こんなふうに違うタイプのサインとハウスの場合について、私は型にあてはめて考えたことがないので 短くズバッと答えることができません。

なので、長々と答えます。



先のブログ記事の話は 分かりやすいケースについてすごく簡単にまとめた話だから、このようにほんの少しでも丁寧に厳密にするとすぐ立ち行かなくなる雑な理論です。

サインとハウスで性質がだいぶ違うときには 複雑さが増しているので、私は型やパターンなどに当てはめずにコツコツ地道に考えていますよ。


それで、肝心なポイントとして
ハウスを場所、サインを性質として考える
というのがあります。

その話をします。




私はプラシーダスハウスシステムを使うので、ここではプラシーダスの場合として説明します。
(コッホなど、ほかのハウスシステムでの説明のしかたは分かりません)

プラシーダスは、生まれた場所と時刻を必要とします。
地球での座標を細かく指定している感じ。
プラシーダスのハウスは、位置や場所や形っぽいのです。

という理解のしかたは私が自分で考えたものなので 一般的な理屈の導き方は知らないのですが、



プラシーダスのハウスは 場所、場として捉えるといいです。
↑これは松村潔先生の占いの本に書いてあります。
たとえば
2ハウスだったら家とか
4ハウスだったら家庭や家族などの身内の場とか
10ハウスだったら職場とか
11ハウスだったら仲間の集まりの場や 未来的な場所(最新技術を紹介する展示会とか?)や 電気を扱う場や インターネットやバーチャルな場もそうかな
12ハウスだったらお寺や修道院や刑務所など浄化の場
みたいなことですな。
もっといろいろ挙げられる。



一方、サイン(星座)は概念的なものです。
性質や雰囲気みたいなことですな。



これらを併せて考えて、
塗り絵をイメージすると分かりやすいと思います。
ハウスで外側をふちどってあって、サインが色です。

たとえば
10ハウス蟹座だったら「仕事場(10ハウス)が蟹座色」のように考えます。

アットホームな職場、身内で営んでいる職場という感じですな。
権威ある場を 身内でかためる場合もあるかも?


反対に、4ハウス山羊座だったら
家庭(4ハウス)が山羊座色になっている様子を考えます。

家で仕事をしていそう。
自営業、在宅ワークのような感じ。
あるいは、家に権威があるかもしれない。
社会的影響力のある伝統的な「◯◯家!」とか。
この辺りの詳しいところはクライアントさんからお話を聞きながらになりますな。

ここにドラゴンヘッドがあったら、家、実家、身内の場で仕事をするように変化していきそう。
自営業、在宅ワーク、権威ある家… のようななにかをすることが、はじめは嫌だったけど 受け入れられるようになる。
という感じ。

例として取り上げやすかったので、10ハウス蟹座、4ハウス山羊座の話をしました。




こんなふうに、場所(ハウス)と その場所が帯びている性質(サイン)として考えます。

占いを考えるのに時間をかけて大丈夫なときには、アスペクトや そのサインの支配星や サビアン、過去から未来の流れの中で それはどんな体験なのかなど考慮します。

ご質問にある感じだったら どうにか型を考えることもできなくはなさそうだけど、
このくらいちょっとでも複雑になるのなら、雑にカテゴライズするよりも じっくり読めたほうが私は楽しいです(笑)



そんな感じっ




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こういうのを開設したことをすっかり忘れていて告知もなんにもしていなかったのだwww