今日は次ぎの話題から。
<高齢者を対象にした遊具設置 八代市>
「八代市は高齢者を対象にした遊具を市内二カ所の公園に設置した。同市によると県内の自治体で初めてで、十六日は同市新町のやつしろハーモニーホール多目的広場で記念式典があった。二〇〇六年に行った健康都市宣言の一環。棒にぶら下がって肩や腕の筋肉などを鍛える器具、手すりにそわせて手を真横にしわき腹を伸ばす器具、いすに座り上半身を左右にひねる器具の三つを、使用説明を記した看板とともに、同広場と会地公園(海士江町ほか)に備え付けた。総工費は約四百万円」。
「式典には、施工関係者ら約五十人が出席。坂田孝志八代市長が「多くの市民が活用し、健康的で豊かな暮らしをしてほしい」とあいさつした。式典後、来場者らは実際に遊具を体験していた。今後、現在再整備している鏡ケ池公園(鏡町鏡村)など市内四カ所の公園にも設置するという」。(くまにちコム/内田裕之)
大切な試みだと思います。ただ難点は、戸外だけに天候の問題、健康な方しか利用できないという点ですね。その点、昨日見た「ガイアの夜明け」で紹介されたゲームを利用したリハビリ促進の取り組みの方が汎用性、効果の面で数歩リードしていると言えると思います。
【病院にゲームセンター!?-----ゲームでリハビリする高齢者たち】
「ゲーム大国日本も、シリアスゲームの開発に乗り出した。神奈川県綾瀬市のデイサービスセンター(介護施設)は、なんとゲームセンターで知られるナムコが経営している。やってくる高齢者たちが夢中になっているのは、太鼓を叩くリズムゲーム『太鼓の達人』、出てくるワニをハンマーで叩く『ワニワニパニック』。これらは、もともとあったゲームを叩くものをやわらかくしたり、座ってできるようにしたり高齢者のリハビリ用に改良されたものなのだ」。
「協力するのは、九州大学医学部の高杉医師。ゲームが高齢者のリハビリに効果があるという医学的効果の分析を行う。高齢者の転倒事故が多いことから、下半身を鍛えるゲームを思いつき、ナムコと共に開発。出てくるヘビを踏みつける『ドキドキへび退治』が完成した」。(「ガイアの夜明け」公式サイト)