前回記事はこちら
それでは今回は加湿器を使わずに湿度を上げる方法です。
室内干し
最近ではバルコニーや庭に干さないで室内干しする方が増えていると思います。そーじゃない人もランドリーパイプを設置していざという時に準備されている方も多く見受けられます。
その室内干しですが洗濯機などで脱水した後に干して、時間が経てば洗濯物から水分が室内へ蒸発して乾いています。
その水分は多少なりとも加湿器と同じ効果があります。
注意しなくてはいけないのはその湿気を部屋全体へ行き渡らすことです。
おおよそですが1人当たり0.75kgの加湿量があると想定して4人家族で3kg=3Lが加湿されると計算できます。
詳しく知りたい方は脱水後の重さ−乾燥後の重さで水分量は計算できます。
お風呂の残り湯
夏場はシャワーだけって家庭もたまりありますが、冬場にシャワーだけって家庭もゼロでは無いですが。今回は冬場のお風呂の残り湯を室内へ還元してみます。
12時間ぐらい浴室のドア、風呂蓋を開けっぱなしにした場合は3L程度と言うことです。
これは実測した人の数値になりますが、
計算式はお湯の絶対湿度量−浴室内の絶対湿度で計算できるみたいです!
はいっ!これはよく分からないですが笑
お湯の温度か浴室内の温度が高い方が揮発しやすいってことなのかな?💦
生活時の排湿
体から出る湿気、料理をするときの湿気など生活しているだけで、湿度は出ています。
それらが大体5Lぐらいは排湿されているのでは無いでしょうか?
こちらは色んな人のやつを元に適当にしました笑
24時間換気システム
ここまでで合計すると11Lの加湿量を確保できています。
残りの必要加湿量は15L−11Lなので残りは4Lです。
そこで前回必要な加湿量を計算しましたが、これは第3種換気で計算されているので
第1種全熱熱交換換気にすれば温度だけでなく湿度も還元されます。
・第1種換気
全熱の熱交換器であれば湿度であれば60%ぐらいと聞きますが、50%で仮定しますと。
最初に15L必要やったのが7.5Lになります。そして確保した加湿量は11Lになるので十分加湿できると想定できます。
・第3種換気
第3種換気人は4L足りない計算になるので何かの対策が必要になる。
更にできる対策は?
これ以外に対策できるのは24時間換気の換気量を減らして損失する量を調整する!
仮に第3種であれば2時間で家の中の空気が1回入れ替わるので換気量を半分にすると必要な換気量も第1種と同じ7.5Lになる。
第1種換気であれば風量を下げれば交換効率もあがる?はず笑(熱は交換率があがるが湿気は不明)
まとめ
これで加湿器が無くてもそれなりに対策ができることが分かりました。
次は番外編です!
※今回参照にしたサイトはこちら
必要な断熱性能
┌壁の断熱性能、窓の性能は?
├屋根に必要な断熱性能は壁の3倍?
└床に必要な断熱性能は壁と同じ?
エアコン1台で全館空調するには?
考え方
├全館を空調する方法は?
├必要なエアコンの能力は?光熱費の安い機種を選ぶには?
暖房用エアコン
├暖房に強いメーカーは?選定方法は?
├実際のデータに基づく必要な暖房能力の選び方は?
├暖房時の熱損失は?相対湿度は?
├運転は1台?2台? 家の中を均一な温度にするには?
└細かい計算方式は?
通風
├風の向きは?窓の種類の使い分けは?