本日仕入れた(勝手に家に届いた)
食材はこちら!!



焼き芋作りたいと言ったら

さつまいもが!笑

下の2つは紅はるかです♫

見て違い分かる人いてるのかな?















  暖房用エアコンの選定基準

我が家のおさらいですが
・暖房用の能力は6畳用(2.2kW)
・コールドドラフト対策のため2台(各フロアに1台)で運用
・メインは1階に設置、サブは2階に設置
・1番効率が良いのは定格出力の6〜8割の出力で運用。冬は2台で6〜8割、春秋は1台で6〜8割で運用できるように考える

以上のことから考えていくニヤリ


  ​冬の気温から必要な能力を計算

それでは今回は気象庁のデータを見ると過去の平均気温、最低気温が出てくるのでそこからエアコン1台、2台を使用した時に定格出力の6〜8割を出せるように調べてみる。

冬の大阪の過去の寒波時の最低気温は-3度、平均気温は0度で必要なエアコンの能力を計算していく。
最低気温4.6kW
平均気温4kW
必要なことが分かる。

そして上記の数字を定格から6〜8割になるように計算すると
最低気温5.75〜7.67kW
平均気温5.0〜6.67kW

この能力がエアコンを買うときに選定するする時に必要な能力となる。そして平均気温を見てエアコン6畳用(2.2kW×2)2台の合計能力がこの数字より大きいことから寒波の時は非効率な運転になる。実際の定格で運転する事を思えば能力としては問題がない。最低気温の時は定格より負担が多くなりCOPが落ちる可能性があるが、常に最低気温では無いので冬季を通じて考えればこれぐらいがベストなのか、もう少し能力を上げた方が良いのか。
※下記で続きあり。

  春秋の気温から必要な能力を計算


大阪の最低気温は7〜10度、平均気温は12〜15度
必要なエアコンの容量を計算していく。
最低気温2.1〜2.5kW
平均気温1.29〜1.77kW
必要なことが分かる。

そして上記の数字を定格から6〜8割になるように計算すると
最低気温2.63〜4.3kW
平均気温1.61〜2.95kW
この能力がエアコンを買うときに選定するする時に必要な能力となる。
これで春秋はエアコン1台で賄えると計算できる。無理ならば2台運用したりする。
今回は能力の幅が広いが細かい計算式はこちら

※自作エクセルなので間違えてるかもしれないので注意!笑




 ​外気温による能力

暖房能力、消費電力は外気温が7度での測定結果になります。でも冬に外気温が7度の測定ってどうなん?って事で最近では低温暖房能力って表記がされるようになりました。



前回と違う機種になりますが

ダイキン AN22ZHS-W 6畳用 寒冷地用


   能力 消費電力 COP

定格 2.2kW 550W 4.0

最小 0.7kW 120W 5.8

最大 6.4kW 1970W 3.24

低温暖房能力 4.7kW 1780W 2.6

今回は寒冷地用になるので最大能力が高く、COPも悪くなりますが寒い地域には大助かりです。

そして低温暖房能力のCOPは2.6と1番悪い数字になります。この結果は外気温が下がれば下がるほどエネルギー効率が悪くなるのと最大能力も下がると言うことです。

そして外気温が下がれば下がるほど霜取り運転(デフロスト運転)が行われることによって更に消費電力の増加、暖房能力が下がっていきます。

実際に外気温が5度下がるだけで最大能力が1.7kW約30%も下がっているんです💦でもこの機種は寒冷地用なので一般地だともっと下がるかもしれないですね。


 ​5度以下で能力ダウン

上記で述べたように外気温が下がればデフロスト運転になる。

こちらの記事で詳しく解説しているのですが。

この図は外気温が下がれば能力が下がるのは外気の熱を利用して暖房しているので仕方がない結果であるが。外気温が下がれば暖房に必要な能力が高くなる。

そして外気温が5度になれば能力が下がっているのは室外機が0度に高いと言う状況なのでデフロスト運転になると言うことです。

上記では1.7kWも下がっているが機種によってもっと能力が下がり6畳用の定格能力ぐらい下がると言うことです。下位機種だも50%ぐらい下がるかもしれないですねガーン

そしてファンヒーターなどの能力が変わらないのは外気の影響を受けないからです。



  ​氷点下に近づいた時に必要な能力は?

外気温が下がればエアコンの能力が下がると説明させていただきましたが。それでは最低気温の時のエアコンの選定方法にも影響があるのか?ってことで調べてみます。

最低気温に必要な能力は4.6kWそして6畳用エアコン2台でしたら定格4.4kWになりますが、効率が落ちた時の低温最大能力が今回の機種では4.7kW×2で9.4kWなので暖房能力としては今回の機種では十分賄えると計算できます。

でもその時のCOPを気にするなら低温暖房能力のCOPが高いやつの方が良いだろうウインク


そして今回は寒冷地用ですが、一般他用の6畳用でしたら低温最大能力が2.8kW×2で5.6kWあるので4.6kWあるのでCOPを気にしなければこちらの機種でも問題が無いことが分かります。



  ​その他の影響

冬場は家電の発熱や人体からの熱があるので計算した数字より有利に働くことが多い。



  ​エアコンによる乾燥

エアコンで暖房すると乾燥する!!って思いがちなあなた物申す実は少しだけ違うんです。

正確にいうと空気中にある水分量は変わらないんです!相対湿度、絶対湿度の話になります。詳しくはこちら

だから床暖房でも相対湿度は下がるんです。


それと直風による乾燥で、できる限り直風を避ける位置にエアコンを設置することをおすすめします。

(今時は暖気が直風で温める機能もありますが、24時間運転する人には必要のない機能かもしれないですね)

床暖房で乾燥を感じにくいのは風が起こらないからで、エアコンでも直風を対策するだけで全然変わります。



  ​乾燥による対策

どうしてもエアコン暖房すると乾燥を感じてしまい、エアコンを敬遠される方居てると思います。対策として石油ストーブにすると燃焼の関係で同時に加湿もしますが、今時の高気密高断熱の家では一酸化炭素中毒の関係もありオススメしません。あとはランニングコストが悪いと言うことですえーん


そこでダイキンからうるさらと言う無給水で、加湿できるエアコンです。結論から言うと買わない方が良いですガーン

(COPは高いので普段使いは良いのですが、本体代が高いのと加湿の時の電気代が高いのがデメリットです。)

原理は外気の空気中に含まれる水分を取り込み室内は加湿すると言うことです。※詳しくはこちら

家の中を加湿したい時って外も乾燥してますよね?そーなれば加湿量が落ちるので無いよりマシってぐらいになるので、その場合だと気化式の加湿器を使う方が電気代も安くなるみたいです笑い泣き


一条工務店では水道直結の加湿システムがありますが、普通の工務店だと導入は難しいですので。ここでは割愛しますチュー



次回は具体的に湿度を上げる方法もやってみますパー