3.3.2 欠陥分類法(JSTQB Advanced Levelアナリスト)
- 欠陥タイプを分類した一覧
- 非常に汎用的で高位レベルのガイドラインとして使用
- 非常に限定的に使用
- テキストフィールドでの問題
- 有効なデータが受け付けられない
- 無効なデータが受け付けられる
- 入力長が検証されない
- 特殊文字が検出されない
- ユーザエラーメッセージが有益でない
- ユーザは誤りのあるデータを修正できない
- ルールが適用されない
- 日付フィールドでの問題
- 有効な日付が受け付けられない
- 無効な日付が拒否されない
- 日付範囲が検証されない
- 精度データが正しく処理されない(例:hh:mm:ss)
- ユーザは誤りのあるデータを修正できない
- ルールが適用されない(例:終了日は開始日よりも未来にある必要がある)
- 分類法を作成するには
- ゴールを作成し、期待する詳細度(分類の階層の深さと、共通する欠陥の記述レベルの両方)を定義する
- 基準として使用する特定の分類法を選択する
- 値と、組織内の実績または外部のプラクティスまたはそれら両方から共通の欠陥を定義する
- カスタマイズするには最初に分類法の目標または目的を定義する必要がある
- 詳細度を高めるほど、開発とメンテナンスにかかる時間が多くなるが、テスト結果における高い再現性をもたらす
- 詳細な分類法は冗長になる可能性があるが、テストチームは、情報またがカバレッジの不足を発生させることなく、テストを分割して実施できる
- テスト条件とテストケースを作成するために使用できる
- 特定のリスク領域に焦点を当ててテストするのに役立つ
- 使用性や性能など、非機能領域に対しても使用できる
- 多くの分類法の一覧が、IEEEやインターネット上で提供されている
以上。