どうも最近、元首相の方々の動きが喧(かまびす)しいですね。前回都知事選に出馬した細川さん、彼を応援した小泉さん。一昨年、日中友好協会 名誉顧問として同協会訪中団に名誉団長として参加した村山さん。そして現在、執行権限を持つ東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を務める森さん。更にはまだ国会議員という仕事に執念を燃やす菅(直人)さん 。
そして、極め付けが、先日、ロシアに一方的に編入されたウクライナ南部クリミア半島を訪問し、ロシアへの編入是非を問う住民投票は「合法だ」と主張した鳩山(由紀夫 )さん。「宇宙人」と自他認める鳩山さんについては、今更何をかいわんやという側面がありますが、挙句の果てに、ウクライナ情勢について私たちが政府に「洗脳」されていると述べられました。
「洗脳」とは、「主に物理的暴力（拷問 のほか、薬物の利用や電極を埋め込む手術を含む）あるいは精神的圧迫（罪の意識の植え付け）などの強い外圧」(ウィキペディア)などの何らかの手段によって危害を加え、自分たちの主張に同意させることで、その自らの危険性から開放されると、その段階で本意に戻ることができるものです。
鳩山さんは本来、強いて言えば、ここでは「マインドコントロール」という言うべきでした。いくら「宇宙人」と言っても、日本国の首相まで努め、日本の国籍をお持ちなら、これ位の言葉の違いは知っていてもらいたいと思うところです。しかも、鳩山さんに同行したのがジャーナリストの高野孟(はじめ)さんというから情けない。
いずれにしても、国権の最高機関である国会の最高責任者である首相経験者には、公的な、あるいはそれに近い行動を起こす際の制限、行動規範を設けるべきではないか、と思いますよ。首相当時に諸外国に口当たりの良い宣言ばかりしてその実行を果さず辞任した鳩山さんは、国会から離れた今も国益に反する行動を行う罪は、もう万死に値するものです。できれば、「恵まれた財力」を発揮して、海外移住されることに期待します。
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