あまてらす鉄道で充分楽しんだ後は今回の旅をしようと思い立ったきっかけでもあった【天岩戸神社】さんへ
ご存じの方も多いかもしれませんが、天照大御神様が隠れられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしている神社さまです。
岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、さらに川上には八百萬の神様がどうしたら外に出てきてくれるかを相談するために集まったとされる天安河原があるという大変盛沢山な場所でございます。
でね、行くにあたりふと思ったわけです。
西本宮と東本宮、ご挨拶の順番はあるのかしら?と。
ネットで調べてみるとまあなんというか様々。
ざっくり分けると、ツアー系のところは【順路は決められており必ず西本宮→東本宮でお伺いすること】と書いてあるものが殆ど。
逆にスピリチュアル系の人のブログや地元で古くから○○経営している店主です!みたいな方はこぞって【東本宮→西本宮でお伺いするべし】と。
では実際、神社さんはどちらを推奨されていらっしゃるのかしら?と思いお電話してみました。
出られた巫女さんでしょうか、可愛らしい女性の方が方言でゆったりと
「え~順路ですかぁ?こちらは推奨している順路というものはとくにはございません。どちらでもご自身がお好きな方からお巡りくださいませ~」とすごく毒気も抜かれるような優しい口調で教えてくださりました
ということでこれから訪れられる皆さまはご自身の思うがままに巡られてみてはいかがでしょうか
私は個人的に思うところがあり、東本宮→西本宮→天野安河原でお伺いをさせていただくことに致しました。
東本宮と西本宮は歩いて15分程度です。
その際、岩戸川に架かる岩戸橋は絶景ポイント。一部床がガラス張りになっていてスリルも満点です
景色を楽しみ歩くと迷うことなく東本宮へ到着。
この日は天気が良かったからか参道を歩いていたらとても綺麗な蛇さんが目の前を歩いていかれました。
個人的には西と東で雰囲気がずいぶんと変わり、温度や空気感、受け取るメッセージが異なるのもとても面白かったです。
東本宮は天照大御神様が岩戸から出てきてからお住まいになられた場所。
神聖で清らかで凛としていた芯の強さのようなもので満たされているようでした。
自分自身の芯の部分と向き合い、不要なものを手離し、浄化され、必要な場と繋がり、スッと空高く、地深く繋がって凛と一本の線を描くような背の伸びるような美しさに包まれているようでした。
時間が許すのであれば、拝殿・本殿のみではなく、裏手のにある、御神水・七本杉もぜひ全部見ていただきたいです。
こちらは七本杉。
御神木や木々からのメッセージを受け取られる方はきっとそれぞれの木からも、全体からも必要なメッセージをいただけるのではないでしょうか。
東本宮を満喫したのちは西本宮へ。
前述の通り、西本宮は天岩戸をを御神体としており、必ず神職さんのご案内の元、お祓いを受けて拝殿裏の遥拝所より拝ませていただくことが可能となります。
見学は自由、申し込みは不要。
1日16回ある案内開始時間に合わせて社務所前、待合室横の「休憩所」に集合すれば連れて行ってくださいます。
御神体を見学される方はぜひ先に拝殿でご参拝を済まされたのちに休憩所で待機して御神体のご参拝に望まれるのが良いかと思います。
集合時間になると神職の方がいらっしゃり説明をしてくださいながらご案内をしてくださいます。
途中、拝殿にてご参拝が出来ていなかった方のために短い時間ですがご参拝の時間を設けてくださいます。全員の参拝が済んだのち、遥拝所入り口前でお祓いを受け遥拝所へと参ります。
遥拝所入口の前にある【御神木・招霊(おがたま)の木】
また遥拝所の出口にはこちらと長野県諏訪の二ヶ所しかないと言われている特異な葉と実の形をした【古代銀杏は】があります。
ぜひこちらも見られると良いかと思います。
また拝殿の隣では鳴き声のすごく長い鶏さん、長鳴鶏(東天紅)がちょうど遥拝所に行く時にお散歩の時間だったようで長い鳴き声を聞くことができました。
日本で鶏が記された最初の文献は、「古事記」「日本書紀」の「天岩戸伝説」なのだとか。
鶏の鳴き声には、
「太陽の神さまを呼ぶ力がある」
と言われており、天岩戸神話では、天照大御神さまに出てきてもらうため長鳴鶏を鳴かせたと記されているそうで、天岩戸神社では過去に長鳴鶏(東天紅)の鳴き声を奉納する神事を行ったこともあるようです。
常にお散歩中ではないようなので、タイミングが合えば聞けるかもしれません
御神体である天岩戸は写真撮影不可。
正面からは小さい洞窟のようですが、斜めから見るとかなり深くとても大きな洞窟でした。
また東本宮とは打って変わり、凛とした雰囲気というよりは優しく清らかでおおらかな雰囲気に包まれているようでした。
さて、ここで午前中の疑問に思った紙垂の話しに戻ります。
ネットで調べたところでは
「地上の神と天の神、水の神と火の神」などが多かったのですが。
せっかくご神職の方にお話しを伺える機会でしたので、紙垂の色について伺ってみました。
「私共はあくまでも、緑が水、赤が火と捉えております。
この「ひ」には火だけでなく天のお日様の「ひ」も含まれているかは定かではございません。
神ではなく水と火そのものであり、どちらが強くも欠けることもなく、双方必ずバランスよくあることが大切。そのため必ず対で表し、わたくしどももまた全てにおいてバランスを大切に過ごすことが大事であるという意味も込められているかと。」
とのお話しでございました。
ということで諸説ありますが、
天岩戸神社のご神職の方曰く、順路は東本宮、西本宮、どちらでもお好きな方から
紙垂の緑と赤は水と火を表し、常に対でバランスを大切にだそうで。
えらい長いブログになってしまいましたが、せっかくなのでこのまま天安河原まで行かさせていただきます
願い事が叶うとされ、八百万の神々が集まり相談をした場と言われる天安河原
あくまでも個人的な見解ですが
有名なこちらの場所に行くまでの川沿いの道すがら、何か所かすこーんと突き抜けるとてもエネルギーの高い場所がありました。
自己責任で河原に降りて水と触れるのも良いかもしれません。
願い事が叶うというよりは、道中のエネルギーが高い場所でのみ
煩悩や欲、思考がすこーんとすっぱ抜かれた状態になり魂の願いがダイレクトに聞こえやすくなる。
魂と宇宙のエネルギーが繋がりやすくなる場が数か所ある。
そんな印象を受けました。
この洞窟自体は訪れたのが夕方ということもあり、訪れた方のお願いのエネルギーがいっぱい充満している感じでございました
敏感な方は人々の願いのエネルギーにちょっぴりあてられてしまうかもなぁ…という感じでもございました。
せっかくなので帰り道に高千穂町で一番営まれているという窯元に併設されている【あまてらすcafe】でソフトクリームをいただいて帰りました
美しい新緑と岩戸川を眺めながら頂くスイーツは格別でございました
小豆と抹茶のミックス
天岩戸神社さん、総合的に
「余計なものをそぎ落とし浄化して魂と宇宙の叡智と繋がる」そんな印象を戴いた素敵な場所でしたまた次回高千穂を訪れた際もお伺いをさせていただきたいと思います。
天岩戸神社
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1
あまてらすの隠れcafe
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1082-21
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000204714
[今回の旅日記]
序・
⑫馬ケ背・
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