MEN'S EX 連載 5月号
MEN'S EX 5月号
5月号の特集は ”人生が変わるスーツ” ということで、スーツネタ満載です。
巻頭の特集ページは 「あなたにとって、スーツとは」 という題で、著名人の方々がご自身のスーツ感を語っています。
お一人目は中井貴一さん、お二人目は西島秀俊さん、お三人目はファミリーマートの代表取締役 澤田貴司さん、
そして4人目はなぜか私・・・
ビッグネームの方々と並びで掲載していただき本当に恐縮しています。
お話をいただいた時は正直 「自分でいいの?」 という感じでしたが、今回はファッション業界代表ということで出させていただきました。
皆さんシンプルなコーディネートとお聞きしたので、私もシンプルにいこうと思ったらエディターさんからは色柄を使ったコーディネートでというリクエスト。
なので、こんなコーディネートになりました。
ファッション業界代表なのでお許しください。
私の連載 ”中村達也の買い足しノート”
今回のテーマは ”幅広ストライプのジャケット” です。
今シーズンのバイイングを行った昨年の6月のイタリア出張でも、多くのブランドがストライプのジャケットを展開していました。
ご覧のように、柄物のジャケットの中ではストライプが最も打ち出されていたのは明確です。
今シーズンはストライプ自体が柄のトレンドなので、シャツやパンツなど多くのアイテムでストライプが打ち出されています。
そのような流れの中で、ジャケットもストライプが注目されているというのが今の流れです。
ストライプのジャケットは、皆さんもご存じのとおり突然出て来た流れではなく、5年前くらいに英国調のレガッタストライプが出てきてから継続的に毎シーズン見られる柄です。
特に春夏は、ここ数年リゾートテイストやスポーティーなテイストが打ち出されていることもあり、毎シーズン少しづつアップデートしながらストライプ柄が打ち出されています。
今シーズンのストライプの特徴は幅広な柄が多いと言うこと。
幅広と言っても、ストライプ自体の幅が広いものもあれば幅のピッチが広いものもあり、それらを包括して幅広ストライプと言っています。
色に関しても多色づかいのものより2色から3色づかいのシンプルなストライプが多いのが特徴です。
ベーシックなストライプは夏の定番であるシアサッカーが多いのは言うまでもありません。
コーディネートは本誌で紹介しているように、ジャケット以外は無地のアイテムでコーディネートするのが基本です。
ストライプに使われている色を考えて、他のアイテムは何色を選ぶかが最も重要なポイントだと思います。
なので、難しい配色のストライプを選ばなければ手持ちのアイテム でコーディネートができるでしょう。
昨年6月のPITTIの会場で撮ったストライプジャケットのスナップがありますのでご覧ください。
ご覧のとおり、ストライプの色をひろったベーシックなアイテムを使ってシンプルにコーディネートするスタイルが基本になっています。
BEAMSのスタッフのコーディネートも少しお見せします。
ご覧のとおり、スタッフもジャケット以外は基本無地のコーディネートです。
タイドアップの時もネクタイは基本無地ですね。
シンプルすぎて物足りない場合は、上の画像のようにスカーフやネッカチーフなど、ポイントとなるアクセサリーに柄を取り入れるといいでしょう。
因みに、最近の私のストライプジャケットのコーディネートです。
Mityp
https://www.instagram.com/explore/tags/mityp/?hl=ja
2年前に購入したTHE GIGIのワイドストライプのジャケットです。
ブルーとホワイトのストライプなので、ニットもパンツもネイビーにしました。
首元がさみしかったので、ブルーのバンダナを結ばずにクルーネックにインしました。
無地が基本で色数もおさえたコーディネートです。
ストライプジャケットを既にお持ちの方は、今シーズンまたクローゼットから出して着てください。
お持ちでない方は是非ワードローブに加えてください。
そして、私も今シーズン1着新調しました。
ブルー系は2着持っているので今回はベージュ系。
https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/jacket/24161154465/
コーディネートはこれから考えますが、ブラウンのパンツを合わせたいので、なにか新調しようと思っています。
あとは手持ちのアイテムで着まわせそう。
難しそうに見えて実は簡単。
それがストライプジャケットのいいところです。
お知らせです。
4月13日(土) 16:00からBEAMS 長崎店でトークショーを行います。
どなたでも入場できますので、お近くの方は是非お越しください。
ご来場待ちしております。