皆さま、おはようございます！
前回のブログで奥羽本線・上湯沢駅の訪問記を挙げましたので、
同じ湯沢市内にある下湯沢（しもゆざわ）駅もUPします。
下湯沢駅は上湯沢駅と同じく昭和31年11月に開業した駅。
駅舎はほぼ同仕様でまるで双子のような駅でしたよ。
上湯沢駅の訪問記にて、下湯沢駅と上湯沢駅の位置関係に触れ
「北側に下湯沢駅があることに違和感がある」
と書きましたら皆さまからコメントを戴けました。
コメントによれば、近くを流れる雄物川の
上流・支流に由来ではないかとのことです。なるほど！
他にもこれが理由で「上」「下」を冠する駅名があるみたいですね。
どちらの駅も昭和31年開業で
この時代なら「北湯沢」「南湯沢」でも良い気がしますが、
今後も湯沢市内に足を運ぶ機会がありますので、
引き続き調べてみたいと思います。
彩乃さん、北十字さん、そにかるさん、ありがとうございました！
さてさて、話を下湯沢駅に戻しまして
駅前にはこんな標語が掲げられてましたよ。
温もりで 語らい楽し 駅温泉。
素晴らしい句じゃないですか！
自分が小学生の頃（40年以上前）の話ですが、駅で列車を待っていると
知らないおばちゃんからみかんを貰った経験が数回あります。
昔は駅ってそんなコミュニケーションが持てる場でしたよね。
出展元の「岩崎郷土伝承かるた」は
地元・湯沢市岩崎地区で暮らす小学生たちが考案したとのこと。
市内にはここ以外にも「かるた」由来の標柱が立ってるそうです。
これ目当てで市内を探索するのも楽しいかもしれませんね。
そんな標柱を見た直後だったから驚いたのですが…
かるたの句と同様に、
駅舎内でおばあちゃんが楽しそうに語らってましたわ。
無言で駅舎内の写真を撮り始めるのは失礼と思い
「駅舎の写真を撮ってもいいですか？」と尋ねましたら、
「私ら出ていった方がいいの？」と返されました。
この場合、黙って撮ってた方が良かったのかしら？
勿論、そのままでかまわない旨を伝えましたが、
記念写真的に笑顔で写ってくれたおばあちゃんたちに感謝します。
下湯沢駅は奥羽本線がCTC化されたのちの昭和54年に簡易委託駅化、
平成21年に完全無人化されたとのこと。
有人駅時代の出札窓口がそのまま残されてました。
上湯沢駅とは違い、荷物の受け渡し窓口は塞がれてませんが、
無人化（簡易委託化）が９年遅れたのが起因してるのかもしれませんね。
雪国らしい雪除室（扉で塞がれてませんが）を抜けホームに入ります。
下湯沢駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造。
単式ホームがあるだけの上湯沢駅とは最大の相違ポイントでした。
ここも上湯沢駅と同様、長大な編成の列車が運行されていた
国鉄時代の名残りで200メートルのホーム長があるそうです。
今はこの区間で運行されてる電車は最大５両編成でしたっけ？
ホームは持て余し気味かな？
まるで一線スルー方式のような構内配線ですが、Wikipediaによれば
信号機の関係から発着ホームは完全に上下分離されてるそうですよ。
ただし、上湯沢駅で行き違いする列車は
貨物列車が消滅した今は皆無なのですよね…
この区間では奥羽本線の主要駅である、
両隣りの湯沢駅と十文字駅で列車交換が行われてます。
駅舎や構内配線のリストラが進行中のJR東日本秋田支社。
下湯沢駅の棒線化も将来的にはアリだったりして。
北隣りにある十文字駅も交換設備を持つ奥羽本線の主要駅なので、
ちょいと気になってました。
駅ファンなら必読の一冊です。
自分は中学生の頃にこれを手に取ったおかげで駅好きになりました。
羽前豊里駅
釜淵駅
院内駅
横堀駅
湯沢駅（平成26年８月25日） ・新駅舎（平成28年５月７日）
下湯沢駅（平成28年５月７日）
十文字駅
横手駅
大曲駅
神宮寺駅
刈和野駅
峰吉川駅
羽後境駅
大張野駅
和田駅
四ツ小屋駅
秋田駅
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします！
