皆さま、こんにちは!
留萌本線・恵比島駅の訪問記、前回からの続きです。
(前回分はこちらからどうぞ)
【まったり駅探訪】留萌本線・恵比島駅に行ってきました。(前編)
その隣りには、平成11年に放送された
NHK連続テレビ小説「すずらん」のオープンセット・
明日萌(あしもえ)駅がど~んと建っているのでした。
2つの建物が並ぶ姿はこんな感じです。
向かって右側に建つのが正真正銘の恵比島駅の待合室ですけど、
存在感はセットとして造られた明日萌駅の方がはるかに上。
なお、情報によると恵比島駅の待合室は、
ドラマの中では「明日萌駅の便所」という設定らしく。
(クラさん、情報ありがとうございました!それにしても恵比島駅が気の毒すぎて泣けてくるわ)
本家の恵比島駅待合室を差し置きながら
この場の主役になった明日萌駅がどのようなものなのか、
じっくりと眺めてみましたよ。
その前に…
自分はドラマの「すずらん」を視たことがなかったんですけど、
NHKのオンデマンドで予告編が無料視聴出来るみたいですね。
おっ、開始早々に明日萌駅だ!
「北海道の小さな駅に捨てられ、駅長に育てられたヒロイン・萌が、
北海道と東京を舞台に大正末から平成へ、
日本の鉄道の発展と共に幾多の困難を乗り越え、
波乱万丈の生涯を生きる一代記…」
(NHKアーカイブスの番組詳細より転載)
なんか、番組詳細を見ただけで泣けてきたんですけど。
図書館に行ってスグにでも「すずらん」のビデオを借りてきたい!
えっ、主役は遠野なぎこさんなの?もうちょっと考えとこう。
明日萌駅の駅舎に入ります。
駅の運賃表もホンモノそっくり!
確かこの奥には、主役の萌ちゃんが
ドラマの放送終了から既に16年が過ぎてるってのに、
まさか、今でもここに萌ちゃんが座っていたとは…
萌ちゃんの波乱に満ちた半生を思ったら
急に可哀想になってきて、声をかけることなんて出来ませんでした。
再び明日萌駅のチェックを続けます。
ドラマのセットだっていうのに、精巧に作られた駅舎でした。
いっそのこと、こっちを駅舎にしちゃっても良いんじゃないかしら?
そんなことを考えながら駅舎の中をウロウロしてたら
駅長(橋爪功さん)がいた!
ドラマの放送終了から既に16年が過ぎてるってのに、
まさか、今でもここに駅長が座っていたとは…
駅長の真剣な面持ちを見たら、
駅長もやはり動かない。
学習百科大事典に国語辞典、漢字辞典…まるで中二の机みたいっすね。
いかがです?明日萌駅、楽しそうでしょ?
明日萌駅の更にすごいところは、駅舎だけではなくて、
駅前広場や駅向かいの街並みまでもが
大正末期~昭和初期の風景が再現されているんです。
一部は元からあった建物だと思いますが…
これはもう、レトロなテーマパークと言っても過言じゃありませんぜ☆
それにしても、ハエタタキ(架空裸線路柱)まで再現されていたとは…
なお、恵比島駅の待合室もちょこっとですが、
明日萌駅の便所役としてですけど。
でもでも、そんな恵比島駅の待合室が自分は大好き!
前回のブログで散々物置!物置!言って、本当にすみません。
訪問駅リスト(JR線)
留萌本線
↑(深川駅方面)
北一已駅(平成27年6月4日)
恵比島駅(平成27年6月4日) 前編 ・後編