3.2.5 状態遷移テスト(JSTQB Advanced Levelアナリスト)
- ソフトウェアが、有効またが無効な遷移を介して、定義された状態の開始および終了を実行できるかどうかをテストするために使用する
- 【状態遷移図】:状態間のすべての有効な遷移を図で示す
- 【状態遷移表】:有効および無効の両方の可能性のあるすべての遷移を表す
【適用】
- 定義済みの状態を持ち、それらの状態間の遷移(例えば、画面の変更)を引き起こすイベントを持つすべてのソフトウェアに適用できる
- すべてのテストレベルで使用できる
【制限/注意事項】
- 0スイッチ:個々の遷移
- 1スイッチ:2つの連続した遷移のシーケンス
- 2スイッチ:3つの連続した遷移のシーケンス
【カバレッジ】
- 許容できる最低限のカバレッジ度合いは、すべての状態に遷移し、すべての遷移を通ること
- 【ラウンドトリップカバレッジ】:繊維のシーケンスがループを形成する時に適用する
【検出できる欠陥の種類】
- 以前の状態で発生した処理の結果である現在の状態での不正な処理
- 不正またがサポートされていない遷移
- 終了しない状態
- 必要にもかかわらず存在しない状態または遷移
- 仕様ドキュメントの欠陥
- 欠落(特定の状況で実際に何が発生するかに関する情報が存在しない)
- 矛盾
以上。