3.テスト技法(JSTQB Advanced Levelアナリスト)
※出題される60問の中で最も出題数が多い章(49.6%程度)
3.2 仕様ベース(またはブラックボックス)の技法
仕様から テストを導き出す
- コンポーネントまたはシステムの内部構造を参照することなく、テストベースの分析に基づいてテスト条件に適用して、テストケースを導き出す
- 通常、システム要件ドキュメントに基づく
- テスト設計時に作成するもの(状態遷移図やデシジョンテーブルなど)
- テスト条件を体系的に導き出す
【仕様ベース技法一覧】
3.3 欠陥ベースの技法
テスト対象のソフトウェアから完全に独立している欠陥分類法(分類された一覧)から テストを導き出す
- 一般的にシステムテストに適用する(すべてのテストレベルに適用可能)
- 欠陥タイプ、根本原因、故障の兆候、欠陥に関連するその他のデータの一覧も含むことができる
- 識別したリスクおよびリスクシナリオの一覧も、テスト対象を絞るための基礎として使用することがある
【テスト担当者】
- 欠陥のタイプの種類に対象を絞ることができる
- 特定のタイプの既知および一般的な欠陥の欠陥分類法を通して作業できる
【テストアナリスト】
- 分類法のデータを用いて、テストのゴール(特定の欠陥タイプを見つける)を決定できる
- 欠陥を出現させるようなテストケースとテスト条件を作成する
【欠陥ベース技法一覧】
3.4 経験ベースの技法
テスト担当者のスキルと直感、および類似のアプリケーションや技術での経験から テストを導き出す
以下の場合は、より構造化された方法よりも優れた代替策となることがある
- 欠陥を見つけたい
- システムドキュメントが適切でない
- テスト時間が厳しく制限されている
- テストチームがテスト対象のシステムに精通している
以下の場合は、他の技法ほど適していない
- 特定のカバレッジを達成したい
- 再利用可能なテスト手順を生成したい
【経験ベース技法一覧】
以上。