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■ Why Must I Die
ロイスは歌手となった。クラブの経営者ケニーとも付き合った。
ドッティはクラブに忍び込んで金を奪いケニーを射殺した。その後ロイスが入って来た。
ロイスは疑われて裁判となり、さらに死刑判決を受けた。
ドッティはさらに強盗事件を起こして逮捕された。ロイスと同じ刑務所に送られた。
製作年:1960、監督:Roy Del Ruth、脚本:Richard Bernstein、George W. Waters、原作:George W. Waters
■ はじめに
デブラ・パジェットはいつもは可愛い役をしているが、今回はスゴイ。忍者風スタイルで忍び込んで強盗をする。拳銃も爆弾も使う。
登場人物(キャスト)
ロイス・キング(テリー・ムーア) クラブ歌手
ドッティ・マンソン(デブラ・パジェット)
ミッツィー(ジュリ・レーディング)
エディ・レイニー(ライオネル・エイムズ) ドッティの共犯、ロイスの父親の知人
ケニー・ランデル(フィル・ハーベイ) ナイトクラブオーナー
■ あらすじ
◆ ロイスは歌手になった
ロイスの仲間のミッツィーとエディ・レイニーは爆破強盗をした。しかし金庫の中には金はなく、おまけにパトカーに追いかけられたが、ロイスのいるアパートに逃げて来た。
警察が来たのでロイスは慌てて荷物をまとめて逃げ出した。
その後ロイスは歌手の職を求めて歩いた。少々苦労したが、あるクラブに雇われた。
◆ ドッティが現れた
そのうち、クラブの外にロイスの大きな看板がかかり、次第に人気が出た。
さらに経営者にケニー・ランデルと付き合うようになった。
しかし不吉なことにエディから電話がかかって来た。
ロイスが歌っている。観客席からは大拍手。エディとドッティ・マンソンが来た。
ドッティはみんなに拍手されているロイスが気に入らないようである。
ドッティはケニーに抱き着いてロイスに見せびらかせた。
◆ ドッティが金を盗んだ
深夜、ドッティとエディが車でケニーのクラブのそばに来た。すでに店は閉まっている。
ドッティが車から降りた。黒装束である。店の中のオフィスに忍び込む。ドッティとエディは無線機で連絡している。
外にいるエディから「車が来た。急げ」との連絡。
ドッティは金庫に爆弾を仕掛けて爆破した。中から札束を取り出した。
人が入って来たのでドッティは陰に隠れた。ケニーである。
しかし発見されて拳銃で撃って逃げ出した。
外にはエディが待っていたが、ドッティはエディを置いて逃げ出した。金を独り占めする気である。
エディは追いかけたがドッティを見失った。
◆ ロイスは逮捕された
オフィスにロイスが入って来た。倒れているケニーを発見した。悪いことにロイスはケニーのポケットに入っていた拳銃を取り出した。
そこに銃声を聞きつけた守衛が来た。拳銃を持ってケニーのそばにいるロイスを見つけた。状況は明白である。
ロイスは警察に連れていかれて追及された。状況を説明したが、信用されない。
◆ ロイスは死刑判決
ロイスは牢の中にいる。弁護士が訪ねてきた。「私の仕事は君を守ることだ。心配するな」と言う。
しかしあまり確信がある雰囲気ではない。
話を急ぐと、ロイスは有罪となり死刑判決が下された。判決を聞いたロイスは気絶した。
◆ 別の刑務所に移送された
ロイスは列車で別の刑務所に移送された。
ロイスの部屋には先に二人の受刑者がいた。ロイスが聖書を持っていたので、バカにされた。
ロイスが「私は殺していない」と言うと、もう一人が「私も本当は無実なのよ」と言う。ロイスの言うことを信用していないようである。
別の房の受刑者が叫びながら連れ出された。死刑執行が行われたようである。
◆ ドッティはまた強盗
ドッティは、同じように黒装束である店に入った。店主だけがいた。拳銃を突き付けてレジの金を要求した。
そこに客が入って来た。杖を持った盲目の人である。目が見えないので状況が分からず近づいてくる。
しかし客は杖を落とし躓いて倒れた。慌てたドッティは客を拳銃で撃った。
さらにレジの金を奪い取って逃げ出した。
結局ドッティは逮捕された。
しかし警察署で居直って大声を上げた。
当然有罪となって刑務所に送られた。ロイスと同じ刑務所である。
◆ ロイスの頼みをドッティは無視
ロイスは刑務官に「私は生きたいの」と言う。
ロイスの頼みは、ドッティかエディが証言してくれることである。注、確かにそのとおりなのだが、なぜそれがロイスに分かるのかは不明。ただロイスとドッティの弁護士は同じなので、弁護士からの情報とすれば納得できる。
ロイスとドッティがある部屋に連れてこられる。ロイスは「私が無実なのは知っているでしょ?」と訴える。ドッティはたっぷり嫌味を言って否定する。
ロイスは泣きじゃくって連れ出された。
◆ ドッティは受刑者から責められる
ドッティが入れられたのは大部屋で何人もの受刑者がいる。注、同じく一人を殺したのにドッティは死刑ではない。
ドッティは他の受刑者からケニーの殺人事件について疑われており、追及される。
ドッティは否定する。受刑者同士ではあるがドッティの態度は卑怯であると批判される。
次第にみんなからは白い目で見られるようになる。マッチ箱にドクロの絵が描かれた。鏡にもドクロの絵が描かれた。
さすがのドッティもいたたまれなくなってきた。
◆ いよいよロイドの死刑執行
ロイドの死刑執行が近づいてくる。弁護士は裁判所に執行停止を求めたが却下された。
また一方、エディが事件に巻き込まれて死亡する事件が発生した。これでエディの証言は得られなくなってしまった。
刑務官の女性が来て執行の命令書を渡した。
弁護士はさらに知事に対して執行の延期を要求したが、これも却下された。
一方ドッティは他の受刑者からリンチされた。刑務官がドアを開けて止めに入った。ドッティは開けられたドアから逃げ出した。
ドッティは刑務所の中を走り回って逃げた。
一方、ロイドは処刑室に連れていかれて、注射を打たれて目隠しをされて、イスに座らされた。スイッチが押されればすべてが終わる。
ドッティはまだ逃げ回っている。死刑の執行室のそばまで来た。「私が殺したっ!」と叫んだ。
■ 出演作
◆ テリー・ムーア
(1965)勇者の街/Town Tamer
◆ デブラ・パジェット
(1949)春の珍事/It Happens Every Spring
(1950)折れた矢/Broken Arrow
(1951)女海賊アン/Anne of the Indies
(1957)十戒/THE TEN COMMANDMENTS
(1956)やさしく愛して/Love Me Tender
(1954)ナイルの王女/Princess of the Nile
(1951)14時間の恐怖/Fourteen Hours
(1957)舞い散った札束/断崖の河/The River's Edge
(1960)シーラ、クレオパトラの娘/Cleopatra's Daughter
(1949)他人の家/House of Strangers
(1951)南海の劫火、極楽鳥/Bird of Paradise
(1958)宇宙冒険旅行:地球から月へ/From the Earth to the Moon