皆さま、おはようございます！
今朝は米坂線・萩生（はぎゅう）駅の訪問記です。
この日はドライブの途中で萩生駅に立ち寄った自分。
クルマの運転が好きなので、
休みの日は高い頻度でドライブしてました。
ついつい調子に乗ってスピードを出し過ぎてしまうので、
生まれてこの方一度もゴールド免許を手にしたことが無いのが
アレですけど。
お昼過ぎに萩生駅に到着すると、さっそく駅のチェックを開始。
萩生駅は昭和６年に開設された駅で、
現在の駅舎は平成６年に建て替えされたモノだそうですよ。
一見すると個性が無さそうな印象の簡易駅舎ですが、
入口に雪対策の、コンビニのような風除室があるのが萩生駅流。
旧駅舎時代もこんな風除室があったようです。
萩生駅はかつては萩生村の玄関口として栄えていたらしいですけど、
幾度かの町村合併により村が飯豊町（いいでまち）に変わると
行政の中心地は羽前椿駅側に移動。
萩生駅はより長閑な駅に変わっていったみたいですね。
こちらは萩生駅の駅前風景でした。
すぐそばには「萩生駅前通り」なんて看板が
デカデカと立っていたのですけど、
通りにはファミマが１軒しかなかったような？
ちなみにファミマは皆が知ってる緑と青の看板のコンビニではなくて、
個人商店のお店でした。
でもそんな萩生地区が自分は大好きですよ。
駅のすぐ目に前には集会所があります。
集会所には橋を渡って入ることが出来るのですけど、
どことなくアトラクション要素が感じられて楽しいですね。
それでは駅舎に入ります。
駅舎の1/3ほどのスペースが事務室に充てられているために
待合室は意外に狭めな印象でした。
トイレが無いので便意を催した時は集会所に直行しろって感じ？
待合室の中で気になったのがコチラでした。
地元の皆さんが詠まれた川柳がズラリと掲げられてたのです。
その中から数例を、お題は「弾む駅」だそうですよ。
定年の 駅から消えた指定席
意味が深いな～ ちなみに指定席があるのは駅じゃなく列車ですね。
酸欠の 駅で家出の娘が迷う
えっ!?家出って娘さんどうしちゃったの？
人形の 首が落ちてる廃止駅
怖いんですけど。めちゃくちゃ怖いんですけど。
…ってな感じで、どれも読み応えある詩ばかりでした。
掲げられてる詩は定期的に替えられてるみたいですので、
気になる方は萩生駅にぜひお越しを！
お次はホーム。
萩生駅は単式ホームが１本あるだけの棒線構造の駅です。
実はこの配線になったのは
貨物の取り扱いが終了した昭和48年以降のことで、
それ以前はホームの反対側に貨物列車の退避線と、
駅前にあった貨物ホームまで伸びる側線があったみたいです。
こちらは昭和24年に撮影された萩生駅の航空写真ですけど、
待避線や側線があるのが見えますかね？
この頃は駅舎の反対側に貨物（木材？）の集積場もあったようです。
線路の奥に空き地が見えますが、
昔はここに貨物列車の退避線があったのでしょうね。
融雪溝の遺構もありましたよ。
融雪溝は雪国のマストアイテムです。
こうしてこの日の萩生駅探索は終了。
列車で訪れる駅探索と違い、
駅と町の中心地が離れている様子等々を確かめることが出来るので、
クルマで訪れる駅探索はこれはこれでメリットがあるのですよ。
萩生地区が田舎丸出しのような書き方をしましたけど、
念のために言っておきます。
萩生地区は賑やかな長井地区から近い場所にありますので。
話は変わりますが最後にもうひとつ。
今年も６月24日（日）に催されます。
まだまだ先のことですけど、今から休みを取っててくださいね。
当日は現地でお待ちしております！
↑（米沢駅）
萩生駅（平成28年３月21日）
↓（坂町駅）
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