『 KY(危険予知)をマンネリ化させない為には 』 | ㈱辻安全サービスセンター『辻太朗のブログ』

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「ご安全に!」㈱辻安全サービスセンター 代表取締役の辻太朗です。

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『 KY(危険予知)をマンネリ化させない為には 』

~「毎日同じ作業だから毎日KYが同じなんですけど・・・」~



まず「なぜKYをやるのか?」という目的を理解することが大前提ですが、今回は理解しているけど点検やヤード内作業で「毎日同じ作業だからKYも毎日同じになってしまう・・・」という場合の考え方を書きます。


●危険予知する前に「今日の状況」を考える。


「今日の状況」とは

・季節

・仕事の忙しさ

・休みの人がいる、いない。


などです。




●例えば季節が冬に近づくと・・・


「暗くなるのが早くなる」

       ↓

「夏よりヤード内のフォークリフトや人が見えにくくなる」

       ↓

「接触の危険性が高くなるから反射チョッキを着よう」



となります。



今日の状況で急に風邪で休む人がいるのであれば、人数が少ないのをカバーしようとあせる危険が高まるし、仕事が忙しいのがわかっているからこそ、あせる気持ちの事故リスクを下げるために当日の作業スケジュールの確認がより重要になるはずです。


作業内容は毎日同じでも「今日の状況」は日々変化しています、そこから「今日特に気をつけなければいけないこと」を見つけてKYを事故予防に活用することが大事だと思っています。


ご安全に