BEAMS 松山店
21日に行われたBEAMS高知店のパーティーを終えて、22日の午後から松山へ移動。
高知と松山は地図で見ると近いですが、上の画像のような高速を使った大回りのルートが最短。
自家用車では2時間ちょっとですが、バスだと2時間40分もかかります。
ということで、台風の影響で風雨も強まる中、バスで松山に向かいました。
高知店は18年ぶりでしたが、松山店はオープニングのとき海外出張で行けず、今回初めて訪れました。
22日松山店に着いて早速BEAMS松山店のクロージングコーナーをチェック。
思っていたよりも広くてゆったりして重厚感もあります。
23日は高知店に続き、松山店でTHANKS PARTYが行われました。
私の役目は高知店に続き松山店でもスタイリングのアドバイス。
ケータリングはBEAMS JAPANでも展開している10FACTORYのオレンジジュースとみかんラスク。
松山店の近くに本店を構えるミカンジュースの専門店からお取り寄せしました。
みかんラスク美味しそうでしたが食べそこねました。
すっかりTHANKS PARTYの恒例となったLOT BEAMS。
毎回お子様たちにも大好評です。
松山店もたくさんのお客様にご来店いただき、スタイリングのアドバイスをさせていただきました。
午前中にご来店され、午後パーティーが始まるタイミングで再来店されるお客様も多く、恐縮するとともに本当にうれしく思います。
私からのアドバイスだけでなく、お客様からも様々なご質問やご意見を頂きましたので、今後のバイイングや企画の参考にさせていただきたいと思います。
皆様ご来店ありがとうございました。
これからもBEAMS 松山店をよろしくお願いいたします。
パーティー終了後、松山店のスタッフと出張組と記念撮影。
みんないい笑顔です。
でも、私映っていません・・・
実は今日朝一から役員会だったので、私だけ最終便で帰京しました。
他のスタッフはもう一泊しておそらく大宴会?
無事パーティーも終わり、気が抜けて飲みすぎていなければいいのですが・・・
実はパーティー前夜の懇親会で飲みすぎて、転んでケガしたスタッフがいたんです。(苦笑)
でも、それもBEAMSっぽいですね。(笑)
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高知店、松山店のTHANKS PARTYが終わり、来月は高松店と岡山店で開催します。
高松店 10月12日(土)、岡山店 10月14日(月・祝)
今回は両店ともトークイベントを行う予定です。
お時間のある方は是非お越しください。
ご来店お待ちしております。
BEAMS 高知店
白スニーカー
多くの人がすでに持っている白スニーカー。
なにか一足買おうと思いながら機会を逃し、カジュアルのトレンドとしてはもう数年前から白スニーカーの流れがあるので、すでにかなり遅い人になってしまいました。(苦笑)
夏場はエスパドリーユタイプのスリッポンばかり履いていたのでスニーカー探しもお休みしていたのですが、9月に入りこれからの季節に向けて、またスニーカー探しを始めました。
私のようにトレンドとは関係なくシンプルなカジュアルスタイルを好む人間にとって、オトナが履ける白スニーカーはなにがいいのか考えながら探していました。
白いスニーカーを全く持っていないわけではなく、私も人並み?にこんな定番スニーカーは持っています。
ヴィンテージでもスペシャルものでもなく、どこにでも売っている普通のオールスター。(笑)
これ以外にもネイビーとグレーのローカット、そして一足だけ高校生の頃に買ったUSA製のサックスブルーのハイカットを持っているのですが、さすがにサックスブルーのUSA製のモノは履かずに資料として保管してあります。
コンバースを履いてネックになるのがアッパーとソールの境目にある赤いライン。
オールスターの特徴でもあるのですが、これがあるとなんとなくアメカジ感が増すので、意外と合わせるモノが限られてくるなという風に感じていました。
なので、今回はできるだけラインも何も入っていないシンプルでクラシックな白スニーカーを探すことにしました。
もちろんBEAMSで。
まず候補にあがったのが、以前から気になっていたこのスニーカー。
1950年代のヴィンテージスニーカーがデザインソースになっているヴァルカナイズ製法のこのスニーカー、4年前から展開しているのですが、入荷する度にすぐに完売になる人気モデルです。
イメージとかなり近いので、早速インターナショナルギャラリーに行って試着したところ、ハーフサイズがないのでサイズが微妙に合わず・・・
色もデザインもテイストもイメージどおりだったので泣く泣く断念。
それからまた色々探していたら、こんなシンプルなスニーカーが見つかりました。

B:MINGで展開しているCONVERSのALL STAR ARMY OX
ラインもなにも入ってなく、ヒールパッチの文字も同色なので目立つものはなにもなし。
ベースモデルも履きなれたALL STARなので、履いた瞬間からサイズもぴったりで違和感は全くありません。
予備知識が全くなかったので調べてみると、1960年代~70年代にアメリカ軍に支給されていたトレーニングシューズをモチーフにしたモデルということ。
さらに調べてみると、当時のものはヒールの内側にCONVERSの文字が入っているだけで全くのノーネームだったようで、ならばネームも自分で取ってしまおうと思ったのですが・・・
かなりしっかり縫い付けられているので今回はやめることにしました。
以前買ったVANSのスリッポンもタグを取ってヒールパッチもやすりで削ってノーネームにして履いていました。
モノ自体は気に入っていても、ブランドイメージが強いとスタイルに合わないことってあるんです。
なので、洋服や靴も見えるネームは取ってしまうことはよくあります。
ちなみに、80年代にあるドラマに出ていた萩原健一さん(ショーケン)がシンプルな黒いポロシャツを着ていたのですが、それがフレンチラコステのワニを取ったものだという逸話が当時ありました。
真相はわかりませんが、実話ならば当時のショーケンのスタイルを見ればワニのマークは必要なかったというのも理解できます。
今回はかなりイメージに近いモノが見つかりました。
色も真白でなく、生成なのもいろいろなモノに合わせやすくていいですね。
休日によく穿いているドローコードのパンツに合わせたり、秋冬購入しようと思っているカーゴパンツにも合わせようと思っています。
ウンチクものでも流行ものでもない、オトナが気軽に気楽に履けるシンプルなスニーカー。
値段も¥7.020-と財布にやさしいいのもいいです。
もしご興味があれば、お近くのB:MINGの店舗でご試着してみてください。
2019秋冬 トレンド解説動画Vol.4 アップしました。
今回はパンツ編です。
今シーズンの流れだけでなく、皆さんからご質問の多い裾の仕上げや裾幅の話にも触れています。
是非ご覧ください。
https://www.beams.co.jp/feature/190808/
MEN‘S EX 10月号 連載
MEN'S EX 10月号 今号の特集はジャケット&スーツです。
今シーズンBEAMSでもおすすめしている白黒チェックジャケットの特集ページもあります。
今シーズン私も久しぶりに白黒チェックのジャケットを着ようと思っています。
すでに購入するものも決めましたので後日ご紹介します。
白黒チェックは難しいと思っている方も多いようですが、こんなに簡単なジャケットはありません。
おそらく、”モノトーン” というキーワードに引っ張られすぎて、コーディネートのイメージが狭くなっているのではないかと思います。
その辺も含めて、簡単なコーディネートを後日ご紹介したいと思います。
私の連載 ”先取り上手のリアルスタイル” 今回のテーマは ”クリケット セーター” です。
クリケット セーターはその名のとおり、英国の伝統的なスポーツ、クリケットのユニフォームがルーツです。
1920年代から30年代に活躍していたアメリカ人テニスプレイヤーのウィリアム チルデン(ビル チルデン)が着ていたこともあり、チルデン セーターとも呼ばれています。
今はクリケットセーターをテニスウェアとして着る人はほとんどいませんが、70年代や80年代はプロテニスプレイヤーも結構着ていたので、私自身も若いころはテニスウェアのイメージも強かったです。
バドミントンやっていたので、ヨネックスの青と緑のラインのクリケットセーターのイメージもあります。(笑)
ちなみに、50年代後半から60年代前半に上皇陛下が当時皇太子の頃、テニスをする画像がネットで見られますが、その時もクリケットセーターをお召しになっています。
https://www.kyodo.co.jp/photo-archive/royalmarriage55/attachment/2002122600148/
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180822000705.html
日本でいわゆる街着として流行したのは60年代のアイビーブームの頃で、それ以降何度もリバイバルで流行しているので、私にとっては正統派のトラッドのイメージが強いニットですね。
そんなクリケット セーターですが、2年くらい前から展示会でちらほら見かけるようになり、今シーズンのバイイングを行った1月のイタリア出張や国内の展示会では多くのブランドがクリケット セーターを打ち出していました。
ご覧のように、正統派なモノからアップデートされたモノまで、多くのニットブランドがクリケットセーターを打ち出しているのを見ても、今シーズンクリケットセーターの流れが来ているのがわかります。
トラディショナルでクラシックなアイテムなので、着こなしの幅が狭いと思われる方も多いかもしれません。
スタイルブックMR_BEAMSの中でもクリケットセーターを使ったコーディネートが出ていますが、若い人にとっては ”学校の制服みたい”、私の世代になると ”昔のトラッドスタイルみたい” と思われる方も多いかもしれません。
これはタイドアップの一例であって、敢えてトラッドっぽくコーディネートしたのでトラディショナルなアイテムだからそれ風にコーディネートしなければならないということはありません。
これは5月に行われたプレス内覧会のディスプレーです。
こんな風にTシャツをあわせて着るのもいいと思います。
ジャケットを着ていますが、ニットの上に直接ムートンを着てもいいですね。
スタイルブックMR_BEAMSの西口のページでもTシャツをあわせています。
こんな感じで、シンプルにさらっと着てもサマになるのがクリケットセーターの良いところです。
私もこんなシンプルなコーディネートが好きです。
アウターは色だけ気をつければ意外となんでも合います。
こんな風にスエードのドライビングブルゾンと合わせてもいいですし、サファリジャケットのような4ポケット系のアウターともよく合います。
ベースがグレーやネイビーであれば、白黒のチェックジャケットと合わせてもいいですね。
色を殆ど使わないので、意外と簡単に今シーズンらしいコーディネートになります。
ご覧のように、意外といろいろなアイテムと合わせられるのがクリケットセーターの良いところなんです。
一方で、”高校の制服みたい” とか、”子供っぽく見える” とか、”昔のトラッドみたいで気恥ずかしい” とか、ネガティブな声も私が実際にお相手させていただいたお客さまから少なからず聞かれました。
確かに、私自身も中学や高校の頃にアイビーやトラッドのアイテムでかなり流行っていたイメージがあるので、生成りベースで色ラインのクリケットセーターは、この歳になって着るとコスプレっぽくなってちょっと気恥ずかしい感じがしていました。
なので、そんな風に感じている方には、こんなクリケットセーターがおすすめです。
このようなベースがグレーやキャメルやネイビーでラインが生成りや白であれば、モダンな雰囲気になるのでネガティブなイメージは感じないと思います。
一番上のグレーはトレンド解説動画で私がおすすめしているMC LOUREN(マックローレン)ですが、これは初回入荷分が完売してしまい、昨日追加入荷がありましたが、多数ご予約をいただいていたこともあり、すでにサイズによってはかなり在庫が少なくなっています。
10月末にもう一度入荷しますが、お急ぎの方は最寄りの店舗にお問い合わせください。
2番目はMORGANO(モルガーノ)ですが、この色は私がどうしてもやりたくてオーダーした色なので、これも購入します。
入荷は10月中くらいの入荷になると思います。
とりあえず2色購入して、ネイビーベースをどうしようかなと考えることにしました。
コーディネートはシンプルに合わせようと思っています。
シャツは白いTシャツや白いシャツの出番が多くなりそうです。
以前購入したボルゾネッラのオックスフォードのラウンドカラーが相性が良さそうなので、これを合わせることが多くなりそうです。
最近出番が少なかったのですが、秋冬はヘビーローテーションになりそうです。
買っておいて良かったシャツです。
パンツはコットンの無地が多くなると思いますが、千鳥格子やグレンプレイド、ブラックウオッチもいいかなと思います。
デニムとの相性ももちろんいいですが、私は似合わないのでやめておきます。(苦笑)
ここ数年ニットもクラシック回帰の流れがあり、フェアアイルやアーガイル、ノルディック、ボーダーなど、伝統的なニットが注目されています。
クリケットセーターもその流れのひとつであるとともに、今シーズンのプレッピーやアイビーの流れでリバイバルしている側面もあります。
昔はわりとガチガチトなラッド的な着こなしのルールがあったアイテムですが、アップデートされたモノもたくさん出てきているので、コーディネートはルールに縛られず自由に着こなしてほしいと思います。
本誌では黒いライダースジャケットと合わせていますが、まったくテイストの違うものと合わせるミックスコーディネートも良いと思います。
トラッド風に着るか崩して着るかは着る人次第。
ベースの色もラインの色もバリエーションが多いのが今の傾向です。
もし気に入ったモノが見つかれば、今シーズン1枚でいいので是非ワードローブに加えてください。
気に入るともう一枚欲しくなる。
クリケットセーターはそんなアイテムです。
10月号は座談会ページもあります。
テーマは ”紺無地スーツの究極”
これはなかなか難しいテーマでした。
私が選んだ答えはメランジのネイビーのダブルブレスト。
合わせるネクタイの色もポイントです。
是非ご覧ください。
もうひとつの連載 ”良いスーツの話” は、着心地を左右する前肩にフォーカスしました。
イセ込みを入れて前肩にするアイロンワークの解説もあります。
ちょっとマニアックな話ですが、こちらもご覧ください。
2019秋冬トレンド解説動画 Vol.3アップしました。
今回はニット編です。
是非ご覧ください。
おすすめのネクタイ
スーツがDALCUOREのスミズーラで青みが強いダブルブレストという、かなりナポリっぽい雰囲気なので、ナポリ臭くなりすぎないコーディネートというのがポイントでした。
シャツとネクタイの合わせはとてもBEAMSっぽいあわせだと思います。
ボタンがゴールドなので見え方の馴染みがいいという部分もあると思います。
パンツはあえて今年っぽくグレンプレイドをあわせましたが、もちろんグレーのパンツでもベージュのチノパンでもあいます。
襟型の選択も含めて英国風かアメリカ風にまとめるのがポイントです。
10月に再入荷するので私も予約を入れました。
BEAMSのお客様は本当に早い。
いつもありがとうございます。
MR_BEAMS
お待たせしました。
2019秋冬もスタイルブック MR_BEAMS Vol.2が23日に発刊されました。
そして、昨晩はVol.2の発刊を記念してInstagramのライブ配信を行いました。
多くの方にご視聴いただき、ありがとうございました。
インスタの動画配信は1時間がリミットなので、私自身もう少しいろいろ話したかったなというのが正直なところです。
ということで、昨日のライブでご紹介できなかったことも含めて、今回はMR_BEAMS Vol.2の内容について少しご紹介します。
”Fun Suit! Fun Jacxet! Fun Life!”
ここでは、秋冬のドレススタイルをすべてタイドアップコーディネートでご紹介しています。
特にこのあたりが個人的にお気に入りのコーディネートです。
コーディネートのポイントも解説していますので、細かい部分までじっくりチェックしていただければと思います。
Vol.1で好評だったVゾーンのコーディネートも更にバリエーションを増やしました。
ジャケットとスーツで36パターンのコーディネートを組みました。
皆さんの秋冬のコーディネートの参考になればと思います。
全てのコーディネートのチェックをしつつ、自分でもコーディネートしました。
なかなか大変でした、、、(笑)
恒例となった私のトレンド解説ページ ”中村ノート” は、20ページにわたり14のキーワードについて解説しています。
解説文も多く、アイテムもたくさん掲載されていますので、秋冬のお買い物の参考にしていただければと思います。
トレンドと言っても突然出てきた流行りものではないので、あまり構えずに読んでいただけると嬉しいです。
”それぞれのオーダーの在り方”
このページでは全国のスタッフのオーダーに対するこだわりを紹介しています。
皆さんの馴染みのスタッフが出ているかもしれません。
もし出ていれば、ご来店いただいたときに一声かけてあげてください。
皆喜ぶと思います。
よろしくお願いいたします。
そして、今回のスタイルブックで注目の特集ページ ”Nishiguchi’s Closet”
西口のお気に入りアイテムをコーディネートも交え紹介しています。
本当に本人が着ていそうな西口っぽいアイテム満載の内容です。(笑)
是非ご覧ください。
”EXCLUSIVE ITEMS for MR_BEAMS”
このページはBEAMSでしか買えない別注商品を紹介しています。
数ある別注アイテムの中から16のアイテムを細かい別注ポイントも含めて紹介しています。
特に世界初のBARBOUR×PARABOOTの異色コラボは必見です。
是非ご覧ください。
今回ご紹介したのはほんの一部。
今回は前回の100ページから116ページとボリュームアップしています。
そして、ほとんどのコーディネートを私や西口やバイヤーたちが、プレススタッフとスタイリストと一緒にコーディネートを組んでいるので、リアルなBEAMSスタイルと言える内容だと思います。
さらに、私は撮影後の画像にダメ出しをして差し替えの指示をしたり・・・
本当に編集スタッフにとっては面倒でうるさいやつだと思いますが、モノづくりと同じで妥協はできません。
それがBEAMS魂なんです。
今回も盛りだくさんの内容です。
そして、今回もタダです。(笑)
ドレスアイテムを扱っている全国のBEAMSで無料で配布していますので、是非ご来店のうえお持ち帰りください。
しかし、本当に何体コーディネート組んだだろう・・・
中村っぽいとか、西口っぽいとか、そんな風な見方でコーディネートをチェックするのも面白いかもしれません。(笑)
6月に出張でニースに行った時のコーディネートがMEN'S EX ONLINEで紹介されています。
海沿いのリゾート地という、あまりないシチュエーションでのオンとオフのスタイルが紹介されています。
いつもどおりのシンプルなスタイルですが、こちらも是非ご覧ください。
https://www.mens-ex.jp/fashion/feature/190824_11772.html
新潟店でパラブーツ
実はこの靴、三年前に私が個人的に購入して履いていたモデルなんです。
ちなみに、グレインレザーのブラウンも展開しています。
追加入荷があればお知らせいたします。
休暇中でも店に行くと、どうしても仕事モードになるので、あまり頻繁に行けないんです。
自分も久しぶりに行ってみたい海です。
MEN‘S EX 9月号 連載
私がイタリアの商品をバイイングするようになった90年代中頃にはすでに、イタリア人はブラウンの靴を好み、黒い靴は履かないと言われていました。
そして、私はこの靴を購入しようと思っています。
サブタイトルも含めるとかなり長いですね。(笑)
パリっぽいALDEN
気楽で気軽な時計
真夏に向けて、休日に気楽にできる時計を探していました。
気楽にできる時計と言えばSWATCHあたりになるのですが、あまりピンとくるモデルもなく、自社で何かないかなとBEAMSのオンラインショップで時計を検索してみると、メンズだけで300点近いバリエーションがあり、すべてをチェックするのがなかなか大変。
自分が言うのもおかしいですが、洋服屋で扱う時計のバリエーションをはるかに超えています。
BEAMSで展開している時計を全部集めたら時計のセレクトショップができそうです。
そんな数百点あるバリエーションをチェックしていると、ささる時計がありました。
TIMEX ORIGINAL CAMPER
https://www.beams.co.jp/item/bprbeams/watch/11480151232/
1980年代に米軍仕様のミリタリーウオッチとして販売されたオリジナルモデルの復刻版です。
私が大学生の頃にしていた時計の復刻版なので、めちゃくちゃ懐かしいです。
当時のモデルは手巻きでしたが、今は手巻きのムーブメントが製造できなくなったのでクオーツになっています。
できれば手巻きが良かったのですが仕方ないですね。
それ以外は当時と変わらず忠実に再現されています。
そして、迷わず2色買いしました。
実際につけてみると本当に懐かしい感じです。
そして、時計をしているかどうか忘れるくらい軽い・・・
その気楽で気軽な感じがいいんです。
30数年ぶりですが、当時アメカジスタイルに合わせていたことを思いだします。
アメ横で¥5000-くらいで買ったような覚えがあるのですが、定かではありません。
TIMEXと比較検討したのがこの時計。
HAMILTON KHAKI FIELD MECHANICAL
https://www.beams.co.jp/item/bprbeams/watch/11480416707/
これも懐かしい。
TIMEXのキャンパーと同時期に流行っていました。
当時と比べるとケースの大きさが38㎜と大きくなりましたが、今でも手巻きのムーブメント。
今やハミルトンはモデルのバリエーションも増え、今っぽいデザインのモデルも増えましたが、自分にとってハミルトンのイメージはこのカーキの手巻きモデルなんです。
値段は¥54,000-(税込)、休日に何も考えず気楽に使う時計としては値段が気軽ではないですね。
ミリタリー系の時計はコレを持っているので、今回は洋服の色に合わせて使い分けることも考えて、TIMEXを2色買いすることにしました。
ハミルトンのカーキも惹かれますね。
ネットで検索すると、ケースが小さいヴィンテージのモデルも見られますが、ほとんどがSOOLD OUT。
ヴィンテージを購入することも視野に入れて、気長に検討しようと思います。
我々世代はカジュアルなスタイルに高級時計をしてバランスをとるという考え方もありますが、個人的にはなんとなく昔っぽいなというのが正直なところ。
おまけに私が言うカジュアルとは、Tシャツにイージーパンツのような、どカジュアルな服装ですからなおさらです。
そして、セカンドウオッチとして海外出張に気軽に持っていけるのも良いところ。
特にナポリは時計目当ての強盗が多いので、ナポリに着いたら時計を外すのが常識で、ある意味儀式でもあるのです。
私の知人も何人もナポリの街中で高級時計を強奪されていますからね。
今やナポリだけでなく、ミラノの街中でも同様の被害が多いそうです。
なので、絶対に強盗に狙われないこんな気楽な時計は、時計をはめていないと落ち着かない我々世代には、出張に持っていくのにも丁度いいのです。
カジュアルだけでなく、たまにはハズシでジャケットやスーツに合わせるものいいかなと思っています。
二本買っても¥17.928-
値段も安くて気楽で気軽な時計ですが、30数年ぶりに手に入れてなんとなく嬉しい気分です。
時計には色々な価値観があると思いますが、ブランドや値段や蘊蓄ではない価値観もあると思います。
私の場合は自分のスタイルにあうこと。
学生時代にしていた時計を50歳を超えて買いなおしてまた喜んでいる。
そんな価値観もあっていいと思っています。