LEVI‘S 501
私とLEIVI'S 501はイメージ的に全く結びつかないと思いますが、我々世代で少しでもファッションに興味があるは人や過去にあった人は、LEVI'S 501は一度は通ったことがあるアイテムだと思います。
今回はビンテージ501のマニアックな話ではなく、80年代から90年代前半くらいの私とリーバイスについて軽めのお話をしたいと思います。
私が高校生の頃、新潟ではLEEやWRANGLERを扱っている店はありましたが、何故かリーバイスを売っている店はありませんでした。
ちなみに、コンバースのオールスターも私が高校二年の頃にようやく買えるようになりました。
1982年に上京すると、まず買わなければならないマストアイテムがリーバイスの501か505でした。
当時いわゆるGパン屋と言われるジーンズを扱うカジュアルショップがどの街にもあった時代、アメリカ製の赤耳の501やプリシュランクの505はどこでも買えるものでした。
私が上京して初めて501と505を買ったのも吉祥寺のジーンズショップだったように記憶しています。
値段は確か9000円くらいだったと思います。
当時セレクトショップでも501や505は扱われていましたが、ほとんどのジーンズショップがミシンを持っていて丈直しがすぐにできるので、渋谷や原宿に行かずに近場のジーンズショップで買っていた人が多かったです。
当時売られていた正規輸入の501はレングスが36インチで丈直しが必要でしたが、ある時POPEYEの誌面でアメ横にレングスが揃っている店があるのを知り、すぐにその店に行きました。
小さなお店の奥に店主らしき女性が椅子に座っていて、501を見ていると ”サイズを見ますよ” と声をかけてきます。
ウェストサイズは穿いているモノでわかるので、水通し後縮まる長さを予測して的確なレングスを勧めてくれます。
会計を済ますと ”洗うときは裏返しにして石鹸は入れずに洗ってね” とアドバイスがあります。
家に帰って水通しすると、長めのレングスがジャストになって驚いたのを今でも覚えています。
それから数回そのお店で501を買いましたが、そのお店が今もアメ横にある ”ヤヨイ” でした。
ヤヨイは1983年のオープン時から、当時の代理店がやっていなかったレングスのを揃えてアメリカから直輸入していたようで、後にリーバイスジャパンから並行輸入は商標権の侵害と提訴がされ裁判で争ったようなことを聞いた覚えがありますが、真相はわかりません。
本当に大学生の頃は501や505を複数本持って毎日穿いていました。
当時のダサい写真があるのでお見せします(笑)。
1984年大学3年生の頃です。
505に足元は当時人気だったKEDSのCHAMPION OXFORD、TシャツはARMORLUXのボーダーTです。
これは1985年の春、大学の友人たちと新潟の石打丸山にスキーに行った時の写真。
GOLDEN BEARのスタジャンに501、足元はスタンスミスです。
ちなみに、このスタジャンもヤヨイで買いました。
このように、我々世代は少しでもファッションに興味があれば誰でもリーバイスの501や505を穿いていた時代でした。
その後、大学4年になるとヨーロッパのデニムが流行り始め、自分もフランス製のデニムが欲しくなり、BEAMSでも扱っていたLIBERTOやC17のどちらかで迷い、結局安い方のC17を選びました。
当時仕送り10万円の大学生にとって、1万4千円のLIBERTOは無理でした・・・(苦笑)。
大学4年の秋にBEAMSでアルバイトを始める頃から、フレンチアイビーにはまりキレイ目なコーディネートが多くなり、リーバイスの505のカツラギ(生成)やリベルトのサテンなど、いわゆるホワイトジーンズを穿くことが多くなり、デニムの501や505を穿く機会も少なくなりますが、その後家庭を持ち休日に子供と遊ぶようになると、また501を穿く機会も増えました。
ちなみに、現在も所有している501はこの2本。
どちらも今は穿いていなく屋根裏にしまってある資料?で、いつ買ったものかうろ覚えなので調べてみました。
これは1983年にテキサス州のエルパソ工場で作られたモノのようです。
レングスが36インチで丈を直してあるので、ヤヨイで買う前のモノだと思われます。
穿く度に洗剤を入れて普通に洗濯をしていましたが、今見ると綺麗な色落ちですね。
ウエストは29インチ、ちなみに股上が深い505は28インチでした。
大学生の頃は今より痩せていました。
もう一本は1993年にBEAMSのカジュアル店で購入した復刻モデル。
サンフランシスコのバレンシア工場製の復刻モデルです。
この501は当時幼稚園児だった娘と公園で遊んだり出かける時によく穿いていたものなので思い出深い一本です。
これも穿くたびに普通に洗っていましたが、今見ると良い色落ちをしています。
改めて調べてみると83年と93年と意外と昔でした。
自分は古着に詳しくないので、これが今のビンテージ好きの人たちにとってどれくらいの価値があるものかわかりません。
自分も過去に古着ブームを何度も経験して、デニムに関しても何度もビンテージブームを経験していますが、今まで一度もはまったことがないので洋服屋としてはダメなやつかもしれませんね(笑)。
デニムはあまり似合わないのでインスタにはアップしませんが、今はRESOLUTEやORSLOWを好んで穿いています。
80年代に501やフレンチデニムを穿いていた自分も90年代に入ると日本製のレプリカデニムを穿くようになります。
初めて穿いたのが、当時林さんが手掛けていたドゥニーム。
ドゥニームを穿くきっかけになったのも当時のビンテージの501に対する疑問のようなものからでした。
その話はまた別の機会に書きたいと思います。
屋根裏から引っ張り出して久しぶりに501を見ると、色々な蘊蓄よりも自分で穿きこんで色落ちした501っていいなーって思ってしまいます。
もう穿くことはないですが、思い出のつまった2本なので、死ぬまで売らずに残しておこうと思います(笑)。
回顧録 Vol. 5 GIAN GAETANO ORIAN
BEAMSの顧客様はおそらく皆知っているイタリアのシャツメーカーORIAN。
ORIANは1990年に北イタリアのベネト州 カステルフランコ・ヴェストで創業されました。
創業者はGIAN GAETANO ORIAN(ジャン ガエターノ オリアン)
実は彼はGUYROVERの創業者でもあります。
GUYROVERは1967年にベネト州 ヴィチェンツァでガエターノ オリアンが始めたシャツブランドですが、1980年代中頃に当時の共同経営者だったFRANCESCO LAVERDA(フランチェスコ ラベルダ)氏に会社を売却し、その後数年間はスイスのシャツブランドで顧問のような仕事をしていました。
彼は北イタリアのシャツ業界では重鎮だったこともあり、GUYROVERを離れた後も再びシャツブランドをやらないのかと多くの人たちから熱望され、1990年にベネト州にあったシャツ工場を買い取り、自分の名前を冠したORIANをスタートしました。
余談ですが、GUYROVERのGUYはGAETANOのGAEを語呂合わせでGUYとし、創業時のパートナーだったROBERT氏の名前をROVERとし、二つを合わせてGUYROVERになったと本人から聞いた覚えがあります。
ORIANをBEAMS Fで初めて展開したのが1993年、当時BEAMS Fは英国やアメリカ、フランスのシャツブランドが中心でイタリアのブランドは展開していませんでした。
当時のBEAMSはインターナショナル ギャラリーで多くのイタリアブランドを展開していたので、なんとなくBEAMS Fがイタリアのブランドを展開してはいけないような雰囲気がありましたが、英国やアメリカやフランスのシャツブランドは新しい生地の提案もなく細かい別注も出来ず限界を感じていました。
そのような状況のなか、あるインポーターさんから紹介されたのがORIANでした。
北イタリアのシャツはナポリのシャツと違い、英国的な質実剛健な雰囲気もあり、ビジネスマンのお客様も多かったBEAMS Fには
相性が良いと感じました。
当時のORIANは定番の色柄だけでなく、綺麗なストライプやチェックのバリエーションも多く、インターナショナルギャラリーが展開しているシャツブランドとは雰囲気が違っていたので、BEAMS Fで初めてイタリアのシャツブランドを展開することとなりました。
私がガエターノ オリアンと最初に会ったのが、彼が初来日した1995年。
原宿のBEAMS Fで初めて会った印象は、それまでのイタリア人のイメージと違う威厳があり真面目で堅そうな雰囲気・・・
そして、一緒に来日したGUYROVER時代からの盟友であるPRIMO GUERCILENA氏のエレガントなスーツスタイルにも圧倒された記憶があります。

ガエターノはBEAMS Fのシャツ棚に並ぶ英国のシャツやアメリカのシャツを手に取って熱心に見ますが、それに対して表情ひとつ変えず何もコメントがないのが逆に怖かったことを覚えています。
しかし、ある日本人デザイナーのブランドのシャツに高級生地メーカーのタグが付いているのを見つけた時に急に表情が変わりました。
彼曰く、セカンドブランドの生地にファーストブランドのタグを付けているとの事・・・
彼ほどのキャリアがあれば生地を触ればすぐにわかるようで、かなり怒っていました。
彼の ”曲がったことは許さない” という実直な性格は初対面のこの時にわかり、それがなんとなくそれまで持っていた ”イタリア人=いい加減” と言うイメージが覆され、その後のORIANとの長い付き合いの中で彼らに対する信頼につながっていったのは間違いありません。
そして、初対面の翌年初めてPITTI UOMOでORIANのブースを訪れます。
初対面の時の彼のイメージから察すると、かなり堅い感じでクラシックな雰囲気のブースかと思いきや、当時日本人がイメージするイタリアンクラシックのイメージとは全く違う、明るく綺麗な色柄のシャツが並ぶカラフルでカワイイ?感じのブースでした。
ORIANは当時イタリアだけでなく、FACCONABLE(ファソナブル)のようなフランスのブランドとのビジネスも多かったようで、それもあって南フランスのような綺麗な色柄のシャツが多かったようです。
PITTIのブースは良くも悪くもイメージを覆されましたが、その後ミラノのショップをリサーチするとミラノの有力なセレクトショップでORIANのドレスシャツが扱われているのを見かけます。
特にミラノを代表する高級店であるTINCATIにダブルネームのORIANが扱われているのを見た時は、自分の中でORIANに対する評価と信頼がさらに増すきっかけになりました。
と言うのも、当時のイタリアの高級店はブランドネームを出さずに自分のストアネームで売ることで店のステータスを保っていたようなところがあり、ブランドネームを出すのはKITONやATTOLINIやBRIONIのような一部の高級なブランドだけでした。
ヨーロッパだけでなく日本のビジネスも大きくなり順風満帆に見えたORIANも2000年に転機を迎えます。
長男のFEDERICOと次男のRUGGEROが将来を見据えてシャツ以外のアイテムも展開し、ORIANをトータルブランドにしたいとガエターノに訴えます。
息子達にとても厳しかったガエターノが、彼にとってまだ未熟だと感じていた息子たちの突拍子もない話を許すわけもなく、フェデリコとルジェーロは勘当同然で会社を去ります。
息子達が会社を去っても何も変わらずORIANとの取引は続きましたが、2002年にバカンス先のブラジルでガエターノが急逝します。
今になって思えば、息子達が会社を去りガエターノも一人になって相当ストレスを貯めていたのではないかと思います。
ガエターノが亡くなった後にフェデリコとルジェーロが会社に戻り、ORIANは兄弟二人で運営されることになります。
その後ORIANはシャツだけでなくジャケットを作りトータル化を進めた時期もありましたが、それが正しかったのかどうかは彼らにしかわかりません。
ただし、2005年くらいからイタリアンクラシックもカジュアル化と多様化が進み、多くのブランドがトータル化を目指したことを考えると、息子たちの考えは間違っていなかったのかもしれません。
現在も長男のフェデリコがORIANのブランドを守り続けていますが、昨今はカジュアルなシャツブランドのイメージが強くなっています。
来年の春夏のコレクションを見ましたが、ドレスシャツをまたしっかり展開しようという流れが感じられ、フェデリコの心境の変化を聞いてみたいところです。
ガエターノには北イタリアのシャツ作りに対する考え方や生地の選び方など様々なことを教わりました。
ORIANとの取引はもう30年以上続いていますが、威厳があって気難しそうなガエターノから陽気な息子のフェデリコに受け継がれ、タイプは全く違いますが、30数年の時代の流れを見るとそれが良かったのかなとも思います。
フェデリコは私と同い年の62歳。
これからもORIANをしっかり守っていって欲しいと思います。
MR_BEAMS CHANNEL 2026 SPRING & SUMMER NAKAMURA NOTE アイテム編、キーワード・カラー編アップしました。
是非ご視聴ください。
PITTI UOMO 109 Nakamura snap 2
前回に続きPITTI UOMOのSNAPの続編です。
今回はBEAMSのスタッフのスナップもあります。
前回同様にコスプレ系ではないリアルなスナップです。
じっくりご覧ください。

コロナ禍以降カジュアル傾向が強くなり、PITTIの来場者もカジュアルスタイルの人が多くなりましたが、昨年くらいからジャケットやスーツを着た人が増え、今回のPITTIもジャケットやスーツを着た人が多かった印象です。
コロナ禍でジャケットやスーツを着ることが無くなり、コロナ禍が明けてもその流れを引きずっていたのが、カジュアルに飽きた人がもともと好きだったドレススタイルに戻ってきているのだと思います。
ジャケットやスーツを着た人が増えたと言っても、タイドアップでドレスアップした人が増えたということではなく、ニットを合わせたりカジュアルなアイテムを合わせたり、着こなしの多様化が進んでいることを感じます。
業界人の間ではドレス回帰のような流れが感じられますが、PITTIに出店しているドレスブランドで知名度があるブランドと言うと、BELVEST、CARUSO、SARTORIOくらいで、明らかにPITTI離れが進んでいるのが実情です。
SNSでスナップを見るとコスプレ系の人たちがたくさん写っているので、PITTIが盛り上がっているように見えますが、コスプレ系の人たちはほとんどがインフルエンサーか、業界人であっても仕事ではなく遊びに来ている人がほとんどなので、ブースのある会場の中でそのような人を見かけることはありません。
10年前と比べると出展しているブランドは7割くらいになっていると思われ、このまま行くとPITTIはインフルエンサーのためのお祭りの場になってしまうのではないかと思っています。
SNSでスナップを見るとコスプレ系の人たちがたくさん写っているので、PITTIが盛り上がっているように見えますが、コスプレ系の人たちはほとんどがインフルエンサーか、業界人であっても仕事ではなく遊びに来ている人がほとんどなので、ブースのある会場の中でそのような人を見かけることはありません。
10年前と比べると出展しているブランドは7割くらいになっていると思われ、このまま行くとPITTIはインフルエンサーのためのお祭りの場になってしまうのではないかと思っています。
もはやそのようになっているとも思われますが・・・
自分はスナップを撮ることが本業ではないので、コスプレ系ではないリアルなスナップをお見せしたくて、仕事の合間にスナップを撮っています。
多くの時間をさけないので限界はありますが、少しでも皆さんの参考になればと思いスナップを撮り続けています。
自分はスナップを撮ることが本業ではないので、コスプレ系ではないリアルなスナップをお見せしたくて、仕事の合間にスナップを撮っています。
多くの時間をさけないので限界はありますが、少しでも皆さんの参考になればと思いスナップを撮り続けています。
そしてスナップだけでなく皆さんに傾向を知ってもらいたいと思い、ブースやショールームやショップディスプレイも毎回撮り、現地からインスタライブも配信しています。
今回も出張中はあまり撮れていないと思っていたのですが、結局700枚近くの画像を撮っていました。
今回も出張中はあまり撮れていないと思っていたのですが、結局700枚近くの画像を撮っていました。
商談、スナップ、インスタライブ、ブースやショールームでの撮影、シップディスプレイの撮影と、毎回出張はフル稼働です。
もう35年続けていることなので、これからも体力が続く限りは続けて行こうと思います。
もう35年続けていることなので、これからも体力が続く限りは続けて行こうと思います。
今年63歳、人の名前やブランドの名前が出てこないことはありますが(笑)、体力と気力は変わらないので、今年も皆さんにリアルな情報をお伝えしたいと思います。
月並みですが、”継続は力なり” だと思っています。
PITTI UOMO 109 Nakamura Snap
13日からPITTI UOMOが始まりフィレンツェに来ています。
今回は初めての試みで、MR_BEAMSを日本だけでなく世界の人達に見て欲しいという思いで、MR_BEAMSのブースを出展しました。
プレスの芹澤と小林の二人が4日間ブースでMR_BEAMSを配布します。
初日から好評で、BEAMSのオレンジのショッピングバッグに入れて配布しているので、PITTIの会場やフィレンツェの街中でオレンジのショッピングバッグを見かける事も多く、とても嬉しい感じです。
そして、初日はBEAMSの卒業生の高田と安武もメインメンバーになっている背広散歩がPITTI UOMOで開催されました。
参加者は約180人という大盛況。
ご覧の通り日本人より外国人の方が多いので、背広散歩が海外でもかなり認知度があるということです。
私はアポイントもあったので、レセプションと記念撮影しか参加出来ませんでしたが、アットヴァンヌッチの加賀さんとPITTI会場のエントランスまで見送りました。
天候はあまり良くなかったですが、とにかく盛り上がって本当に良かったです。
という事で、今回は初日からイベント続きのスタートですが、2日間空いた時間にスナップを撮りましたので、コスプレではないリアルなスタイリングのスナップをお見せしたいと思います。
二日間スナップを撮りながら見感じたことは、ゆったりとしたオーバーコートを着た人が相変わらず多く、タイドアップした人も意外と多い感じです。
逆にコロナ禍以降増えていた古着風なカジュアルな人達は減り、カジュアルも綺麗めなドレスに寄ったスタイリングの人達が増えた印象です。
簡単ですが、二日間スナップを撮りながら感じた来場者のスタイリングの傾向はこのような感じです。
サプライヤーの傾向は明日時間があれば、Instagramのライブでお知らせしたいと思います。
まだ時差ぼけですが、2時半を過ぎたのでそろそろ寝ます。
明日も朝いちから正門前でスナップ撮りからスタートです。
おやすみなさい。
パンツのシルエット
ここ数年若い人やウィメンズで流行っているワイドパンツやフレアーのパンツ。
街中で見ても、その世代はワイドパンツが圧倒的で、細いパンツを穿いている人はほとんどいません。
日本のファッション業界を見ても、ワイドパンツやフレアーのパンツを穿いた人たちが増えて、業界人でない方々もSNSを見て影響されて、なんとなく太いパンツやフレアーのパンツが気になっている方も多いのではないかと思います。
今回は昨今のパンツのシルエット事情に関して少し触れたいと思います。
今年の1月と6月のPITTIで私が撮ったスナップをご覧ください。

ご覧のとおり、数年前までは細身のパンツを穿いた人が多く見られたPITTI UOMOの会場ですが、ワイドなシルエットやフレアーのパンツを穿く人が結構増えたという印象です。
サプライヤーの打ち出しも同様で、以前に比べるとワイドパンツやフレアー系のパンツの提案が増えています。
太いパンツが増えたと言っても、コレクションの中の20%~30%くらいと言うのが実情です。
クラシック系の人達が好む、リアリティーのあるパンツのシルエットと言うとこんな感じでしょうか。
プリーツがあって腰回りにゆとりがあり、裾にかけて自然にテーパードしていくシルエット。
コロナ禍前のサルトリアテイストが出てきたころから見られるシルエットなので、特に新しさもないと言う人もいると思いますが、スリムパンツからの移行した人たちが穿くのは、このシルエットが一番多いと思います。
以前と比べると渡り幅もひざ幅も少し太くなって、裾幅も少し太くなっています。
裾幅が広がることで、丈の長さも若干長くなっています。
テーパードシルエットのパンツも少しづつアップデートされているのが実情です。
スリムなパンツを穿いている人はいないのかと言えば、そのようなことはなく、むしろ全体感で見るとスリムなパンツを穿いている人がまだまだ多いというのが実情です。
安定感のある定番シルエットと言えます。
ミラノやロンドンのショップディスプレイを見てもスリムなパンツを合わせています。
ヨーロッパは階級社会なので、富裕層の人たちは主張の強いスタイルを好まない人が多いです。
なので、パンツに関してもスタイルが良く見えてスマートに見えるスリムなシルエットのパンツの人気が高いです。
ちなみに、パリのZINSの直営店で売られているパンツは、ノープリーツのスリムなパンツがほとんどで、日本で売られている太いパンツは売られていないというのもそれを物語っています。
色々書きましたが、話をまとめると、ヨーロッパのパンツの傾向はこのような感じです。
ワイドパンツやフレアーパンツはトレンドであることは間違いなく、ヨーロッパでもトレンドに敏感な業界人の着用は増えています。
サプライヤーもワイドパンツやフレアーのパンツを打ち出してはいますが、コレクションの20%から多くても30%くらいと、それほど力を入れて展開しているわけではありません。
クラシック系の人たちは、プリーツがあり腰回りにゆとりがあるテーパードシルエットを好む人が多いです。
シルエットに関しては、以前に比べると渡り幅やひざ幅や裾幅が若干太くなり、それに伴いパンツの丈も少し長めになっています。テーパードタイプのパンツも多様化が見られます。
スリムなパンツを穿く人はまだまだ多く、スタイルよくスマートに見せたいという人には根強い人気があります。
特に欧米では富裕層に圧倒的な人気があります。
このようなヨーロッパの状況を見つつ、昨今の日本の状況を見ると、このような感じだと思います。
ヨーロッパでは業界人は太めのパンツを穿く人が増えていますが、マーケット的にはまだまだスリムなパンツの人気が高く、一般の方でワイドパンツを穿く人はほとんど見かけないですが、日本では若い人たちは圧倒的にワイドパンツやフレアーのパンツをを穿く人が多いので、ヨーロッパよりもワイドパンツやフレアーのパンツを見かけることが多いです。
業界人もワイドパンツやフレアーパンツを穿く人が増えているので、一般の方でも洋服屋のようなスタイルを好む人たちの着用が増えている印象を受けます。
そのような流れを見たうえで、私からパンツ選びに悩んでいる方へのアドバイスです。
ワイドパンツやフレアーパンツはある程度身長があって、スタイルが良くないと体型が悪く見えます。
私みたいなのが穿いたら最悪です・・・(苦笑)
なので、穿く人を選ぶパンツであることは間違いないでしょう。
クラシックなスタイルを好む方は、プリーツ入りのテーパードシルエットが良いですが、シルエットは少し太めに触れているので、渡り幅やひざ幅、裾幅などは以前より少し太めを選ばれるか、手持ちのパンツがあればお直しで少し太くすると良いと思います。
私も手持ちのパンツでお直しできるものは、昨年くらいから少し太めにお直ししています。
スリムなパンツが好きな方は、トレンドがどうあれ変える必要はないと思います。
ただし、脚に張り付くようなスキニーなパンツはさすがに古い感じがするので、脚の形が露骨に出るようなシルエットもモノは避けた方が良いです。
あくまでもスマートでスタイルが良く見えるシルエットを選ぶのがポイントです。
パンツはスタイルの見え方を左右するアイテムなので、基本的には穿く人に合うシルエットのパンツを選ぶことが大事だと思います。
パンツのシルエットのトレンドと言う意味では太めの方向に進んでいますが、今までスリムやテーパードのパンツを穿いていた人が、いきなりワイドパンツやフレアーパンツを穿くこともないので、”自分にとってスタイルが良く見える、良い塩梅のシルエットを探す” ことが大事だと思います。
PITTIのスナップも日本の業界人のSNSもある意味極端なところもあるので、一般の方が取り入れる部分と取り入れない部分の判断は重要だと思います。
何が流行ろうとブレない業界人と言えばこの人。
スタイルのある人と言うのは、彼のような人なのかもしれません。
12年前のMEN'S EXの別冊

この頃のBEAMSのスタッフは、ほとんどがノープリーツのスリムパンツでした。
スリムなパンツは20年近く続いた流れで、今後このくらい明確な大きな流れが来るかどうかはわかりませんが、70年代のフレアーやバギー、80年代のワイドパンツも大きなトレンドだったことを考えると、またそのくらいの大きな流れが来るかもしれません。
ワイドパンツやフレアーがスリムのようなビッグトレンドになるか、はたまたまたスリムの流れになるか。
今後も色々な角度からしっかり見極めていこうと思います。
2026 SPRING & SUMMER COLLECTION PREVIEW
先日メディア関係の方々を対象とした、2026年春夏の内覧会が行われました。

一般の方はご覧になれないイベントなので、今回は内覧会の様子を少しだけお見せしたいと思います。
エントランスのメインディスプレイは、スーツとジャケットで5体のディスプレイを組みました。
夏がかなり暑く長くなっているので、メインディスプレイはジャケットとスーツを使った軽いコーディネートにしました。
エントランス右の壁面には、今シーズンの各レーベルのオススメのスタイリング画像を掲示しました。
ディスプレイできる体数は限りがあるので、この画像を見てイメージを膨らませてもらえればと思い作成しました。
ジャケットとスーツのコーナー
コロナ禍以降、業界的には春夏はジャケットもスーツも売れないと言われていますが、BEAMSは例年通りしっかり展開していますのでご安心ください。
ジャケット、スーツコーナーのディスプレイはこの2体。
左は50周年の別注で作ったJOSHUA ELLISのカシミアの生地を使ったクレージーボタンのブレザー。
右は私のリコメンドのALFONSO SIRICAのグレンプレイド。
今回タイドアップのディスプレイが一つもないので、ネクタイにはあまり力が入っていないと思う方もいると思いますが、そんなことは全くなく、かなり気合を入れて展開しています。

メディアの方々からも、こんなに多くの色柄のバリエーションを展開しているのはBEAMSだけというコメントをたくさんいただきました。
シアサッカーのバリエーション
冬のコーデュロイ、夏のシアサッカーはもはや定番なので、来春夏もしっかり展開します。
ストライプのバリエーション
ストライプの流れが強くなっているので、シャツを中心に様々なアイテムでストライプを展開します。
ボーダーとスキッパーのバリエーション
どちらも来春夏のキーアイテムです。
スキッパーは例年以上に多くのバリエーションで展開します。
プリントシャツのバリエーション
プリントシャツは来春夏のキーアイテムのひとつ。
2色使いのシンプルな柄が特におススメです。
レザーのバリエーション
来春夏もレザーのアイテムの流れが継続しています。
薄くて柔らかい表革のバリエーションが増えています。
デニムのバリエーション
テーラードからカジュアルなアイテムまで、デニムのアイテムは例年以上の展開です。
スタンドカラーのジャケットのバリエーション
日本やアジアを中心に流行っている、いわゆる ”パリっぽい” と言われるアイテムですが、6月の出張ではイタリアのブランドでもチラホラ見られ、パリっぽくない人もチラホラ着ていました(笑)。
軽く着られるシャツジャケットのようなタイプが個人的にはおススメです。
チーフ、スカーフ、ストールのバリエーション

ここ数年、春夏でもスカーフやストールが人気です。
日本だけでなく、ヨーロッパでも同じ傾向のようです。
ネクタイをしなくなった人が、スカーフやストールに流れているという傾向もあるように感じます。
スイムウェアのバリエーション
昨年好評だったプリントのスイムショーツをバリエーションを増やして展開します。
ヨーロッパでは夏に10枚単位で買う人がたくさんいるというマストアイテムですが、自分にとっても夏のマストアイテムなので、日本のお客様にもやっと受け入れられてきて嬉しく思います。
バッグのバリエーション
大きな流れは特にないですが、ショルダーバッグのバリエーションが増えています。
シューズのバリエーション
スリッポン系を中心に、別注モデルも多く展開します。
色の提案はこんな感じです。
ブラウン
秋冬のチョコレートブラウンから春夏はミディアムなトーンに。
ネイビー
ネイビーは秋冬からの継続で、久しぶりにネイビー×ホワイトの流れもあります。
ニュートラル カラー
もう何年も継続しているカラーですが、来春夏も重要なキーカラーです。
グリーン
グリーンはスモーキーなトーンのセージグリーン。
赤系はピンクとボルドー

特にボルドーは、他のカラーとは趣が違う独特なキーカラーです。
ブラック
なんだかんだ言っても根強い人気のブラック。
クラシック系の方でも、少しモードっぽい雰囲気が好きな方には人気のカラーです。
自分は全身ブラックでは着ないので、モノトーンの柄に合わせることが多いです。
内覧会の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。
メディアの方々とお話しさせていただくと、夏が長くなって何を展開すればいいかわからなくなっているお店も多いと聞きます。
BEAMSはそのようなことは全くなく、打ち出しも明確なので、メディアの方々もわかりやすかったのではないかと思っています。
ドレス系の媒体は少なくなったので、自分の出番も少なくなりましたが、雑誌だけでなく様々なメディアや編集者の方のご来場も多かったので、NAKAMURA NOTEも最終日には配布終了となりました。

ご来場ありがとうございました。
今回春夏の傾向にも少し触れていますが、いつものNAKAMURA NOTEの解説動画も撮影済みで編集中ですので、もう少しお待ちください。
早ければ年末、遅くとも正月明けには公開になると思います。
そして、昨日は23:30まで春夏のMR_BEAMSのNAKAMURA NOTEのコーディネート組み。
一旦完成したのですが、なんとなく納得できないものがあり、週明けに微調整しようかと・・・
スタイリストさんとプレススタッフに迷惑をかけながら、毎回悪あがきするんです・・・(苦笑)
お客様にもメディアの方々にも2026年春夏のお披露目が本格的にスタートしました。
お客様にはすでに多くのご予約をいただいていますが、これからさらに様々な情報が発信されれるので、そちらも是非チェックしていただければと思います。
年末はプレコレクション、顧客様とメディア関連の内覧会、動画撮影、MR_BEAMSのコーディネート。
そして、年明け12日からは2026秋冬のバイイング出張に出ます。
62歳、我ながら意外とタフだなと思います。
2026春夏 リコメンド アイテム
プレス用のサンプルもようやく揃い、2026年春夏のおススメのアイテムもやっと紹介できるようになりました。
今回は、2026年春夏の私のリコメンドアイテムをご紹介します。
STILE LATINO HERRINGBONE
来シーズンのスティレ ラティーノの一押しのジャケットは、このブルーのヘリンボーン。
シルク・リネン・コットン・ウールという4者混の生地は、おそらくFERLAだと思います。
幅広のヘリンボーンとネイビーのネップ、所々に見られるサックスブルーの色合いが特徴で、いかにもスティレ ラティーノらしい生地のジャケットです。
ブルーの色合いも派手過ぎず地味すぎず、絶妙なライトブルーなのもおススメのポイントです。
ALFONSO SIRICA GLEN PLAID
30年以上生地を見てきた私でも、似た生地を見た記憶がない特徴的なグレンプレイド。
ベージュとブラウンとネイビーがミックスされたとても凝った生地のジャケットです。
ウール・コットン・リネンの3者混で、デッドストックの生地をピックアップしたので、この機会を逃すと二度と手に入らない生地です。
とにかく柄の色合いが絶妙な生地なので、見ていただきたいのですが・・・
デッドストックの生地で着数が少ないので、この画像を見て気になった方は是非ご予約いただければと思います。
DOPPIAA SEERSUCKER
今シーズン展開したコーデュロイと同じモデルで、見たことがない特徴的なシアサッカーの生地と絶妙なブルーのトーンが刺さりオーダーしたジャケットです。
DOPPIAA PILE BLAZER
シアサッカーと同じモデルでパイルの生地を使ったブレザーです。
実はこの生地、私が6~7年くらいに前に購入したDOPPIAAのブレザーと同じ生地を使っています。
6月のPITTI UOMOでもボーダーのスキッパーと合わせて着ていました。
このブレザーはテーラード仕立てのモデルですが、今の流れだとカジュアルなジャケットに乗せた方が良いので、特別に6ボタンのカジュアルジャケットにのせてもらったBEAMS別注のブレザーです。
毛足の短いパイルで袖裏もないので、暑くなっても快適に着られると思います。
来シーズンはパイルの流れがあるので、読者の皆様にも是非着ていただきたいブレザーです。
BRILLA FERLA GLEN PLAID
来シーズンのオリジナルジャケットの一押しは、BRILLAのFERLAの生地を使った大柄のグレンプレイド。
シルク・リネン・コットンの素材感と大柄のグレンプレイドは、一目でFERLAだとわかる生地です。
ベージュにグレイッシュなブルーのウィンドウペンが特徴で、今年の春夏某ブランドが別注した生地とかなり近いですが、実物で比べていないのでなんとも言えません。
別注の生地が翌シーズンにコレクションに入るのは、イタリアの生地メーカーでは普通にあることなのです。
私が某メーカーで別注した生地も、翌シーズンには普通にコレクションに入っていました(苦笑)。
夏らしい明るく綺麗なチェックがお好きな方には、是非着ていただきたいジャケットです。
BRILLA E/ZEGNA BIELMONTE GLEN PLAID
私が大好きなE/ZEGNAのBIELMONTEの生地を使ったベージュのグレンプレイドのスーツ。
実は自分が気に入って春夏よく着ているブルーのグレンプレイドの色違いなのです。
BIELMONTEのハリコシのある生地感と、ゼニアならではの絶妙なブルーのトーンが気に入ってよく着ています。
このベージュのグレンプレイドの生地は、今年の春夏のゼニアのバンチの中に入っていて個人的にかなり気に入っていたので、シンガポールのCUSTOM TAILOR BEAMSのオーダー会でもおススメして、数名のお客様からオーダーをいただきました。
個人的にも来シーズン着たい生地なので、私が好きなBRILLAのナポリモデルにのせてオーダーしました。
素材感も色柄もとてもいい生地なので、皆さんにも是非着ていただきたいスーツです。
BRILLA CANONICO GLEN PLAID
今年の春夏に私のリコメンドだった、DORAGOのブラウンのウール・リネンのグレンプレイドのスーツがとても好評だったので、今シーズンはブルーのグレンプレイドでオーダーしました。
生地はBARBERIS CANONICOのウール・コットン・シルクで、インディゴブルーにグレーをミックスしたような独特なブルーのグレンプレイドのスーツです。
モデルはBRILLAのナポリモデルで、タイドアップでもノータイでも着られるように、ジャケットはパッチポケットにしました。
コットンスーツのような生地感ですが、ウールとシルクがミックスされていて皺にもなりにくいので、コットンスーツは着たいけど皺になるのが苦手と言う方にもおススメです。
SANNINO DRIVING BLOUSON
展示会で来シーズンのキーカラーであるスモーキーなセージグリーンが刺さりオーダーしたブルゾンです。
生地はロロピアーナのコットン・カシミア・シルクにレイン システムを施してあるので水をはじきます。
SANNINOはイタリアの某ラグジュアリーブランドの製品も作っていますが、このブルゾンと同じクオリティーのものだと3倍くらいの値段になると思います。
形は定番のバルスタータイプのドライビングブルゾンなので、コーディネートは難しいことはありません。
リブのライトグレーの色とスモーキーなセージグリーンのマッチングもとてもいいです。
綺麗なスタイリングがお好きな大人のお客様に是非着ていただきたいブルゾンです。
MARIA SANTANGELO SHIRTS JACKET
ここ数年BEAMSで人気の高いマリア サンタンジェロのリネンのシャツジャケット。
来シーズンのキーカラーでもある、ライト インディゴのような綺麗なブルーがおススメです。
襟がワンピースカラーで3パッチポケット、裾に短いサイドベントのようなスリットが入っているのが、このシャツジャケットの特徴。
インナーにTシャツやニットを着て、さらっと羽織るだけでサマになるのも、シンプルなコーディネートが好きな私がおススメするポイントです。
COLONY CLOTHING LINEN GLENPLAID
BEAMSでもはや定番となったCOLONY CLOTHINGのプールサイドシャツ。
来シーズン、私が生地から作った別注生地を乗せたものを二柄展開しています。
一枚は上の画像のブラウンのグレンプレイド。
リネンのブラウンのグレンプレイドのシャツは、あまり見たことがないと思いますが、とても洒落ていて個人的にも夏に着たいので生地から作りこみました。
真夏にホワイト系やブラウン系のパンツやショーツに合わせるだけで、とても洒落た雰囲気に見えるシャツです。
とにかく色柄が良いグレンプレイドなので、皆さんにも是非着ていただきたいプルオーバーシャツです。
COLONY CLOTHING ALTERNATE STRIPE
もう一枚は、ライトグレーとブラウンのコンビネーションが絶妙なストライプ。
これも私が生地から作った、コットン・リネンのスペシャルファブリックです。
手前味噌ですが、こんな洒落たストライプのプルオーバーシャツはなかなかないと思います。
二柄とも別注生地なので着数には限りがあります。
私が拘って作った生地なので、気に入った方は是非ご購入いただけると嬉しいです。
ORIAN PRINT PULL OVER
オリアンで他では見たことのないリーフ柄の生地があったのでオーダーしました。
少しイエローがかったベージュをベースに、淡いブラウンのリーフ柄という、落ち着いたトーンのプリントが刺さりオーダーしました。
生地を選んだ際に、この生地だと今まで展開してきたワンボタンのカッタウェイのプルオーバーだと色気が強すぎて合わないなと思い、フロントを2ボタンにして衿もワイドスプレッドに変更した新しいモデルを作りました。
我ながら良いモデルが出来たと思っています。
生地はコットンでかなり薄手のなので、真夏に着ても快適だと思います。
来シーズンはプリントシャツの流れがありバリエーションを増やして展開していますが、その中でも個人的にはこのシャツがイチオシです。
FAR EAST MANUFACTURING LINEN BD
私が毎シーズン購入しているFAR EAST MANUFACTURINGのボタンダウン。
来シーズンは、この綺麗なブルーのリネンがおススメです。
少し厚手でざっくりとした生地をウオッシュ仕上げしているので、とても良い生地感です。
モデルは、いわゆるフロント6ボタンのヴィンテージ ブルックスタイプです。
画像だと絶妙なブルーの色合いがなかなか分かりづらいですが、実物はシャツの色と下のスワッチの中間くらいのトーンです。
とにかく綺麗なブルーのボタンダウンシャツです。
DOPPIAA PILE SKIPPER
来シーズンはスキッパーもパイル素材の流れもあるので、パイルのスキッパーは個人的にはなくてはならないアイテムなのです。
多くのブランドがパイルのスキッパーを展開していますが、私がピックアップしたのがこのDOPPIAAのスキッパー。
このパイルのスキッパーをバイイングした理由は、フロントの特徴的なディティール。
クラシックなプルオーバーシャツにあるような、プリーツが入ったフロントのディティールが刺さりました。
しかし、フロントの空き具合やステッチの位置があまり良くなかったので、修正を加えて別注しました。
色は少しかすれたネイビーと来シーズンの傾向のカラーでもあるボルドーの二色展開です。
DRUMOHR PILE SKIPPER
もうひとつのおススメのパイルのスキッパーが、DRUMOHRのスキッパー。
ポイントは毛足の短いパイル素材を使っていること。
パイルのスキッパーはイタリアでは夏の定番ですが、近年ヨーロッパも温暖化で猛暑が続いていることもあり、来シーズンは様々なブランドが毛足の短いスキッパーを打ち出しています。
毛足が短いと毛玉のような感じになるパイルも多いですが、さすがにDRUMOHRのパイルはクオリティーが高く高級感があります。
DRUMOHRは皆さんが思っている以上にヨーロッパではラグジュアリーなブランドとして認知されているので、値段は少し高いですが、迷わずこのスキッパーをバイイングしました。
オトナのお客様に是非着ていただきたいパイルのスキッパーです。
MASSIMO CORADO WOOL LINEN
綺麗なベージュのメランジが気に入ってバイイングしました。
ウールのように見えますが、コットン・ウール・ポリエステルという三者混なので、タッチはコットンのような風合いです。
最近春夏にウールのドレスパンツはあまりはかないというお客様の声をよく聞きますが、コットンのドレスパンツ(ベージュのコットン)は皺やクリースがとれるのが苦手という声もよく聞きます。
コットンにウールや化繊をミックスすると皺が入りにくくクリースも抜けにくいので、ベージュのコットンパンツを避けていた方にもおススメしたいパンツです。
腰回りにゆとりがあり裾にかけて綺麗にテーパードする太すぎないシルエットが特徴です。
ありそうでない綺麗なベージュのメランジのパンツです。
BARNSTORMER COTTON LINEN FATIGUE
真夏にも快適にはけるミリタリーパンツを展開したくて別注したベイカーパンツです。
モデルは以前展開していた、BEAMS別注のBARNSTORMERのドレスファティーグです。
生地はコットン・リネンのヘリンボーンで、オリーブグリーンの色も真夏向けに少しだけ淡いトーンで別注しました。
真夏はコーディネートがシンプルになるので、ミリタリーパンツのディティールがコーディネートのポイントになると思ったのですが、涼しく快適にはけるミリタリーパンツが意外にないと思い別注したのが、このベーカーパンツです。
このBARNSTORMERのドレスファティーグは、名前の通りディティールはミリタリーパンツですが、ドレスパンツのパターンを採用しているのでシルエットが奇麗なのが特徴です。
腰回りにゆとりがあり裾にかけて自然にテーパードしたシルエットなので、太いミリタリーパンツが苦手な方にもおススメです。
SEBAGO ENGLISH MOC
1998年のMEN’S CLUBで見つけたSEBAGOのENGLISH MOC。
自分は実物を見たことがないのでSEBAGOの本社に問い合わせをしたところ、かなり前に廃盤になったモデルですが、BEAMSならば復刻を受けてくれるという事でサンプルを依頼しました。
サンプルの仕上がりを見たところ画像のものとほとんど変わらず、タグも当時使われていたグリーンのタグを復刻してつけてくれました。
90年代後半というと、クラークスのワラビーやナタリーが人気でしたが、当時自分がこのモカシンを知っていたら必ず履いていただろうという思いで復刻させました。
カジュアルからリラックスしたジャケットスタイルにもあうモカシンです。
SEBAGO MULTI COLOR DECK SHOES
ブラウンとベージュの濃淡のマルチカラーのデッキシューズ。
BEAMSの50周年の一環として、キャリアスタッフが展開したいアイテムをバイイングするという企画があり、このデッキシューズはBEAMS ハウス名古屋店の森店長のリクエストでバイイングしたデッキシューズです。
下の画像は、1989年のMEN'S CLUBの誌面で紹介されているSEBAGOのトリコロールカラーのデッキシューズ。
SEBAGOは当時からアメリカだけでなくヨーロッパでも非常に人気が高く、私が初めてヨーロッパに行った1989年には、フランスやイタリアでもこのカラーリングのデッキシューズが展開されているのをよく見かけました。
なので、このブラウンとベージュ系のマルチカラーも、自分の中ではアップデートされたSEBAGOらしいデッキシューズなのです。
ベージュやホワイトのパンツとの相性がとても良いので、春夏のコーディネートに取り入れていただきたいデッキシューズです。
日本ではBEAMSと代理店さんの直営店舗だけの展開です。
BEAMS ハウス 名古屋店の森店長のピックアップなので、特に名古屋地区のお客様には是非お買い求めいただければと思います。
GIACOMETTI MONK STRAP
今シーズン多くのご予約をいただいたGIACOMETTIのモンクストラップ。
予約で完売し、キャンセル待ちも沢山いただいたので再度オーダーをしました。
ですが、諸事情があり前回より少しだけ多いオーダーなのです・・・
すみません。
前回ご購入いただけなかった方は、再度ご予約いただければと思います。
リコメンドのネクタイは、おススメのポイントを書くとかなり長くなるので、ブランドごとに分けて色柄がなるべくわかるように画像を撮りましたので、ご覧いただければと思います。
STEFANO CAU
FRANCESCO MARINO
HOLLIDAY & BROWN
FRANCO BASSI
BRILLA ORIGINAL
春夏は特にドレスのアイテムが苦戦しているお店が多いと聞く中で、これだけおススメのネクタイがあるのはBEAMSくらいではないかと思います。
コーディネートはまた別の機会にご紹介できればと思います。
今回ご紹介したもの以外にもおススメのアイテムはありますが、サンプルが届いていないので届きましたら追加でご紹介したいと思います。
いつものとおり、私のリコメンドアイテムは難しいコーディネートを必要としないので、手持ちのアイテムと合わせて着られるものばかりです。
いつものとおり、私のリコメンドアイテムは難しいコーディネートを必要としないので、手持ちのアイテムと合わせて着られるものばかりです。
値段や品番、納期などは最寄りの店舗にお問い合わせいただければと思います。
1月にリコメンドアイテムの動画をアップする予定ですが、その頃にはキャンセル待ちになるモノも多いので、このブログを見てご興味のあるものがあれば、是非最寄の店舗でご予約いただければと思います。
2026年春夏もBEAMSをよろしくお願いいたします。
回顧録 Vol.4 幻のハンドメイドタイ
80年代の後半から90年代中くらいにBEAMSのスタッフや顧客様から絶大な支持を受けていた英国のネクタイブランドがありました。
ロンドンにあったショップDEBONAIR(デボネア)のネクタイ。
DEBONAIRと聞いてピンとくる人がいるとすれば、それはかなり90年代の英国のクラシックに精通する人だと思います。
DEBONAIRはロンドンのROYAL OPERA ARCADE(ロイヤル オペラ アーケード)にあったハンドメイドのネクタイを扱うショップでした。
80年代後半頃に当時のBEAMSのロンドンオフィスのスタッフ(現高円寺 MOGI Folk ArtのTerry Elis氏)が街を散策中に偶然見つけたショップで、その小さな店に入り店主に話を聞くと、その店主(POUL SAADE ポール サード氏)はもともとTURNBULL&ASSER(ターンブル&アッサー)に勤めていて、独立してその店を始めたということ。
そして、ネクタイは地下の工房で裁断から縫製まで全てハンドメイドで作られていることを知り、そのロンドンの小さな店でしか売られていなかったネクタイをBEAMSで展開することになりました。


上の画像は1989年に初めてロンドンに行った時に撮ったDEBONAIRのディスプレイ、下は1991年に同じく私が撮ったディスプレイです。
当時すでにBEAMSで英国ブランドのネクタイをいくつも展開していましたが、デボネアのネクタイは英国のクラシックをストレートに表現した柄とソフトでふかふかした芯地、ひと目でハンドメイドとわかる縫製が他のブランドにはない雰囲気で、スタッフや顧客様の間で大人気となりました。
毎シーズン新しい柄が入荷するとすぐに完売するほど人気があり、当時クラシック好きのスタッフはデボネアのネクタイを競うように購入していました。
このネクタイは私が唯一所有しているDEBONAIRのネクタイです。
1990年か91年に購入したものですが、当時ネイビーブレザーとあわせようと思い購入しました。
当時はイエローベースのネクタイが人気だったこともありこの柄を選びましたが、実際に着けてみるとストレートな英国のクラブタイの雰囲気がブレザーとあわせると制服っぽく見えてしまい、なかなか自分のものにするのが難しかったことを今でも覚えています。
DEBONAIRのショップは初訪問した89年から90年代中頃までロンドンに出張に行く度に訪れていましたが、今では少なくなってしまった英国紳士の為の洋品店という雰囲気が色濃く感じられるショップでした。
実はDEBONAIRのネクタイはBEAMS Fではなくインターナショナルギャラリーで展開していたので、私はバイイングしていなかったのですが、上司がバイイングする際に毎回立ちあって生地を選ばせてもらっていたので、自分にとってもとても印象深いネクタイなのです。
当時を知らない人にとっては、なぜインターナショナルギャラリーでこれほど直球な英国のネクタイを展開していたのかと思う方も多いと思いますが、90年代に入り英国調がトレンドとして台頭してきたこともあり、世界のトレンドをいち早く紹介するインターナショナルギャラリーにとってブリティッシュスタイルを打ち出すことは自然な流れでした。
ちなみに、それ以降英国でニューテーラーのムーブメントが起き、インターナショナルギャラリーでRICHARD JAMES(リチャード ジェームス)を展開しましたが、それも90年代の英国調のトレンドの流れであることは言うまでもありません。
それほど人気だったDEBONAIRのネクタイですが、実は私が購入したのはこのレジメンタルタイ一本だけでした。
当時BEAMS Fの英国のネクタイの主力ブランドはDRAKE'Sでしたが、DRAKE'Sは英国ブランドでありながら英国よりもイタリアやフランス、アメリカが主なマーケットだったので、ジャーミンストリートやサビルローの老舗で売られているネクタイに比べると色使いも柄も洗練された雰囲気がありました。
自分はどちらかと言えば、ジャーミンストリートの老舗で売られているようなコテコテな英国調のネクタイよりもDRAKE'Sのような洗練された英国調のネクタイが好みだったので、ド直球な英国調のDEBONAIRのネクタイにそれほどはまらなかったというのが理由です。
デボネアは2000年代前半に閉店してしまい、当時ロンドンの数あるアーケードの中でも地味な存在だったロイヤル オペラ アーケードも、今ではお洒落なカフェやアートギャラリーが並ぶ洒落たアーケードに変わりました。
90年代は色々な意味で英国のクラシックが元気だった時代。
当時はロンドンの街で小さくてもこだわったものづくりをしていたショップがたくさんありました。
このDEBONAIRもそのひとつで、私にとってとても印象深いショップであり、オーナーであるPOUL SAADE氏の物腰が柔らかい口調で語るネクタイへの情熱が今でも印象深く記憶に残っています。
DEBONAIRのネクタイは日本ではBEAMSが独占的に販売していたこともあり、販売した本数もそれほど多くなく、ヴィンテージのマーケットで見つかることも少ないと思います。
ロンドンでも知る人ぞ知るというショップだったので、ビンテージマーケットで見つけるのは難しいでしょう。
古着を買わない自分が言うのもなんですが、英国好きの方は古着屋さんで程度が良いものが見つかれば、迷わず購入することをおススメします。
DEBONAIRのネクタイは、英国好きの方にはたまならい幻のハンドメイドタイです。
秋冬の買い物 カジュアル編
前回に続き最近購入したものをご紹介します。
今回はカジュアル編です。
このブログでもYoutubeでも私のリコメンドアイテムとして何度も紹介しているので、読者の皆さんには説明はいらないと思いますが、私が細部までこだわって別注したブルゾンです。
20年前のモデルをベースとしているので、現在のCINQUANTAのラインとは少し違い、ラテンのラグジュアリーな雰囲気も感じさせるブルゾンです。
自分が企画して別注したものなので、これは絶対に着たいものなのです。
ということで、すでにこんな感じで着ています。
コーディネートは難しくありません。
自分は画像のようにベージュやホワイトのパンツと合わせてワントーンのコーディネートで着ることが多いです。
もう少し寒くなったら、ブラウンのウールのハウンドトゥースのパンツを合わせようと思っています。
ご予約もたくさんいただいたので、残りはあと8着だけになりました。
おそらくこのモデルを継続展開することはないと思うので、気になっている方は是非実物をご覧いただければと思います。
世界で50枚だけ、BEAMSでしか買えないCINQUANTAです。
自分は古着は着ないので、デニムジャケットはORSLOWのサードタイプのデニムとホワイトデニムを着ています。
数少ない私がデニムジャケットを着ている画像です(笑)
サードタイプは細身なので、少しユルめのものが欲しくて探していました。
BEAMSでも色々なブランドでデニムジャケットを展開していますが、色々検討して最終的に原宿のBEAMS PLUSで購入したのが、このREMI RELIEFのセカンドタイプでした。
選んだポイントは、肩幅と身幅に余裕を持たせたBEAMS PLUS独自のパターンなので、サイズアップしなくても少しユルめに着られるフィット感。
そして、旧織機で織られた13.5ozの生地は、ウオッシュ加工されていて試着した時から柔らかくてとても着やすいところも気に入りました。
こだわる人からすれば邪道かもしれませんが、自分のように休日はリラックスしたシンプルなカジュアルスタイルがしたいオッサンには、加工されて柔らかい着心地と言うのはとてもありがたいのです。
そもそもこだわる人からすれば、そんなことよりも日本のブランドのレプリカ自体が邪道かもしれませんが・・・(苦笑)
私のように古着やビンテージでなくてもいい人には、おススメしたいデニムジャケットです。
サイズバランスと着心地がとても秀逸なデニムジャケットです。
綺麗なグリーンとカシミアのようなタッチが刺さり展示会で個人オーダーしました。
2023年秋冬にモックネックで展開した、ウール70%にナイロンを30%混紡したカシミアにように柔らかい糸を使ったケーブルのタートルです。
ちなみに、2023年秋冬に展開していたのがこのモックネックです。

今でも気に入って冬になるとよく着ています。
本当はバイイングして展開したかったのですが、昨年暖冬で軒並みミドルゲージのタートルの動きが悪く、年末くらいからやっと売れ始めるという状況でした。
今年もおそらく暖冬だろうという予想のもと、ミドルゲージのタートルの展開を減らしたのでオーダーには至りませんでした。
自分は冬になると休日でもミドルゲージのタートルをよく着るので、気候には関係なく必須アイテムでもあるのです。
特に一枚で着てもサマになるケーブルのニットは、シンプルなコーディネートが好きな自分にとっては何枚あってもいいアイテムです。
ということで、今年もやはり暖冬で12月末くらいまでは着れそうもないですが、早く着たい気分です。
こんな綺麗な色のケーブルのタートルはなかなかありません。
RENCONTRANT フォックス ウール シャギー カーディガン
今シーズンのバイイングをした2月の展示会で個人オーダーしたのがこのカーディガン。
当初バイイングはしていなかったのですが、私が気に入って個人オーダーしたのなら展開しようという話になり追加でオーダーしました。
なので、個人オーダーしたものは3月末には仕上がってきましたが、桜が咲く時期だったので着る機会もなく、結局今シーズンもまだ着れていません。
このカーディガンはフォックスが50%も混紡されているので、とにかく軽く柔らかく触れるだけで高級感が感じられるところが刺さりました。
そして、このクオリティーで¥53,900(税込)というのも破格のプライスです。
RENCONTRANTはフランス人のデザイナーがディレクションして日本で作られていますが、このクオリティーでヨーロッパ製であれば間違いなく8万円はするでしょう。
今シーズンの私のリコメンドアイテムですが、キープがあと数点残っているだけでほぼ完売しました。
ありがとうございました。
このプライスのニットにしては多いオーダーでしたが、全然足りなかったですね・・・
自分も寒くなってこれから着ようというのに早すぎる完売でした。
すみませんでした・・・
LOOPWHEELER スエットパーカ
久しぶりにプルオーバーのスエットパーカが着たくて、個人的にはスエットと言えばLOOPWHEELER一択なので、原宿のBEAMS PLUSに買いに行きました。
しかし、今シーズンBEAMS PLUSで展開しているLOOPWHEELERのプルオーバーのスエットパーカは、なんとスーパーヘビーウェイトだけ・・・
試着してみたところ、やはりかなり重くて硬い・・・
こだわって別注したのでクオリティーの高さは理解しつつも、アウターのインナーにも着たい自分にとってスーパーヘビーウェイトのスエットパーカはオーバークオリティーでした。
LOOPWHEELERの公式サイトを見ると定番のウェイトのパーカを展開しているので、オフィスから徒歩数分のLOOPWHEELER千駄ヶ谷で試着して購入しました。
LOOPWHEELERのスエットはフロントジップのパーカとクルーネックは持っていますが、プルオーバーのパーカは初めてです。
少し前にSNSで ”パーカ オジサン”とディスられて、オジサンが着てはいけないアイテムになっていましたが、そんなことは全く関係なく数十年ぶりにアウターの下にスエットパーカをレイヤードして着たい気分なのです。
どういう気分かと言うと、自分はリアルアイビー、80年代アメカジ世代なので、パーカのレイヤードはある意味懐かしいコーディネートで、そのイメージをアップデートさせて着たいという気分なのです。
ちなみに、グレーのクルーネックもだいぶくたびれてきたので買いなおそうと思っています。
クルーネックは定番のウェイトタイプを展開しています。
”BEAMS 百名品”
マイサイズのSも在庫があるので、近々BEAMS PLUS 原宿店で購入します。
カジュアルアイテムも色々購入しました。
基本的に仕事の時はジャケットやスーツを着るので、カジュアルは休日と土曜出勤の時に着るのがほとんどです。
もちろん、ドレスとレイヤードできるニットなどは仕事の時にも着ます。
休日のスタイルはほとんどインスタでアップしないので、どんな服を着ているのかお客様にもよく聞かれるのですが、ご想像にお任せします(笑)。
休日に家族に写真を撮ってもらうのは嫌なので、最近土曜日出勤のスタイルをアップしています。
ちなみに、誰もいないのでセルフタイマーで撮っています(笑)。
その方が気が楽だったりします。
自分のカジュアルコーディネートなど特別なものはなにもないのであまり参考にはならないと思いますが、キレイめでシンプルなコーディネートをしたいという方の参考になれば嬉しいです。
というこで、またなにか購入しましたらご紹介します。
最後に前回のDOPPIAAのコーデュロイジャケットのその後のお話です。
お直しのミスからリカバリーして仕上がってきました。
実はジャケットを2着同時にお直しに出したのですが、もう一着のジャケットの袖丈の寸法でお直しされてしまいました。
袖がかなり長く上がり、ボタンホールも開けてしまったので直しようがないという状態になりましたが、工房の提案で肩から袖丈を詰めることになりました。
肩から詰めるのは基本的にはNGですが、着用感が悪くなることもなく袖付けも綺麗に仕上がりました。
こんなミス今まで聞いたことがないですが、本当にお客様のものでなくて良かったです。
自分のものはミスされてもきちっと仕上がれば結果OKです。
修理を担当したスタッフがかなりビビッていたのが可哀想・・・(笑)
本当にお客様のものではなく自分のもので良かったなと思います。
秋冬の買い物 ドレス編
やっと寒くなってきて、自分の買い物もオーダーしたものが上がってきたり、予約したものを購入したりと、やっとエンジンがかかってきました。
今回は最近購入したジャケットやスーツ、コートをご紹介します。
昨年オーダーしたALFONSO SIRICAのジャケットとスーツが仕上がってきました。
ジャケットはネイビー×ホワイトのハウンドトゥース
糸は英国のシェットランドを使って織っていますが、英国のものよりウェイトが軽めです。
最近個人的にハリスツイードのフェザーウェイトでも重く感じるので、このくらいのウェイトのツイードの生地が好みです。
白黒のハウンドトゥースではなく、白ネイビーのハウンドトゥースを選ぶのも自分っぽいと思っています(笑)。
スーツはブラウンのグレンプレイド
最近個人的にハリスツイードのフェザーウェイトでも重く感じるので、このくらいのウェイトのツイードの生地が好みです。
白黒のハウンドトゥースではなく、白ネイビーのハウンドトゥースを選ぶのも自分っぽいと思っています(笑)。
スーツはブラウンのグレンプレイド
生地はFOX BROTHERSのフランネルです。
このグレンプレイドは独特な色のブラウンでFOX BROTHERSにしかないブラウンなんです。
なので、迷わずこの生地一択でした。
なので、迷わずこの生地一択でした。
パンツは2プリーツのサイドアジャスターにしました。
初めてALFONSO SIRICAでスミズーラしましたが、あまりの仕上がりの良さに驚きました。
ナポリのサルトリアで今まで何着も仮縫い付きのオーダーをしましたが、正直今回の仮縫いなしのMTMの方が仕上がりがいいのです。
前下がりが結構ついているので、仕上がり後前丈のみ1㎝詰めましたが、それ以外は全く問題なし。
ナポリのサルトリアで今まで何着も仮縫い付きのオーダーをしましたが、正直今回の仮縫いなしのMTMの方が仕上がりがいいのです。
前下がりが結構ついているので、仕上がり後前丈のみ1㎝詰めましたが、それ以外は全く問題なし。
SIRICA本人が仮縫いをしなくても仕上がりに自信があると言っていましたが、それも嘘ではありませんでした。
その理由も彼に聞いたのですが、長くなるのでまた別の機会に書きます。
その理由も彼に聞いたのですが、長くなるのでまた別の機会に書きます。
袖とパンツの裾はフラシで上げたので日本で仕上げをしています。
スーツはフランネルなのでもう少し寒くならないと着れませんが、今から着るのが楽しみです。
スーツはフランネルなのでもう少し寒くならないと着れませんが、今から着るのが楽しみです。
TITO ALLEGRETTOでオーダーしたスーツも仕上がってきました。
生地は英国のARTHUR HARRISONのサキソニーのグレンプレイドです。
ダブルブレストは重く見えるので、フランネルではなくサキソニーにしました。
モデルは以前BEAMSで展開していた6ボタンの下掛けモデル。
パンツは2プリーツのサイドアジャスターにしました。
TOTO ALLEGRETTOはパターンオーダーではなく、生地の乗せ換えだけなのでサイズ44でオーダーしました。
やはり前下がりがきついので、SIRICAと同様に前丈のみ1㎝お直しで詰めます。
イタリアのジャケットは胸の厚みのあるイタリア人の体型に合うパターンで作られているので、自分のように胸に厚みがないと前丈が下がるので長く感じるのです。
一方日本人は反身の人が多いので、前丈が上がる人が多いとSTILE LATINOのVINZENZOが言っていましたが、自分は反身でも屈身でもないので、前着丈が長く感じ直すケースが多いです。
ちなみに、私はSTILE LATINOでスミズーラする場合、やはり前丈は1㎝短く指定しています。
ALFONSO SORICAも次回オーダーする場合は1㎝短くしようと思います。
私のように身長が低いと前丈が長いジャケットを着ると脚も短く見えるので、調整は必須なのです。
今シーズン展開しているTAGLIATOREのナッピングウールのコート
今シーズンの私のリコメンドアイテムですが、どうしても欲しかったので展示会の時に自分用に一着オーダーしました。
このモデルは今シーズンから展開する新しいモデルですが、オーナー兼デザイナーのPINO LERARIOの名前を冠したラインなので、本国ではTAGLIATOREではなく、PINO LERARIOのネームで展開されています。
サルトリアにあるようなカーブしたフラップポケットが特徴。
こういった濃いディティールもこのコートの良いところです。
定番で展開しているダブルのコートRICHに比べるとワンサイズくらいゆったりしているので、サイズは44でもタイトにならず適度にゆとりをもって着られます。
着丈は103㎝くらいなので、ひざが隠れるくらいでちょうどいい長さです。
生地はコレクションにはなく探してもらったものなので、このコートは世界中でBEAMSだけの展開です。
昔の厚くて重いナッピングウールではないので、日本の今の気候にも合っていると思います。
自分も20年以上前にCARUSOでスミズーラしたナッピングウールのポロコートを持っていますが、今着るとかなり重く感じます。
温暖化で生地に対する考え方も世界的に変わってきているのは間違いありません。
着丈は103㎝くらいなので、ひざが隠れるくらいでちょうどいい長さです。
生地はコレクションにはなく探してもらったものなので、このコートは世界中でBEAMSだけの展開です。
昔の厚くて重いナッピングウールではないので、日本の今の気候にも合っていると思います。
自分も20年以上前にCARUSOでスミズーラしたナッピングウールのポロコートを持っていますが、今着るとかなり重く感じます。
温暖化で生地に対する考え方も世界的に変わってきているのは間違いありません。
このコート、かなりご予約をいただいたので現状残っているのが、ご予約分を除くとあと数着です。
おそらく継続して展開することはないので、気になる方は是非お買い求めいただければと思います。

ジャージの生地は見た目がいかにもジャージという生地が多いのですが、これはフランネルに見えるのがポイント。
展示会に行った時に、この生地とシルバーのメタルボタン、アメリカのブレザーのようなミシンステッチと言うのも気に入って予約を入れました。
サイズは44でジャストですが、寒くなった時に厚手のニットを着たいので46を購入しました。
直した箇所は袖丈と着丈を1㎝詰めました。
腰ポケットの下の長さが長いので、1㎝詰めであればポケットを移動しなくても問題ないバランスです。
ボタンが少し高めなので下掛けで着ています。
これ以外にも気に入っているポイントは色々ありますが、長くなるので神藤さんのYoutubeをご覧ください。
皺にならないので出張の時など畳んで持って行けるのもいいところです。
あくまでもカジュアルなブレザーなので、カチッとしたテーラードジャケットがお好きな方には向かないかもしれません。
私はなんでもかんでも良いとは言わないので、その点だけはお伝えしておきます。
そしてもう一着は、DOPPIAAのコーデュロイのダブルのジャケットを購入したのですが・・・

実はお直しでトラブルがあって、まだ戻ってきていないのです・・・(苦笑)
あまり聞いたことがない珍しいトラブルですが、いずれにしてもお客様のもので無くて良かったです。
自分のものは修正して着られるようになれば問題ないので、どうやってリカバリーしようかこれから考えます。
今回はブルーではなくブラウンにしました。
理由などは仕上がってきたらご紹介できればと思います。
今回はドレス編と言うことで、サルトリアのジャケットやスーツからカジュアルなジャケットまで購入したものをご紹介しました。
自分で言うのもなんですが、相変わらず守備範囲が広いと思っています(笑)。
ブランドや値段や蘊蓄ではなく、着たいと思うものは垣根無く身に着けるのが自分のポリシーなのです。
前回のブログでも書きましたが、もともとこのブログを始めたのも、そういう自分の考えを皆さんにお伝えしたかったということもあるので、20年に向けての初回のブログもブレずに書きました。
次回は購入したカジュアルアイテムをご紹介します。









































































































































































































































































































































