなゴージラインが傾斜して上衿に存在感のある襟のジャケットを作り続けてきたわけですから、逆にトレンドとは無縁なクラシックな襟型と言えるでしょう。
 
 
私自身こういうサルトリア風のクラシックな襟型が今また新鮮に感じていましたが、”既製服に落とし込んでわかってもらえるのか?”という懸念もあり、自分が着るものだけにとどめておいた方が良いかなと思っていました。
 
 
なので、このタイミングで若い高田が新鮮に感じるというなら形にしようということで誕生した襟型です。
 
 
このモデル、今シーズンは3ピースだけで5パターンの展開で、次の秋冬はジャケットも展開します。
 
 
既に店舗で展開していますので、ご興味のある方は是非ご試着してみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、もう一着はあるイタリアのブランドでオーダーしました。
 
 
 
 
生地はこれもCANONICOのフレスコのグレーのワイドストライプ。
 
 
モデルはダブルブレスト。


随分前にオーダーしましたが、まだ上がってきていません。(苦笑)
 
 
急がせると失敗しそうなので気長に待つとします。(笑)
 
 
今シーズンはブルー系よりグレー系が気分です。


 

BEAMS 新潟

 
新潟に帰省していますが、特にやることもなく、先週ひいた風邪が尾を引いて体調がいまひとつなので、毎日実家でダラダラしています。
 
 
今日は天気が良かったので、午後重い腰をあげて実家から15分くらいの万代エリアへ。
 
 
 
 
今日の新潟市は快晴で抜けるような青空。
 
 
東京は夏日だったようですが、新潟は風が冷たく日陰は少し寒いくらい。
 
 
 
 
 
 
 
 
真っ先に向かったのは、もちろんBEAMS新潟店
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
少し時間をかけてゆっくり店内をチェック。
 
 
新潟店はカジュアルからドレスまで揃う総合店の中でも店舗面積が広い店です。
 
 
そこにしっかり商品が入っているので、バリエーションも量もしっかりあるなという印象。
 
 
天井が高いのもこの店の良いところ。
 
 
先日オープンしたBEAMS HOUSE なんばもそうですが、天井の高い店舗はそれだけで店内がゆったりと感じます。
 
 
新潟店をゆっくりチェックした後は隣のビルボード・プレイスへ。
 
 
ビルボード・プレイスはUA、SHIPS、TOMMOROW LANDなどセレクトショップが多く入っていますが、BEAMSは2階にB MING新潟店があります。
 
 
 
 
 
 
B MINGの店舗もゆっくりチェック。
 
 
LACOSTEのインディゴのポロが気になり広げて見たものの、忙しそうだったので試着はあきらめ東京の店舗で試着することに。
 
 
ウオッシュ加工のラコステは通常のモデルのサイズが違うことが多いので、試着してフィッティングが合えば購入しようかなと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
その後、万代エリアの商業施設を全てリサーチして実家に戻り父親と夕食に。
 
 
 
83歳の父親は「なに食べたい?」と聞くと必ず「なんでもいい」というのですが、なんでもいい訳ではないので(笑)、新潟名物へぎ蕎麦の小嶋屋へ。
 
 
布海苔を練りこんだ蕎麦は独特の食感と喉越しの良さが特徴。
 
 
東京のそばとはまったく別ものですが、蕎麦好きにとっては帰省時必ず一度は食べたい蕎麦です。
 
 
 
 
 
 
 
GWもあと2日。
 
 
特別なことは何もない休暇ですが、新潟に帰省して少しは親孝行できたかなと思います。
 
 
そして、新潟店も忙しそうでひと安心。
 
 
今日は新潟で少しだけ仕事モード。
 
 
そんな一日でした。
 
 
 
 
 
 
 
 

阿佐ヶ谷のイタリアン


平成最後の日は普通に仕事をして夜は取引先と会食でした。

店は恵比寿のイタリアン。

イタメシ好きの平成最後の夕食はやはりイタリアンでした。(笑)

という事で、令和最初のブログもイタメシ ネタです。








たまたま見つけた阿佐ヶ谷のイタリアン。


ネットで検索してみると評判がいいので、電話してみるも初回は満席で予約が取れず、どうやらかなりの人気店らしいので、当日予約主義の自分には難しい店なのかと思ったのですが、2回目に遅めの時間帯に電話すると予約が取れ行ってきました。


場所はこの辺に詳しい人なら誰でも知ってる中華の人気店だった希須林 小澤のあった場所。


小澤ってなくなったんだ... と思いながら2階のテーブル席に通されると、小澤の名残が感じれれる店内。


一階のカウンター席は満席。

オープンキッチンでライブ感のあるカウンター席が人気なのかなと思いつつ、テーブル席の方がゆったりしているのでとりあえず初回はテーブル席でOK。


メニューを見ながら、初めてなのでできるだけ基本的なメニューで組み立ててオーダーしました。










前菜一皿目は水牛のモッツァレラと瀬戸内ブラッドオレンジ・トマトのマチェドニア




いわゆるカプレーゼですが、ブラッドオレンジと甘いトマトが名前のとおりマチェドニア風になった高級なリストランテで出てくるような上品な味のカプレーゼです。










二皿目はイタリア産仔牛のトリッパとパーチナのひよこ豆の煮込み。




まったくクセのない柔らかいトリッパと酸味と甘さのバランスが良いトマトソース、ひよこ豆の甘さも相まって、とても優しい味の美味しいトリッパ。









三皿目はヴェネト産 白アスパラの薪焼き 平飼い有精卵 パルミジャーノ。




いわゆるビスマルクですが、この時期旬のイタリアのヴェネト州のバッサーノ デル グラッパの白アスパラをピザ窯で焼いて、その上に平飼いの有精卵の目玉焼きを乗せて、仕上げにパルミジャーノをかける。

画像と説明見ただけで美味しいのわかりますよね。(笑)

この店の食材へのこだわりが感じれれる一品です。









パスタは北海道産 ホタテとカーボロ ナバナ・からすみ スパゲッティー。




カーボロ ナバナってなに? と思ったら黒キャベツの一種で千葉の提携農家から取り寄せた、あまり出回らない野菜ということ。

ホタテの火入れも丁度よく、カーボロ ナバナの苦味とカラスミの相性もとても良い美味しいパスタです。









初回なのでピザも当然定番のマルゲリータ




生地がもちもちしているだけでなく表面がサクッとした独特の食感。

重さがなくとても食べやすい。

シェフに聞いたところ、重さを感じさせずに食べてもらいたいという事で、日本の小麦粉を使って試行錯誤して完成させた生地ということ。

これなら女性でも耳を残さなくても完食できそう。

イタリアでも日本でも美味しいと言われる店のピザを相当食べましたが、3本指に入る美味しいピザです。










ピザの窯はナポリから輸入した薪窯。




ナポリの窯は高さがあって熱の伝導率が良いという話を聞いた事がありますが、ピザだけでなく料理にも使うので、窯もシェフのこだわりなのでしょう。










グラスワインのバリエーションが多いのもこの店の良いところ。






海老原さんという女性のソムリエのサービスが素晴らしい。

料理に合わせて本当に美味しいワインを選んでくれます。










ドルチェは出雲ミルク・タイムのハチミツのジェラート。


  

しっかりコクがありながら、口どけが良くサッパリしたジェラート。

おかわりしても食べられるくらい美味しいジェラートでした。

料理の美味しい店はデザートも抜かりなしですね。









ピザとパスタを食べるとセコンドまでいけないので肉はまだ食べていません。

山形の米沢豚や青森の倉石牛が定番。

次回はピザかパスタどちらかにしてセコンドまでいきたいですね。








店の名前はLUPI 32 (ルーピトレンタドゥエ)

オープンは3年前ですが、昨年ミシュランのビブグルマンに選ばれたようで、いつも満席の人気店。

予約のねらい目は20:00以降の2回転目。

当日でも結構予約が取れます。

facebook でも予約状況を知らせているので、行かれる方はチェックしてみてください。

GW中も6日以外は営業しているので、外食でもしようかという方は是非行ってみてください。

とにかく食材にこだわった美味しいイタリアンを食べさせるお店です。


LUPI 32

http://www.lupi32.com/










GWは昨日から新潟に帰省中。

私の令和 最初のイタリアンはこれになりそうです。




みかづきのイタリアン。

やっぱり新潟帰って来たらコレはハズせません。(笑)





























大阪出張

 
先週の長崎に続き今週は大阪出張。
 
 
19日にオープンしたなんばパークスのBEAMS HOUSEのオープン前のチェックとオープニング立会いでした。
 
 
オープン前日の18日に大阪入りして店舗の最終チェック。
 
 
最終チェックと言っても数日前からVMDチームが入ってしっかり準備してくれているので、ほとんど直すところはありません。
 
 
今回もディスプレイを一体直しただけ。
 
 
毎回あまり細かい指示は出しませんが、ディレクター、バイヤー陣とVMDチームの感覚にズレがないのが私のチームの強みです。
 
 
 
 
決起集会まで時間があったので館内をリサーチした後、仮囲いの前で記念撮影。
 
 
西口は最近マイブームらしいブレザーにトニーラマのブーツ。
 
 
80年代のフレンチアイビーの頃もジャケット+デニム+ウエスタンブーツというコーディネートがあったので、自分からするとフレンチっぽいコーディネートに感じます。
 
 
高田はワイドパンツにビットローファー。
 
 
しかしパンツが太いですね。(笑)
 
 
どこのパンツ?と思う方も多いと思いますが、おそらくBEAMS PLUSのオリジナルです。
 
 
無籐はオリジナルの生地決めの時に私が却下したパープルのモヘアのスーツ
 
 
却下しましたが諦めきれずパーソナルオーダーしたようです。
 
 
それほど気に入っていたならもう少し粘らないとですね。


これは絶対にやりたいとか売りたいというものは却下しないのが私のポリシー。
 
 
なにごとも熱いものが大事なので、長いものに巻かれるのが一番ダメです。
 
 
巻かれた方が楽なこともありますが・・・(苦笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オープン準備も終わり、なんばの街で決起集会。
 
 
 
 
高田は酒が入るとすぐに楽しくなってしまうタイプ。(笑)
 
 
なぜか無籐のテンションが低いのが気になります。
 
 
のみが足らないようですね。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同日オープンするなんばシティーのカジュアル店舗のスタッフも一緒の合同決起集会です。
 
 
 
 
カジュアルのスタッフは皆若いですね。
 
 
オッサン達はひたすらのんで、若者は食べてのんでという感じでしょうか。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
BEAMS HOUSE なんばのスタッフのALESSIO(アレッシオ)。
 
 
 
 
日本語が堪能なシチリア出身の29歳。
 
 
みんなにイジられていました。(笑)
 
 
ちょっとお調子者ですが気のいい南イタリア人です。
 
 
宜しくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、19日無事にオープンしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メンズは旧店(心斎橋店)と比べて、ゆったりとしたスペースでドレスもカジュアルもバリエーションが増えています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウイメンズも旧店と大きく変わりました。
 
 
上品で洗練された内装は個人的にもかなり気に入っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オンオフ着れるものからちょっとしたパーティーに着て行けるものまで。
 
 
アクセサリーやバッグも充実しています。
 
 
メンズ以上にゆったりとしたスペースでゆっくりお買い物ができる店舗です。
 
 
都内でもなかなかない空間。
 
 
ウィメンズもメンズ同様よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
BEAMS HOUSE なんばのスタッフです。
 
 
 
 
よろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして我々も記念撮影。
 
 
 
 
高田と私がベージュのスーツだったので色のバランスを考えて西口がセンター。
 
 
西口かなり慌ててました。(笑)
 
 
私のスーツ結構光るソラーロですが、光って見えないと地味ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、ボスを中心に出張組も含めて全員で記念撮影。
 
 
 
 
なんばパークスのBEAMS HOUSE なんば同日なんばシティーにオープンしたBEAMS なんば、これからも宜しくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オープンを無事終えて、ボスと全国から集まったBEAMSの重鎮の方々と道頓堀でランチでした。
 
 
 
 
きつねうどんが有名な今井でうどんすき。
 
 
本場のうどんすきを食べるのは初めて。
 
 
 
 
 
 
関西系の出汁と味付けが大好きなので、これはとても美味しい!
 
 
ボリュームがあるので〆のうどんが出てくるころにはお腹いっぱい。
 
 
一番若い福岡店のSさんが頑張って自分が食べきれない分も全部食べてくれました。(笑)
 

出張でこんなに昼飯しっかり食べるのも久しぶりです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それにしても数年ぶりの道頓堀は外人さんばかりでビックリ。
 
 
 
 
竹下通り以上に外人さんが多いですね。
 
 
香港の街を歩いているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ランチ後は梅田へ。
 
 
 
 
 
 
 
 
グランフロントのBEAMS HOUSE 梅田の店頭チェック。
 
 
いつもディスプレイにダメだしをするのですが、今回は特に気になるところはなし。
 
 
だだ、コーディネートがなんとなくどの店も同じで個性がないのが最近気になるところです。
 
 
なんとなくどこかで見たようなコーディネートが多いので、これに関してはクリエイティブディレクターである自分の今後の課題でもありますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
店をチェックしているとプレスの安武から連絡が入り、某誌の対談記事の校正を今日中にしてほしいということで、合流して館内のカフェで原稿をチェック。
 
 
こういうのは日常茶飯事なので国内だけでなく海外出張時でも良くあることです。
 
 
人任せにするわけにはいかないので原稿は必ず全部チェックするのが私のポリシー。
 
 
メディアで語っている人で原稿ノーチェックという人もいるようですが、自分にとってはそれはあまりにも無責任・・・
 
 
自分が言っていることが正しく伝わるかチェックするのは、語る人の最低限の責任だと思います。
 
 
今回は幸い直す箇所が少なかったので30分ほどで終了。
 
 
安武はここで分かれてBEAMS HOUSE 神戸へ。
 
 
本当に皆良く働きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
帰りの幹線の時間がギリギリだったのですが、隣の梅田店の店頭もチェックしたかったので新幹線を30分遅らせてルクアにある梅田店へ。
 
 
 
 
 
 
 
 
商品の陳列で少し気になるところあり、マネージャーが不在だったので画像を撮って翌日早速VMDと共有。
 
 
すぐに指導するように指示しました。
 
 
私商品だけでなくVMDに対しても厳しいんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
梅田店をチェックしていたところで時間切れ。
 
 
遅らせた新幹線の時間ギリギリになったので新大阪へ移動。
 
 
無事帰りの新幹線に乗り込み30分で寝落ちしました。(苦笑)
 
 
少し余裕があるかなと思っていたのですが今回もバタバタでしたね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年前半の国内出張はこれで終わり。
 
 
先週から来秋冬のトレンドノートの作成に入っていますが、今年のGWは10連休なので来週中に仕上げないと間に合いません。
 
 
GW明けは2020年春夏のプレコレクションが始まり、全店向けの来秋冬の商品説明会、プレス内覧会と続き、その後すぐにイタリア出張と、5月~6月は11月~12月と並び一年で最も忙しい時期なんです。
 
 
こんな状況なので自分の買い物は出遅れ気味。
 
 
欲しいものはたくさんあるのですが、ゆっくり選ぶ時間がありません。(苦笑)
 
 
取り敢えずオーダーのスーツが来週上がってきぞうなので上がってきたら報告します。
 
 
今回は多分皆さんノーマークなスーツだと思います。
 
 
すでに店舗からは賛否両論。
 
 
でも、こういう流れになって行くんじゃないかなというスーツです。
 
 
詳細は後日。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

長崎出張

 
 
先週金曜日から日曜日まで長崎に出張でした。
 
 
 
 
 
 
用件はBEAMS長崎店のオープン30周年記念のパーティーのお手伝いとトークショーを行うため。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
長崎店に1989年のオープニング時のポスターがありました。
 
 
 
 
ポスターの中の文字がフランス語なのも80年代っぽいですね。

 
長崎店オープン当時私は26歳。
 
 
渋谷店からBEAMS Fのショップスタッフとして異動して店次長になった頃でしょうか。
 
 
その後初めて長崎店に行ったのが、今の店舗の斜め向かいにあった2号店がオープンした1996年。
 
 
なので23年ぶりの長崎です。
 
 
正直23年前の記憶はほとんどないのですが、唯一覚えているのが当時自分の上司だったMさんが、同じく当時の長崎店のマネージャーだったYさんにオープン前日だというのにメチャクチャ酒をのませてYさんがひどい二日酔いでフラフラになってオープンを迎えたこと。
 
 
今なら完全にアウトですね。(笑)


そんなことが許された大らかな90年代でした。
 



 
 
 
 
 
 
 
トークショーは土曜日の16:00からだったのですが、オープン時から店舗にいて欲しいと言うリクエストがあり、前日の金曜日に長崎入りしました。
 
 
閉店後、長崎店のマネージャーと東京からの出張組と最終打ち合わせもかねて夕食へ。
 
 
 
 
一軒目は、から揚げが有名な”とり福”


昭和の雰囲気漂う鶏料理専門店は、新潟にある有名店”関取”みたいです。


普段あまり揚げ物は食べないのですが、ここのから揚げは美味しい。
 
 
酒のみたちがあまり食べないでのんでばかいるので、一人で6個も食べてしまいました。(笑)
 
 
 
 







あまり食べない酒のみたちが小腹が空いたと言うので〆を食べに別の店へ。
 
 
 
 
二軒目は有名なおにぎり専門店の”かにや”


おにぎりと汁もののシンプルな組み合わせがたまりません。
 
 
メチャクチャ美味しかったですが、店内に何枚も貼ってあるポスターを冷静に見ると新潟のコシヒカリ・・・
 
 
魚沼産、佐渡産、岩船産・・・

 
なるほど、美味しいわけですね。(笑)
 
 
九州にも美味しい米はたくさんあるので、九州米を売りにすればいいのにと思いながら、以前新潟にあったおにぎり専門店の ”越後屋”を思い出させるお店でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イベント当日、私と西口のトークショーの前に14:00からプレスの三條場(さんじょうば)によるウィメンズのトークイベントがあったので、私も少しだけお手伝い。
 
 
 
 
三條場は入社4年目ですが、インスタのフォロワー4.4万人の人気者です。
 
 
名古屋、京都に続いてトークイベントも3回目なので慣れてきたみたいですね。
 
 
何事も場数を踏むことが大事です。
 
 
お客様にもたいへん喜んでいただき、とても良いトークイベントでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、16:00から私と西口のトークショー。
 
 
いつもは高田もいるのですが、今回は諸般の事情で欠席でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回のテーマはGWむけた休日のカジュアルスタイルでした。
 
 
プリントシャツやカラ―シャツ、4ポケットジャケットやシャツジャケットなど、これからの季節に重宝するアイテムをコーディネートのポイントも含めて約一時間お話させていただきました。
 
 
今回も満員御礼。
 
 
たくさんのお客様にご来場いただき、トークショー終了後は記念撮影をしたり、コーディネートのアドバイスなど、閉店まであっという間の4時間でした。
 
 
ありがとうございました。
 
 
これからもBEAMS長崎店をよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
閉店後は長崎店のスタッフとお疲れ様会。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっとした趣向もあり大盛り上がりでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
西口が指名され出張組を代表してご挨拶。
 
 
 
 
何故かビール瓶がマイクがわりになっています。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トークショーの司会がすっかり板についたプレスの小林。
 
 
最近はトークが上手いと社長の設楽にも褒められ、すっかり株が上がりました。(笑)
 
 
 
 
お疲れ様でした。
 
 
盛り上げ役の小林が一次会で帰ってしまったので、恒例のカラオケはなくなってしまいました。
 
 
高田もいないしね・・・(笑)
 
 
ちなみに、小林はBEAMS HOUSE神戸時代の西口の後輩。
 
 
先輩の西口をおいてこっそり帰ってはダメですよ。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
出張最終日の昼飯は長崎名物ちゃんぽんでした。
 
 
 
 
長崎店のスタッフから教えてもらった名店 ”共楽園”
 
 
某グルメサイトの上位につける有名店ですが、ちゃんぽんは普通でした・・・
 
 
一緒に行ったスタッフがオーダーした、そぼろ汁なしちゃんぽんの方が良かったかな・・・
 
 
少しつまませてもらいましたが、かなり好みの味でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
23年ぶり2回目の長崎でしたが、次回はプライベートで来たいですね。
 
 
出張の時は観光する時間など全くないので、今回も長崎店の近くの眼鏡橋をチラッと見ただけ・・・
 
 
グラバー園、ハウステンボス、軍艦島、稲佐山、夏はキレイなビーチもたくさんありそう。


福岡、宮崎、熊本はプライベートで行っているので、次は長崎、鹿児島かなと思っています。
 
 
仕事でもプライベートでも行ったことがない佐賀と大分はその次でしょうか・・・
 
 
ここ数年ですっかり九州好きになってしまった私。
 
 
次回は仕事で福岡。
 
 
9月に行われる予定のSTILE LATINOオーダー会になりそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今週も木曜、金曜と大阪出張。
 
 
なんばパークス2階にBEAMS HOUSEなんばなんばCITY本館地下1階にBEAMSなんばがオープンします。
 
 
オープニング立会いと大阪地区の店舗巡回。
 
 
難波、梅田とウロウロしていますので、見かけたらお声掛けください。
 
 
 
 
 






 
 
 
 
 
 



 

MEN'S EX 連載 5月号

 

 

MEN'S EX  5月号
 

 

 

 

5月号の特集は ”人生が変わるスーツ” ということで、スーツネタ満載です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巻頭の特集ページは 「あなたにとって、スーツとは」 という題で、著名人の方々がご自身のスーツ感を語っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お一人目は中井貴一さん、お二人目は西島秀俊さん、お三人目はファミリーマートの代表取締役 澤田貴司さん、

 

 

そして4人目はなぜか私・・・

 

 

 

 

ビッグネームの方々と並びで掲載していただき本当に恐縮しています。

 

 

お話をいただいた時は正直 「自分でいいの?」 という感じでしたが、今回はファッション業界代表ということで出させていただきました。

 

 

皆さんシンプルなコーディネートとお聞きしたので、私もシンプルにいこうと思ったらエディターさんからは色柄を使ったコーディネートでというリクエスト。

 

 

なので、こんなコーディネートになりました。

 

 

ファッション業界代表なのでお許しください。

 

 

 




 

 

 

 

 

 

私の連載 ”中村達也の買い足しノート” 

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは ”幅広ストライプのジャケット” です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズンのバイイングを行った昨年の6月のイタリア出張でも、多くのブランドがストライプのジャケットを展開していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように、柄物のジャケットの中ではストライプが最も打ち出されていたのは明確です。

 

 

今シーズンはストライプ自体が柄のトレンドなので、シャツやパンツなど多くのアイテムでストライプが打ち出されています。

 

 

そのような流れの中で、ジャケットもストライプが注目されているというのが今の流れです。

 

 

ストライプのジャケットは、皆さんもご存じのとおり突然出て来た流れではなく、5年前くらいに英国調のレガッタストライプが出てきてから継続的に毎シーズン見られる柄です。

 

 

特に春夏は、ここ数年リゾートテイストやスポーティーなテイストが打ち出されていることもあり、毎シーズン少しづつアップデートしながらストライプ柄が打ち出されています。

 

 

今シーズンのストライプの特徴は幅広な柄が多いと言うこと。

 

 

幅広と言っても、ストライプ自体の幅が広いものもあれば幅のピッチが広いものもあり、それらを包括して幅広ストライプと言っています。

 

 

色に関しても多色づかいのものより2色から3色づかいのシンプルなストライプが多いのが特徴です。

 

 

ベーシックなストライプは夏の定番であるシアサッカーが多いのは言うまでもありません。

 

 

コーディネートは本誌で紹介しているように、ジャケット以外は無地のアイテムでコーディネートするのが基本です。

 

 

ストライプに使われている色を考えて、他のアイテムは何色を選ぶかが最も重要なポイントだと思います。

 

 

なので、難しい配色のストライプを選ばなければ手持ちのアイテム でコーディネートができるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年6月のPITTIの会場で撮ったストライプジャケットのスナップがありますのでご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のとおり、ストライプの色をひろったベーシックなアイテムを使ってシンプルにコーディネートするスタイルが基本になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BEAMSのスタッフのコーディネートも少しお見せします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のとおり、スタッフもジャケット以外は基本無地のコーディネートです。

 

 

タイドアップの時もネクタイは基本無地ですね。

 

 

シンプルすぎて物足りない場合は、上の画像のようにスカーフやネッカチーフなど、ポイントとなるアクセサリーに柄を取り入れるといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、最近の私のストライプジャケットのコーディネートです。

 

 

 

Mityp

https://www.instagram.com/explore/tags/mityp/?hl=ja

 

 

2年前に購入したTHE GIGIのワイドストライプのジャケットです。

 

 

ブルーとホワイトのストライプなので、ニットもパンツもネイビーにしました。

 

 

首元がさみしかったので、ブルーのバンダナを結ばずにクルーネックにインしました。

 

 

無地が基本で色数もおさえたコーディネートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストライプジャケットを既にお持ちの方は、今シーズンまたクローゼットから出して着てください。

 

 

お持ちでない方は是非ワードローブに加えてください。

 

 

そして、私も今シーズン1着新調しました。

 

 

 

 

 

 

ブルー系は2着持っているので今回はベージュ系。

https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/jacket/24161154465/

 

 

コーディネートはこれから考えますが、ブラウンのパンツを合わせたいので、なにか新調しようと思っています。

 

 

あとは手持ちのアイテムで着まわせそう。

 

 

難しそうに見えて実は簡単。


それがストライプジャケットのいいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせです。

 


 

 

4月13日(土) 16:00からBEAMS 長崎店でトークショーを行います。

 

 

どなたでも入場できますので、お近くの方は是非お越しください。

 

 

ご来場待ちしております。

 

 

JOHN SMEDLEY 2枚買い

 

先日JOHN SMEDLEYの長袖のポロを2枚買いしました。

 

 

 

 

 

 

今回購入したのは長袖のBRADWELL

 https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shirt/21120032337/


 

ジョンスメドレーの長袖のポロを購入したのは何年振りでしょうか。

 

 

おそらく20代後半頃にネイビーのウールを持っていたので25年ぶりくらいでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回購入したBRADWELLは近年のジョンスメドレーの定番である台襟のついたモデル。

 

 

 

 

台襟と言ってもニッティングで編み目を減らして編んでいくので、台襟と襟が一枚のワンピースカラ―が特徴です。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

このニッティングで作られた台襟と襟の適度な堅さのおかげで綺麗なロールがでます。

 

 

 

 

イタリアのブランドなどもこのタイプのニットポロを展開していますが、私が着たことのあるニットポロの中ではBRADWELLが一番綺麗な襟のロールがでます

 

 

今回はジャケットやスーツと合わせるために購入したので、襟のロールが綺麗にでると言うのが重要なポイントでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素材は言わずと知れたSEA ISLAND COTTONですね。

 

 

 

 

 

 

デリケートな素材ですが、ジョンスメドレーは洗濯機で洗えます。


ただし、ネットに入れないと他のものとからまってダメージを受けるので、ネットに入れて弱水流で洗うのが大前提です。

 

 

私は自己責任でネットに入れて普通の水流で洗っています。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このジョンスメドレーの洗い方に関してちょっとしたエピソードがあります。


私が初めてジョンスメドレーを着たのが高校生のころ。

 

 

きっかけは新潟でメンズショップを営んでいた叔父の店のクレーム品でした。

 

 

高校2年のころ、叔父の店に遊びに行っ時にネイビーとレッドのボーダーのとても上質なポロシャツをもらいました。


叔父が言うには、手洗いしかできないポロシャツをお客様が洗濯機で洗ってしまい、小さな穴があいてクレームで返品になってしまったとのこと。

 

 

事情が事情なのでメーカーに返品するわけにもいかず、「お前にやるから着なさい」と叔父からもらったのがAVON HOUSEネームのジョンスメドレーでした。

 

 

当時は洗濯ネット等ない時代ですから、いくら洗濯表示が洗濯機可でも他のものと一緒にぐるぐる回せばデリケートなシーアイランドコットンのポロシャツに穴が開くのはあたりまえで、完全に叔父の説明不足ですね。

 

 

かくして、私は高校二年で当時の新潟の高校生では誰ももっていなかったジョンスメドレーのポロシャツを着ることになりました。

 

 

このエピソードを数年前に元AVON HOUSEの企画担当で今はSHIPSの顧問の鈴木晴生さんに話したところ、そのジョンスメドレーのポロシャツは鈴木さんがボーダーの色出しをしたということで、二人でかなり盛り上がりました。(笑)

 

 

鈴木さんと私の叔父はもともと面識があったので、業界の大先輩ですが昔話になると盛り上がります。


ファッション業界は狭いですね。

 

 

いまBEAMSがオリジナルのインポート生地を一番オーダーしている生地屋さんは、私の祖父が新潟で羅紗屋(テーラー向けの生地の切り売り屋)を営んでいた頃のメインの仕入れ先。

 

 

BEAMSのオリジナルのスーツのモデリストの柴山さんは、叔父のメンズショップがメインに扱っていたAVON HOUSEの取締役だった方。 

 

 

同郷の某ファッション誌の編集長の祖父の靴は私の祖父がオーダーで作っていた等など、この業界に30年以上もいると色々な繫がりがあるものです。

 

 

なので、50代中になってこの業界で何とかやっていけてるのも、ご先祖様の縁もあってのことと日々感謝しながら仕事をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”長袖のポロシャツなんてオヤジ臭い” と思われる方も多いかもしれませんが、私にとっては長袖じゃなければいけなかったのです。

 

 

秋冬のジャケットやスーツにタートルネックを合わせるリラックス感のある着こなしに替わるのは、今の時期はクルーネックのニットかこのような長袖のレトロポロを合わせるしかないと言うのが私のイメージです。

 

 

このBRADWELL、あえてデメリットを言えば着丈が若干長めなこと。

 

 

ただ私にとっては、この若干長めの着丈と言うのがデメリットではなく購入のポイントでした。

 

 

理由はベルトレスのパンツに裾をインして着るから。

 

 

先日上がってきたSTILE LATINOのソラーロ以前オーダーで仕立てたデニムのスーツなど、ベルトレスのパンツのスーツを何着も持っているので、それらに合わせて着ようと思っています。

 

 

 

 

 

 

こんな感じでしょうか。

 

 

今の時期にこのスタイルをするには半袖では寒いので長袖が必須なんです。


秋口も着れるので購入するには今が一番いいタイミング。

 

 

ちなみに、これも気になっています。

https://www.beams.co.jp/item/beams/shirt/11120045462/

 

 

 

 

2色くらい購入しようかなと思っています。

 

 

ラコステの長袖ポロも20数年ぶり。

 

 

いろいろな意味で長袖ポロが気になるこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなクラッチも購入しました。

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/bag/21620164793/

 

 

 

 

英国製でブライドルレザーなのに軽い。

 

 

デザインがちょっとフランスっぽいのもお気に入りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

さよならABARTH

 

先週3年半乗ったABARTH 595 TURISMOを手放しました。



 

 

 

 

 

 

まさにサソリの毒にやられると言う表現にふさわしい刺激的なドライビングフィールは、今まで味わったことのないものでした。

 

 

走り屋でもカーマニアでもない私がマフラーを替えたりホイールを替えたりと、自分でも信じられないほど車好きにさせられる、アバルトはそんな魅力的な車でした。

 

 

私が初めてABARTHと出会ったのがいまから35年前。

 

 

いまBEAMSのオフィスのある原宿の神宮前ビルディングの場所にあったパレフランスの駐車場でアルバイトをしていた時、契約車として入庫していたのが赤い ”アウトビアンキ A112 ABARTH” でした。


当時からコンパクトカーが好きだった私にとって、小さなボディーに小排気量でありながらよく回るエンジンを載せ、存在感のあるサソリのマークの付いたこの車に魅せられました。

 

 

因みに、当時A112 ABARTHと同じくらい好きだったのが ”ルノー5 ターボ” 


どちらも田舎から出て来た大学生の私にとっては高嶺の花であったのは言うまでもありません。

 

そして、時は流れ2009年にアバルトが復活。


ところが当時はグランデプントと500がありましたが、どちらもマニュアルしかなく断念。

 

 

さすがに40代中頃になっていた私にマニュアルのイタリア車を乗る根性はありませんでした。(苦笑)

 

 

その後595が発売されるとATモード付のミッションが搭載され、ALFAROMEOのMITOから乗り換えました。

 

 

若い頃憧れていたサソリのマーク。

 

 

50代のオッサンになってやっと手に入れた時は感慨深いものがありました。

 

 

アバルトは本当に刺激的で楽しい車なので、3年目の車検を通してまだまだ乗り続けるつもりでしたが、これから先の事を考えて次の車を色々考え始めた頃偶然良い車に巡りあってしまい、急遽乗り換えることになりました。


ミトの時もアバルトの時もそうでしたが、乗っている車に不満はないので候補にあげた車をゆっくり時間をかけて探そうと思うとすぐに見つかってしまうのです。


車探しは運がいいのかもしれません。

 

 

またアバルトに戻ることもあるかなと思いながら、その時は以前のプントぐらいの大きさのアバルトがあればいいなと思っています。

 

今の本国のFIATのバリエーションを見てもその可能性は低いですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、アバルトはイタリア車を知り尽くした車屋さんに良い査定で買っていただき、同日新しい車がやってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりのドイツ車。

 


飛ばし屋じゃないのでTTSでなくてもクアトロで充分。


でも見た目は大事なのでS LINEは必須でした。


アバルトとは真逆の優等生?



A3に乗っていたころから10数年。


ドイツ車の進化はすごいです。

 

 

先進のテクノロジー。


アナログ人間にとっては走ることより諸々の操作を覚える方が大変です。(苦笑)

 

 

車のレポートはまた後日。


 

 

 

 




 

 

 





BEAMSのオフィシャルサイトでCROCKETT&JONESの特集ページがアップされました。

 

 

 

是非ご覧ください。

https://www.beams.co.jp/special/beams_crockett-jones/?utm_source=mailB&utm_medium=mail&utm_campaign=20190322_mail-M
 

 

 

 

 

STILE LATINO スミズーラ

 
昨年秋のトランクショーでオーダーしたSTILE LATINOのスミズーラがあがってきました。
 
 
お客様のオーダーは昨年の12月から年明け1月中くらいにほとんどあがってきているので、私のオーダーが確実に一番最後です。
 
 
毎回お客様のオーダーが全て終わった後にオーダーするので、出来上がりが遅くなるのは仕方ないですね。
 
 
お客様が最優先ですから当たり前です。
 
 
今回も日本で最後のオーダー会だった福岡店のオーダー会の後にギリギリ採寸してもらえたので、これが正真正銘日本で最後のオーダーでした。(笑)
 
 
 
 
デリバリーが遅くなるのはわかっていたので、今回は秋冬物ではなく、合い物として着られるソラーロの生地でオーダーしました。
 
 
ベースモデルは襟幅が少し広いVINCENZO。
 
 
一昨年からスミズーラはVINCENZOでオーダーしているので、このモデルも3着目です。
 
 
ジャケットは敢えて2パッチポケット
 
 
ヴィンチェンツォのおすすめも2パッチポケットだったので、私のイメージと同じでした。
 
 
パンツは2プリーツのサイドアジャスターのベルトレスにしました。
 
 
スポーティーな生地とディティールの上着に敢えてドレッシーなディティールのパンツを合わせるのが今回のオーダーのポイント。
 
 
ジャケットのステッチはナポリっぽくダブルステッチにしました。
 
 
 
 
 
 
素材感のあるジャケット生地に比べて綾織りのソラーロにダブルステッチを入れると結構目立ちます。
 
 
今回ジャケットはナポリっぽくしたかったので、”目立ってなんぼ” なんです。(笑)
 
 
ジャケットをここまでスポーティーなディティールにすると、老舗のテーラーであれば ”袖ボタンは一つにしろ” と言われるかもしれません。
 
 
今回は特に袖ボタンの数は指定しなかったのですが、4つボタンで仕上がってきました。
 
 
彼らのスタンダードであがってきたということですね。
 
 
因みに、昨年オーダーしたDALCUOREのコットンスーツの袖ボタンは1つで仕上がってきました。
 
 
 
 
他のサルトリアでオーダーした時もスポーティーなジャケットやスーツは袖ボタン一つをすすめられたので、これがクラシックなナポリスタイルであるのは間違いないようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
裏地はヴィンチェンツォにおまかせしたので当然こうなりますね。(笑)

 

 

 
 
生地の表面のベージュにも裏面の赤にも合うプリントなので結果オーライでした。
 
 
スティレ ラティーノの裏地は半裏で面積も小さいので、個人的にスミズーラで仕立てる時はこれくらい遊びがあってもいいと思います。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンツは2アウトプリーツのサイドアジャスター。

 

 

 

 

 
 
 
 
最近はテーパードが強いシルエットに違和感を感じるのと、ふくらはぎ部分がホーズにひかかっりパンツのラインが綺麗にでないのが気になるので、裾幅は以前よりも0.5㎝太くして17.5㎝で仕上げました。


幅で0.5㎝ですが一周では1㎝大きくなり、連動して膝幅も太くなるので、パンツのラインは随分綺麗になります。
 
 
理想はこんな感じ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パンツが脚のどこにも引っかからず真っ直ぐに落ちる。
 
 
このような綺麗なラインをだすのは、パンツのシルエットがある程度太くないと難しいのです。
 
 
O脚でふくらはぎの張っている人が多い日本人はなかなかこうはいかないのですが、膝幅と裾幅を少し太くするだけでふくらはぎに引っかかりにくくなるので、トレンドだからということだけでなく、シルエットを綺麗に見せることを考えても裾幅と膝幅を見直す時期に来ているように感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
上着がナポリでパンツが英国調。
 
 
”そんなのミスマッチ”と思う方もいると思いますが、ナポリのテーラーも昔は普通にサイドアジャスターのベルトレスのパンツを作っていました。
 
 
80年代以降はイタリアでベルトレスの流れが無かったのでオーダーする人が少なかっただけで、リクエストして作れないテーラーはおそらくないでしょう。(ハウススタイルと違うと言う理由で拒否されるケースはあると思います。)
 
 
事実、数年前にベルトレスのパンツを穿いた人がでてきたころは、いまのように既製品は無かったので、テーラーで仕立てたパンツを穿いていました。
 
 
いま日本で認知されている ”ナポリっぽい” というテイストは、90年代以降の”所謂クラシコイタリアブーム”の流れを引き継いでいるので、20数年くらいの短い期間のナポリのステレオスタイルがナポリテイストとして認知されていると言うのが実情だと思います。

 
なので、深堀すれば現在認知されているステレオタイプのナポリとは違うナポリテイストがもっとあるのも事実です。
 
 
既製服の場合はお客様の好き嫌いもあるので、あまりマニアックなものは難しくなるのは当然のことですが、オーダーの場合はあくまでも個人のテイストが反映されるべきものなので、もっと自由に柔軟に考えてオーダーするのが良いと言うのが私の考えです。
 
 
なので、今回のこのスーツは私が考える ”LA VECCHIA SARTORIA NAPOLETANA” (とても古いナポリのサルトリア風)というイメージでオーダーしました。
 

ヴィンチェンツォも賛同してくれたので間違いはないでしょう。
 
 
あとはコーディネートをどうするかですね。
 
 
スーツは古いナポリテイストですが、Vゾーンは少し違う方向に持っていこうかなと思っています。


今年は暖かくなるのが早いので、このスーツもそろそろ着れそうです。
 
 
もともとは1900年代初頭に熱帯地方の日差しを反射させるために開発された英国の生地が、その後イタリアで大人気となり、今ではソラーロのスーツはイタリア人の定番となって根づいている。
 
 
ソラーロのそんなストーリーにも惹かれる私です。






 
 
 
 
 
 
 
 
GQ The Street styles From Pitti Immagine Uomo 95の動画がアップされました。
 
 
 
 
是非ご覧ください。
 
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