仮想環境 VMware ESXi 8.0をCeleron J4125のミニPCにインストール | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

仮想環境とは。コンピュータの中に作られた、仮想のパソコンです。

 

 

例えば1台のパソコンの中に、WindowsだのLinuxだのを複数共存させて

同時並行で利用できます。

リモート端末に画面を映して遠隔操作。

 

珍しい技術ではなく、今時のサーバなどの運用形態としては一般的、らしいです。

なぜそんな面倒な仕組みを取るかというと、

処理を中央集中にして、コストダウン、保守運用の一元化、セキュリティ対策など

メリットは多々あるようです。

VMwareという仮想環境のソフトウェアが有名です。

 

 

 

以前から興味があったのですが、

手元にCPU=Celeron J4125の貧弱なミニPCが余っていたので

軽い気持ちでインストールしてみました。

 

とても大変で、動作するまで丸一日かかりました。

 

 

 

 

 

仕様機材

PC: Beelink GK mini Celeron J4125(4コア) メモリ16GB SSD256GB

USB-LANインターフェース: バッファロー LUA4-U3-AGT

 

ソフトウェア

VMware ESXi 8.0U1 無償版

 

仮想環境を使うのは初めてで、必要なスペックが見当もつきません。

 

ESXiはRealtekなどの安価なLANインターフェースが標準対応していないため、

使用実績のあるASIX AX88179チップ搭載のUSB-LANインターフェースを用意し

ドライバを組み込んだインストール用ISOイメージを自己生成するのが定石のようです。

 

 

 

 

 

ISOイメージを作るため、試行錯誤している様子。

ネットを検索しても「最新8.0U1でUSB-NIC対応する手順」の易しい説明が無く

あちこちの情報を継ぎ接ぎしつつ、やっと理解しました。

 

特定バージョンのPythonをインストールして、パスを指定する辺り

知らない事だらけで悩みました。

 

 

 

 

 

出来上がったUSB-LAN対応のISOイメージを、USBメモリに焼いて、インストール。

やっと仮想環境が整いました。長い道のりだった。

 

このリモート設定画面から、バーチャルなパソコンをマウスぽちぽちで生み出せます。

 

 

 

 

 

仮想PCを1台セッティング。

リソースはよく分からないので、CPU2コア、メモリ4GB、SSD48GBに設定。

試しにUSBメモリから「Windows10」をインストール。

 

 

 

 

 

仮想PCでWindows10、動きました。

多少もっさり感はありますが、リモート画面かつ貧弱CPUでも意外と使えます。

インターネット接続も問題なし、ヤフーのニュースが表示できました。

 

 

 

 

 

仮想PCでYouTube視聴。

若干動きが荒い部分もありますが、普通に動画が表示できました。

なんで犬が引きずられとるねん・・・。

 

 

 

 

 

YouTube視聴中の、タスクマネージャー。

360p設定だとCPU負荷40%くらい、案外いける感じです。

1080p設定にすると負荷50~90%で限界のようでした。

 

 

 

 

VMware ESXi、設定項目が多くすぐには理解し切れませんが、

慣れると面白そうなので引き続き試してみようと思います。

趣味の実験場として使えるようになるといいなぁ。

 

おしまい。