皆さま、こんにちは！
お盆休みは今日で終わり…なのかな？
今朝の仙台は26度で久しぶりに過ごしやすい朝を迎えました。
日中は暑くなるみたいですので、
東北地方を旅している方は水分補給を忘れないでくださね。
駅巡り中は駅舎の建立年を確認するために、出来る限り
駅舎に貼られている建物財産票を確認するようにしてましたが、
今日は表記に疑問を感じた駅の訪問記です。
これって本当に当たってるのでしょうかね？
秋田県湯沢市内にあるこちらの駅でした。
奥羽本線・上湯沢（かみゆざわ）駅です！
昭和31年11月に開業した駅でした。
この日は同じ湯沢市内に下湯沢駅も開業してますぜ☆
上湯沢駅と下湯沢駅は駅舎を見比べるとわかりますが
駅舎の仕様がほぼ一緒で、双子駅と言っても過言じゃありません。
下湯沢駅の駅舎が側窓一枚分広くなっていますが、
上湯沢駅は棒線駅なのに対し、
下湯沢駅は交換設備（列車を行き違いさせる設備）を持つため
信号扱い者を常駐させるスペースが確保されてるからだと思います。
ところで駅名の件ですけど、
下湯沢駅は地図で上（北側）、上湯沢駅は下にあるのですが
逆位置の方がスッキリしませんかね？
さて、冒頭に建物財産票のことを書きましたが、
わからない方のために掲げておきます。
駅舎に貼られているこちらのプレートでした。
小学校の机やイスに貼られていたシールを思い浮かべて頂けると
理解しやすいかと思いますが、
国鉄駅（JR駅にも慣例的に貼られてます）は
国の予算で建設されているので、
それがいつ竣工した建物なのかが誰にでもわかるよう
こんなプレートが取り付けられてるのです。
ちなみに上にUPした建物財産票は下湯沢駅のモノ。
駅の開業と同時に駅舎が竣工したことがわかりますよね。
ところが上湯沢駅の建物財産票を見てみると…
なぜか昭和37年２月のモノが貼られてました。
駅が開業した６年後に駅舎が出来た？
いえいえ、そんなことは絶対にないと思います。
なぜなら上湯沢駅には
開業当時から使われている駅便（駅の便所）があるから。
建物財産票には開業年と同じ年月が記されてました。
上湯沢駅は開業当時、駅便しかない駅だったとかありえないし、
まして開業当時の駅舎がわずか６年で建て替えられたとも思えません。
おそらく誤記入された建物財産票だと思うのですが…
皆さんはどのようにお考えですかね？
上湯沢駅は湯沢市内の三関地区にある駅です。
地区の中心に三関駅がありますが、３年前に駅舎が建て変えられて
しょぼくなったんでしたっけ…（地域の皆さんごめんなさい）
「三関」は関口・上関・下関の区域によって構成される地域で、
上湯沢駅は関口地区の玄関口になります。
駅前はこんな感じで、国道13号線は駅裏を経由するために
とても静かな印象でしたよ。
続いては駅舎に入ります。
上湯沢駅は開業後からわずか14年後の
昭和45年には無人化（簡易委託化）されたとのこと。
荷物の受け渡し窓口が備わる「有人駅」仕様の駅舎ですけど、
なんか勿体ない気がしますね。
待合室なり～
壁面に住民の皆さんが持ち寄られた俳句が掲げられてました。
せっかくなので俳句を楽しもうと試みましたが…読めん。
もし生まれ変わったら、英語が喋れて漢字が書けて、
絵が描けてピアノが弾ける人間になりたいです。
最後は単式ホームの様子で〆。
このホーム、国鉄時代に客車列車が運行されていた名残りから、
全長が200メートル（客車10両分）もあるらしいです。
国鉄時代は東能代駅発福島駅行き（所要時間約10時間！）なんて列車も
停まってましたからね。
ホームの先に見える道路橋は国道13号線です。
駅裏に国道とそのバイパス線が交差するインターがあるので、
アクセスがとても優れた上湯沢駅でした。
上湯沢駅の建物財産票は間違っている！
…ってことを前提に書きましたが、
本当に昭和37年築の駅舎だったらごめんなさい。
でも柳田駅の駅舎の件もあるし、
付近で見られる建物財産票はイマイチ信用出来ないんですよね…
駅ファンなら必読の一冊ですよ。
自分は中学生の頃にこれを手に取ったおかげで駅好きになりました。
羽前豊里駅
釜淵駅
院内駅
横堀駅
上湯沢駅（平成28年５月７日）
湯沢駅（平成26年８月25日） ・新駅舎（平成28年５月７日）
下湯沢駅
十文字駅
横手駅
大曲駅
神宮寺駅
刈和野駅
峰吉川駅
羽後境駅
大張野駅
和田駅
四ツ小屋駅
秋田駅
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