皆さま、おはようございます!
今朝は、来年度中の廃止が決まったこちらの駅をいっちゃいます。
留萌本線・阿分(あふん)駅です!
昭和38年に開業した阿分仮乗降場(時刻表に掲載されない停車場)が
昭和62年のJR移行に伴い、昇格して駅となった阿分駅でした。
留萌本線内にはこのパターンで存続する駅が本当に多いですよね。
待合室もまったく同じ、三つ子の駅ですよ。
元々は簡素な作りが当たり前の仮乗降場です。
1日の乗降客数が10人前後なことを考えれば、これで十分なのかも。
九州ご在住のみささん、ママダンプってこれですよ。雪国の必需品です。
Wikipediaに掲載の阿分駅の写真とは待合室の向きが変わっているのですが、
ひょっとしてこの待合室、大人4人ぐらいで持ち上げられるんじゃないかしら?
もし、阿分駅廃止ののちに待合室を取り壊すのでしたら
ぜひ、譲っていただきたいです。
仙台からユニック車で引取にきますから。
冗談で言っているのではなくて、本気ですからね。
さり気なく貼られている案内が、
まぁ…譲渡はないとは思いますけど、
実現の暁には、貼られている紙はこのままでお願いします。
庭に待合室を置いて、人工芝も敷いて、阿分駅を再現しますから。
ここで飲むお酒の旨いこと、間違いなし!
さてさて、阿分駅は日本海の海岸線に近い場所にあります。
他の仮乗降場あがりの駅と違っているのは
駅の目の前が学校だということ。
時間がありましたので、学校も眺めてきましたよ。
校舎の大きさから察するに、マンモス校のように思えたのですが…
自分が阿分駅に訪れたのは6月の平日の午前中。
その割にひと気が感じられなかったので調べてみたところ、
こちらは阿分小学校の校舎で、
創立130年を誇る歴史ある小学校だったらしいのですが、
児童数の減少を理由に
今年の3月末をもって廃校になってしまったんだそうです。
駅がなくなるのも寂しいことですけど、
友達と共に過ごした学び舎が無くなったのは、
地元の皆さんにとってもっと辛いことなのかも。
校庭を眺めていると、今にも子どもたちが
そういえば、地元にある野蒜小学校も
学校の再編成により今年度をもって閉校するそうです。
4年前の東日本大震災の際に
指定避難場所でありながら大津波が直撃、
大勢の方が命を落とされた小学校でした。
そこで出版される閉校記念のアルバムに、
自分がブログに挙げた野蒜駅&東名駅の写真を掲載したいとのお話が。
本当にありがたいことです。
ブログを続けていて本当に良かったですよ。
…ところで提供した写真、
こんなんばかりでしたけど大丈夫だったのかしら?
訪問駅リスト(JR線)
留萌本線
↑(深川駅方面)
北一已駅(平成27年6月4日)
阿分駅(平成27年6月4日)