それは今から12時間前のことだった…  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
青春&情熱☂ネタ:風に舞うなら 海? 山? 参加中
    
   
一部の掲示板のような場所 では既に知られているとおり 
先月の28日、午前中、蔵元での作業中に
モロミタンクの前にかけてある旧い梯子がズレで
高さ およそ1メーター50くらいの場所から落下。
落ちる途中に、その足場板で胸部を強打し 
しばらく呼吸困難な状態で床へ転げまわってた始末… 
あの、足場から梯子が外れる瞬間がスローモーションに視えて 
その直後、一瞬、死ぬかと想ったけど 生きている事実 最高
 
んで、2~3日は そのまま肉体労働つづけてたんだけど
おとといあたりから打った場所と反対側の背中まで苦しく痛い。
なので、昨日は 馬頭らしく病院へ行ってきた。15時頃。
X-Ray ヴィジョンで診てもらったかぎりは
痛いところは問題ないらしい俺のアバラ骨。
ところが、ぜんぜん関係ねぇところの肋骨右下2ヶ所にヒビ入ってる。
そこは痛くなくて医者も不思議がってたんだけど
930円で痛み止めと4週間分の湿布
仕事先へ提出する診断書 あわせて4千円以上もかかって家族にも迷惑な俺…
 
   ところが! 
 
昨日、俺は、この島にいながらにして この広大な地球上で
TETSUYA ITAMI 2008LIVE! を視た! 
スゲェぞ! あの演奏わ! ハンパでわない! 
 
妻の父親のゲートボール仲間でもある機械治療得意 な接骨院の先生に
フツーの病院の整形外科の先生を紹介してもらった俺は
15時の約束で 余裕もって14時過ぎに家を出て
海の前に聳える病院の近く。とある海岸沿いに軽トラを停めた。
まだ時間あったので 海を観ながら車内でタバコに火を点け 
いつものように  シガレット電源へつないだSONYのオンボロ・ラジカセで
TETSUYA ITAMI 2008 の歌を聴いていた。
目の前には、午後の穏やかな陽射しキラキラと輝く海。
春を感じさせる風もほどよく強く 
その海風に身を任せる一羽、2羽のカモメ… 
俺のジャガーXJ 気分的には、そう想ってる俺の窓ガラスは
タバコの煙を屋外へ逃がすために少しだけあけてあった。
一曲が歌い終わると その曲間に 岩場に打ち寄せる波の音が聴こえてくる。
そして、次の曲は 
    
    過ぎた事  
    
とにかく、そのほかに、その浜に面した、その時間帯は
ひとっこひとり誰も通らないような場所で
山河の如く 』とか 『いつか見た海 』 『風の反射 』を
ランダムに選曲したカセットを聴いて、そのあとだ! 
過ぎた事 』 
という歌の3分52秒の中には
世界中の女性の心をトロケさせるような あの歌声と
ガット弦を巧みにつまびくギターの音色のほかに 
もうひとつ凄まじい生き物の音がある。
それが、ジャガーXJ の運転席で
太陽のぼる空の下 海の照り返しが眩しくて 
目を閉じた瞬間にハッキリ視えた! 
 
たとえば、POLICEの名曲 で Every Breath You Take  
という歌の1983年オリジナル・ヴァージョンには、スティングの弾くベースの左手の指が
弦を滑らせるキラリとキラめくような音で入っている。
あれはあれで 
それなりにミキシング処理も施された効果音としての優しさなんだけど
そういう意味でTETSUYA ITAMI 2008過ぎた事  
に眼を瞑り耳をたてて聴いてみると… 
なんと! 歌い演奏する姿が視えてくるではないかぁーっ! 
 
    これはいったい、どういうことなのか? ガチンコFightクラブ風なナレーション。) 
 
眼をあけると、また目の前には風に身をまかせて宙を舞うカモメ。輝く波、波、波… 
男が歌い終わるころには、窓のすきまから さざなみの音が漂う。
カセットを巻き戻して 再び同じ演奏を聴いてみる。
 
   過ぎた事  
 
う~ん。やっぱり視える。視えてしまう。
男の胸から左肩下へのびるギターのネック。
そこを器用に抑える指先・・・・ 
そのナイロン弦の上で踊り、パチパチと鳴る音は 
時にブラシで叩かれるドラムの囀りのようでもあり 
さっきまで見つめていた潮騒がコーラスを乗せるように追いかけてくる。
 
    これはいったい、どういうことなのか?  
 
俺は視た。昨日の午後、2008年3月5日という春まだ浅いこの日。
たったワンテイクなのに 
人間 伊丹哲也のLIVEを 
海に囲まれる島にいながらにして視てしまった。
 
…1%のファンのみなさまには申しわけないけど 
それどころか世界中でただ独り。だけ  
このような贅沢で 至福な時を過ごさせてもらってよいのだろうか? 
という心境で胸がいっぱいになり、
それからその歌と演奏を4回も繰り返して聴いてしまった。
 
   さて、あなたのカーテンコールは 
   その瞼の裏側に焼きつけることが可能でしょうか? 
 
そして、今の俺には、その先も視えてしまう。
あの、ワールドツアー・・・・  
   
   
   哲也さん、作日のLIVE! ありがとうございました
   
   
              tetsuya itami 20070401     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
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