皆さま、こんにちは!
今朝も駅ネタからいっちゃいます。
塩漬けになってる駅の写真が膨大でして…
このデータさえあれば、ブログであと10ヶ月は戦える!
米坂線・手ノ子(てのこ)駅です!
米坂線が延伸開業した昭和6年に開業しました。
昭和8年に羽前沼沢駅まで延伸するまでの2年間は
手ノ子駅が米坂線の終着駅だったそうです。
国鉄時代はそれに相応しい、巨大な駅舎を持った手ノ子駅でしたが…
今の駅舎はなんか可愛いんす。
どことなくキュートでいて、
しかも駅舎内に有人駅時代の出札窓口が無かったりと。
開業当時から使用していた駅舎の一部を改装した、
大改造!劇的な待合室だったようです。
手ノ子駅はかつて、相対式ホーム2面2線を持つ駅でしたが、
昭和58年の米坂線全線CTC化、貨物列車の廃止、無人駅化を受け、
手ノ子駅には国鉄タイプの駅名標が残るのですが、
こちらはなぜか、しばらくは「手の子」と表記されていたらしく。
現在は正しい「ノ」の字が貼られておりましたけど、
石北本線の北日ノ出駅 といい、
「の」の字の扱いは全国的に難儀のようですね。
ところで、駅名にもなった「手ノ子」の由来ですが、
「出の郷」の当て字が地名になった説、
(出現したばかりの郷、すなわち新しい村を示す言葉らしい)
手子(てご)と呼ばれる荷負人夫が集落にいた説など、
いろいろあるようですよ。
構内には流雪溝(排雪するための自然の流水を利用した側溝)もありました。
ところでところで…
デスティネーションキャンペーンが催されるたびに
JR東日本エリアは駅舎の改築が進行、
昨年の山形DCでは、西米沢駅と羽前小松駅の駅舎が撤去され、
米坂線で古い木造駅舎が残るのは
ここ、手ノ子駅と今泉駅 だけになっちゃいました。
来年夏は青森県でデスティネーションキャンペーンが催されますけど…
次はどこの駅舎が餌食になっちゃうのかしら?
↑(米沢駅)
手ノ子駅(平成26年6月7日)
↓(坂町駅)
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!