皆さま、こんにちは!
駅舎の中に街の名産品が並べられた駅をよく見ますが、
ここはその数がすっごい駅でした。
小さな駅舎なのにこれだけモノが並んでいるとは…
2年前に訪れたこちらの駅でしたよ。
佐世保線・三河内(みかわち)駅です!
佐世保市の東部、三川内地区(”かわ”の字が駅名と地名で違う点に注意)
の玄関口の駅でした。
小さな簡易駅舎を持つ無人駅でしたが、
明治30年開業の古い駅だというのですから驚きです。
駅舎は平成元年に建て替えされたモノらしいですよ。
それでは、三河内駅の駅舎に何が並べられてたのか?
駅舎の右手側に待合室があるのですが…
奥にあるモノが見えますかね?
陶磁器がいっぱい並んでました!
この焼き物、三川内地区で生産されてる三川内焼だそうです。
16世紀に朝鮮から伝来した焼き物だそうですよ。
三川内は焼き物文化が根付いている地域だそうで、
小中学校では授業で三川内焼の制作が行わているんですって。
なんかスゴイ話ですね。
そういえば、我が母校も授業で梨の花粉交配をやりましたけど、
その年は梨の収穫量がえらく不順でしたっけ。
農家の皆さん、本当にごめんなさい。
このベンチもきっと三川内焼なのでしょう。
硬かったので座りませんでしたけど。
三河内駅で焼き物が展示されてるのは駅舎内だけではくて、
ホームの脇にもズラリと並んでました。
どれも中島先生が「いい仕事をしてますねぇ」と唸りそうな逸品でしたが、
固定されてますので当然ですけど持って帰れません。
確認はしなかったのですがひょっとしてコレ、夜に光るやつです?
これほど三川内焼推しが強い三河内駅なのですけど、
駅名標のイラストはなぜか三川内焼ではありませんでした。
神様?子供?みたいのが描かれてましたが、
これは一体何を意味するのでしょう?
まさかこれで三河内焼ってことはないですよね?
三河内駅はこんな焼き物だらけの駅です。
駅構造は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でしたよ。
2本のホームは跨線橋で結ばれております。
こんな感じで三河内駅を眺めていたのですけど、
やがて構内に接近放送が流れ列車が到着しました。
特急列車が停車!
三河内駅は無人駅なのに特急が停まる駅だったの!?
しかしドアは開かず…
しばらくすると今度は別方から特急列車が通過しました。
どうやら三河内駅は特急列車同士の交換駅で、
運転停車(非旅客扱い停車)のために停まってたみたいですね。
それにしても九州の特急は車体が派手だなぁ。
三河内駅の隣駅は有田駅です。
有田焼や別称の伊万里焼はよく耳にしますけど、
三川内焼の存在はこの日初めて知りました。
でも三河内駅に来れたことでしっかりと覚えましたよ!
駅のベンチや通路の照明になっているヤツですよね。
えっ違う?
☆追 記☆
(平成30年5月7日)
エルムさんがコメントで消えかかった駅名標のイラストについて
わかりやすく解説してくれました。
コメント欄をぜひチェックくださいませ。
↑(肥前山口駅方面)
三河内駅(平成28年2月2日)
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