3.2.7 ユースケーステスト(JSTQB Advanced Levelアナリスト)

  • システムの使われ方をエミュレートするトランザクションベーステストおよびシナリオベースのテストを可能にする
  • アクターと、何らかの目標を達成するシステムとの間の相互作用の観点で定義する
 
【適用】
  • システムテスト、受け入れテストのテストレベルで適用する
  • 統合の状況によっては統合テストにも適用する
  • コンポーネントの振る舞いに応じてコンポーネントテストでも使用できる
  • 性能テストの基礎となる
 

【制限/注意事項】

  • 様々な大替パスを正確に定義する必要がある
  • ユースケースはガイドラインとして扱い、テスト対象の完全な定義として扱ってはならない

 

【カバレッジ】

  • テスト済みのパスの数 ÷ 主要パスと大替パスの合計
 
  • 最小カバレッジは、主要パス用の1つのテストケースと、大替パス(例外パスおよび失敗するパスを含む)またはフローごとに1つのテストケースを含む。

 

【検出できる欠陥の種類】

  • 定義済みシナリオの誤った処理
  • 大替パス処理の欠落
  • 提示された条件の誤った処理
  • 読みにくいまたが不正なエラーレポート
 
以上。