3.2.3 デシジョンテーブル(JSTQB Advanced Levelアナリスト)
- 条件の組み合わせ間の相互作用をテストするために使用する。
- デシジョンテーブルのゴール
- 条件、関係、および制約のすべての組み合わせを確実にテストすること
- 簡単化したデシジョンテーブルのテスト
- すべての可能な組み合わせの数から「関心のある」組み合わせの数に理にかなって削減する方法
【適用】
- 統合テスト、システムテスト、受け入れテストのテストレベルで適用する
- 要件が以下で提供される場合、特に役立つ
- フローチャート
- ビジネスルールのテーブル形式
- 作成する際は、以下考慮する必要がある
- 定義された条件の組み合わせ
- 明確には定義されていないが存在する可能性のある組み合わせ
- 有効なデシジョンテーブルを作成する為には
- すべての条件の組み合わせに対する期待結果を仕様またはテストオラクルから導き出すことが出来なければならない
- すべての相互作用条件を考慮する
【制限/注意事項】
- 要件が適切に定義されていない、存在しない場合は、すべての相互作用条件を見つけることは困難な作業
- 不明である期待結果を決定することは珍しくない
【カバレッジ】
- デシジョンテーブルは、同値分割法、境界値分析が補完
【検出できる欠陥タイプ】
- 予期しない結果をもたらす特定の条件の組み合わせに基づく不正な処理を含む
- デシジョンテーブル作成時に、仕様ドキュメントで以下発見することがある
- 欠落(特定の状況で実際に何が発生するかに関する情報が存在しない)
- 矛盾
- テストでも処理されない条件組み合わせ
- 適切に処理されない条件組み合わせ
以上。