ステアリング変更後の"あるある"バナシ。 | コンパスと徒然

コンパスと徒然

旧アムクラフト、現ホワイトハウスのコンパスに乗っています。
コンパスや日々の徒然を書き綴っています。

念願のステアリング変更をし、意気揚々と試乗がてら家路まで走行中、"違和感"を感じていました。


それは、"真っ直ぐ走っている感じがしない!?えっ"

因みに、その時の状態の画像。

ステアリングを右側に曲げているように思えますが、実はこれでセンター状態。DASH!


この状態で直進走行していた訳なので、違和感アリまくりでした~ビックリマークショック!あせる


これが、ステアリング交換時によく起きる"あるある"現象。

私もご多分に漏れず、実感してしまったわけなんです。しょぼん


今回は、この顛末を。


ステアリング変更をされた方なら多くの方が経験すると思いますが、新車を買われた方でも起きえる、今回の様なステアリングセンターのズレ。

 

私も実際、レガシィを新車購入した際、納車時の説明を終え、ディーラーを出て走りはじめた直後、このセンターズレを見つけ、すぐにディーラーに戻って直してもらった記憶があります。


ステアリングのズレは、ステアリング自体が粗悪品ではなく、純正であろうが他社製であろうがハンドル自身のセンターの切り込みは同一部品でも誤差があるので、必ずズレるもの。


逆に、ズレていないモノの方が少なく、ズレていないモノに当たればラッキーなんだそうです。


確かにメーカーHP の各所にも「フレーム(骨組み)部分は車種別専用設計品ではありますが、車種別個体差と商品個体差によっては、ステアリングが水平位置より回転方向に対して若干傾く場合がございます。 」と謳っていましたし。

 

この補正ができるか、ユーアイの榎本店長に相談してみると、案の定「あ~、良くある話ですね~ビックリマーク」から始まり、「しかし、ウチでは(設備的に)しっかりと診る事はできない」との事・・・。しょぼん


色々とアドバイスをいただきながら、「かずさん、よく行ってるもうひとつの店があるでしょ、そこなら出来るはず」と、言うことで、もう一ヶ所頼りになるショップへ電話電話

 

「今なら空いてますよ~ビックリマーク」と、気さくに応えてくれたので、直行ビックリマークDASH!

そこは、昨年もタイヤのパンクからと新タイヤ&ホイール購入などでお世話になった、地元のタイヤ館


ここで、アライメント&ハンドルセンター調整をしてもらう事となりました。


アライメントはサスペンションやステアリングのシステムを構成するそれぞれの部品が、どのような角度関係で自動車に取り付けられているかを示すもの。


本来、新品タイヤ交換をした時などにアライメントも同時に行うのが推奨されていますが、縁石にタイヤをぶつけたり、段差を勢いよく乗り上げてしまったりした場合に生じる"ズレ"を計測できるので、それらの影響から起きる"タイヤの偏磨耗"の予防や"まっすぐ走らない"場合の診断などもできます。

 

少し前、テレビCMで"アラ~イメント音譜、タイヤの骨盤矯正~音譜"と流れていたので、記憶にある方もいらっしゃるかと思いますが、それはこのアライメント調整の事を指しています。


アライメント調整では、"キャンバー"、"キャスター"、"トー"の左右両方の角度を診断しながらそのズレを直していきます。


・キャンバーとは


クルマを真正面から見たときに、垂直方向に対してタイヤがどう傾いて取り付けられているかを示すのがキャンバー角。


トーと連鎖して直進性とコーナリング性能に影響する、アライメント数値のひとつです。


タイヤの上部が外側へ倒れている場合をポジティブキャンバー、下側が開いている場合をネガティブキャンバーと呼びます。


わずかにネガティブキャンバーとなっているのが一般的ですが、車高を下げたりして角度が付きすぎると、タイヤの内側だけが減る偏摩耗が起こります。


・キャスターとは


操舵の回転軸のことをキングピン軸といい、クルマを側面から見たとき、前輪のキングピン軸は上部が後方へ傾いているのが一般的です。


この傾きをキャスター角といい、角度を付けることで直進安定性を保つ役目を果たします。


タイヤが前方から強い衝撃を受けたりするとキャスター角が起きてしまうことがありますが、これが原因で直進安定性が悪くなる場合があります。


キャスター角のわずかなズレは、トーとキャンバーのアライメント調整で補うことができます。


・トーとは


トー(TOE)はトーシューズといった言葉があるように「つま先」という意味があります。

クルマを俯瞰する状況を想像してください。


真上から見た時に、タイヤのつま先が車体に対してどう向いているかを示す数値がトー角で、「mm(ミリ)」あるいは「°(度)」で表します。


トー角は、直進性とコーナリング性能に大きな影響を与えるアライメント数値のひとつで、一般的に前方がすぼまっている場合をトーイン、前方が開いている場合をトーアウトと呼びます。


さて、それでは、診断してもらう事にします。

測定器までの適正位置にリフトアップさせていき、

上下画像の反射板みたいな機器を4輪に取り付け。


4輪全てに装着したら、診断開始 。

計測値はモニター表示されます。

コンパスのキャンバー・キャスターは左右とも正常値ですが、トーが左向きにズレているのが確認できました。

「長年乗っている割にはトーだけ、しかも、わずかなズレしかないのは珍しい」と、作業に当たってくれたA店長さんに、お世辞でも嬉しいことを言ってくださりましたが、本当なのか、営業トークなのかは解りませんかおはてなマーク


診断後は、赤丸で囲ってあるタイロッドを、モニターを見ながら適性値まで長さ調整して行くだけとなります。


このタイロッドを調整をする事により、トーの補正も出来、ハンドルセンターも正常な位置に戻すことができます。

しかし、この調整、文面では簡単に書いてしまいますが、実際、見学していても、コンマ間隔の微妙なレンチ捌きをしていかないとならない細かな作業でした。

タイロッド調整で、トーはほぼ完璧にセンターに戻りました。クラッカー


キャンバーとキャスタも数値的には若干のズレがありますが、調整料として1箇所数千円ずつかかるそう。


しかし、店長さん曰く「適正値範囲内ですし、全てが完璧に"数値ゼロ"になる訳ではないので、勿体ないよ。」との助言もいただいたので、これにて終了ビックリマーク


最後に、診断前・後のプリントアウトされ可視化されたデータをいただきました。

先にも書きましたが、長年乗っている割に、バランスが全体的に良いんだそうです。ニコニコ

今回の診断・調整料は、詳しく書かない方が良いみたいですが、1諭吉さんとほんの僅かで済みました。¥


この金額で、タイヤの次に"命を乗せている箇所"を診断してもらえるのであれば、全く痛くもありません。音譜


先にも書きましたが、ノーマル状態の車両でも、タイヤ交換時若しくは、縁石や駐車止めの段差に勢いよくぶつけたり乗り上げてしまった、また、悪路走行をよくされる方やキャンピングカーのように重量架装された車両などは、数年に一度程度でもアライメント診断を受け、"安全を買っても"良いのではないでしょうか。


今回、またも、タイヤ館の店長さんにお世話になってしまい、お礼と少し話をさせていただいた中でショックだったのは、3月に異動になってしまうそうで・・・。しょぼん


次の異動先は、その近所に大型の某カー用品店がある 立地近くで、そこに店長として赴任するそう。


整備士資格を持つ店長さんで、それを重視した作業をメインとする店舗の強化のため、早々と異動になったそうです。


しかし、自宅からそんなに離れた場所で無く、余程、タイヤ関係で緊急事態な状況でなければ立ち寄れるので、またお世話になると思います。ニコニコ

 

今度、そちらへ寄らせていただいた際に、ブログを読まれている皆さんには改めて、店舗名なども紹介させていただきますねビックリマーク


もちろん、今の店舗に残るスタッフさんも皆、礼儀正しくて、良い人柄の方ばかり。

しかも当たり前ですが、しっかりと診てくれ、作業してくださる方ばかりなので、こちらも利用させていただきますね。

おかげさまで、ステアリングのセンターもちゃんと正常位置に戻り、快適になりましたよ~ビックリマーク合格


明日、少し距離を走るプライベートな予定が組めましたので、小径化されたハンドリング感覚なども含め、体感してこようと思っています。いちご


ペタしてね


ブログ更新の励みになりますので、訪問いただいた足跡代わりに「ポチッ」とクリックしていただけると嬉しいです。
応援、宜しくお願いします!(^O^)/ 

にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村