MEN‘S EX 11月号 連載 | ELEMENTS OF STYLE

MEN‘S EX 11月号 連載

 

MEN'S EX 11月号

 

 

今回の特集は”大人の京都”

 

 

 

 

京都しばらく行っていませんね。

 

 

最後に行ったのが2011年3月11日、東日本大震災の日でした・・・

 

 

もう8年も経っているんですね。

 

 

娘が結婚して京都に住んでいるので、次回は休みをとってゆっくり観光したいですね。


以前家族でよく行っていた、恵比寿にあった ”鮨 やまざき” がいま京都にあるので、久しぶりにやまざきにも行きたいなとも思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の連載 ”中村達也の先取り上手のリアルスタイル”

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは ”白黒ジャケット” です。

 

 

今シーズンモノトーンの流れが来ているのは、このブログでも何度もお伝えしていますが、本当に様々なアイテムでモノトーンの柄が注目されています。

 

 

今シーズンのバイイングを行った今年の1月のイタリア出張でも、多くのブランドが様々なアイテムでモノトーンの柄を打ち出していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように、様々なアイテムでモノトーンの柄が打ち出されているのがわかります。

 

 

このような流れの中、BEAMSが特に注目しているのがハウンドトゥースやグレンプレイドなどの伝統的な英国柄のジャケットやスーツ

 

 

特に白黒のハウンドトゥースは80年代のフレンチアイビーブームの時に大流行した柄でもあるので、今シーズン特におすすめしたい柄です。

 

 

モノトーンと言うとモードっぽい印象を持つ人も多いと思いますが、今の流れは決してモードっぽく着こなすということではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白黒のジャケットを最も簡単に取り入れられるコーディネートがこれです。

 


 

 

誌面のコーディネートにもある、黒のタートルとグレーのスラックスを合わせたシンプルなコーディネート。

 

 

80年代に流行ったころはパンツも黒でかなりストイックなモノトーンコーディネートでしたが、今の時代性を考えるとパンツはグレーの方が流れに合っていると思います。

 

 

これでも黒っぽく見えて難易度が高いと感じられる方は、パンツの色をもう少し淡くすると印象がやわらぎます。

 

 

 

西口が着ているようにグレーのパンツのトーンを淡くすれば、モノトーンのストイックな印象は薄れます。

 

 

このように、モノトーンと言ってもグレーを上手く使ってコーディネートすれば難しいことはありません。

 

 

おそらくグレーのパンツは皆さん持っていると思うので、白黒のジャケットを購入した場合、あとは黒のタートルやモックネックやクルーネックを買い足せば簡単にコーディネートできます。

 

 

靴は黒が基本ですが、ローファーやタッセルやブーツなど、お持ちのもので合わせられますのでご心配なく。

 

 

 


私はコレを予約したので、モノトーンのコーディネートに合わせようと思っています。

 

 

モノトーンコーディネートにブラックスエードのモンクストラップは、80年代のBEAMSの定番スタイルなので、とても懐かしい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、白黒ジャケットはモノトーン コーディネート以外にも使えます。

 

 

本誌でモデルが着ているように、こんな綺麗なブルーを合わせてもいいですね。

 

 

 

 

パンツはシンプルに生成りやホワイトを合わせると簡単にコーディネートできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウールのスラックスと合わせた場合は、こんなミディアムグレーを合わせるといいでしょう。

 

 

 

 

パンツはチャコールグレーよりもミディアムグレーの方がブルーのトーンと合いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルー以外でもこんなマスタードのような色も合います。

 

 

 

 

イエロー系は今シーズンの流れでもあるので、こんな感じで取り入れるのもいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネクタイをする場合は、昔は白いシャツに黒のニットタイがひとつの定番でしたが、いまの時代性を考えると少し古臭く見えるので、こんな感じで合わせると良いと思います。

 

 

 

 

HOLLYDAY& BROWN

 

 

 

 

JOHN COMFORT 

 

 

シャツは無理せずシンプルに白をあわせたほうがコーディネートがしやすいです。

 

 

ネクタイは今シーズンの流れでもある、黒と色がコンビネーションされた柄を選ぶと良いでしょう。

 

 

ちなみに、上は黒とブラウン、下は黒とパープルのストライプです。

 

 

今シーズンはほとんどのネクタイブランドが黒と色のコンビネーションのネクタイを出しているので、こんな感じのネクタイを選べばコーディネートの難易度が下がると思います。

 

 

黒が入っているネクタイが難しいと感じる方には、グレーベースの柄をおすすめします。

 

 

 

 

BEAMS F

 

 

このネクタイもグレー×白のモノトーンにブルーが入っているので、モノトーンのジャケットとは相性が良いです。

 

 

黒が入っている柄に比べても柔らかく見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、カジュアルに着る場合はこんな風にも着てもいいですね。

 

 

 

 

黒のウエスタンシャツのブラックデニム。

 

 

色落ちしたブラックデニムはグレーに見えるので、特にモノトーンのジャケットにはよく合います。


西口っぽいですね。(笑)

 

 

最近の西口の定番スタイルなので、自分にとっては目になじみのいいコーディネートです。

 


このように、カジュアルなスタイリングには、黒のシャツをあわせるのもいいですね。

 

 

 

BORZONELLA コーデュロイ ウェスタン

 

 

 

BAGUTTA レギュラーカラー

 

 

今シーズンはこんなシャツも展開しているので、白黒のジャケットにおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、これだけ皆さんにおすすめしているので、私もこのジャケットを購入しました。

 

 

 

 

 

 

BRILLAのオリジナル イタリアのE.THOMASの生地を使ったジャケットです。

 

 

カシミア混の生地でとても柔らかく軽い着心地です。

 

 

まずジャケットを購入してから黒のタートルを購入して、黒のシャツをどうしようか考えることにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズンはBEAMS Fのオリジナルやインポートブランドでも白黒のチェックジャケットを展開しているのですが、どれもほぼ完売状態・・・

 

 

本当にありがとうございます。

 

 

このBRILLAのジャケットもご予約をたくさんいただいていたので、在庫が少なくなってきています。

 

 

ご興味のある方は是非最寄りの店舗にお問い合わせください。

 

 

 




 

 

 

 

早く着たいのですが、東京は今日も30度超え。

 

 

頑張って着るにもまだ無理があります。

 

 

モノトーン コーディネートは、BEAMSに入社したばかりの20代だった私にとってとても思い出深いコーディネート。

 

 

当時のコーディネートを思い出してワクワクしています。(笑)

 

 

ちょっとフレンチな感じのする白黒チェックのジャケット。

 

 

当時を知らない方にも是非着ていただきたいジャケットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつの連載 ”良いスーツの話。” 

 

 

 

 

今回はスーツを立体的に見せる手法と着心地について解説しています。

 

 

こちらはマニアックな内容です。


あわせて是非ご覧ください。