暖房用エアコンの選定基準

我が家のおさらいですが
・暖房用の容量は6畳用(2.2kW)
・コールドドラフト対策のため2台(各フロアに1台)で運用
・メインは1階に設置、サブは2階に設置
・1番燃費が良いのは定格出力の6〜8割の出力で運用。冬は2台で6〜8割、春秋は1台で6〜8割で運用できるように考える
・冬場は4.6kW必要で低温暖房能力が4.6kW以上になるように選定する

以上のことから考えていくニヤリ

今回はエアコン暖房の補助となる部分を調べていきました。


 ​換気による損失

・24時間換気

今時は換気計画が義務付けられていて2時間で家の中の空気が入れ替わるように決められています。

我が家で例えると第三種換気では169m3空気を入れ替えないといけない。その分の暖められた空気も逃げていくということになる。

第一種熱交換器型では80%程度の熱交換されるので熱損失が20%程度(約33m3)です。


・レンジフード

そして一般のレンジフードは弱で約200m3/h、強で約500m3/hの換気量がある。

この量がどれぐらい多いかというと130m2(約39坪)の家だと312m3の体積がある。

レンジフード2時間回しているだけで家の空気が入れ替わる(損失)することになる。(実際は換気経路の関係で家の中の空気が入れ替わるのは無理であるが)


その対策として室内循環型のレンジフード、同時吸排や吸気口を近くに作ってショートサーキットさせてコンロ付近だけの空気を入れ替えるようにするなど。

でも実際に気温が上がるだけじゃなくて冬だと乾燥した空気や夏には無駄な湿気が入ってくるのでレンジフードは最低限の使用にするなど計画換気を弱運転にするなど対策をした方が良いと思う。


もしくはレンジフードを回さないと言うやり方!笑

第一種換気で2時間で家の中にある空気が入れ替わります

ので、よっぽど臭いが気になるやつ、油物以外はレンジフードを使わないと言ったやり方ニヤリ

誰か試して報告してください笑


追加(くろーばーさんより)

レンジフードもほぼ使わずで、ガスコンロの場合はレンジフード必要かなと思います。

IHの場合、ガスコンロとちがい上昇気流が起きにくいので、油などもあまり上昇しないので、レンジフードを回す意味があまりない。



・浴室換気

お風呂の換気扇もレンジフードと同じなので注意が必要。

大体100m3/hぐらいあります。それを10時間ぐらい換気しても浴室内が乾くかどうかかと思います。

仮に10時間で計算してみると1,000m3/hぐらいあってレンジフードを強運転で2時間してるのと同じぐらいです。

最近では窓を開けると外からの菌が入ってくるからピンクカビが発生しやすいなども聞きます。

ですので無駄に暖房で暖められた空気を捨てて、外気を取り込むのではなくて、室内に空気を戻せば浴室内はすぐに乾きます。


原理としては窓を開けて外気を入れたパターン、室内の空気を浴室内に入れたパターンだと絶対湿度が低いのは室内の空気になるので室内の空気を循環させる方が乾きやすいと判断できます。


ちなみに過去に実験しています。『天井の無いお風呂!?』色々と家のことなどを調べているとこの記事が気になりました。「浴室の天井は開けることを推奨」!!?大阪で注文住宅の工務店、世界基準の高性能住宅、一戸建てはGハウ…リンクameblo.jp




・トイレの換気扇

トイレは換気量が小さいですが70m3/hぐらいあってどれぐらい使用しているかによります。

ずっと回してる人、使用している時だけ、入った時にセンサーの人。

この辺もコールドドラフトの原因になりやすいので。

気をつけてください。



・湿気

換気による損失は熱だけでなく湿気にも影響があります。上記で述べた通り第一種熱交換換気システム以外は廃棄すればその分の外気が吸気されます。

だから対策としては換気される空気を減らすことが1番光熱費を安くできると言うことです。

24時間換気システムは状況に合わせて換気量を減らす、それ以外の換気扇は必要最小限にする。



 ​湿度を上げるには


①加湿器を使う
こちらを使えば必要な加湿量を計算できます。
ざっくり条件を入れてみると
130m3 だと1時間に必要な加湿量は2862mL/hになります。

簡易表を添付します。


もう少し正確に調べたい方はこちらを参考にしてください。

こちらで調べると502mL/h


上記の物と比べるとすごい違いですね笑


どちらが正解なのか分からないですが、ある程度参考程度に思ってください。


→加湿器も家の中の温度が均一にならないと結露やカビの原因になるので注意してください。



②加湿器以外の方法

・室温を下げれば相対湿度が上がる。(絶対湿度は変わらない)


・調湿建材は効果としては僅かだと思うのと、蓄積された湿気が放出されたらおしまいです。決して湿気が発生される物ではない。


・室内干しをして若干ながら湿度を上げる。

これは変な外で干すよりは乾きやすい。



そして次は暖房用エアコン選定の最後の記事、そして全館空調風の注意点ですパー