最近買ったモノ 2
前々回のブログに続き最近購入したアイテムのご紹介です。
かなりカジュアルなアイテムもありますが、購入に至った経緯やお直しのポイントなどにも触れているので、じっくり読んでいただけると嬉しいです。
MARIA SANTANGELO LINEN PULL OVER
こういうひと手間が実は大事なんです。
タックアウトするシャツは着丈のバランスがとても重要です。
逆に背が高い人は、短すぎなければバランスはそれほど気にしなくてもいいと思います。
手縫いなので詰めた後に再度付けられますが、自分は白いガゼットが見えないほうがいいので外したまま着ます。
お直しの時に悩まれる点だと思いますが、自分は目立つものがない方が好きなので迷わずに外してしまいます。
生地はおそらくイタリアのALBINIだと思いますが、とにかくブルーの色目と生地の質感がとてもいいシャツです。
MとLは完売していますが、XSとSはまだ若干在庫がありますので、ご興味ある方は最寄りの店舗でご試着いただければと思います。
GUYROVER LINEN 2POCKET SHIRTS JACKET
ライトブラウンの色目がすごく良くて、ずっと気になっていたGUYROVERのリネンのシャツジャケット。
この時期になると連日猛暑でテーラードジャケットを着るのはかなりきついですが、毎日シャツいちだと物足りなくなるので、Tシャツの上に羽織って腕まくりできるシャツジャケットが必要と思い購入しました。
柔らかいリネンの質感と生地の厚さも今の時期に丁度いい感じです。
GUYROVERはSサイズを着ることが多いですが、このシャツジャケットはTシャツの上に羽織るのでMサイズにしました。
ちなみに、自分はTシャツの上に羽織るしか考えていませんが、こんな風にシャツの上に羽織ってもいいです。
是非最寄りの店舗でご試着いただければと思います。
PRINTのオープンカラーのシャツを探していたら、BEAMSのカジュアル店舗でこんな綺麗なブルーのプリントシャツを見つけ、購入しました。
実はPATAGONIAを着るのは初めてなんです・・・
90年代のアウトドアブームの時に休日用にアウトドアブランドの服を少し買ったこともありましたが、なぜかPATAGONIAと縁がありませんでした。
生地は自分がバイイングしているイタリアのモノと比べるとゴワゴワした感じもありますが、そもそも休日にしか着ないのでそこは全く気になりません。
サイズはSを選びましたが、着丈が少し長いので2㎝詰めました。
2㎝詰めてもサイドスリットが残るので自分的には全く問題はありません。
カジュアルのスタッフであれば着丈の長さなど気にせずそのまま着ると思いますが、自分はドレスベースでミリ単位に拘ってモノづくりやバイイングしているので、カジュアルなブランドのシャツでもそこはこだわりたいところなんです。
アメリカブランドのシャツなので、パンツはGRAMICIあたりを合わせる感じだと思いますが、自分はBRIGLIAやDEVOREのドローコードのパンツと合わせようと思っています。
ブランドで選んだのではなく色と柄で選んだので、PATAGONIAであってもコーディネートは変わりません。
アメカジ好きの方にはダサいと思われるかもしれませんが・・・(苦笑)
GUYROVER PILE SKIPPER
6~7年前に展開していたGUYROVERのパイルのスキッパー。
久しぶりにパイルのスキッパーを着たくなり個人オーダーしました。
パイルのポロやTシャツはヨーロッパでは夏の定番で毎年必ず展開されていますが、高温多湿の日本の夏には表面の起毛感が暑く感じるのか、なかなかヨーロッパのように一般的にはなりません。
今回のヨーロッパ出張で多くのサプライヤーがパイルのスキッパーやTシャツを打ち出していたので、来シーズンはBEAMSでもパイルのアイテムを展開しようと思っています。
生地を薄くして起毛感を抑えたパイルも結構見られたので、そのようなものであれば皆さんにも受け入れていただけるかなと思います。
ちなみにこのパイルのスキッパー、水通ししてハンガーで干すと着丈がかなり伸びてしまいます・・・
以前BEAMSで展開していた時はそれも見越して着丈を短く別注していましたが、これは個人オーダーなのでスペックはレギュラーのままです。
結果的に着丈を7㎝くらい詰めることになり、裾のスリットがなくなってしまうのも仕方ないと思いましたが、心斎橋リファームさんに問い合わせたところ、着丈を詰めた後にスリットを作ることができるという事なのでお願いしました。
さすがですね。
困ったときは心斎橋リフォームさんです。
このパイルのスキッパー、ネットを検索すると結構展開しているところがあるので、ご興味のある方は検索してみてください。
ちなみに、来年の春夏はスキッパーもパイルもキーアイテムになると思います。
HANES BEEFY T
BEAMSでも色々展開していますが、生地感やサイズ感など自分の条件に合うものが見つからず、洋服屋ではない知人たちからの情報をもとにネットでHANESのBEEFY Tを購入しました。
BEEFY Tを買うのは30年ぶりでしょうか・・・
30年近く前に買ったものを今でも着ています。
かなり着こんだこんな状態のモノでも、90年代のアメリカ製だと古着で¥4000~¥5000くらいするようです・・・
アメリカ製という事だけでそんなに高く売れるのか・・・・ というのが正直なところです。
古着に詳しい方いらっしゃたらご教授ください。
BEEFY Tにした理由は6.2ozという丁度いい厚さと滑らかな生地感、ワキ縫いのない丸編みでネックも伸びにくいというのがポイントです。
色々調べてみると自分が購入したのは日本規格のモノで、アメリカ規格のモノも並行輸入であり、生地や縫製が少し違うようです。
今回は少しゆったり着たかったのでMサイズを購入しました。
着丈が68㎝ありますが、自分のベストな着丈は62㎝前後なので、お直しに出して詰めました。
ちなみに、BEAMSで販売しているモノの中では、このGOODWEARのポケットTが候補でした。
アメリカ製で7.2ozとかなりヘビーウェイトでゴツゴツしたタフな生地感が特徴です。
実はこれも10年以上前に購入したものを何枚か持っていますが、今の自分にとってはちょっとヘビーすぎるんです・・・
アメリカ製にこだわって昔ながらのアメリカっぽいしっかりとしたTシャツを好む方にはおススメです。
今回は休日に一枚で着るポケットTを探していたのでBEEFY Tが丁度いい感じでした。
ジャケットのインナーに着るTシャツとなるとまた別の選択肢になるので、それとは別モノという考えで購入しました。
何回か着用して洗ってみて良かったらネイビーやグレーも購入しようと思っています。
生地がサラサラしていて真夏に穿いても快適な生地感です。
コーディネートはシンプルに白のTシャツやスキッパー、カプリシャツなどを合わせるしか考えてなく、足元はリビエラのブラウンのスリッポンや昨年購入したILAND SLIPPERのブラウンを合わせようと思っています。
自分はストライプや柄のドローコードのパンツを何本も持っていますが、合わせるトップスは基本的に無地で色もシンプルにパンツのベースカラーに合わせて白やネイビーなど普通の色しか合わせません。
柄のドローコードのパンツが難しいと思っている方は、コーディネートを難しく考えすぎているかなと思います。
とてもいいブラウンのストライプなので、ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご試着いただければと思います。

春夏用の薄手のコットンパンツは何本も持っていますが、昨今の猛暑ではそれでも暑く感じるので、この時期に快適に穿けるコットンとリネンの混紡のパンツを購入しました。
モデルはBRIGLIAの定番のBG02という、腰回りとワタリにゆとりがあって裾にかけて綺麗にテーパードしたモデルです。
生地はリネン65% コットン33% ポリウレタン2%と、コットンが混紡されているのでリネン100%に比べると皺になりにくいのと、ポリウレタンが2%混紡されているのでストレッチがきいてとても快適な履き心地です。
ネイビーのパンツはなんとなく制服っぽく見えるので自分はあまり穿きませんが、リネンで製品染めのネイビーだと少しかすれた感じになるので制服っぽさがなくなります。
さらに夏場は淡いブルー系のシャツを着ることが多いので、リネンのネイビーのパンツと相性がいいというのもポイントです。
欠点をあげるとすれば、自分のように家で洗ってプレスをかける人にとってはアイロンがけが難しいというところです。
アドバイスとしては、スプレーの洗濯ノリを軽くかけるとプレスしやすくなります。
ご自身でプレスをかける方は試してみてください。
猛暑の日でも本当に快適に穿けるパンツです。
是非最寄りの店舗でお試しいただければと思います。
国内の展示会のピークなので毎日猛暑の中外回りで熱中症になりそうです。
なので、この時期の買いものは猛暑でも快適に着られるものが中心となります。
リネン素材のものは肌触りがサラサラしていて汗をかいてもすぐに乾くので本当に快適です。
そして、タイトで体にはりつくものよりも、ゆとりがあるものの方が風通しが良くて快適であるもの間違いないです。
そういった意味ではプルオーバーやオープンカラーのシャツ、ドローコードのパンツ等は流れ的なものだけでなく、昨今の気候にも合っているアイテムだと思います。
流行りの化繊の機能素材は自分は着ないですが、最近増えてきたリネンにレーヨンやリオセルのような再生繊維を混紡したものは柔らかくて軽くて猛暑の時期にはいいなと思います。
とにかく異常な暑さでこれが9月中くらいまでは続きそうなので、盛夏の服は数年前と比べると着る時期の長くなっているのは間違いありません。
自分自身盛夏に着るものはかなり持っていますが、それでもさらにバリエーションが欲しいと思うほどの暑さです。
異常な暑さの中で毎日何を着るか、この時期の買い物はそこがポイントかなと思います。