皆さま、おばんです!


自分、鉄道に関することは全般的に好きなのですが、

写真を撮ることに関しては一切のこだわりを持ってないんですよ。

記録さえ出来ればいいという気持ち。

だから高価なデジイチとかミラーレスなどは持ち歩かず、

いつも1万円ちょっとで購入したコンデジで用を済ませてます。


ところがこのコンデジ、仕事でも使っているので

電池切れを起こすこともしばしばで。

そんな時はスマホでパシャパシャやっちゃうんですけど、

これが夕方過ぎ、

辺りが真っ暗になっても撮れちゃうスグレモノなのですよ。


今回は、夜間に訪れてスマホで撮りまくった、

こちらの駅のことを書かせていただきます。
e01311/奥羽本線・泉田駅
奥羽本線・泉田(いずみた)駅です!

よく見ると、やっぱり画像が粗いっすね…


泉田駅を訪れたのは11月の午後5時過ぎのこと。

辺りは真っ暗で、

鳥目の自分は足元を見るので精一杯という時間でした。

なのにこんな感じで写真が撮れちゃうんですから、

スマホのカメラ、捨てたもんじゃありませんね。


e01310/奥羽本線・泉田駅

泉田駅は大正2年に開業した駅です。

もとは開業以来使い続けていた、大きな駅舎を持つ駅だったのですが、

無人化のあおりを受けて、

平成12年に現在の簡易駅舎に建て替えられたそうです。

ところで駅舎の屋根に立つそのデッパリ、何でっしゃろ?


e01312/奥羽本線・泉田駅


e01313/奥羽本線・泉田駅

泉田駅は島式ホーム1面2線構造で、

線形に合せて出来たホームは大きく弧を描いておりましたよ。


駅の南側(新庄駅寄り)には保線車両の留置線があるのですが、

付近をよく見ると、貨物の荷役で使われていたホームを発見!
e01316/奥羽本線・泉田駅


一旦駅から出て、貨物ホーム側から覗いてみます。
e01317/奥羽本線・泉田駅

実は泉田駅、このホームだけではなく、

この後ろには貨物の側線が延びていた形跡が見られるのですよ。

この遺構のことが気になって、

泉田駅のことを調べてみたのですが…


もともと泉田駅の北側にある荻野地区には、

陸軍・軍馬補充部の牧場があったんですって。

日露戦争が終結した明治末期にこの牧場が出来たらしいのですが、

大正2年に開業した泉田駅、

どうもこの牧場との関わりが大きそうですね。


となると、泉田駅にはこんな貨車が出入りしていたのかしら?
a010200

こちらもぜひチェックくださいね!

家畜車って知ってます? 盛岡鉄道学園跡地の家畜車・カ1528のこと。


泉田駅が無人駅化された昭和45年時点では、

すでにこれらの貨物側線は撤去されていたようで、

辺りは広い空き地に変わっていたみたいです。
e01318/奥羽本線・泉田駅

昭和51年に撮影された航空写真ですが、現在とさほど違いは無さそうですね。


そうこうしているうちに、辺りは本当に真っ暗になりました。
e01315/奥羽本線・泉田駅

さすがにスマホのカメラも、この辺りが限界か。


e01314/奥羽本線・泉田駅

本当は駅名標に使っている古レールとかも気になったのですが、

なんせ目の悪い自分にはこれ以上は無理。

よく足を運ぶ新庄駅のお隣の駅ですので、

再訪することを誓って、この日は泉田駅を後にしましたとさ。



そうそう、デジカメの充電も心に誓っておかなければ。




奥羽本線


↑(山形駅方面)

新庄駅

泉田駅(平成25年11月3日)

羽前豊里駅

真室川駅(平成22年1月4日)

釜淵駅

大滝駅

及位駅(平成25年11月3日)

院内駅

横堀駅

三関駅

上湯沢駅

湯沢駅

下湯沢駅

十文字駅

醍醐駅

柳田駅

横手駅

後三年駅(平成22年12月29日)

飯詰駅(平成22年12月29日)

大曲駅

神宮寺駅

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峰吉川駅

羽後境駅

大張野駅

和田駅

四ツ小屋駅

秋田駅

↓(青森駅方面)