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徒然むかしばなし

蝦夷地のほぼど真ん中に棲むクイズとロックバンド好きの主婦による、昔の思い出話をまとめたブログ

平日朝の京阪特急の、女性専用車両の車内で、

dustboxの『Shine Bright』をイヤホンから聴きながら、
宮沢賢治の『永訣の朝』を青空文庫で黙読して、
なるべく誰にも気づかれないように涙を流す私は、
なかなかの不審人物だなあと思いました。
 
京阪の電車と線路には、色んな思いを詰めてきました。
宇治という、想い人の故郷へ初めての一人暮らしに行く希望、
一人暮らしになって白日の下になったことで暴走し始めた自己嫌悪、
中学生頃から拗らせてきたぼんやりとした希死念慮、
それと、これでは、このままではいけないと思う、焦燥感。
2007年のわたしは、随分と物思いが過ぎていた人物でした。
 
中書島のホームで、何度となく「一歩」を踏み出そうと思ったものでした。
絶望への一歩。
実際にこれを踏み出していれば、12年経った今、
再びこのプラットホームを歩いて居ることもなかったなと、
引き続き流し聴いているdustboxの曲達を聴きながら、思いました。
その「一歩」を思い留まらせてくれた、当時の親友である夫に感謝もしつつ。
 
12年と少し経った今日は、想い人が生まれて41年になる日。
今日は聖地巡礼と、少しばかりの訣別をしに宇治に向かっています。
想い人の故郷であり、2年間住んでいた宇治へ。
 
想い人は、2007年当時から2年前に凄い出会い方をした人です。
同じ店の御贔屓という立場で同席して、
お店のご主人の優しいお気遣いで、殆ど人にしてきてなかったお話もした、
謙虚で紳士で、才能溢れる4歳年下の人。
わたしが想うには、あまりに大きな存在の人。
 
わたしは1年間、どういう立場で居れば、一生を通しての想いを持っていけるか、
何度となく考えては何度となく苦しくなって、何度となく泣いたものでした。
遭遇した事への感謝よりも、通い続けて近くで観られている恵まれた事よりも、
時々訪れる「こんな重たい想い方、迷惑になるだけだ」という想いで。
幸せだったけど、それを凌ぐ勢いで苦しくなったものでした。
軽く「ファンです」て言える事が出来たら、どんなに楽だっただろうと。
 
そして、今日訣別するのは、この重たい想い方という気持ちです。
これではあまりに、命を救ってくれた親友である夫に、申し訳が無さすぎると思い、
聖地巡礼として宇治に来るのは、今日で終わりにしようと、思ったのです。
もっと気を楽にしないと、大事な家族が出来た今を生きるには、抱え込み過ぎてると。
何より、明日、過去一の特等席で想い人を拝見するには、泣かずに観れなさそうで危ないと思い、
明日を軽い気持ちで迎えるために、今日で重たい想いを取り除いておこうと思って。
 
いま、当時の最寄駅の、三室戸に着きました。
電車の中でこれを書いてて泣かずに居られなかったので、
ちょっと鎮めてから、平等院に向かいます。
いま鎮めておかないと、このあと純粋に楽しめないかもですし。
 
一旦ここで筆(ではなくスマホのタップですが)を置こうと思います。
ぐるぐる聴いてるdustboxをスマホから聴くのも止めて、
最後の来訪となってもいいくらいの、沢山の写真を撮るのに使っていきます。
 
重たい想いとの永訣の朝。もっと気楽に、軽く想いなさいと、言い聞かせて。
帰る頃には、一人の純粋な観光を終えた客になっていますように。

9mm Parabellum Bulletの『いつまでも』という曲を聴きながら、

久しぶりにこちらを更新しています。

かれこれ12年ほどずっと好きで聴いているロックバンドなのですが、

今年リリースされたアルバムの中にあるこの曲が、とにかく好きで。

長いこと一番好きな曲は一番最初に知ったきっかけの曲からずっと

不動だったりしたんですが、それを覆すくらいのお気に入り度です。

Spotifyで配信をされていますので、曲はこちらから是非に。

歌詞は、歌ネットのこちらにありますので、こちらも見つつで。

ちなみに今日は、わたしの44度目の誕生日なのですが、歌の時間が

4分44秒でちょっと驚きました。曲時間とか気にしなかったので、

44歳のお話をする時に見つけてうわって思いましたね。


さて、この曲をまず聞いていただいた上で、少し語りたい話があり
ここのスペースを使って書こうかなと思います。
わたしにとっての『いつまでも』なものを、あれこれと話します。

まず、『いつまでも』の冒頭の歌詞である、
「眠れない夜が来て 君のこと思い出してる」
で思い出すことは、わたしにとってはひとつではありません。
かれこれ13年前、精神的に一番落ちていた頃、同じように悩み、
遠く離れたところに住んでいながらSNS越しでずっと支えてくれた
私の親友、だった現在の私の夫のことが割合としては最も高く、
次いで夫と知り合う前の頃に物凄いきっかけで遭遇して以来、
1年ちょっとは大阪の劇場に、その後も頻繁ではなくなりつつも
東京の劇場まで舞台通いをさせて戴いていた麒麟の川島さんを、
あるいは人ではなく、四半世紀好きで続けてるクイズのことを、
そして残りは、この曲を作られた9mmのことを思っています。
だから4分44秒に驚いたりしたのですよ。
44歳の最初の日に、4つについての思いを書こうと思ったので。
とはいえ、あまり夫の話を書くのはなんだか気恥ずかしいですので、
こちらでは残る3つについての思いを書こうと思っています。

既にこのブログを読んでくださってる方は察してはると思いますが、
わたしはかなり、過去の思い出を糧にして生きている性格でして、
ふっとなにもしていない時に何かしらの回想をすることがあり、
あと忠誠心が高い性格をしているみたいでなかなか面倒なのですが、
これはこれで半日かけて青春18きっぷで移動している間だったり、
あるいはそれ以上に遠い場所なら飛行機で移動をしている間に、
この回想が到着する目的のところに着くまでの、逢いたい気持ちを
膨らませるための丁度良い媒質になっていたりしています。

麒麟川島さんの恵比寿での単独公演の時に、大阪から18きっぷで
始発から乗り継いでいった9時間とかが、今思うとそんな感じで、
到着するまでに大阪での記憶とか、直近のSNSのことを考えたり
ゆっくりと嬉しかった思い出を回想して行ったものでした。
最短手順で着くよりも、こういう移動の時のほうが深く考えてて。
ご本人には「遠くから申し訳ない、無理しないで」ってかえって
お気遣いをさせてしまったりもしたのですが、おかげで舞台のあと
お見送りをする時に改めてお礼をお伝え出来たということがあり、
つくづくSNSという存在のありがたさを感じたりもしました。
その頃よりもさらに昔だと、18で行ったということもおそらく
ご本人に手紙でも出さない限り伝わりはしなかったですしね。
※確かラーメン屋さんの件があった直後の東京公演の時にも18で
 えっちらほっちら移動していったような気がします。
 その時手紙に18を使ったのを書いたかちょっと覚えてませんが、
 浅草寺に観光に行って、凶の確率が高いことで知られる御籤で
 大吉を引き当てたので手紙の中に同封したのはよく覚えてます。
 ここ一番の運の良さだったので、おすそ分けという意味でした。

というのを、2番の冒頭の歌詞
「夕闇が降りてきて 君をまた思い出してる」
が聞こえてきて、思い出しました。電車の外の景色がだんだんと
東京の会場に着くまでに少しずつ夕暮れ時に近くなっていって、
完全に夕暮れ時になる頃、会場に着いて楽しく過ごしたなあと。

いま9周目くらい聴いてます。
ずっと1曲リピートをしながらこれを書いておりまして。
このあとも書き上げるまでまだまだ聴いていきます。

「愛する人よ 誰かが決めた 幸せなんかに しばられなくていい」
というところが出てきました。
いまこのタイミングでここを聞くと、夫という大事な人が居ながら
だいぶ川島さんに気持ちを持ってかれてるけど気にしなくていい、
みたいな意味にも聞こえてきますね。いやはや。
いや、推しを始めた当初から今まで、疑似恋愛的な気持ちは全く
持ったことは一度たりともなかったのですが、代わる感情として
あの時優しかったお兄さん、みたいな思いはずっと持っています。
それはそれで夫に心配をかける存在になってしまうのかもですが、
ちょくちょく夫にはきっかけの話とどう思ってるかということは
最近になって話していますので、理解してくれてると思ってます。
なんなら一緒にクイズしたいと思うということも言いましたし。
いま鬼のようなスケジュールをこなしてはるんで、まあまあまず
実現しないお話として思ってるくらいですけどね。
けど、カズレーザーさんがいま一般の方ともクイズで絡んだりも
されてるので、全くもって可能性がゼロではないとは考えてて。

いや、かつて大阪で、知り合いのクイズ屋さんが麒麟のおふたりと
早押しクイズで対決されてるのも客席で見たりもしてきたので、
夢だけ持つのは勝手じゃないかな、と思っている感じです。
あれかて目の前で見てどんだけ羨ましかったか、って話ですしw
とはいえ、そんな風景を、完全に前触れもなく見られたことも、
ほんとに嬉しかったものでした。あんまり普段クイズが強いと
いうイメージで活動をされてなかった頃だったので、なおさら。
というか、麒麟のおふたりジャンルハンデあるとはいえ勝ったしw
田村さんが早押しの思い切りがよく、川島さんが知識で取る感じで
タッグとしてめっちゃバランスが良いなと思って見てましたね。
今年は、世界ふしぎ発見で川島さんが解答者としてご出演されて
初出場でパーフェクト持ってったりってこともあったりしたり、
あとはいくつかのクイズ番組のレギュラー解答者になられたり、
その舞台の頃にはまず想像できなかったことが展開されてて、
長いことお慕いしていてよかったな、としみじみ思っています。
今後もレギュラーが続く限りは見届けていきたいですね。

「遠く離れても すぐそばにいても
 変わらないものを 見つけたいね」
という歌詞が聞こえてきました。
ここは、もう既にわたしの場合は見つけられたかなと思っています。
夫と、クイズと9mmと川島さんは一生お慕いしていくと思います。
もっとも、遠く離れてても現代のいまではSNSという便利なものがあり
昔ほど絶望的な距離感は感じなくなっているかもしれません。
クイズでもオンラインクイズが凄く盛んになって、最近はもっぱら
オフラインでの出場よりもよっぽど機会が多くなっていますし、
9mmもLINEでLIVEを配信されたりしてこられてますので、近いなと。


だからこそ、あんまり気軽すぎるコメントを送り続けたりなどをして
ご迷惑をかけてはいけないなということを思ったりしています。
気軽に見られるようになったからこそ、気をつけないと、ですし。

まあわたしがこういう風に思ってても、なんだかな人も実際に居るなと

思ってたりするので、気にし過ぎなのかもしれないんですけどね。
友達かよっていうテンションでコメントしてる人とか、苦手ですね。
あと、ガチ恋気味の方も、タイムラインに出てるとうわあと思います。
川島さんのリプ欄から何人の人をブロックしたか数え切れないなあ。
9mmのほうはそういう人が少ないですのでブロックもないんですがね。
そういう意味では「変わらないもの」ですね、これも。
あまり性善説的な生き方をしてきていないのが原因かもしれません。

と、随分思いを語って来ているのですが、じゃあこれからも変わらず
舞台を見に行き続けたりクイズをやればいいじゃない、と結ぶには
どうもそうも簡単にいかなくなっておりまして。
歌詞を引用すると「立ち上がる力もなくて」という状況に近いですね、
いま、主にリアルの場所に行くのにちょっと難儀をする体調でして。
詳しくは伏せますが、大発作を起こしたら2年は車の運転を控えろと
言われているものです。元々ペーパードライバーでしたけど、つらい。
発症してからは今日で2ヶ月ほどになりますが、不安は尽きないです。
致命傷ではない病気ではあるんですけど、舞台を見に行く・並ぶ・
静寂の中で何かをじっと聞くというのには、支障が0ではなくって。
特に漫才や演奏中、クイズの読み上げの最中に、起きないかが不安で。
大発作の時に、声が上がったりすることがあるみたいなのでね。

たぶんライブ通いされてる方は、持ってらっしゃらないか、持ってても
上手に薬でコントロールされてるかかと思うのですが、わたしの場合は
コントロールするための薬を飲むのに肝臓に不安があることもあり、
まだ投薬治療については保留中・経過観察をしている段階なのです。
あと1ヶ月ほどしたら、投薬無しで過ごした結果を報告するのですが、
現在その経過観察の段階で、血圧が30上がると体が震えるのが出てて、
立ち仕事の現場を急遽休むなどの支障が出てきて居ますので、早いこと
経過観察を終えてお薬くださいよと言いたいところではあります。
そんな感じで、クイズの方も体調と相談しての参加としてきていたので
先日出た団体戦の前に2つほど、出場を見送った大会もありました。
いや、たぶん誰かが倒れたら、助ける体制自体はあると思うのですが、
わたしの場合、そんな心配をかける可能性があるなら行かん、という
ことを思ってしまうので、困ったところなのです。
これも性善説的な生き方をしてきていないのが原因かもしれません。
素直に甘えりゃ良いんでしょうけどね。なかなか。

こういったこともあり、最近は体に支障が出てる反面、気持ちのほうが
大きくなりつつあるのもつらいところだったりします。
体調を考えて見送ったライブや、クイズの大会でのレポートを見ると、
やっぱり羨ましいな、という気持ちがありますし。
まだこれ、興味が薄れるほうがよっぽどつらくないって思いますもの。
やたらとSNSで語ることも増えてしまってますし。これを含めて。

とはいえ、「ジタバタしながら 通り過ぎていこう」とは考えてます、
なんとかなるといいんですけどね、基本的には死ぬ病気じゃないし。
倒れる時に打ち所が悪いと死ぬ可能性があるとはいっても。
どっちかというと考え過ぎや不安症のほうが大きくなってそうなので、
これをひと通り投下したあとは、なるべく考え事をしないくらいでいて
良いかもしれないですね。なかなか難しいところではあるんですけど。
ひとまず、今日一日は、夫に祝われて過ごしたいと思います。
ジタバタするのは、その後にでもまた考えてみます。

しかし、なんて良い曲を作ってくれるんですか、9mmさんw
あと、なんて良い米を作ってくれるんですか、滝さんw
無農薬のコシヒカリ1キロの米を買うのに2時間並ぶとか初めてでしたよw
札幌のライブ物販でありがたくゲットしたので、近々いただくとします。
母の誕生日だった10月30日精米のお米なのも、偶然が嬉しかったです。
折角なんで、9種類のごはんのおともを用意して、食べようと思います。

というか、尼神インターの誠子ちゃんにお米あげるのずるいっすよw

どんだけみんな通販や物販で買えなくて苦労してると思ってるんだとw

いや、いつか誠子ちゃんとお話できる機会があったら、延々と9mmの

魅力について話してみたいなんてのも思います。これも夢物語ですが。

 

いつかまた、体の調子が戻ったら、おじゃまさせてください。
川島さんのところにも、クイズのところにも、9mmのところにも、
すぐ行ける身体能力と、凄い芸術を凄いと思える感性があるうちは。
「いつまでも」、お慕いしていきますので。


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2019.11.06

くるび拝

このお話を書くことになるのはもう少し先になるだろうと思ったのですが、

とうとう来てしまったということで、思い出話をまとめようと思います。

今日のお話は、平成の一桁台の頃に中央競馬で活躍されていた競走馬の、

ヒシアマゾン号という牝の競走馬のお話です。

先程、繋養先のケンタッキー州の牧場にて老衰で亡くなったと知りました。

28歳という歳は、人間の年齢にすれば約80歳くらいとのことですが、

馬の平均年齢がだいたい24歳くらいということを思うと長生きでしたし、

現役時代も大きな病気や怪我をすることもなく元気に走られていたので、

きっと大きく苦しまず穏やかに最期を迎えたのかなあ、と思っております。

20歳代の真ん中くらいから若干いつか来るという覚悟はしていたのですが、

いざ来るとやはり色んな思い出が蘇って物凄く寂しいですね。

 

競走馬としての彼女はG1では阪神3歳牝馬ステークスとエリザベス女王杯の

2つの勝鞍がありましたが、彼女が活躍されていたのは外国で産まれた馬に

クラシックレースへの出走が開放されてなかった頃だったので、当然ながら

桜花賞にもオークスにも出られなかったということで、時代が時代ならば

牝馬三冠やあるいは天皇賞秋を取ったんじゃないかと信じて疑っていません。

クラシックに出られないということで同時期に出走していた数多の重賞では

並み居る牡馬を相手に性差を感じさせない強さを発揮されていましたが、

これが同い年の牝馬相手なら何馬身ちぎってただろうと思ったものでした。

 

ただ、そういった、環境に恵まれない中で能力を発揮されているお姿は、

学習環境に恵まれず育った中でクイズという趣味を始めたばかりの自分には

少なからず大きな勇気を与えてくれる存在でもありました。

クイズの業界は名門大学の出身の方が多く、私のような並の偏差値くらいの

高校までの学歴で止まっている人は非常に少ない存在であり、何度となく

学校のお話を周りがされる中で劣等感を抉られる思いをしたこともあったり

逆にそういう学歴や実力や実績などを跳ね除けてでも結果を残したいという

若干歪んだ闘争心をつい持ってしまったりなんかもあったりしたのですが、

彼女がそういった環境にどう思っていたかはさておき、並み居る強い馬を

直線でごぼう抜きしていく姿は、自分に何度となく勇気をくれたものでした。

彼女の競走スタイルである追い込み脚質というのもほんとうに凄く魅力的で、

最初はほぼほぼ一番後ろに控えめに位置していたのが、直線に入ってからで

決着するという強さが、淑女が刀で一閃していくようで素敵だったのです。

こんなふうに、あっと言わせる強さが欲しいなと思ったものでした。

 

個人的な思い出としては、初めて出場が叶ったアタック25の収録現場に、

半年前に初めて生で彼女を見に行けたレースでもある京都大賞典の記事を

掲載雑誌から切り抜いて持っていっていたということがありました。

事前に知らされていた座席の色と京都大賞典での彼女の枠の色が同じで、

なんだかこの記事を切り抜いて持っていけばお守りになってくれるかもと

ほんとにふとしたことを思って持参して行ってたのです。

京都大賞典での彼女は、少し小雨の降る中でやはり直線で一気に決着を

されており、しかも大外を走っての勝利だったので、ゴール板のところで

最前列を陣取っていた私にはあまりにもその強さが衝撃的でした。

雨露に濡れた馬体が物凄く綺麗だと思ったのを今でも鮮明に覚えています。

ちなみにYoutubeに当時の映像がありましたのでリンクを貼っておきます。

この時こんなに人が居たんだというのを今見るまで気づきませんでした。

昼の相当早い時間から陣取っていたので後とか全然見ていなかったですね。

https://www.youtube.com/watch?v=RBFWwCz4gIw

 

そして私の初出場のアタック25の結果も、アタックチャンス前までが

全然強い人についていけず23番の1枚だけの状態だったというところから

アタックチャンスを獲得し、その後2問連続で正解して形勢を逆転、

その後2問は自分の実力不足で他の方に答えられて取られたりしたのですが

最後の問題では自分以外が答えたら負け、自分が答えたら逆転勝ちという

今思うとプレッシャー半端ない状況になったりしていたわけなのですが、

最後の問題を点けて正解して逆転勝ちができたというのは、今思うと

懐に京都大賞典の勝利の記事の切り抜きをお守りに忍ばせていたのが

何かしらの原動力となっていたのかもしれないと思っています。

決着がついたあとのインタビューで、当時の司会者であった児玉清さんに

その切り抜きをちらっと見せたりしたのも記憶に残っているのですが、

確か、この時の枠の色と今日の席が同じだったのでお守りにしてたという

お話とか、追い込みの脚質の牝馬で格好良いんですというお話もしました。

放送ではその見せていた様子はカットされていて、アタックチャンスから

一気に逆転した様子をコメントして下さったりとか、児玉さんのお言葉で

「追い込み馬が勝ったとさっきちらっと仰っていましたが」のコメントが

映像には残っております。あと競馬好きってお話の様子も残っていました。

 

今、そのときの収録から24年と数日あまりの年月が経ったりしたのですが、

この時のアタックがきっかけで関東のクイズ大会に出向くようになったり

そして出向いた先の大会で何度か望外の良い成績を頂けたりしたことで、

アタックに出るまでの自分とは比べ物にならないくらいの交遊が広がったり、

実力の方も…いやそれは24年経ってもそんなに変わっては居ないのですが、

何にせよこの時の結果がきっかけで、クイズの世界に居る自分が少なからず

大きく変わるきっかけをくれたりしたので、勝手にお守りにしてたとはいえ

生で見た京都大賞典のヒシアマゾンの姿は一生忘れてはいけないと思います。

見に行った日には、その後24年も続けられて、しかもその当時にはただただ

遠い存在だなあとひたすら憧れるだけの存在だった数多の強豪の方々とも、

幾分か渡り合えるだけの地盤や環境や力を持つことが出来るようになるとは

あの日には全くもって想像もできませんでした。

 

アマゾンちゃん(と当時は呼んでいました)、長い間おつかれさまでした。

あなたのような強さが欲しい、と何となく願ったことが、あの頃より少しは

叶えられてるかな。きっと本当はまだまだ実力も足りちゃいないんだけど、

少なくともあなたにたった一度会うことが出来た京都大賞典の日の時よりは

今の私はたくさんのことを叶えられていて、幸せに過ごしています。

この世にたくさんいるあなたのファンの中では端っこの端っこの私だけど、

また何かピンチになったら、少しだけあなたを思い出させてくださいね。

どうかゆっくり、天国で楽しく過ごしてください。本当にありがとう。

 


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2019.04.17

くるび拝

さて、こちらは「はじめまして」あたりからご覧になった方向けに。
このブログで取り扱っていく話題についての補足になります。
わたしは小学校5年生くらいからでしょうか、歌番組やお笑いを
なんとなく見始めてからかれこれ30年ほどテレビっ子なのですが、
その中でも「この方々は一生お慕いしていくだろう」という方を
勝手ながらエピソード込みで推しポイントを紹介したいと思います。
併せて、このブログ内での関連記事へのリンクもつけています。
ということでブログ内リンクのようなものと思って下さい。
 
お一人目の紹介も終わったところで、次はこの方を。
次はと書きましたけど、これ以上一生のご贔屓さんは増えないと思ってます。
 
*ご贔屓さんその2:GUCKKASTEN・하현우さん*
【関連記事へのリンク】
<2016年のGUCKKASTEN presents 「Squall × カオスの百年」のお話>
https://ameblo.jp/9rb/entry-12356022719.html
<2016年の「Squall × カオスの百年」→「カオスの百年 × Squall」のお話>
https://ameblo.jp/9rb/entry-12356479186.html
<9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」のお話>
https://ameblo.jp/9rb/entry-12356488234.html
<「カオスの百年 × Squall」開催後から2年後の今日までのこぼれ話>
https://ameblo.jp/9rb/entry-12356726817.html

ということで韓国のロックバンド・GUCKKASTENの하현우さんについて。

や、すっかりもうこのハングル表記も見慣れましたけど、最初は読めなくって

ハングルを覚える時にこの3文字の認識から始めたものだったなと思いますw

あと、漢字で書いた時の「鉉雨」さんって、綺麗な名前だなあと思います。
というか苗字も河で、雨が入るって、なんともみずみずしいお名前だわw

お名前に違わぬ雨男っぷりはその後随所で知ることになるんですけどもw

えっと、なんで今日書いたかは詳しい方なら察していただけるかと思います。
本日はヒョヌさんの37回目のお誕生日ですので、はい。
まあただただどういうところを推してますって書くだけなんですけどねw

ヒョヌさんの存在を初めて知ったのは、それまでご贔屓にしていた9mmとの
日韓合同ライブの「カオスの百年×Squall」の告知動画ででした。
その前に恵比寿リキッドでモーサムとの3マンでライブをしていたというのは
なんとなく話には聞いていまして、んでこの告知動画でようやくヒョヌさんや
GUCKKASTENの存在も知ったという感じだったんですけど、動画の始めは
いち9mmファンとして、「ボーカルのお兄さん眼鏡っ子かー、真面目そうだ」と
本当に見た目が、ロックバンドの人にしてはおとなしい、と感じたものでした。
んでその後も淡々と9mmが今回のイベント開催に至るまでを話してらして、
卓郎さんがその中で「・・・すーごい歌唱力・・・」って小さくおっしゃってて、
(素直にGUCKKASTENを初めて見た時の感想をおっしゃってたんですが、
後から見返してみて「そこもうちょい大きく言ってw」って思ったものですw)
その告知動画の最後のほうで、MontageのMVがワンコーラス分入ってて、
そこでようやく「うっわ、めっちゃ声綺麗やしパワフルやし凄くないか」って
あの歌唱力の片鱗を知ったわけだったのです。こりゃ凄い人やんかと。
で、そこからよくよく調べてみたら、作詞も作曲もヒョヌさんがされていて、
何やらつべにも過去の番組出演動画もあったんで片っ端から見に行って、
いやいやいや、なんか何でも出来る完璧超人みたいな人やんって思って。
あとインタビュー動画とか見て思ったのは、「めっちゃ喋るやん」でしたねw
こだわりとか凄く強くて、なんでも思いついて、なんでもこなせるんだろうなと。
でもやっぱりその頃は9mmが韓国でライブをやるので見たいというのが
一番の目的にあったので、同時にこれを見られるのはオイシイな、という
まだまだ最初は9mmメインの気持ちで韓国への遠征を決めたものでした。
(このあたりの前後話は、関連記事の1本目にいろいろ書いています)
そして実際にライブを見に行って、MCでのおしゃべりもめっちゃ達者だし、
スパムラジオの収録を兼ねたアンコールでのファンの皆さんとの会話でも
話をしているファンのおひとりおひとりをじっと見てうんうんって聞いてらして
会場をわっと和ませる言葉をすっとかけてらして、凄い気が回る人だなーと、
当時韓国語がなんにもわからないなりに雰囲気で感じたものでした。
とにかく、「この人、ファンサービスが半端ない」って、そう思いましたね。

でそこから、関連記事の2本め3本めの出来事があったわけですが・・・
いやあ、ねえ、ほんと今思うと、私、よう話しかけに行ったよねww
今しかないって思って行ったにしても、韓国語をいっこも知らんとさあw
や、先日の『イタカへの道』のブルガリアの韓国料理屋さんの場面を見て、
異国の地でよう知らんところに、いっこも韓国語が喋れないって異人さんに
いきなり声かけられるのって怖かったんじゃないかなあって思いましたよw
その前にポスターの撮影場所になったソファーのところで現地スタッフさんに
記念に1枚写真を撮っていただいてた時に、こちらをちょっと見てらしたのは
確認はしてたんですけど(なので写真にもぼんやりヒョヌさんも映ってます)、
まさかそこから話しかけてくるというのもあんまり思っていなかったでしょうし、
あと遠目だと韓国からの遠征勢に見えてたかもしれないなあとも思いました。
最初話しかけた時は特段慌てることもなくニコッとされていたのでね。
んでそこから日本語しか喋ってこないのを見て「お、おう、日本の人??」
てな感じで「Japanese!?」って慌てておっしゃったんだろうなあと。。
や、ヒョヌさんの寿命を縮めるような事をしてたかも。ほんと懺悔ですよこれw
でも、私の話を聞くために日本語を話せるスタッフさんを探してくださったり、
モモさんが合流されてからもこんな一介の通りすがりのおばちゃんの話を
ずっと目を見て真剣に聞いてくださってたり、日本語でお礼言ってくださったり、
そして、国籍関係なく興味を持ってくれたことが嬉しいと言ってくださったりと、
本当にめちゃめちゃ丁寧で、優しいお気持ちの方だったって思っています。
まあ、お写真お願いした時に端末ごと持ってかれるとは思いませんでしたがw
初めて扱うはずのSHARPのAndroid端末だったんですけど、手慣れてたww
この辺は日本と韓国で写真を撮る時の文化の違いを少し感じたりしましたが、
ヒョヌさんが撮って下さったセルカはほんとに、凄い構図が完璧だったので、
(カオス×Squallのポスターの撮影場所になったソファーも、座ってた箇所も、
「ここが撮影場所でした」って案内の卓郎さんの筆跡らしき傍らの貼り紙も、
ほんの3秒くらいで手前の我々含めて全部綺麗に収めて撮してくださってて、
こんな一瞬で、必要な要素を全部入れられるのかー、って思ったものです)
モモさんからも後日「人のスマホをすぐ触る」って教えていただいたんですが、
(たぶん「慣れてるけどちょっとは遠慮せえ」という意味もあると思いますw)
お願いして(良い写真になったという意味でも)正解だったんだなと思います。
いや、後々のご活躍を思うと、この時に話しかけたのは大正解でしたね。。
ちょうどこの時は『覆面歌王』で音楽隊長さんとしてこっそり防衛中でしたし、
韓国でのライブの時は物販のところに現れるってこともなかったですし、
解禁後はもうバラエティ番組に引っ張りだこという事になられたのでねえ…。
代官山の日本公演前日のハイタッチイベントというセッションはあったものの、
恵比寿の対話の時程の一定時間お話出来る雰囲気ではなかったですから、
(あれもあれでライブ出番前日によく催してくださったなって嬉しかったです、
直前なんてギリギリまでリハとかしないといけないはずなのに、優しい!)
最初こそ衝動的に「今しかない」でしたけど、良い時に話せて良かったです。
もうそうそうある機会ではないと思うので、一生の思い出にしたいと思います。

私が結婚してからはなかなか現地にもすっとは赴けなくなってしまったので、
また間近で拝見できる機会がいつになるかはちょっとわからないのですが、
恵比寿の日から2年経った時に書いたことから心境は変わっていません。
将来は、夫となった親友にも生でヒョヌさんを見て貰えたらと思ってますし、
モモさんにもまた間近でご挨拶する機会が出来ればいいなあと思っています。
そして、子供を授かれたら、産まれて来るかもしれない子供に知ってほしい。
世界で一番の歌い手さんを、何年後何十年後も家族で見に行きたいので、
ヒョヌさんには、お身体を大切に、長くあの素晴らしいお声を保てるように、
健やかに、長生きしてほしいなあと思います。ほんとに、素敵な人なので。
そして私も、出来るだけ長い間、その芸術と温かい気持ちを享受したいので、
心身ともに長く健やかに過ごせるようにしたいと思います。
凄いと思える芸術は、凄いと思えるうちに、出来るだけ見に行きたいです。

今回も長々と書いてしまいましたが、ヒョヌさんへはそんな感じで今後も、
長いスパンでずっと推していければなと思います。
次に話せる機会がある時には流石に韓国語のひとつは喋れてたいですねw


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2018.11.25

くるび拝

今回はむかしばなしではなくまさに今日行ってきたイベントのお話です。

リアルタイムで行ったイベントの投稿は初めてになりますかね。

今回は札幌にあります、サッポロファクトリーの一角で行われました、

麒麟川島さんのよしもと美術館PRイベントのトークショーでのお話です。

 

わたしは9mmとグッカステンにハマる前は10年以上お笑いのファンでして、

中でも漫才コンビ・麒麟の川島明さんの大ファンでした。

推してる理由などは以前に書いた記事がありますのでご覧いただくとして、

この記事です。ただただどういうところが推せるって書いてる内容です)

今日はそんな15年来の推しメンの方がいらっしゃるということで、

旭川から特急で1時間半で駆けつけていきました。

・・・まあ、言うても急遽駆けつけってのは大阪でも仕事終わりだとか、

大阪から東京のイベントに青春18きっぷで鈍行乗り継ぎで駆けつけたとか、

札幌から昼の東京のイベントに飛行機で急遽行ったとかもありますけど、

その日の夕方にバイトを入れてて間に合うように帰ってくる、ってのは

流石に初めてやったエクストリーム出勤ではありましたよw

とは言いつつ、結婚してからこういう駆けつけは初めてでしたですね。

以前にカオス&スコールで云々あった親友がわたしの夫なのですが、

今日に関しては散々前日から「どうしよう」と「行こうか迷ってる」と

何度も反応を確かめるように確認したものですw

最終的に「この特急で行かないと間に合わないんだけどどうしよう」

というタイムリミットで最終決断を出してもらって行ってきました。

快く送り出してくれて何よりでした。ごめんよう。

そのかわり馬券お強い川島さんから明日のヴィクトリアマイルの本命を

なんとか聞き出してこれるようにという話は出ましたけどもw

 

ということで11時の特急で駆けつけ、サッポロファクトリーに到着。

着いたらもうものすごい人だかりでした。大人気だー!良かった!

10年ほど前に東京進出して間なしだった頃に行ったイベントでは

もう、関西での人気は・・・と思うくらいの静けさっぷりだったので、

北海道でも人気があるんだってのが判って嬉しかったです。

そして前説のコンビの方がいらして簡単な場内の説明のあと、

颯爽と川島さんがおいでになりました。1年ぶりに生で見れたー!

 

そしてイベントのレポート・・・なのですが、なんと今回観覧無料で

撮影もOKだったので、ほぼフル尺でトークイベントを撮ってます。

Facebookで全公開にしてアップしてますので、是非こちらへ!↓

(Facebookのわたしのアカウントのこちらのページになります)

道民としては、川島さんの画力で「奥さんお絵かきですよ」をすると

瞬殺で答えが出るんだというのが判って嬉しかったですねえ。

STV主催のイベントということであった企画なのですが見事だった!

当てた男性の方もお見事でした。早かったなー。

しかしそれにしても前説のコンビの彼はなんであんな乳ほりだしの

イラストを描いたのだろうか謎でしたw 母の日でなんであの格好w

 

そして、イベント終わりでサイン会の発表が。

先着50名ということで、終わってガチ勢がダッシュでしたよww

そりゃーなかなか来られない上に、サインと写真と会話が予めもう

約束されてるとなると、行くっきゃないですよねw

ということでブログではサイン会での場面について書いていきます。

 

サイン会は、よしもと美術館の展示作品についてまとめられている

冊子というかパンフレットの購入者限定での企画でした。

サイン対応のスペースが会議室で見る3人がけの白い机に椅子で、

そこに川島さんがちょこんと座って待ってる絵面だったんですが、

わたしが購入で並んだ処に川島さんがすぐ前2mくらいのところに

おずおずと出て来られて座られたんで、思わず「おおおw」って

後ろに並んでる女の子と言ってしまいましたですよw

並んでる途中で近いってのは初めてだったのでびっくりしたなー。

若干所在なさ気な表情で待ってる川島さんが可笑しかったですw

 

そのまま最初の一人が始まるまでの時間と、最初の一人めの方との

会話の様子も見れたりしました。他の人との会話ってなかなか貴重。

始まるまでのお時間では、少し後ろで待ってらした親子連れの方の

小学生くらいの娘さんが片方のお足に包帯を巻いていらしていて、

それが川島さんの目に留まったっぽく、「足どうしたの?」って

優しくお声掛けをされてたのが印象的でした。

川島さんも去年はじめてのお子さんが産まれられて女の子なので、

娘さんを持つお父さんとして気になったのかな、と思いました。

あとからツイッターでお母さんらしき方がお礼のリプ飛ばしてて

ああ、こういうの良いなあって思いましたですね。

ツイッターなんてなかった頃だとその日のお礼って次に行って

お話できる機会があるまで出来ないもんだったからなあ。。。

 

最初の一人めの女の子は川島さんのイベントでは初めて見る方。

「最近の趣味はなんですか」ってご質問をされてたかな。

でも学生さん世代くらいの女の子に向けて「競馬ですねえ」って

お返事をする川島さんに「会話続くかなそのお返事w」って

ちょっと思ったりw や、競馬お好きだけどね、番組出るくらいw

というのを見て一言で終わる会話より2つくらい返事が来そうな

会話の内容を用意しないとなんて思ったりしたもんでした。

ああ、それこそ主人と冗談で話してた、ヴィクトリアマイルの

本命を聞き出すのが一番ちょうど良さそうだなーってw

 

やがて20人ほど進められた後私の出番に。

スタッフさんが携帯のカメラをご用意くださいと促して下さった。

そうだ、今日ツーショも良いんだよなあ、嬉しい!

大阪にいらっしゃった時も東京進出されてからもツーショOKの

イベントってそうそうない、というか自分は初めて遭遇したので、

あらかじめOKですよっていうイベントのありがたさを感じました。

15年推してツーショって8年経ってからようやく1枚撮ったきりで

今日が2回めってのでどんだけ奥手なんだって自分で思いましたw

 

そして促されて川島さんの隣の椅子へおじゃましまして。

ああ、そういえば新しいハンドルネームでお名前書いてもらうのは

初めてになるなあ。今日はほんとに初対面のつもりで話さねばね。

さらさらと、冊子の遊び紙のところに綺麗な字でサインを下さって、

書けたタイミングあたりでお写真を撮ってもらって。

2人で1冊の冊子を持って写真に映るとか旦那ともしたことないなw

ちょっとこの瞬間だけ旦那に「ごめん」と思ったりもしましたw

そしてはける際で川島さんの方から握手の手を差し出して下さって、

「ありがとうございます」とおっしゃって。で、そのタイミングで

「ありがとうございますー、明日の本命、何ですか?」と返して、

ヴィクトリアマイルの本命馬をそこで聞き出してこれたのでした。

「リスグラシューですねえ」という回答が心強かったですw

今回のヴィクトリアマイルめっちゃ混戦で本命迷ってたので、

よく馬券をお当てになる川島さんの本命を聞けて嬉しかったw

「おおおw リスグラシューw やったー、乗っかっちゃいますw」

という、色気も何もないお返事をわたしもいたしましたともw

そんなね、若い子みたいな可愛い会話できんねんし、ええよねw

「乗っかっちゃってください」って川島さんも返して下さって。

良かった、本命聞けたし、何より二言くらいの会話出来てねw

最後に、もう一回川島さんから「ありがとうございました」って

お声かけてくれたのも嬉しかったです。やー、ほんと丁寧だ!

 

そしてそのまま最後の一人までの様子を見届けてまいりました。

50人限定って告知してたけど、たぶん購入者全員相手されてて、

体感的には200人くらいいらしていた気がします。大盛況!

いやあ、ほんとわざわざ見に来てよかったです。楽しかった!

また次いつ来札の機会があるかわかんないですしねえ。

前回北海道にいらしたのって札幌競馬場のリニューアル前で

確か2012年くらいだった気がする。6年ぶりかー、そりゃ長い。

今度はぜひリニューアル後の札幌競馬場にも来て頂きたいな。

関西で競馬の番組のMCやってるうちは難しいかもしれないんで

もう数年後くらいの話で実現したら良いなと思います。

その頃にはわたしにも子供が一人くらい産まれてたりするかもな。

主人と3人で見に行ける機会ができたら良いなあ、いつか。

グッカステンのライブに3人で行くのが将来の夢というのも

以前に書いたりしたけど、川島さんの出番の機会もいつかの折に

皆で見に行けたらなと思います。それまでは元気に過ごさねばね。

 

今日は、急遽駆けつけだったけど、元気を貰って帰れました。

大変だったけど、やっぱり行って良かったです。


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2018.5.12

くるび拝

さて。ここを読んでくださっている方はおそらくグッカステンのファンの方かと

お見受けしていますので、ここからは当時の9mmファンとしての視点ではなく、

グッカステンファンとしてのこぼれ話を、書き下ろしで書きたいと思います。
ほんとにカオス×Squall以降、激動の2年間だったんです、個人的にも。

なのでその2年間の話を、回想しながら書いていきたいと思います。

 

というか、これを書いている間に、ヒョヌさんに何やら結婚になるかもな

熱愛報道がされてびっくりしたもんでしたよw タイミング良すぎるwww

やー、若い可愛い子捕まえて良かったねと思いましたよ、ほんとにw

ヒョヌさんに早く、長い幸せの日々が約束される日が訪れますように。

KARAは好きで何曲もお気に入りの曲があるんで、この機会に久しぶりに

昔聞いてたあたりを復習してみようと思ったりもしたもんでしたw

Runawayっていう、ギターの弾き語りっぽい曲がいちばん好きですね。

どっかの機会でカバーしてくれないものですかねえw

 

えー、話が飛びましたw まあそんな感じで2年の間の話を書きますね。
まずは、このライブ直後くらいに色々知り得たお話なんかを書いていきます。
そこから徐々に2年後である今日のことまでまとめていきますね。


<<「カオスの百年 × Squall」開催後から2年後の今日までのこぼれ話>>

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~恵比寿での会話でのこぼれ話~

そうそう、この日韓合同ライブの日ですが「覆面歌王」でヒョヌさんが防衛中でして。

(「覆面歌王」についてはこのこぼれ話の後に詳しく書きます)
当時、ヒョヌさんはこの日も含めた1月から6月上旬までのコンテストで勝抜き中でした。
当日はご本人たちもまだ伏せてないといけない事情だったし、わたしもそんな事情が

あったことすら知らなかったんですが、このライブの後日(解禁後すぐぐらいです)、

ライブのリハでヒョヌさんは隊長さんとして歌う曲を東京のスタジオで練習されてたと

モモさんからお伺いしたことがありました。
どの曲だったのかは聞き出せなかったんですが、おそらく収録から放送まで数週あると
逆算して考えると、『Don't cry』か『春雨』あたりなんではないかと思っています。
あのライブのリハでそんなタスクまでこなしていたのかと思うと、ますますMontageの
リクエストを聞いて貰えたというのは、物凄い嬉しかったのと同時に、やるべきリハの
仕事を増やしたようで申し訳ないなあと思ったりなんかもしたものでした。
「Montage、ほんとにやって貰えて、心苦しかったけど、嬉しかった」というのは
ライブ当日に覆面歌王の事情を知らないなりに思ってたのですが、そういった事情が
更に含まれていた上で応えてくださってたと思うと、本当に感謝するしかないです。
長いことライブ通いしてた中でもこんな事は本当に初めてで、一生の思い出です。

あとそう、ライブ後にお話出来た事で、当時はちょっと書くのを渋って伏せた内容も
ありましたので、ついでのようになりますが、ここで書き残しておきます。
というのも、このライブ当日も日韓の国交は決して良い方ではなかったって事情で、
書き残してモモさんやヒョヌさんに迷惑になってはいけないと思って伏せてたんです。

でも、決して悪い話をしてきてないと思うし、優しいお言葉だったんで書きますね。
当時の本文では「揺さぶられた気持ちの何もかも」と表現をぼかしたお話です。

実はこのときの対話で、「9mmとの対バンが韓国のバンドで、ここ最近の韓国の国の
情勢を見て、最初は正直戸惑ってた」と話してたんです、モモさんとヒョヌさんに。
それは、一人の9mmファンである日本人として、正直に思ったこととして話しました。
なぜ正直に話したかというと、もうただただ「この方達になら話して大丈夫だと思う」
と直感的に思ったという理由だったのですが、それはやはり心から温かいもてなしを
受けて凄く嬉しかったということ、それと何よりも「本音で話をしたい」と思える程、
このおふたりは真っ直ぐ、一人の日本人である新しくファンになった人に向き合って
接してくださってると思ったので、わたしも、嘘偽りなく思いを伝えたかったんです。
そして、「けど、ソウルからの帰りにモモさんが凄い親切にしてくれて申し訳ないと
思いました。韓国という国に距離を置いていた事が本当に申し訳なくなるくらいに、
モモさんも、ヒョヌさんも、みんな優しかった」ということもお話していたのです。
そんな感じで、この声もモモさんが通訳して下さって成り立っている話なのですが、
お二人から聞けた言葉はそれ以上に嬉しいお言葉でした。

モモさんとヒョヌさんは、
「いや、国のことはほんとに関係ないですよ」
「興味を持ってくれたことが嬉しかったんです」
とおっしゃってくださったんです。
これ、お二人の前で泣き崩れそうなのを必死で堪えたくらいに、嬉しかったです。
既に本国では国を代表するロックバンドの方なのにこんな謙虚な姿勢なのかと、

何より、「この人達は、国籍なんて関係なく、人と人として接してくれる」と、
そう思いました。それこそ、日本人のファンに偏見持っててもおかしくないのに、
というか、こんな考えがあったのを「失礼な」って思っても不思議じゃないのに。

思い切って本音を話してよかったと思いました。本当に、ファンに優しい方々です。
もうこれは、出来るだけ早く、恩返しにワンマンを見に行かなくてはと思いました。
そういうやり取りを経て「絶対、また見に行きます」って約束をして別れたのです。

あれから2年経って、「本当に、ファンに優しい」と思うことは、この時以上に
多くなりました。後に開催された2017年のSquall日本公演プレイベントで催された
来場者全員とハイタッチというイベントなんかが最たるものだと思ったのですが、
あれにしたって、翌日の夜にライブを控えてて、でおそらくリハやプロモの時間も
割かなくてはいけない中で、500人もの来場者一人ひとりとハイタッチされるって、
優しい人たちの提案じゃないと、まずありえないことじゃないかと思っています。

 

それと、そのSquall日本公演のお見送りでの去り際でもそう思いました。

モモさんや日本スタッフさんに最後ご挨拶したくてUNITのところで待っていたら

ヒョヌさんが一緒に出てこられたんですが、最後にタクシーに乗り込んで帰る時に

お見送りに居たわたしやひよーんさん、あとたぶん数人の日本人ファンに向かって、

ヒョヌさんは日本語で「さよならー」っておっしゃったんです。
それも、一回、隣にいらしたモモさんに「アンニョンて日本語で何ていうの」て

確認を取っている様子もあったりして。これも本当に嬉しかったです。

2年間で数回、現地にもライブを見に行ったことがあって、言葉が判らないなりに

ファンに優しいなあと思う場面は何度もあったりしたんですが、とりわけ個人的に

印象に残っているのは恵比寿の時の対話と、この代官山の時の去り際ですね。

 

でもだんだんバンドが大きくなって、こういう距離感での対応はなくなるのではと
正直予想はしています。そしてこういう対応を一番の目的にしてはいけないとも。

そのあたりは本国での一部のファンの方の過剰な熱の入れようを見て思うことは

この2年間で何度もありました。公式さん優しすぎないか、ってことも思ったり。

ですが、もしまた公式さんからこういう接触を持てる機会を設けてくださったら、

その時はまたその優しさを享受しに、足を運べたらといいなと思っています。

 

 

~覆面歌王についてのこぼれ話~


一つ前のこぼれ話の冒頭で「恵比寿の時には覆面歌王のことは知らなかった」と

ちらっと書きましたが、いやー、最初発見した時は本当に驚いたものでしたw

恵比寿のライブ後、ふっとヒョヌさんのお名前を検索したら、Youtubeに動画が

あったんですよ。中身誰ってのは動画のタイトルにはなかったんですが、たぶん

コメント欄あたりでヒョヌさんの名前が書かれたのが引っかかったっぽくて。

 

初めて拝見したのは放送されたばかりだったらしき『Fantastic Baby』でした。

日本でもBIGBANGは人気ですので、原曲の方も存じ上げていたんですが、

「うちの町の音楽隊長」と名乗る覆面の歌い手さんによるFantastic Babyは、

想像を絶する格好良さで、一発でファンになりました。

本家では何人かでパートを分け合って歌っているのを一人で全部歌ってて、

高速ラップも低音の声も高音の声もなんでもこなしてしまうとか!

てか、顔隠してるけど、どう聞いてもヒョヌさんやんって思ったものでしたw

この声こないだめっちゃ近くで聞いてきたやんかってw

 

そしてその後、その音楽隊長さんの出番の動画を片っ端から検索しまして、

Youtubeにほぼ1日タイムラグぐらいで上げてくださってた神様を発見し、

予選の決勝で虐殺ものの得点差で勝ち上がったラジェンカも知りまして、

そしてそこから毎週の出番の動画も神様が上げてくださったおかげで、

海外にいるにも関わらず、ほぼ情報格差もなく知ることが出来たわけです。

まああの、著作権やら法律やらを考えるとこれはグレーなお話なのですが、

韓国はそのあたり規制が緩いからということで観覧させて頂いていました。

 

中でも、ラジェンカもそうですが、シン・ヘチョルさんが関係してる曲を

お歌いになっている出番が特に好きでした。原曲の歌詞も文学的で良くって、

そしてそれをヒョヌさんなりの解釈で世界観を再現されて歌われてるのが。

『鰻の夢』の人生観も、『日常への招待』の想いを切々と伝える歌詞も、

原曲以上に説得力のある歌い方をされていて、素晴らしかったです。

そして一方ではソテジさんの高速ラップを再現したり、もはや代名詞でもある

『毎日毎日待ってる』で披露された、音域の広さと声量と肺活量も凄かった。

どんだけ努力したらこんだけ歌えるんだと。毎週ほんとに驚くばかりでした。

 

そして、音楽隊長さんとしての役目を終えてすぐ開催された2016年の

Squallツアーの初日にはわたしも実家の大阪から駆けつけて行きました。

こんなん、絶対、隊長さんで歌った曲をやるだろう、と期待をして。

MCで覆面歌王の話をした後に1曲やってくれたら十分と思いながら。

ところが蓋を開けてみれば、ツアーの本当に最初の1曲めに、隊長さん曲で

一際人気の高かったラジェンカで始まるとか、もう、格好良すぎますて!

みんな待ち望んでいたのも、ちゃんと判って下さってるなと思いました。

そしてそのライブでは更にそのあとも『毎日毎日待ってる』と『春雨』、

アンコールでは『心配しないで、あなた』まで披露されて。

あとそう、最後のメンバー紹介で、いつも「ハ・ヒョヌイムニダ」と

紹介するところを、この時は解禁一発目だったということでヒョヌさんが

「ウマッテジャンイムニダ(音楽隊長です)!!」と名乗られたのがね。

思わず「うわああー、聞きたかったよその声!」って思って泣きましたw

この頃はまだMCの内容も全然何を喋っているかがわからなかったんで、

むしろこの名乗りだけがはっきり判って余計にぐっときたんですよね。

場内も凄い大歓声だったんで、みんなその声を待ち望んでいたんだなと

ありありとわかる一瞬でした。ほんと、初日を選んで良かったかもです。

というかこんなにセトリに盛り込んでくださるなら、隊長さんとしての

お歌も聞きに行かなきゃいけないじゃないかと思ったものでしたがw

 

その後、釜山でのフェスでもラジェンカと心配しないでが聞けたり、

そして年末のHappeningツアーでの釜山では隊長さんでの曲だけでなく

昔にお出になってた「私は歌手だ」で披露されたSISTERのナホンジャや

「太陽よ」という、なかなかツアー中でもやらなかった曲まで聞けて。

覆面歌王は、ヒョヌさんという歌い手の実力を、見知っていた以上に

色んな可能性として知ることが出来た、嬉しい番組だったなと思います。

 

覆面歌王はその後、日本のKNTVでも半年近く遅れて放送がされまして、

Youtubeで見知っていた内容を、日本語字幕で楽しんで見ていました。

あ、この時こういうこと話してたんだってのを、時を経て答え合わせを

しているような感覚で見られました。あと、覆面歌王の後に出られた

色んなバラエティ番組も片っ端から録画して日本語字幕で見ていたり。

なもんで、去年1年間でかなりハングルという文字が読めましたw

 

もう少しリスニングがきっちり判るようになったら、気になっていた

MCでのコメントも、何を喋っていたか判るようになるまで繰り返し

聞いて翻訳できるようになりたいなと思っています。

一番最初に見に行ったSquallのアンコールを収録したスパムラジオも

ダウンロードしてリスニング教材として繰り返し聴いています。

おかげで、この一連のレポで書いていたアンコールのファンの様子を

半分くらいは判るようになりましたw 慣れって怖いですねw

最初の方はギルさんの大ファンで、愛してます、結婚してくださいって

絶叫混じりで告ってらして、ヒョヌさんから「人生は1回しかないよ、

大事にした方がいいよ」って宥められてたというのがわかった時は、

あの時冷静に何か語ってたのはそういうことだったのかと思いましたw

やー、ヒョヌさんがギルさんについては一番判ってらっしゃるとはいえ

結婚したいと言ってる人にやめとけって言うとか、なかなかですよねw

いやまあ、ヒョヌさんはその辺の下手な芸人さんよりも面白いMCを

話してらっしゃるだろうというのは、場内のお客さんの笑いの量で

なんとなくは察しているので、もうちょっと勉強して全部わかるように

なれたらと思っています。3年くらいは隊長さん曲の歌詞を翻訳などして

真剣に勉強していきたいと思いますw

 


~たぶん大方の人にはどうでもいいわたしのその後のこぼれ話~

そして最後に、2年経っての一番の大オチと言いますか、一番の出来事なのですが、
実は本文中にちらっと登場しました、急遽の遠征のときにもめた10年来の親友とは
その後1週間ほど後に無事に仲直りしまして。まあよかったよかった、なのですが、
その4ヶ月ほど後に、結婚の約束をして、年が明けて1月に、入籍いたしました。

え、親友って、同性ちゃうかったんかい、というお話なんですけど、ええw
この辺の事情は大方の人には関係がないのでざっくりお話はカットいたしますが、
今ではその後のSquall日本公演のチケッティングの目覚ましに協力してくれたり、
年1の現地遠征も送り出して貰えるくらいに、理解を得られるようになりました。
まああの、生活が困窮しない程度になら行っても良いとは言ってくれてましてw
とはいえ頻繁に行くのも2人の生活費を残すことを考えるとよろしくないので、
日本で公演があったらというのと、どうしてもな現地ライブだけ行くという事で
暗黙の了解で許して貰っている感じです。ありがたやありがたや。

いずれ将来、親友にもグッカステンとヒョヌさんを生で見て貰えたらと思ってます。

そして、モモさんにも、またご挨拶が出来る機会があればいいなと思っています。
ちょっと遠出が億劫(というかわたしが遠出を苦にしない性格過ぎ)なようなので
なかなか機会は叶わないかもしれないのですが、覆面歌王も実家で見せてきていて、
「1回戦と2回戦は手を抜きすぎじゃないか」(ラジェンカを聞いての感想です)
というひねくれた感想を持ってくれたくらいには凄いと思って貰えたようですし、

五輪の開会式も自宅で見てくれてたようなので、叶わない話ではないと思ってます。

凄いと思える芸術を間近で感じられるところまで連れていける能力が、わたしの

身体に残っているうちに、絶対に、親友には生で見て貰いたいです。
あとはそうですね、運良く子供を授かれたら、産まれて来るかもしれない子供にも。
それまでは10年はかかるでしょうが、グッカステンには頑張って頂きたいです。
世界で一番の歌唱力(とはわたしは思っています。日本でもヒョヌさん程の歌唱力の
歌い手さんはいらっしゃらないので。)を、家族で見に行くのが、今の私の夢です。



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2018.3.3

くるび拝

この投稿は、2016年に札幌市の手稲区に在住していた時のお話になります。
こちらの投稿の続きのお話です。
この投稿がライブレポの本体になります。

タイトルから年号と「のお話」が消えちゃってますが、文字数制限があって

入り切らないため消しました。9mmのバンド名が長すぎたせいですねw

最後に、このライブからちょうど2年経って、両方のバンドを見続けてきた雑感を、
新たに書き下ろしで書いております。2年の間はしばらく両方のバンドのライブを

見に行ってたのですが、その途中でかなりわたしの境遇が変わったことがあり、
なかなかライブの会場に赴けなくなった事情が出来ますので、行けないなりの
気持ちの向け方や感じていたことなどを書きまとめています。
この辺は1ファンのささやかな主張のようなものですが、こういった意見もあると
書き残せるうちに書き残しておきたいと思いましたので、適当にお読み下さい。
でも、グッカステンの公式さんなら、こういった声も拾ってくれる気がしてます。
ちょっとだけそれを信じての投稿になっています。

それでは、東京での9mmとグッカステンのライブのお話を。
まずは、グッカステンのライブのお話から。
 


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<<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」@恵比寿リキッドルーム ライブレポ 1/2>>

先週の今頃は、ひとつ前の雑記で書いてた、行こうかどうかを本当に迷ってたなあ。
いま、改めて書きまとめを続けてきて、先週の選択は間違ってなかったと思ってます。
本当に、いま、こんなに多幸感を貰っていいのかって思いながら過ごしています。

さて、長々と書いてきたお話も今回で最後です。
恵比寿リキッドでのグッカステン→9mmのライブのお話、ライブ後のお話です。
文字数が随分増えちゃったんで、まずはグッカステンのライブと、転換中のお話までを。
そして分割した後ろで、9mmのライブのお話、ライブ後のお話を記しました。
今回はライブ後の話あたりが読む人を選びそうな気がするなあ。
うわっと思ったら遠慮なく閉じてくださいね^^;


では、恵比寿でのグッカステンのアクト、9mmのアクト、ライブ後のお話を。

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<入場~陣取りあたりの雑感>
すっかりもう、マネージャーさんとスタッフさんのお礼も言えたし、グッズも買えたしで
大方の目的を果たしてしまったわたしだったのですが、今回のもう一つ大事な約束を、
これから見に入るという時間になり。場内への入場ですね。

気になったのが、外国人枠の番号。台湾の時もそうだったんですけど、今回Bの頭からで
要するに先行枠かな?のひと段階後ろからの番号だったんですよね。
なので、ひとしきり日本のファンが入った後に、韓国から来たファンが入ったんですが、
これ、箱の都合とかチケットの都合とかもあるとは思うんですけど、無くして欲しいなあって
正直なところ、感じました。ソウルの時のチケットは、外国人枠とか関係なしだったんです。
なので、ひよーんさんが手配してくれてたソウルの番号は、普通に現地のファンの方々に
おもいっきり日本人がいきなり紛れてるというような感じだったんです。
入場待ちの時の並びの時に、周りで飛び交うハングルが、非日常感で楽しかったなあこれ。
そして日本語で言うところの「何番ですか?」がやっぱり現地にも存在していて、わたし達も
現地のファンの子達に「何番ですか?」て聞かれて、番号を見せるということをしていました。

そういったのがちょっと今回の恵比寿の方法とか、台湾での並びの方法だと皆無だったんで、
台湾の時はこういうもんだと思ってたんですけど、ソウルの方法を経て思うと、うーんと思う。
あの「何番ですか」ってやりとり、それと、チケットのイベント名の表記欄のところでうっかり
9mmのバンド名が長すぎてチケットの途中で切れてて、正式な名前が見れなかったんで、
「今日のバンドの名前、何て言うんですか」って聞かれたりもしたんですよね実はw
身につけていた9mmのラバーバンドをクルッと回して、「9mm Parabellum Bulletですよ」と
お名前の正式名を見せたのも、「ああー、長いから切れたんだ」って言われたりしたことも、
ソウルの旅の思い出として忘れられない記憶になるなあってちょっと思ったりしていました。
というか、ほんとに韓国から来ているファンの子たちとお話したかったなあ。
ソウル行ってきたんだよ、9mm凄かったでしょ、グッカステン凄かったよ、とか話したかった。
ちょっと、今回の遠征中での唯一悔やんだ点がそれでした。

やがてわたしも、急遽取ってたBの90番(9のついている番号で嬉しかったりしたっけw)で
恵比寿リキッドのフロアへ入りました。実はわたし恵比寿リキッド初めてだったんですが、
階段が細かくあって、後ろの方でも見やすくて良いなあと思いました。
・・・っていうか、あれ、わたし多分最後くらいに入ってるはずなんだけど、少ないな、今日。
たぶん、最大キャパの半分近くくらいしか入ってないかも。うわあ、ほんとにもったいない。
でもそうだなあ、日本ではまだグッカステンは名前出し始めたばかりだし、まして平日で、
色んな要素があって残っちゃったのかもしれないなあ。無念ではあるけど、仕方ない。
と、色々思うことはあったんですけど、ひとまず見やすい位置を探していまして。
私の場合はグッカステンだとヒョヌさん、9mmだと卓郎さん推しなので、真ん中辺りで。

ふと、フロアの左手の方を見ると、両バンドのロゴのバックドロップがありました。
ソウルの時は舞台の左右に分かれていたけど、これなら1枚に収めやすいな。
記念に1枚撮ろうとしたら電池が落ちたんで、充電しながら始まりを待っていました。
リクエストしていた曲はセットのどこで演奏されるのか、ソウルとどう雰囲気が変わるか。
入場前にマネージャーさんに聞かせて頂いた「がっつりアレンジするのが好き」という
お話が凄く楽しみではありました。ずっとPVで聴いてたんで、どう変わるのかなって。
それと、ホストとしての9mmは、どういうふうに迎えるのかなって、思いました。
どのくらいいつものカオスで、どのくらいいつものカオスじゃないのかって。

やがてしばらくして、場内が暗転。4日ぶりの、グッカステン!


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<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」
- GUCKKASTEN セットリスト>

1.スクラッチ (#2 『FRAME』) *1
2.Montage (#2 『FRAME(Re-Record版)』、s#1『MONTAGE』) *2
3.鏡 (『鏡(日本語版のデジタルシングル)』) *3
4.Discommunication (9mm Parabellum Bulletカバー)

5.羽 (#2 『FRAME』) *1
6.赤い畑 (『赤い畑(日本語版のデジタルシングル)』) *4
7.泥棒(s#3 『泥棒』)

8.Sink Hole (#1 『GUCKKASTEN』)
9.尻尾 (#1 『GUCKKASTEN』)


~今回用の仕様を補足~
※曲名の後ろは収録音源です。
※MCがあった位置で開けて改行をしています

<ネット配信ページ>
*1 http://ototoy.jp/_/default/p/51142(#2 『FRAME』 無料配信中)
*2 http://guckkasten.kr/discography/montage(フル尺でbackgroundにPVが流れます)
*3 http://ototoy.jp/_/default/p/51144(『鏡』 無料配信中)
*4 http://ototoy.jp/_/default/p/52543(『赤い畑』 無料配信中)

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<雑感などなど>
・セトリ、最初と最後と最新シングル以外はがっつりソウル公演と変わっていました。
日本語版で配信されている曲はすべて演奏されているはずです。
Sink Holeと尻尾はおそらくグッカステンのライブの締めの定番な気がしました。
この両曲と、Mirror(今回の「鏡」の原曲)はデモ音源にもあった曲なのですが、
9mmで言うところのTalking Machine的な位置にある曲なのかなあって思いました。
ほんとに初期の頃からある、思い出深い曲なのかなと、そういうふうに感じました。

・5曲目の「羽」の選曲が意外でした。確かにソウルでもバラード曲ってなかったので、
グッカステンはバラードもめちゃくちゃ良いというのが凄く分かって、嬉しかったです!
この日の、ソウルほどの喧騒がないフロアに響く穏やかな演奏と歌が素晴らしかった。
個人的にはアルバムで次に入っている「カヌーラ」もおすすめです。ミドルな曲ですが、
イントロでギターを構えて歌い出すまでの音があって、凄く生演奏感があって好きです。
カナル型イヤホンで聞くと凄く細かい音まで聴こえて、こだわりがあって素敵ですよ。

・MCはほぼほぼ日本語!ソウルでの「ヒョヌさんよう喋るなあw」と思ったくらいの
韓国語の流暢なMCは一切なく、だいぶかしこまってるなーなんて思ったくらいw
でも日本語の発音も綺麗なんですよね、ヒョヌさん。めちゃくちゃ聞き取りやすい。
そしてお歌でも日本語はめちゃくちゃ流暢でした。ほんとになんでも出来るなー。

・イベント的見せ所としてはやはりDiscommunicationカバー&卓郎さんカバーですね!
ソウルでもコラボをちょっと見たい気はしていたんですが、ここで実現されて良かった!
それも、ソウルと同じく、「鏡」の次に置いてるというのが、両方見てきた自分には嬉しくて。
場内の盛り上がり方こそさすがに本場ソウルとはかなり違っていたのはありましたが、
一番の代表曲の後ろに置いてくださってるのがやっぱり嬉しかったですねえ。
ヒョヌさんの口から「卓郎!」って呼びかける声が実際に聞けたのも嬉しかったですし、
満面の笑みで走って入ってきた卓郎さんのほんとに嬉しそうな様子も嬉しかったです!
んで入ってきて卓郎さんの第一声「アンニョンハセヨー!」ってwww 楽しそうwww
しかしヒョヌさんが韓国語を封印していた&卓郎さんが韓国語をたくさん話してたので、
どっちがどっちの国の人か分からない状態になりつつでしたねw それも良かったです。
国境なんてないな、そしてお前ら仲良いな!と思うくらいの笑顔笑顔で嬉しかったです!
よく見たら、卓郎さんがグッカステンの目玉Tシャツ、ヒョヌさんが9mmのロゴTを着てる!
こういうところも凄く嬉しかったですねえ。ソウルの時はそれぞれの服装だったんで。
韓国はたぶんですが、ファンの子達もバンドTを着る風習があまりないのかもなあって、
ソウルでのフロアの服装や、この日のファンのこの服装を見て感じたりもしていたので、
今後、この両バンドが好きだって人がいたら、混ぜこぜで着たりするかなて思いました。
ていうかわたしのアイコンも混ぜこぜ仕様に変えようとちょっと思ったりしちゃったり。
今のアイコンに着せてるのも卓郎さん繋がりではあるんですけど、変えてみようかな。
それにしてもコラボ仕様のディスコミ、まじでかっこよかったですよ!
そしてソウルでヒョヌさんがトチった箇所も見事に修正されてて!プロだなあ、凄い!
「Everybodyー!!」っていう掛け声がむちゃくちゃかっこよかったなあ。

・そして個人的な見どころとしてはMontageに尽きます。もう、本当に嬉しかったです。
セットリストの序盤も序盤で演奏されて、いきなり涙腺決壊させられましたよ、もう…。
ほんとにきた、、、っていうあの感覚、一生忘れられないです。
だって、ソウルでも、アンコールのMCでリクエストはあるけど、フル演奏でとか、ね。
全然まだ見知ったばっかりのファンなのに、こんなに良くしてもらって良いのかって。
マネージャーさんのお気遣い、そして何よりメンバーさん全員が協力して下さって、
この演奏がされてると思うと、ほんとに冷静に見られないくらい、嬉しかったです。
また、この日のMontageが散々PVで見ていたのとかなりアレンジを変えられてて。
1番のAメロのラスト「short」という歌詞での枠を作るような手振りが素敵すぎて、
ああ、この歳からなにをときめくことがあるんだなんて思ったりもしたんですがw、
一方で若干「久しぶりなんでキー下げしてるのかな」って思ったりもしていました。
そして、ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけで、十分お見事すぎたんですけど、
ヒョヌさんの歌が、わずかに伸びが弱い感じがして、複雑な気持ちでした。
もしかして、ほんとに急遽で入れてくれてたなら、申し訳無さすぎるって。
ああー、この人のポテンシャルこんなもんじゃないんだよとかも思ったりしたなあ。
(ライブ後で見つけたんですが、今回のと似たアレンジだとこれがありました↓
https://www.youtube.com/watch?v=BUbnp_Q682Q
原曲はさっきのセットリストにPV動画を貼っているので、比較してみてください)
そんな感じで、わたしにとってMontageは一生忘れられない曲になりました。
リクエストした理由は9mmの紹介動画にもあったんでぜひ、て事だったんですが、
あとからマネージャーさんに聞いた話だと、レーベル関係の云々で本国のほうで
久しく演奏がされてなかったんだそうです。なのでひよーんさんの近くに居らした
韓国から遠征してきた女の子が凄く驚いた様子だった、とのことでした。
もしこれが、本国でも聴けないレア曲聞けた、ということになったなら何よりだなあ。
でもこの曲をレア曲にするのはあまりにももったいなすぎる。格好良いもんなあ。
てか背景を考えると、なぜ9mmの紹介動画で入ってたのかは気になるなあ今更w

・そんな感じでもう、もの凄く心を揺さぶられるアクトで、「This is last song!」の声に
こんなに終わってほしくないって思ったことも、9mmを初めて見た時ぶりかもって、
そんなことを思っていました。次に見られるのっていつになっちゃうんだろう。
この1週間で、あまりにも凄い勢いて惹かれていった9mmの友達、グッカステン。
絶対また、見に行こうと思いました。韓国なんて、近いんだからって。

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<9mmへの転換にて>
もう、嬉しいやら、申し訳ないやら、しばらく見れないやらの寂寥感やらで、
このあと9mmが出てくるというのに、脱力感が半端なかったですねえ。
こんなこと、ほんとに初めてですね、ホストの元々のファンなのに、
ここまで感性や感情を、本命以上にごっそりと持っていかれたバンドは。
それはやっぱり、スタッフさんとのやり取りの数日間がかなり大きな要素で、
これがなかったらそれこそソウルで見終えていたんだということもあり。
あらためて、ここまで来ようと引っ張ってくれたことへ感謝していました。

グッカステンの時に前に居た女の子が9mmで後ろに下がる、ということで、
(多分心配していた後ろの番号で入ったグッカステンのファンの人かな?
だとしたら前の方へ譲ってもらえたのかな、良かった、って思いました)
その途中で早い番号で入っていたひよーんさんと上手く合流出来ました。
で、9mmではちょっと後ろに下がろうって話をしていました。
彼女にすっかり理由を聞きそびれたんですが、わたしのほうはとにかく
「前だと圧縮きつすぎてしんどい」というのがあったりしていました。
もうグッカステンで何もかも消耗しすぎたのでというのもあったんですがw

で、少し後ろに下がったあたりには、いわゆるディッキと呼ばれる子達。
ああ、そうだった。わたしが最初恵比寿を敬遠した理由これだったわ…
もうねえ、はっきり言っちゃって申し訳ないけど、苦手なんです。
特に、演奏中に、自分達が盛り上がるのが必死で、舞台で演奏している
演者さんに背中を向けてまで騒いでる子達が。
あなた達、ここに本物が来ているっていう感覚はないのかい、って。
騒げそうな音が鳴ってれば何でも良いのかなーなんて思うのですよね。
今日で言えばグッカステンの時に発生しなくて何よりだったんですけど、
たぶん、9mmでがっつり暴れるんだろうなあって思いました。
てかグッカステン早く終われとか思ってたらはっ倒してやりたい気持ち。
どんだけ命削って演奏してると思ってるのかわかってるのかってね。
まあ実際に手を出したら捕まるんでやらないですけど^^;
あくまで気持ちとしてはそういうことだ、ってことでね。
そういやこの子達、さっき例の撮影場所でもなんかマナー悪かったな。
(詳細を書くと公式さんに悲しまれそうな気がするので伏せますが、
 今回のイベントへのこだわりが分からないんだなあって思いました)
こういう子達、正直ほんとにいなくなって欲しい。演じ手に失礼だもん。

なんていう不穏なこともちょっと思いつつの待機時間を過ごしてました。
体力、戻ってる気がしないけど、早く9mmを見たい。
やがて、ソウルの時のゆっくりした暗転とは違った、ばちっといきなり落ちる暗転。
いつものだ。9mmが、来る。


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<<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」@恵比寿リキッドルーム ライブレポ 2/2>>

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<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」
- 9mm Parabellum Bullet セットリスト>

01. 反逆のマーチ (『Waltz on Life Line』)
02. Vampiregirl (『VAMPIRE』)
03. The Revolutionary (『Revolutionary』)
04. Cold Edge (『Revolutionary』)

05. Discommunication (『Greatest Hits』)
06. Supernova (『VAMPIRE』『Greatest Hits』)
07. キャンドルの灯を (『Revolutionary』)

08. 太陽が欲しいだけ (『Waltz on Life Line』)
09. 湖 (『Waltz on Life Line』)
10. Lost!! (『Waltz on Life Line』)

11. Black Market Blues (『Revolutionary』『Greatest Hits』)
12. Mad Pierrot (『Waltz on Life Line』)
13. ハートに火をつけて (『Greatest Hits』)
14. Talking Machine (『Gjallarhorn』)
15. 新しい光 (『Greatest Hits』)

16. (teenage)disaster (『Gjallarhorn』)
17. 生命のワルツ (『Waltz on Life Line』)


~今回用の仕様補足~
※曲名の後ろは収録音源です。
他にも候補があるものに関しては、なるべく少ない枚数で揃うアルバムを選んでいます。
(複数枚に収録されているもので、ソウルの時と音源指定を変えているものもあります)
※今回、9mmを初めて聴いた方向けで、普段略称を使っているところを正式なタイトルで
書いています。
※MCがあった位置で開けて改行をしています

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<雑感などなど>
・新旧かなり万遍ないセトリ。シングルがやや多めなのは韓国からいらした方にも
ひょっとしたら予習で揃えられそうなくらいのレア度で収めたのかなあと思いました。
いつものカオスだと「うわあいつぶりだこれ」って曲が数々入ったりするので。
反逆のマーチ始まりで、今回の紹介動画を思い出したりもしたっけな。
ほんとに、旅に出るまでさんざん見ていたしなあ、動画。
独特のラテンのようなイントロが、この日は格別に嬉しかったです。
ディスコミは韓国でもあった、Mirror(鏡)のイントロ部分を演奏してから。
そうそう、韓国語版を現地で歌った2曲両方共ありましたね、今回。
日本語版に戻って、ああ、日常に戻ったっていう感覚で聴いていました。

・4月発売のアルバムの3曲連続が良かったですね!
中でも、ソウルでも演奏された『Lost!!』が私はお気に入りです。
日本のアーティストで言うとEGO-WRAPPINのようなジャジーなリズムなんですが、
そこにバキバキのメタルが入ってくるというような雰囲気でした。
他の2曲もメタルっぽい要素があり、ああー9mmだってすぐ分かる曲でした。
ってもう来月なんだなあ、アルバムの発売。早いもんだ!楽しみ!

・最近の9mmでは、ワンマンだと4-4-4-3-5曲、対バンとかだと4をひとつ減らして、
4-4-3-5っていう編成+アンコール2曲、というのが通例になっていたんですが、
今回、2つ目のセクションを1曲減らしているのが気になりました。
代わりに、ということかどうかはわからないのですが、MCの時間がいつもよりも
僅かにですが、長く取られていたように思いました。

・そのMCでは、グッカステンとの馴れ初め、韓国から遠征してきたファンの人への
韓国語での挨拶、向こうではこういう言葉で盛り上がった、っていうお話だったり、
「いけるかー」の韓国語版を丁寧にフロアに教えている様子などがありました。
これ、ほんとにぐっと来てみていました。いいなって。ソウルに行けなかったファンの人も、
卓郎さんの話す韓国語を聞いてみたかったって人も居たんじゃないかなと思ってたので。
優しいんですよ、やっぱり。卓郎さんの話す韓国語。優しい声をしていて、優しい話し方。
ツイッターに卓郎さんのソウルでの韓国語版MCが落ちていて、思わずふぁぼったっけな。
20秒くらいの挨拶で、「通じるかなあ」と思いながら話し始めて、場内に通じている様子、
通じてホッとして笑顔になっている様子、照れくさそうに髪を触ってる様子の動画でした。
たった20秒で卓郎さんの優しい人柄がわかるようなすごく素敵な動画だったんですよね。
(直接貼るのもなんなので文字で説明してますが、こんなんで伝わってるかなあこれw)
なので、東京で見に来た人にも、ソウルでの様子が伝わって良かったと思いました。
そして何よりも、場内で多分20人もいない遠征組への感謝の言葉が良かったです!
今日も来てくれてるんだよね、って、呼びかけ。絶対思い出になりそう。素敵だったなあ。

・そして、今回の対バン相手、グッカステンへの、今後ともよろしく的なお話も、
両方にぐっと惹かれている立場としては凄く頼もしく聴こえました。
日本にまた来たら全力でサポートする、って力強いお言葉が。
ソウルでは、グッカステンと友達になって韓国に来やすくなったというお話があって、
いわば呼ばれた友達としてのMCがあったのですが、東京では呼んだホストとしての
「絶対また来いよ、待ってるから」っていうような心持ちの言葉が、素敵だと思いました。
たぶん、今回の企画で、韓国のバンドとやるのかってことも言われたんだろうなって
正直なところ思っていたし、わたしも最初若干躊躇ったくらいだったりしたので、
国を超えた、ビジネスライクでも決してない、本当の友達だというのが伝わってきて、
本当に、両方を見てきて、両方のお話を聞いてこれて、良かったと思いました。
卓郎さんのMCは、ヒョヌさんのソウル版のような話術や話題や距離感とは違うけど、
凄く、真っ直ぐな言葉で、優しくて、いつ聞いてもほんとに素敵だなと改めて思いました。

・今回のセトリで特にぐっと来たのが、『キャンドルの灯を』と、『生命のワルツ』でした。
『キャンドルの灯を』は、いつ聞いても7年前に初めて卓郎さんとお話出来た時の、
凄く優しく迎えてお話を聞いてくれた記憶が鮮明に蘇る曲だったりします。
「ああ あなたがくれた言葉は 嘘にならない 何一つ 何一つ」ってフレーズ、
何度となく、その時のことを思い出しながら音源を聞いてたり、ライブで見てたり。
割りとライブでの遭遇率も高くて、毎回「聴けて嬉しい」って思って見ています。
そして、『生命のワルツ』は、演奏される前に「これやらないと終われない」っていう、
珍しく、はっきりとメッセージを言ってからの演奏で、思わず泣いてしまいました。
それは今回の、国を超えた友達同士の対バンを表していたのだと感じました。
「行き着く場所は同じさ 生き方が違うとしても
 いつかのどこかじゃなくて 聞いてくれここで命の声を」
というサビの歌詞。ソウルで聞いてもほんとにぐっと来て泣いていたんですが、
とうとう、本当にこの夢の様な日々が終わってしまうんだなあって思って。
この一瞬でしか発されない命の声、光景、全てが、嬉しかった。
そしてそれを、きちんと、自分の感性と身体能力があるうちに見られてよかった。
卓郎さんの言葉は、そういう感情を、引っ張りやすく持ってってくれると思いました。
もう何十年もしたら、ひょっとしたら、わたしが年をとって忘れちゃうかもしれないけど、
9mmに気持ちを持って行かれてからの8年間、特に何よりもこの1週間のことは、
絶対に忘れたくないなあって思いながら、ライブの終わりを見ていました。
今ある生命で、見られたことがほんとに嬉しかったです。

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・・・ということで、日にちにしてみればまだ1週間も経ってないんですが、
今回の日韓合同ライブの雑感をお届けしました。
もう、あまりにも振り幅の大きな1週間でした。
それはもちろん、ずっと前から好きだった9mmが素敵なナビゲートをして下さってたり、
ナビゲートを経て知ったグッカステンが、想像していたよりもずっと素敵だったからで、
最初に紹介動画を見た時には決して知り得なかった魅力をたくさん知れました。
素晴らしすぎる企画でした。一生忘れられないし、忘れたくない、そう思いました。
本当に、両バンドと、関係者の方に、感謝いたします。ありがとうございました。





・・・で。



どこまで書こうか迷っている話があるんですがw
ひよーんさんのレポでは伏せられていた部分ですw
せっかくなんで書きますね。あんまりにもびっくりしすぎたんでw
どうでも良いって方はこの辺りで回れ右でよろしくお願いしますw


あのですね、ライブ後に、出てこられたんですよ、例の聖地で写真撮って貰ってる間に、
その先に、物販のところに、グッカステンメンバーさん全員と、マネージャーさんも。
もうねえ、この機会逃したらいけないと思って話しかけに行きましたよ!

で、わたくし軽く話せるひよーんさんと違って本当にハングル全く話せないものですから、
とりあえず日本語で「ひょ、ヒョヌさんですか」って話しかけに行ってw
「おっ、ファンの人かい」って雰囲気でニコッと見てくださったのは良かったんですが、
話す言葉が日本語なものですから、「Japanese!?」とびっくりされましてw そりゃそうかw
でもう、ここからマネージャーさんやら、近くに居た韓国の女性のかたも交えて、
言葉をめっちゃ助けてもらいながら、この数日間のお礼と申し上げてきました。
ソウルも見てきて、物凄く良かった、で、今日も、マネージャーさんに良くしてもらって、
お礼を言いに来て、ライブを見られてほんとに良かった、ってことを。
それから、Montage、ほんとにやってもらえて、心苦しかったけど、嬉しかったと。
あと、もともと9mmがものすごく好きで、長いこと通ってる身ってことも。
そんなことまで話す必要あるかなあってことも、揺さぶられた気持ちのなんもかもを、
えー、ことごとく周りの方に助けてもらったのが情けない限りだったんですが、
直接、あますところなく、ヒョヌさんに伝えてこれて。

そしたら、もうなんだったら全然ハングルでも良かったんですけど、
「ありがとうございます!」って、流暢な日本語で返して下さって。
それと、多分あちらの文化なのか、握力めっちゃ強い握手をくださって。
もう、めっちゃくちゃ嬉しかったですよ、ほんと!
あとは、ひとりで使うにはもったいない量のシートマスク、使って頂けるとのことでw
「いやあれまじで量多いんでなんだったら女性スタッフさんとわけて下さい」って
話もしたんですけど、「いや僕が全部使う」ってw どんだけ女子力高いねんwww
「あー、じゃあ、結構贅沢なものなんで、大事に使って下さい^^;」って伝えたら、
もう、少年のようなキラキラした目で、「贅沢なの好きです」ってw おいwww
とまあ、そんなくらいかなりくだけた会話もしてきたのです、たぶん、酒のせいですw

そして、これこそが日本ではまずあんまりありえなかった、
少なくとも9mmでは禁止されてることだったんですが、
「もし差支えなければ、一緒に写真撮って頂けますか」とお願いして。
で最初わたし、マネージャーさんに撮ってもらおうと思ってたんです、
さっきソファーと撮ってもらったみたいな感じで、少し離れた場所から。
そしたら。私がスマホのカメラを起動しましたら、側方から手が伸びまして。

ん、あれ、ヒョヌさん?
何かひとつボタン押してる?
てか、私のスマホやそれw

・・そうだった。
韓国は、セルカ文化が、あった。
にしても、iPhoneでもない私のスマホカメラの反転機能を、
なぜあんなに上手く使いこなせたんでしょうかww

んで、撮っていただいたわけですが、完全に予想外のをw
これがねえ。構図が完璧すぎてびっくりしましたw
例の聖地と、卓郎さんらしき筆跡の張り紙が1枚の中にバッチリ見切れてて、
えー、たぶん韓国では当たり前のパーソナルスペースで、
そしてソウルの「変身」の時に聞けた、
韓国語での「1,2,3」というぼそっとした掛け声でシャッターを切られ。
うわーー、これこそ忘れたらアカン気がするw
いやーもう、相手がこんな歳のおばちゃんでごめんねって申し訳なくなりました^^;

で、もういっこびっくりしたのが、
「ギルとも話してやってくださいー」って勧められたことですかねww
いや、そこは「そろそろ時間なんで」ってはけたりとかしないのかとwww
なんて親切なの、本当に!!
ってことで、ドラムのギルさんとも話してきましたよ!

ギルさんはですねえ、ほんとにノリの良い青年でしたw
マネージャーさんが、「ソウルも来てくれて、今日も札幌から飛んできてくれた」て
紹介までしてくださったんで、ほんとに目を丸くして驚いて下さって。
ギルさんは少し英語が話せるっぽくて、英語で返してくださいました。
「札幌かー、札幌いいよね~、スキーとか、綺麗な景色とか!」って。
あと、謎のハイタッチ2回、まじで楽しかったですw めちゃめちゃノリが良すぎたw
そりゃーバカだバカだっていじられるわwww
んで、ギルさんとも、さっきのヒョヌさんのやり方でお写真撮ってもらいました。
こっちは私がシャッター切ったんで、構図があんまりうまくありませんでしたw
後から知ったことなんですが、グッカステンはこのギルさんと、ヒョヌさんが初期メンで、
グッカステンの根幹のメンバーさんとこんなふうに話せて、ほんとに嬉しかったです!
思ってた以上にお二方とも距離感近すぎて逆にびっくりしましたけどねww
いやー、そりゃガチ惚れするファン出来るよね、こんな距離感だものw
でも、ほんとにめちゃくちゃ運良くこんな思いができて、嬉しかったです。
前からファンだった方に申し訳ないくらい、大切な思い出ができました。

そして最後に、あらためてマネージャーさんにお礼を申し上げて、会場を離れました。
絶対、また見に行きますって、約束をして。
あまりにも、あまりにもな出来事が多すぎて、名残惜しすぎてつらかったです。


そのあと、おそらく深夜帯まで、リキッドで盛り上がったらしき公式写真があがりました。
9mmと、グッカステンが一緒に盛り上がっている写真。
ソウルの時の写真はもっと「おー、仲良いな!」って笑って見てたっけ。
早朝発の飛行機待ちの成田空港でその写真を見て、またそっと、帽子を深く被りました。
怒涛の1週間が終わる。終わりたくないけど、終わる。という寂しさの感情がありました。

予想外すぎる親切な気持ちで迎えてくれたグッカステンのこと、絶対忘れません。
そしてこんな素晴らしい世界を教えてくれた、前から大好きだった9mmにも感謝してます。
ほんとにこの企画、両方行けて良かった。


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ということで、長々とお送りしました「Squall×カオスの百年」「カオスの百年×Squall」の
ライブの雑感をお届けしました。ここまで読んでくださってる方がどのくらいいるのやらw

さて、最初の方に書いておりました、2年後のお話、なのですが。

ちょっとまた投稿が長くなったので、別投稿として切り離しました。

ちょっとだけ読んでやろうという方はこちらからどうぞ。
あ、とりあえず、完全にグッカステンの話しかしてないことだけ言っておきますw

この投稿は、2016年に札幌市の手稲区に在住していた時のお話になります。
前編となるこちらの投稿の続きのお話です。

こちらも当時はTwitlongerと、mixiでの公開でした。


前編からの続きとなる今回は、ソウルへ遠征で駆けつけた9mmのライブ後の

帰宅までの間の出来事、最初は参加を見送っていた東京での公演になぜ急に

行くことになったのかということについて、そして急遽参加した東京公演で

本当に予想外過ぎる温かいもてなしを頂いたことをまとめて書いております。

ライブレポも続けて投稿したかったんですが、40000字の制限を超えたので

もう一つ後の投稿にライブレポのほうを分けました。

ひとまずこの投稿は、個人的にめちゃ楽しかった思い出の話になりますので、

ライブのお話だけ見たい方はこの投稿は飛ばし見頂いて大丈夫です。


それでは、そろそろ、続きのお話を。



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<<20160228-20160303 「Squall × カオスの百年」→「カオスの百年 × Squall」>>

ぼちぼち急遽赴いた恵比寿リキッドへの遠征記へ移ろうと思います。

で、恵比寿リキッドでの遠征記なのですが、それに至るまでの過程でいろいろありまして、
今回は、飛んで行くまでの背景のお話です。書いてると結構な文の量になっちゃったので、
ライブ本体のレポートは次の投稿でグッカステンと9mmをまとめたいと思います。
なので、エピソードとかいらんて方は、今回の内容は遠慮無く閉じてください。
読んでて「あ、こいつとテンション違う」っていう雰囲気を感じられるような気がするので。
わがままを申しますが、すみません。

恵比寿の写真は、ツイッターで随時上げてたので、ツイッターではタイムラインでどうぞ。
mixiにはレポを書き終えてからまたアルバムをアップしたいと思います。
ちょっと、公開範囲を狭めたい写真もあるので細工する予定。

では、恵比寿でのグッカステンのアクトを見に行くまでに至るお話、開演前のことを。

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<20160227-20160302>

この期間に何をしていたかと言いますと、わたしとひよーんさんは旅に戻りまして、
酒の席の中で、ライブアクトが凄かったっていうお話をしていたわけなのです。
いつも見ている9mmの、韓国での振る舞いも素敵で、こちらの方に優しかったとか、
(私は台湾で2度見ていましたが、初の9mm海外遠征のひよーんさんは今回ので
海外があったらまた行きたいと言ってたくらい、凄く気持ちに響いたと言っていました)
あと何より、ほんとにグッカステンと仲良しなんだなーってことを話していました。
その雰囲気を、ちゃんと自分の感性で感じられたのが嬉しかったなあと。

そして何より、グッカステンまじで凄すぎへんかったかというお話をしていました。
正直、あのキャパで、あんな近くで見れたのって、貴重すぎるってことまで話してて。
ようチケット取れたよなーって、そう言っていました。もっとデカいとこでやれる人達だと。
特にディスコミ(Discommunication)を、一発であんだけ出来るんかってのを言いつつ、
その一方でヒョヌさん間違えたんちょっと微笑ましかったとか茶化してたんですけどw

で、ふたりとも恵比寿の日はがっつり仕事の予定が入っていたので、これでしばらく
グッカステンを見れなくなるんだねえって、すごく名残惜しいことを話していました。
ここまで凄い共演の続きを、見ない(というか仕事で見れない)のがもったいない、と。
そんな感じで後ろ髪を引かれつつ、まあフェスとか出たら行こうか、という結論でして。
ある、ひとつの呼びかけがあるまでは。

そう、わたしがよくやっている、ライブのセットリストを速報でつぶやくということを、
今回9mmのほうは問題なく出来ていたんですが、グッカステンのほうが半分くらいが
タイトルと曲名が一致しなくて、作れないなあということをふっと投下していたんです。
どっかしら、ファンの方が見つけてくれないかなあって。韓国の方とか、日本から同じく
韓国まで遠征されている方とかが教えてくれないかしらっていう期待をしつつ、
半ば半分公式の記事待ちになるだろうと思いながら、旅の方の最終日を迎えまして。
私は仁川空港へ昼の便で、ひよーんさんは金浦空港へ夕方の便で帰るということで
ソウル駅で別れまして、また次いつ会えるかなーってことを話したりしてたんです。
そんな感じで別れて、時間も迫ってたんでわたしは仁川空港へ向かっておりました。

で、着いて、ティーウェイ航空の激混みということに遭ったりしたわけなんですよ。
これ、列はけへんけどなんで?ってくらいの大混雑。
どうやら自分で入力するチェックインの機械が壊れててで全部カウンターになって、
そのための長蛇の列だったようで。係員の方も慣れてないのかもたもたしてらして。
うわ、ちょっと待って、私帰れる?もう締め切りまで1時間30分やねんけど・・・
LCCって時間にオーバーしたら問答無用で乗れんかったよな確か・・・
なんていう不安があり(翌日仕事だったんでねえ)、まあでもぼちぼち待つか、と
ふっとスマホを見ましたら、何やら@の通知が来ておりまして。
ああ、9mmのセットリスト使ってくれたって通知かなあとか思っていたんですが、
よくその記事を見てみましたら、どうやらグッカステンのマネージャーさんとのことで、
ソウルまで見に来たことへのお礼と、セットリストを@返信でいただきまして。

・・・え?まじで? 公式さん、気さく過ぎへんかww
ええんかいなこんなすぐ連絡てw

というのがほんとに最初の心境でした。9mmに限らず、公式スタッフさんからの
お返事が来るということはない、というか期待しちゃいけないというのが通例でして、
ファンの方が一方的に公式さんに@で感想を送るということは今までにあっても、
公式の方から拾って見つけてくださるなんて初めてのことで、ほんとに驚きました。
一瞬何が起こったのか理解できていない自分がいましたw まじかーーーってw
そして順番待ちの列の中で、スマホを二度見している姿は怪しかったに違いなくw

で、頂けたことへのお礼や、感想を伝えていく中で、(これも凄いって思ったなあ)
Montageが聴きたいって言いたかったってことを伝えまして。
あの、アンコールのMCの時にファンとやりとりされてた時に、言えなくて、って。
私としては9mmの紹介動画にあったんで、代表曲と思ってたんですよね。
そしたら、「次の機会にはぜひ、入れておきます!」というお返事が!
え。次の機会って、恵比寿だよなあ・・・もっと先の話じゃなくて・・・
いや、お返事もほんとに嬉しかったですが、それ以上に、行けないのがつらくて。
なので、「残念ながら仕事で行けないんですが、良いライブになるよう祈ってます」
というお返事でやり取りを終えていたのですよね、お礼も申し上げたりして。
心のなかでは、もう、どうにかして休めないかなあって思いながら。
うわーー、これ恵比寿でMontageやったっていう記事見たら死ぬほど後悔する;
そんなことを考えながら、遅れに遅れた搭乗手続きも終えながら帰りました。

因みに飛行機は結局10分遅れで、遅れた人も含めて全員を乗せてくれました。
こんな融通のきくLCCあるのかってびっくりしましたね。
一日一便とはいえ、ちゃんと揃うまで待ってくれるなんて。
何より、仁川の通路を爆走して飛行機に乗り込んで息を切らして座っていたら、
普通は上空で安定してから出るはずのお水を、CAさんがさっと出して頂けたと
そんなことがあったりして、もう、私がわからず遅れたのが悪いのにって思って、
深めにかぶっていた帽子を、目が人から見えない深さまで被ってしまいました。
帰り際にマネージャーさんから親切なお返事が来たり、それ以上に自分の拘りは
なんて狭い考えだったんだろう、みんな凄い優しかったのに、とか思って。
人に泣いてるのを見られたくなくて、ずっとうつむいていました。
こんなに去り際につらくなったの、いつぶりだろうかって思いました。嬉しかった。
すっかり泣き疲れて寝てしまって、飛行機はあっという間に新千歳に着きました。

そして、帰国してから翌日までは、揺れ動いていました。
まだまだチケットが余ってるらしい、何やらもうすぐ廃止になる夜間快速の電車
(ツイッターで書いてたはまなすです)の席も、幸いまだ空きがあるらしいと。
飛行機はもう直前だしなあ、取れないよなあと思いながら、すっかりどうにかして
行くことばかり考えて、いやでも実際厳しいよな、と無理やり納得したりして。

そうしてるうちに、一足早く、ひよーんさんの決意表明を見たのでした。
後悔したくない、と。これで見ないのは、絶対後悔する、と。
そう、恵比寿行きを決めたというつぶやきでした。

どうしよう、これはわたしも行かないと。ソウルに行った仲間として、行きたい。
何より、セットリストの後もやりとりしていたマネージャーさんにお礼を言いたい。
こんなに距離の近い大好きなバンドのスタッフさん、ほんとにいないもの。
というか、次いつ会えて、お礼を言えるかもわからないし、というのが大きくて。
そして、Montage、聴きに行かなきゃって、思いました。
まだ、この時は、ほんとにするのかなって思いつつも。
そして、恵比寿の2日前、会社に「急で申し訳ないんですが、明後日休めますか」と
ダメ元でお願いしてみたら、「んー、明日で多めに仕事巻いてねw」て言われつつも
快くOKを出してもらえました。最初半日でいいって話してたんですが、1日くれて。
もう、ただただ感謝しかなかったです。流石に事情は言えなかったですけども…。

幸い、恵比寿の翌日始発の飛行機がずいぶん安く、思っていたよりも大きく
出費はしないということが判り、ちょっと蓄えを切り崩していこうということになり。
あまりにも急な話で親しい人に呆れられましたけどねえ、ええ…。
きちんと事情を言わない私が悪かったのですけど、ただただ謝るしかなく。
そんな感じで気落ちもしていたのですけど、やっぱり諦められない気持ちがあり。
だって、あんな凄いライブをするバンドが、現地の会場よりもキャパの小さいとこで
まだ余ってるとか、あまりにももう、もったいないし、、
いや、そんなことよりもやっぱりお礼を言いたいのが一番だな、と思いました。

そして、恵比寿の前日、無事に飛行機とライブチケットを入手して、準備は整い、
お世話になったマネージャーさんに「休みとっちゃいました、行きます!」という
ほんとにもう、この距離感でいいのかってちょっと思いながらリプを飛ばしましたら、
「ほんならやるしかないでしょ!任せて下さい!」って心強すぎるお返事が!
うわー、ほんとにやってくれるのか!でも、急なお話でリハとか大丈夫だろうか…
と、念願叶ったのにどこかでメンバーさんに迷惑を掛けてしまうことも思いました。
元々やるつもりだったりもなかったのかなあってことも思ったりして。

後悔は、ちょっとだけ、ありました。もうすぐ10年の付き合いになる親友のこと。
本当に精神的に落ちていた時に一番助けてくれた人なのに、ないがしろにして。
だけど、大事な人が、またいつ会えるかわからない、こんなにお世話になったのに、
きちんと気持ちをお返ししないと、っていうことがあって。
何より、韓国という国への思いを、優しい心遣いで氷解させてくれた方だから。
そのことだけでも、いや、国へのことは余計だな、ひとまずリプのお礼とか、
気さくに声かけてくれた気持ちを伝えに行きたかったというのが、行った理由でした。

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<20160303>

恵比寿の駅で、ひよーんさんと4日ぶりに会って。
思わず苦笑いしたのは言うまでもありませんでしたw お互い、何やってんだろうってw
でも、その分、目一杯楽しんで帰ろうと思いました。せっかく飛んできたんだからって。

恵比寿の入場待ちのフロアは、いつもの9mmのライブで見る光景でした。
前からお名前だけ見知っていたツイッターの9mmクラスタの方もたくさんいらしてて、
ああ、日常に戻ってきたなあっていう気持ちも少しだけある一方で、グッカステンという
個人的には「とんでもないゲストが来ているんだよ」という非日常があったりしました。
この雰囲気でグッカステンを見られるというのが本当に嬉しかったです。
ソウルよりも、ずっとずっと、近い。

やがて物販の設営が始まり。今回、行きたかった理由はここにもありました。
ソウルで、物販、何も買えなかったんです。Tシャツとかその辺りも、何も。
日本では全然発売もないので、ここで音源とか買わなきゃって。
何より、今回のイベントの思い出はどうしても欲しかったですね。
両者の名前と企画名が書かれたラバーバンド。
リバーシブル仕様で、裏表1本ずつ身につけて使いたくって。

物販の開始待ちをしていると、9mmのスタッフさんが近くで一緒に話していた彼女に
話しかけに来られて。その時に、「ラバーバンドって個数制限掛けたほうがいいか」と
いうお話が上がっていたので、ソウルで見てきた私とひよーんさんがお話をして、
「ソウル即完だったんでかけたほうがいいっす(大意)」ということを伝えました。
ソウルでは150本しかなく、しかも一人4本までっていう制限だったもので、
そりゃあもう、あっという間になくなっちゃったんですよね。
その辺りの様子がちょっとスタッフ間で伝わってなかったらしく、お礼を言われました。
思えば、9mmの公式スタッフの方とお話するの、初めてだったかも。
お客さんに話しかける光景も見たことなかったしなあ、今まで。
ラバーバンドもおかげで無事に入手出来て、良かったです。
そして何より、グッカステンの物販もひと通り揃えられて、満足でした。
思ったよりも安くてびっくりしたなあ。CDとTシャツと、ノート2冊、キーホルダーとで
5000円くらいだったような。もうちょい取って大丈夫なくらいデザインも良いのにな。

ふと物販の奥のスペースにはテーブルと大きなソファー、それと張り紙がありました。
ツイッターにも上げた、日本語と英語、韓国語が手書きで書かれた張り紙。
ここが今回の企画の告知ポスターの撮影場所です、来場記念に!という内容でした。
・・・これ、卓郎さんの字じゃない?と、思わずこの張り紙、写真に残してしまいました。
だってこんなの、めっちゃ貴重だし。書き慣れないハングルもほっこりしたな。
わざわざ手書きで書いてくださっているということに、この企画がすごく大事なもので
気持ちがこもってていいなあ、って思いました。
思っていたよりもこの張り紙の所在に気づいてる方が少なかったですけども^^;
まあその辺り控えめな感じが9mmらしいという気もしていたりするのですがw
私としてはこんな聖地がこんなところにあるなんて!ってテンションでしたよw
推しメン座ってたところに座って集合写真とかやりたいなんてのも話してたなあw
わたくし完全に真ん中になるなあなんて思っていましたw 卓郎さんの位置ですね。
物凄く右隣のヒョヌさんのとこも惹かれていたというのは実際あったりしたんですがw

とそんな感じでわいわいしてフロアで入場待ちを過ごしておりましたら、
ちょっと声をかけられまして。「くまこさんですか?」と。
ふっと、声の主の方を見ましたら、なんとグッカステンの日本スタッフの女性の方!
えええー!まじですか!あ、いや、確かに「わたし堺出身なんでくら寿司嬉しい」
なんていうリプをしたりしてたんですけどw 回転寿司に行ったっていう写真に。
他にも回転寿司屋ある中で、偶然とはいえ堺に本社のあるくら寿司って驚きましてw
聞くと、アイコンとよく似た人がいるから、ってことで声かけてくださったとのことで。
もうねえ、めちゃくちゃ嬉しかったですよこれ!しっかりご挨拶させて頂きました。
私のアイコン、自作の似顔絵イラストなんで、それで気づかれたのは嬉しいです。
いやあ、まじで、グッカステンのスタッフさん、精神的距離が近くてびっくりするw
しかもどれも、こちらからじゃなくて見つけてくださったのがほんとに嬉しい。
物凄く、ファンを大事にされるんだなあと思いました。9mmもかなりファンに優しくて
何度も嬉しい思いをさせていただいたこともあったりしたんですが、初回でいきなり
ここまで結界を解いた接し方で来てくださるなんて初めてで嬉しかったですねえ。
で、その流れで、マネージャーさんにご挨拶したい、めちゃくちゃお世話になったと
お伝えしまして。そのうち来ると思いますので、是非、とおっしゃって頂けて。
うわあ、でもこれって韓国でもしっかりみんなにやってるんだろうなあ、それはそれで
お客さんの相手するの大変そうだなあなんてちょっと思ったりもしてましたw
素直に喜べばいいのにねえ、わたしもw

やがてしばらくして、今回一番お世話になったマネージャーさんがいらして。
もう、たくさんたくさんお世話になったお礼を言いまして、いえいえそんな、と逆に
本当にありがとうございますっておっしゃって頂けて、ひたすら恐縮しきりでした。
もうねえ、めちゃくちゃ優しいですね、マネージャーさんも先ほどのスタッフの方も。
こんなしっかりとした対応のスタッフさん、ほんっとになかなかいませんよ!
なんか、バンドも魅力的なのだけでも十分嬉しいんですけど、ファンに親切って
それ以上にもっと嬉しいことですよ。もう、ずっとついてきますって思う。
グッカステンの場合は、ライブのアンコールの時間でもしっかりファンと話してて、
舞台の上の人との精神的距離感が物凄く近くて良いなあと思いました。
ひょっとしたらヒョヌさんが人とお話するのがお好きな方なのかなあとかも思って、
多分独自の試みのようには思ったんですが、あの音楽性ではほんとに珍しいと。
そういうところも、魅力的でしたって伝えられて、嬉しかったですね。
こんなに、ダイレクトに感想が言える機会は殆ど遇ったことがなかったですし。
それこそ、9mmの卓郎さんが初めてくらいで、なので思わず7年前のゲッチンでの
舞台での気遣いの感想をお伝えした時の出来事を思い出していたりもしました。
この時の卓郎さんも、ほんとににっこりと穏やかだったりしたんだっけなあ…
なんていう回想に浸りそうなくらい、しっかり色んなお話を聞かせてもらってて。
ああ、もう、ライブよりも、このお礼が達成できて本当に良かった。
そんなことを思ったりもしていました。

去り際に、新千歳で調達したおみやげもお渡しして。メンバーさんとスタッフさん、
多分今回の2組の人数分くらいへの色々つめあわせを持って行っていました。
ただ、女性スタッフさん向けに用意していった、ラベンダーの香り入のマスクを、
「ヒョヌが使うと思いますよー」という事実に、笑うしかありませんでしたww
えーー、ヒョヌさんそんな女子力高いんっすかwww
いや、韓国ってシートマスク大国ですから、せっかくだし日本のシートマスクも
いっぺん土産として使ってもらえたらって思って選びはしたんですけど、
まさか30代半ばの男の人が使うって思いませんってww
いちおう、結構な量あるんで、みんなで分けてくださいって言いましたw
だって、7枚入り1袋が、5つ入ってたんですものw 多すぎるw
いやーしかし、日常的にシートマスク使う男性かあ、想像つかないなあw

あとはそう、ソウルで見られたディスコミのトチリは、やっぱり相当珍しいと、
おっしゃっていましたねえ。ヒョヌさんがトチる事自体も珍しいとのことで、
ましてやカバーでやるなんてそんなに数としては多くなかったとのことで。
そうかー、そりゃいいもの見たなあ、間違えた本人は悔しそうでしたけどw
そして、今日はバッチリですよって言うこともおっしゃって頂けて。
リクエストしていた曲のことも。
ちょうど「日本ではやろう」って話してもいらしたそうで、良かったです!

そんな感じで、ほんとにお礼を言うだけでなく、色んなお話も聞けてきて、
えーと、シートマスクのあたりは全ッ然想像してなかったですけどw、
やっぱり、飛んできてよかったって思いました。ライブも始まる前から。
いやあ、ライブで冷静に見れるかなw 若干自信がなくなってきたw

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ということで、恵比寿に飛んでくまでのお話をまとめてお送りしました。
ほんとに今回、グッカステンスタッフの方にはただただ感謝でした。
突然飛んでった暑苦しい9mmファンの扱い、大変だったと思います^^;
実はライブの後にもう一つ扱いが大変な出来事が遇ったりもしたんで
そちらもライブの内容の後に、サラッと書こうと思ってます。
明日明後日あたりで上げる予定です。

では、またのちほど、恵比寿でのグッカステン、9mmのライブの話で。

この投稿は、2016年に札幌市の手稲区に在住していた時のお話になります。
2015年のライジングのときのお話の冒頭でもさらっと書いていましたが、
2008年位からわたしは9mm Parabellum Bulletのライブに通いつめており、
今回のライブのお話も相当通いつめた中でもかなり珍しい機会のお話です。
当時はTwitlongerと、mixiでの公開でした。

今回は「カオスの百年」という9mmがずっとほぼ年1でされてた自主企画の
2016年2月に行われた企画のお話になります。
この時は、韓国のロックバンド・GUCKKASTENとの合同開催ということで
2月末がGUCKKASTENがホストで9mmがゲストという立場での開催、
そして3月に入ってゲストとホストが交代という試みがなされていました。
当初、土日でないと行けないということで、同行していたひよーんさん共々、
最初はこの1回のみで終わるつもりで行ってたのですが、思いもよらない
温かいもてなしを頂いたことから、この遠征は凄く思い出深くなりました。
というか最終的にはがっつりGUCKKASTENファンになって帰りましたね。
未だに、この時のライブ以上の思い出を超えるものが見つからないです。

というかそのGUCKKASTENのボーカルの方が、つい先日の五輪の開会式で
国を代表する歌手の一人として出てこられたというのも、この遠征の時には
全くもって想像の付かない未来の話でもありました。
わたしもこの2年で結婚したりとか、かなり激動の年月ではあったのですが、
GUCKKASTENのボーカルの方のこの2年でのご活躍は凄かったと思います。
当時の投稿はそのままにして掲載しますが、あとがきまえがきのあたりで
その2年間のご活躍に関する補足の内容も書いてみたいと思います。

今回はその当時からちょうど2年経ったということで投稿しました。
当時は2つのライブの間の葛藤の日々の話も含めて5部構成でしたが、
こちらでは1部と2部を2月27日、3部~5部を3月3日に分けて公開します。
お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。



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<<20160227 GUCKKASTEN presents 「Squall × カオスの百年」@ソウル ロッテカードアートセンター ライブレポ 1/2>>


ようやくちょっと、現実の世界を受け入れてき始めたので、備忘録としてライブのことを書きます。
ちょっとですねえ、今回は気持ちを揺るがされることがあまりにも多かったので、4部構成です。 
韓国での9mm、韓国でのグッカステン、日本でのグッカステン、日本での9mmの順で、 
たぶん最低でも4日以上かけて書いていきます。おそっって言われそうだけどすいませんw 

今日はまず、韓国でのお話を書いていこうと思います。 
旅行記などはツイッターで随時上げてたので、そちらについてはツイッターではタイムラインで、 
あとツイッターのいいねログなどにもたくさん思い出を残してるので、よろしければご覧ください。
mixiには後日写真付きの旅行記を上げる予定にしてます。多分だいぶ後日になりますがw 
こちらはライブでの雑感まとめを残しておきます。 
あと、自分が9mmにハマった馴れ初めを語りだすとそれこそずっと話が終わらないので、 
そのあたりは省きますw 語るとほんと長くなりそうなのでw 


ではまず、韓国での9mmのアクトのお話から。 

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<20160227 GUCKKASTEN presents 「Squall × カオスの百年」 
- 9mm Parabellum Bullet セットリスト> 

01. Answer And Answer (『Greatest Hits』) 
02. 反逆のマーチ (『Waltz on Life Line』) 
03. The Revolutionary (『2007-2011』) 
04. Discommunication (『Greatest Hits』『2007-2011』) 

05. Lost!! (『Waltz on Life Line』) 
06. Black Market Blues (『Greatest Hits』『2007-2011』) 
07. The World (『Greatest Hits』『2007-2011』) 

08. 新しい光 (『Greatest Hits』) 
09. ハートに火をつけて (『Greatest Hits』) 
10. Cold Edge (『Greatest Hits』『2007-2011』) 
11. Talking Machine (『Gjallarhorn』『The World e.p.』) 
12. 生命のワルツ (『Waltz on Life Line』) 


~今回用の仕様補足~ 
※曲名の後ろは収録音源です。 
他にも候補があるものに関しては、なるべく少ない枚数で揃うアルバムを選んでいます。 
シングルとかが対象です。 
※今回、9mmを初めて聴いた方向けで、普段略称を使っているところを正式なタイトルで 
書いています。 
※MCがあった位置で開けて改行をしています 

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<雑感などなど> 
・セトリ全体としては昔に出された韓国と台湾限定のベスト盤『2007-2011』、 
ベスト盤『Greatest Hits』、4月にリリースされる『Waltz on Life Line』で大方が揃うという 
構成でした。ゲスト側の時によく見る選出。 
Talking Machineだけが音源としては入手しにくいのですが、ライブでは定番の曲ですので、 
Youtubeとかニコニコ動画に比較的落ちているライブ音源があります。 
なので調べたら出ると思いますのでぜひ検索してみてください。 
日本の場合は現場で撮影が禁止されているので、ケーブルテレビ配信などの録画が 
上がっていますが、割と日本のアーティストではこれは珍しく、9mmはあまり上がった動画を 
消さないんだなあというのが前からの印象です。 
ありがたいのですが公式さんいいのかいって思うこともしばしばあります^^; 
と言いながら私も最初はこういうところで上がっている動画で9mmを深く知っていき、 
その後に全音源を大人買いして揃えました。どの曲を聴いてもほんとに良いと思ったので。 
初期デモ以外は全部持っています。 

・今回のライブでの仕様としては、DiscommunicationでGUCKKASTEN(以下、グッカステンと 
書きます、カタカナのほうが書きやすいので)の『Mirror』のイントロをジャジャッジャッジャッ、と 
鳴らされて、イントロの部分を演奏されていました。 
この瞬間、場内から物凄い大歓声!そりゃそうだよなーw 
私も思わずうわあああって叫んでましたw 
そして事前に予習はYoutubeでしていたのですが、グッカステンのライブでは目一杯の合唱が 
楽しんでいる意思表示として浸透しているんだなあと感じました。イントロまで歌うとか。 
特にMirrorは印象的すぎるイントロなのでもう大合唱も大合唱!凄かったですよ! 
その後アウトロで締められて、Discommunicationの演奏へ入られたのですが、正直なところ、 
卓郎さんがそのままMirrorを歌うのかなあって期待していた自分がいましたw 聴きたかったw 
この辺りはグッカステンのヒョヌさんに遠慮されたのかどうなのかの配慮なのかなあ。 
こういう演奏をやるよーという事前告知もなかったので、ほんとにサプライズでしたねえ。 
いやあ、でも、かえすがえすも卓郎さんバージョンのが聞きたかったw 
東京でやるのかなあ、うーん、仕事で行けないしな、うわー、やられたら後悔しそうだなあw 

・私が初めて演奏を見た新曲としては5曲目のLost!!でした。4月リリースのアルバム収録曲です。 
ちょっとジャジーな雰囲気のメロディなのにメタルという雰囲気で9mmらしいなあと唸りましたw 
この曲シングルとかで出るのかなあ後々。卓郎さんの歌いまわしも艶っぽくて良かったですよ! 

・あと、台湾でもやっていらしたサビを現地語のサプライズ、今回もありました! 
Discommunicationと、新しい光がそうでした。 
Discommunicationはこのあと演奏されるグッカステンが事前にツイッターで「フルでカバーやり 
ます」という告知をされていて、もうこれだけでも十分くらい嬉しい試みだったのですが、 
Discommunicationは韓国語版の音源とかもないので、初めて聴けて、ここまで来てよかったって 
思いましたねえ。 
そしてさらに新しい光のほうでも韓国語の歌詞が! 
こちらは台湾でも中国語版のサビを見て来られて、しかも2回行って1回めは一番最初の歌い 
出しが、2回めは一番最初の歌い出しが再び&最後のサビでもう一度、というバリエーションを 
見てきたので、ここにさらに韓国語版の歌いまわしを聴けて、めちゃくちゃ嬉しかったです! 
いやあ、これはまじで異国ならではだなあ… 
毎回覚えて歌うのも大変だと思うのだけど、こういう気遣いがほんとに素敵だなあと思いました。
絶対これ現地のファンの人は嬉しいはずだもんなあ。 

・MCでは韓国は5年前の慈山ロックフェス以来というお話や、グッカステンとの馴れ初めが。 
あと、韓国語はちょこっと(卓郎さんが親指と人差指でちょっと、というジェスチャーをされていて、 
ちょっとという意味の韓国語をお話されていました。 
わたくしこの単語が全くわからず、たぶんこれは今韓国語でそう言ってるんだよなー、と 
なんとなく雰囲気を感じつつで見ていました。 
それとやっぱり、グッカステンと友達になって韓国に来やすくなったというお話が嬉しかったです。 
わたしも1回家族旅行で来たっきりから15年かかったので、凄く印象に残った言葉で。 
それでなくても、ここ数年の国のトップ同士の色々で、凄く勝手な話ではあるんだけど韓国という 
国から若干距離を置いていたりしたので、9mmがそういった国籍とか関係なく、グッカステンを 
心から友達だ、と紹介してくれたことになんか「この人が言うから間違いない」という気持ちが。 
卓郎さんとはわたしもイベント終わりとかで何度かお話をさせていただいたこともあるのですが、
もの凄く真っ直ぐ相手の目を見て、優しくお話をされる、まあ、あの、お顔が割と怖いと言われる 
ことが多いそうな(酷い例えですが事実なんですものw)お方が、こんな優しい喋り方をされる 
んだなあっていうのが第一印象だったなあってのを今でもよく覚えています。 
音楽性もこういったハードな方面なので、凄くギャップがあって素敵だなあって思っているのです
が、そんな感じで穏やかで優しくて紳士的な方なので、人を見る目も間違いないだろうし、信じて
間違いないな、と、これからまだ音楽とかライブの雰囲気を初めて見るグッカステンへの印象を 
強くしたMCでした。きっと良い人達なんだろうなって。 
そして、前は友達がこちらに居なくて、また来るのに5年かかっちゃったけど、またすぐ韓国に 
来られるようになった、必ずまた来ますっていうコメントをしていかれて、きっと韓国のファンは 
嬉しいお話だろうなって、聞いていて凄く心が暖かくなりました。 
旅行も大好きで、それ以上に9mmが大好きでここに来て、このMCを聞けたことが嬉しかった。 
9mm頼ってまた韓国に来ようと思いましたもの。 
そして、思っていた以上に韓国語での割合が多くて、ああ、良いお気遣いだなあって思いました。 
「ちょこっとだけ喋れる」とおっしゃっていた割には結構いっぱい話されていましたよ! 

・それにしても、韓国という異国の地で、というか、昔に見に行った台湾でもされていたのですが、 
The Worldという選曲はめちゃくちゃぐっと来ますね。明日も僕らが生きてく世界、という歌詞の 
重みが日本で聞くときよりも数段違って聞こえました。 
日本でもぐっと惹き込まれる歌詞なんですけど余計にね。 
そして、最後の最後にきた生命のワルツは、それ以上に心を掴まれる選曲でした。 
「行き着く場所は同じさ 生き方が違うとしても 
 いつかのどこかじゃなくて 聞いてくれここで命の声を」 
というサビの歌詞なのですが、この曲こそ異国の地で、普段聞いている音源とは全然重みが 
違って、曲調こそバリバリのメタルで泣くような曲ではないのですが、自然と涙腺がやられて 
しまっていました。だって、ここでしか見られない景色と、ここでしか聴けない命を吹き込んだ声を
自分の眼と耳でちゃんと感じようと思って聞きに来たんだから。 
ちょうどこの曲のリリース直後、実家の母親が大病にかかって治療の選択肢を迫られてたりした
ので、Aメロの歌詞の「でたらめな時代に立ち向かえ 正しさを間違えてしまう前に」という歌詞の
ところも、個人的背景がたくさんあって、何度も聴く度に泣かされてきた曲だったので、最後の 
最後に来て、そして異国での9mmのアクトを見たくて飛んできて、ほんとに良かったです。 
これはやっぱり、国内のライブでは絶対に見られない光景だもの。 
フロアが遠慮がちなのも含めて。 
てかBlack Market Bluesがライブでほぼほぼクリアに聞けるなんて、日本のライブではあんまり 
見られることが無いですよw だいぶ暴れる子が多くてぐっちゃぐちゃになるんでw 
ほんとに来てよかったなー、選曲も粋でしたし、ゲスト側だけど、めちゃくちゃいいアクトでした! 
韓国の方にもそれは感じられたのか、ゲスト側なのに、このあとホスト側のグッカステンがまだ 
出られるはずなのに、場内からはアンコールの掛け声が凄く大きく響いていました。 
結果、出て来られなくて、凄く残念そうにされてたなあ。 
こういう光景も、日本では見られないから、雰囲気を感じられて嬉しかったなあ。 
いやあ、こんな良いアクトされたら海外公演何が何でも行くよねw ほんと来てよかったです! 

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・・・ということで、まずは韓国での先攻、9mmの出番のお話でした。 
えー、多分初めて見られる方も多いと思うのですが、文章めっちゃ長くてすいません。 
この調子でまだあと3つあるので覚悟して下さいw 思いが溢れすぎてます、今回はマジで。 

では、続きまして、韓国でのグッカステンのお話をば。 


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<<20160227 GUCKKASTEN presents 「Squall × カオスの百年」@ソウル ロッテカードアートセンター ライブレポ 2/2>>

現実に戻って2日目、元々あったお仕事(2つやっていて、土日のデザイン仕事の方です)の
休みと出勤日をチェンジしてもらったので、ゆっくり怒涛の1週間のことを書きたいと思います。
書きながら、この時の自分のグッカステンに対する印象はどの程度だったかというのを辿り、
たった7日間でここまでぐっと惹かれたアーティストもつくづく初めてだと思ってる次第です。
徐々にその辺りの経過はレポートの中に書いていけたらと思います。
何度もいいますが、ほんとに今回のレポートはめっちゃ長いので覚悟だけしといて下さいw

さて、今日は韓国でのグッカステンのお話を書いていこうと思います。
旅行記などはツイッターで随時上げてたので、そちらについてはツイッターではタイムラインで、
あとツイッターのいいねログなどにもたくさん思い出を残してるので、よろしければご覧ください。
写真付きの旅行記ですが、mixiだとどうも全世界配信にならないようですので、なんかしらの
SNSとかシェアできるストレージとかにアップするかもしれません。写真も多いし文章も多いし、
ましてや今回は日本語でもハングルでも書き残したい文章があるので、自作のhtmlデータが
おそらく一番気持ちが伝わる気がしています。画像でテキストを残すなどで考えてます。
時間は相当かかるかもしれませんが、気長にお待ち頂けると幸いです。

あと、自分がグッカステンにハマった理由を最初に語りだすとライブの話が始まらないので、
その話はセットリストのあとに雑感をまとめてます。さっくりセトリと動画だけ見たい方には
このあたりはスルーして頂いていい、ということで後ろに載せています。
日本での出来事でまたこの辺りは大きく印象を変えるのですが、あくまで今日は韓国の時に
感じたことをまとめておきます。そのくらいまじで激変したのでね、日本で。

ではそろそろ、韓国でのグッカステンのアクトのお話を。
9mmのレポを書いてる時とはかなり仕様を変えてみてます。

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<20160227 GUCKKASTEN presents 「Squall × カオスの百年」
- GUCKKASTEN セットリスト>

1.スクラッチ/스크래치 (『FRAME』)
2.噂/소문 (『FRAME』)
3.変身/변신 (『FRAME』)

MC(멘트)

4.FAUST/파우스트 (『GUCKKASTEN』)
5.アレルギー/알레르기 (『도둑』)
6.かかり/미늘 (『FRAME』)
7.早く言って(カバー)/어서 말을 해

MC(멘트)

8.泥棒/도둑 (『도둑』)
9.ジャグリング/저글링 (『FRAME』)
10.鏡/거울 (『GUCKKASTEN』)
11.Discommunication(9mmカバー(커버))
12.Sink Hole/싱크홀 (『GUCKKASTEN』)
13.尻尾/꼬리 (『GUCKKASTEN』)

アンコールMC(앵콜멘트)

14.Toddle/토들 (『GUCKKASTEN』)
15.Mandrake/만드레이크 (『GUCKKASTEN』)


~今回用の仕様を補足~
※曲名の後ろは収録音源です。
※曲名は「邦題/ハングル(英語タイトルの場合は英語のみ)」という仕様です。
※セットリストは、グッカステンのマネージャー・モモさんよりお送りいただきました。
 これ、本当に嬉しかったです!「セトリ半分くらいわかんない」っていうつぶやきを、
 なんとあちらからサーチで拾ってくださって知りました!
※MCがあった位置で「MC(멘트)」と記しています(送ってくださったものを使いました)


<Youtube Playlist>
https://www.youtube.com/playlist?list=PLJokRciYTqcFenhpTRN3RsYbAkmQ0vaNx

※今回、韓国の方が日本語で書かれてもわからないかもと思いましたので、補足として
 実際の演奏順に、Youtubeに上げられた動画をリストとしてまとめています。
 (リストには最初に9mmの公式動画を入れています。今回の企画の紹介動画です。
 公開設定は「限定表示」にしています。リストリンクを知っている人だけが見れる仕様です)
 韓国ではYoutubeにライブ映像が上がっている文化らしく、さらにグッカステンの場合は
 公式の方もツイートでシェアをしているというローカルルールがあるようでしたので、
 今回、サーチして拾い、実際に演奏されたセットリスト順に並べてます。
 ライブの動画は途中で切れたりとかもありますがそのへんは速報ということでご容赦を。
 また、どうしても当日のライブ動画がなかったものだけ音源動画を入れています。


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<雑感などなど>
・セトリ全体としては、1stアルバム『GUCKKASTEN』と、2ndアルバム『FRAME』と、
最近出されたシングル『도둑』(泥棒、の意味だそうです。2つの手のジャケ写のです)の
2曲両方、カバーが2曲という構成でした。こういう企画物のセットリストがどんな感じか
あまり分からないまま観に行ってたのですが、凄く多彩な曲の構成に驚いていました。

・韓国はライブ動画も音源の動画も結構上がっており、また事前に『FRAME』といくつか
公式の無料配信音源がありましたので、入手できうる限りの情報は調べていました。
あとはメンバーさんのパーソナリティとかも、公式ページとwikipediaとかも見ていまして。
企画名の『Squall』はひょっとしてボーカルのヒョヌさんの漢字表記のお名前からかなあ。
雨という字が入っていたので、ひょっとしたらそうかなあと思っていました。
で、結構ギリギリで渡航を決めたので探せばあったのだと思うのですが、ライブ中の
MCの様子だったりコール・アンド・レスポンスの類のところは調べきれませんでして、
そのへんは現場で感じてノリを見てこうと、ライブに行くまでの予習をしてきていました。
たぶんグッカステンも初期デモ以外は全部持ってるということにゆくゆくなる気がしてる。

・あとですね、ちょっとメンバーさんの雰囲気も9mmと似てるんですよね、グッカステン。
パワーバランスと年齢差が若干違うくらいしか違いがないんじゃないかなとw
ドラムのギルさんが9mmのドラム担当のちひろさん的ないじられキャラとか、あるいは
ベースのギボムさんが9mmのベース担当のカズさん的な末っ子キャラだったりとかw
特にギター担当のギュホさんなんて、9mmの滝さんと雰囲気もそっくりなんですよね。
なんというか、職人っぽいなと。少し不器用な感じで、お話の仕方もおとなしい雰囲気で。
パワーバランスとしてはボーカルギターのヒョヌさんが作詞作曲もされているというのと、
んで歌ったらとんでもない歌唱力だっていうね。完璧超人だなあという印象でしたね。
(歌唱力については「I Am A Singer」あたりで検索してみて下さい。いろいろあります)
あと事前の動画で見てて驚いたのは、エフェクターで怪音を出すというところでした。
これどう聞いてもバイオリンじゃん!っていう音とかもギターとエフェクターとかあって、
ただのハードロックだと思ってたらえらい目に遭いそうな、そんな気持ちさえありました。

・というくらい、めちゃくちゃ予習して行ってたので、はじめて9mmを見れた時に思わず
「うわあ、本物だ!」とつぶやいてしまったのと、同じことを今回もしていましたw
自分の中で物凄い勢いでどの曲も好きだって思って聴きこんだバンドがここにいる、と。
で、その本物のグッカステンですが、まぁー、上手いっすなあ、ほんとにw
9mmの紹介動画からぽちっとMontage(そういえばやってない!聴きたかった!)を
最後まで流している動画を探して、空撮はソウルのシェラトンかとか思ってたんですが、
演奏も物凄く上手ですし、9mmっていう迫力のある演奏の後に演奏をしても遜色が無い!
音圧も安定感も抜群ですし、こりゃあとんでもないバンドだったわ、と思ったものでした。
何よりもやっぱりヒョヌさんのポテンシャルの高さにはびっくりしっぱなしで。
『FAUST』から『アレルギー』あたりのエフェクターとご自身の声や声帯模写で作られた
いろんな音が聞けたのはめちゃくちゃ衝撃的でしたね。特に車のエンジン音とか!

・でも、それよりも更に驚いたのは、こんな先鋭的なサウンドを鳴らすバンドのライブで、
声掛けも合唱も起こるわ、しまいにはガチ惚れしてるっぽいファンの奇声まであってw
えー、そんな親しみやすい雰囲気のバンドなのかグッカステンって!って思いまして、
いわゆる「ギャップ萌え」が大好きなワタクシ、このほのぼの感にハマりましたw
あとねえー、ヒョヌさんよう喋るわw もう、思いついたこと全部喋ってるんじゃないかと
思ったくらい、MCがかなり長かったのが印象的でした。頭の回転早そうだな、ほんと。
そりゃーこんだけなんでも出来る人だとなんでも浮かんじゃってとかなんだろうなあw
けど、ハングルでずっと話されてたんで、雰囲気は分かってもどんな言葉が判らなくて、
うわーこれ真剣にハングル勉強してたら良かった、話してる内容全部わかりたいって、
9mmでもMCを結構聞きこむタイプのわたしは、ついつい思いましたねえ。
たぶん、きっと感動的な内容も、面白おかしいことも話してたんだろうけどなあ…。
ほんとに、この時ほど言葉がわからないっていうことを歯痒く思ったのも初めてでした。
アンコールのファンとのやり取りが中でも特に印象的で、何やらちょっとリクエストを
聞いて、ワンフレーズくらい演奏されてるということがありまして、素敵すぎるなあと。
尊敬しているアーティストとお話もできて、自分の中のお気に入りの曲も聞けるし、
何より絶対思い出になるよこんなのって。こんな贅沢な試みないですよほんと!
うわー、ここで日本から来たんですよー、Montageやってほしいって言いたかったw
って9mmを追って見に来た立場なのに、本気でそう思ってしまっていました。
うん、完全にこれグッカステンのファンになってしまってますなw

・事前に公式さんから予告があった9mmのディスコミのフルカバーは、おそらくですが
グッカステンのライブで一番盛り上がる『鏡』の直後にという粋な計らいが!
うわあ、グッカステンもセトリの妙で見せるタイプのバンドかあ!って思いまして、
こういうところがグッカステンにも、9mmにも共感があったから今回の企画も実現が
なされたのかなーって思ったりなどもしていました。いやー、ほんとに嬉しい!
またねえ、ヒョヌさんが卓郎さんの独特のハンドクラップも真似してらしてねえww
ちょっとしなやかな動きのハンドクラップなんですよね、卓郎さんのって。
これ自分の目でがっつり見れたのも嬉しかったなー。わざわざ来て大正解だった!
んで、演奏も歌もまたうまいんだ、このカバーw 演奏完璧じゃないっすか!
と思ってたら、1番のBメロラスト(「予定が壊れて 直してる暇もない」のところです)で
ヒョヌさんが2番の歌い回しで歌ってしまって、1拍ずれたことで1番のサビがヒョヌさんと
他のメンバーさんの伴奏とでずれるという場面が。要するに伴奏の皆さんは合って
いるんだけど、「ない」の「い」で伸ばしてる途中でサビの伴奏が入ってきたという。
カラオケとかで歌いまわし間違えた時に発生するあの感じです。
なので進めていくに連れてヒョヌさんが「あれ?」というお顔をされている、という、
たぶん相当珍しい表情を見られましたw その後、間奏のバッキングで調整してって
リカバリーされたので2番は完璧になったんだけど、いやあ、こんな完璧になんでも
できる超人のような方からこんなお茶目な一面を見られるとはで、ちょっとこの表情を
生で見られただけでもわざわざ来た甲斐があったと思ってしまいましたw
しかしそれにしても、ヒョヌさんは歌があんまりにも上手すぎて、9mmを歌うとちょっと
ボーカロイドに聞こえたりしたなあ。上手いんだけど、上手すぎての違和感ね。
音程もビブラートも素晴らしいんだけど、まだ日本語の意味が把握できてなさ気で、
歌詞に合わせた歌いまわしが薄く感じたせいだったんだけど、このへんもカバーしたら
いよいよ「卓郎さん涙目」状態になっちゃう気がしましたよw
って長年見に行ってるからってことに乗じて結構失礼な発言だなw ごめん卓郎さんw

・とまあ、ほんとにとにかく何もかも凄すぎて、これ、日本ではさらに小箱だよなあ、と、
あと日本でしかやらない曲あるよなあ、ということを思って、ライブが終わった時には
「どうにか恵比寿の日に休んでいけないか」ってことを考えていました。
そのくらい、めちゃくちゃいいライブでした。そうでなかったら今日で完結してたし。
また近いうちに見たい、って、近いうちにやるじゃないか、うわー、って気持ちでした。
でも、やっぱり何より、9mmきっかけでないとグッカステンっていうバンドをここまで
知っていくことも、凄いバンドだって思うこともなかったなあって思うと、国境を超えて
「友達だ」って紹介してくれた9mmにはただただ感謝の気持ちしかなかったです。
あなた達が教えてくれなかったら、こんなに素晴らしい音楽も知れなかったって。
ほんとに、めちゃくちゃいいライブでした。

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・・・ということで、韓国でのグッカステンのライブのセトリと、雑感をお届けしました。
でですね、この翌日に日本に帰国する間に、ほんとに嬉しすぎる出来事がありまして、
恵比寿への遠征を決めたわけなのです。ほんとに、急に休みになってもOKをしてくれた
会社に感謝するしかありませんでしたし、あまりにも急に決めたんで親友に呆れられたり
などということもあったりしたものでした。ごめんとしか言えなくてもどかしかった。
そのあたりだけ、後悔の気持ちはありました。ツイッターにも書いた、ちょっとの後悔が。
けど、急遽駆けつけた場所には、それ以上にとんでもない優しさがありました。
次回はその辺りを書きたいと思います。

あとは、この旅を通じて、韓国ですごく現地の方が親切だったなあっていうことを思って、
勝手に韓国という国だけで若干壁を作ってしまっていた自分の中の狭い考え方にもう、
ただただ申し訳ない気持ちに苛まれたりなどしていました。何してたんだ自分、って。
もう、帰国して部屋の中でどれだけ泣いたか。嬉しくて、申し訳なくてで。
そういった感情も含めて、かなり振り幅のでかい数日間を恵比寿までに経ていました。
もうとにかく、グッカステン、特にマネージャーさん、スタッフさんに感謝するしかなかった。
こんな、めんどくさいファンの相手させて申し訳ない気持ちもあったりしてるのですが、
自分の人生の中でも初めての事だらけで、びっくりする数日間でした。

では、またのちほど、急遽遠征を決めた恵比寿での出来事をば。

この投稿は、2015年に札幌市の手稲区に在住していた時のお話になります。

2008年位からわたしは9mm Parabellum Bulletのライブに通いつめており、

今回のライブのお話は相当通いつめた中でもかなり珍しい機会のお話として

後々読み返せるようにということで書いていたお話です。

Vo.&G.の菅原卓郎さんと、Ba.の中村和彦さんのアコースティックライブを

自宅からすぐ近くの小さい舞台でされるということで出向いたお話です。

当時はTwitlongerと、mixiでの公開でした。

 

ちょうど今年の日程も終わって、当時の日付も終わったくらいですので、

昔話のひとつとして投稿しました。お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。

 

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<<20150814 菅原卓郎&中村和彦 @ RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO ライブレポ>>

 

今年は卓郎さんのソロ弾き語りツアーを年明けて最初のライブに見ていて、 
距離感ほぼ皆無で見入ってしまってた、眼と耳が幸せすぎた、とその時の感想を 
書いていたんですが、まさか、ライジングでその時以上の多幸感を味わうとは、でした。 
フェスでのライブのレポートにしたかったんですがすみません、あまりにも内容濃すぎて 
フェス全体の他のアーティストさんのお話を盛り込むと、10000字制限で足りませんでw 

なので今回のお話は、卓郎さんカズさんの出番のお話と、初めてのライジングへ行って 
感じたことや、来年以降のライジングの参加の仕方の提案みたいな内容になります。 
他のアーティストさんの舞台のお話は当日つぶやいてたので、そちらで失礼しました。 
書きたいことありすぎると字数制限ってほんとにつらい。 

で、たぶん長い付き合いのある方はもう察してくださってると思っていますけど、 
ほんとに私、卓郎さんばっかり見てきてます;ほんとにすみません。 
ご一緒だったのにカズさんの様子殆ど見れていません; 申し訳ないです; 
ほぼソロワーク並みの勢いで書いてしまってることだけ先にお詫びします。 
あと、今回酒の勢いの記憶力なのか、結構細々と見てきてますのでそれもすみません。 
いつもはもうちょいさらっと見てきてるはずなんだけどなあ、たぶんw 

では例によって長文ですが、何卒ご容赦をば・・・。 
今回はまず状況背景的なお話から。 


【ライジングとわたし】 
1999年からあるロックフェスなんですが、始まった当初はそんなにロックバンドに今ほど 
惹かれていたわけではなくて(当時はラルクと黒夢は相当好きでしたけどライブには 
殆ど行ったことがないくらいの、CDはガンガン聴いてたってくらいの向き合い方でした) 
単発のワンマンライブは行ってたけど、フェスでたくさん見て回りたいほど贔屓が居なく、 
そもそもそんなフェスっていうライブ形態も知らなかったですね、色んなバンドが集まって 
タイムテーブルを見ながら好きなところを選んで見に行くシステムっていうのも。 
そして何より「北海道に縁もゆかりもない」というのが大きかったです。 
現地に友達も居ないし、当時寒いところ苦手な体質の私は北海道に行くことというのも 
頭の片隅にもなかったという。そんな諸々で、存在を知ったのも9mmを知ってからでした。 
(それが16年経って現地在住してこれを書いてるってのも不思議な感じですね実にw) 

その後、友達がライジング行ってきた、良かった、って話をちらほら耳にするようになって、 
そして9mmが出演していた年はひとまず何を演奏されたか、ってのをレポで調べるように 
なったりしていたのですが、何がなんでも行こうと思ったのはやはり今年の9mmさんの 
出演形態が「いつもと違う、たぶんちっちゃい舞台の、アコースティック」というのが、 
よし思い切って1日休みとるか、というきっかけになった、というところだったのでした。 
恵比寿リキッドでだったかな、今年9mmが臨時即売ショップを開催されたイベントの中で 
卓郎さんとカズさんによるアコースティックセッションがあったというのも聞いていたので、 
そりゃ見たかったと思ったものでしたが、その気持ちを、まさか家のごくごく近所のフェスで 
解消できるとは想像もしてなかったです。出演の報が出て、そりゃ行かなきゃと思いました。 
いや、家のご近所になったってのはごくごく最近のお話ではあったのですけれども、 
たぶん、いつものバンド出演だと、また仕事休めないなーって諦めていた気がしてます。 
京都で見た卓郎さん弾き語りが凄く素敵だったのも要因としては大きかったですね。 

ほんとに申し訳ないけど、ライジングへの気持ちって今までこんな感じだったのです。 
いくつか9mmさんが出演される中の1つのフェス、みたいな。 
でも、それは嬉しすぎる理由で大きく予想が外れました。その辺りはまた後ほど。 



【自転車で行ける大自然フェスのありがたさ】 
っていうことを知ったのもようやく行く気になって会場の石狩と自宅の手稲の距離感を 
Google Mapsさんで調べてからでした。というより去年の9月に車で石狩のホクレンまで 
連れて行ってもらっていたんですけど、その時は東区の在住だったので、手稲からの 
距離感を考える機会ってなかったのです。で、調べていくとどうやらその時に行ってた 
ホクレンだったり、回転ずしの和楽だったりが、今の家の近くの大きな通りをまっすぐ、 
車だと20分走らせたくらいの距離ってのを知って、そしてそのホクレンからもさらに 
車だと10分走らせたくらいでライジングの開催地までたどり着けるってのを知って、 
そりゃ富良野に美瑛の10キロよりは道も楽そうだしチャリで行くしかない、となりまして。 
走行時間は自宅から40分位でした。で、行きで爆走してるのを同僚に見られてましたw 
会場に着いてメールで「石狩手稲通走ってたでしょ」ってメールが届いたのでしたw 

で、実際自転車で現地に着いて見て知ったのは、車が圧倒的、バイクがそこそこで、 
自転車で来てる人はかなり少数だったってことで、ちょっとそれが意外だったなあと。 
というよりライジングってフェスというより大規模キャンプ場的な雰囲気ですね。 
フェスの1つって思ってた私にはそれが今まであまり判らなかったのでようやく実感。 
キャンプグッズを積むとなるとそりゃ車で人数集めてってなるんだろうなと思いました。 
私みたいな「今年たまたまめっちゃ好きなアーティストが近くで見れるからぼっちで」 
っていう参加の仕方って少なかったんじゃないでしょうか。いや、よく知りませんけどw 
でもでも、もし「一緒にライジングでテントで過ごす友達居ないから行けないなあ」って 
思ってる方がいらしたなら、全力で私が「全然ぼっちで行けるで」って保証しますw 

あとはライブ終わりに現地で一緒になった友だちから教えてもらったお話ですと、 
テントのスペース券の中に、複数人分の入場料も含まれているということだったので、 
もう一緒に行くパーティがあるんだったらテント付きで買うのがおトク、らしいです。 
ただ、私みたいに寝に帰るところがすぐ近くにあるので別に駐車場もテントもいい、と 
いう人は、単純にライブの入場料だけを出せばOK、ということのようでした。 
若干割高ではあるんですけど自由度の差みたいなものだと思えばいいと思います。 
それと現地で感じたのは椅子らしきものや日陰になるものが少ないてのがあったので、 
日除けの帽子だったり、もし持ってたら自立式ハンモックや簡易な椅子とかがあると、 
歩き疲れた時にちょっと広げて休めるなあということは思ったりしていました。 
自転車で運べるギリギリの荷物がそれくらいかなあと思います。 
8月の中頃でちょっと夜涼しいところで、自立式ハンモックで寝そべったりとかするの、 
かなり気持ちが良いだろうなあってちょっと思っていました。来年は持っていかなきゃ。 
あるいはハンモック吊るすスペースをライジングさんが用意してくださったら嬉しい。 
ボヘミアンの森の中で吊るせたらめっちゃ気持ちよさそうです。 

おそらく私そのへんよくわかってなかったから尚更ライジングに行く気が今まであまり 
起こらなかったんだろうなとちょっとお話を聞きながら思っていたのでした。 
予想していたよりはめっちゃ自由度が高いシステムだったようでした。 
しっかしライジングの開催スペースの広さと、それ以上に湿気の少なさが良かった! 
あいにくお天気良すぎてこの地域にしては暑すぎるくらいの熱気ではありましたが、 
ひたちなかの灼熱やモンバスの灼熱と比べると相当過ごしやすいほうではないかなと。 
それもうちからチャリで1時間以内でこんな空間があるとか嬉しすぎるじゃないですか。 
ちょっとお腹すいたらフェス価格ではなく街中価格のフードもいっぱいありましたしね。 
あと不思議だったのはちょっとナチュラルな感じの古着のお店がたくさん出ていたり、 
メイクアップや足マッサージのスペースが有るのも印象的でした。至れり尽くせりだ。 
これは普通に美味しいごはん食べてちょっとライブ見て疲れたらマッサージ行って、 
なんていう過ごし方も出来そう。やっとライジングの楽しみ方をちょっと知れたかも。 



【過去最大の悲劇のかぶりを越えて】 
ということでようやく9mmさんの舞台のお話になるのですが。 
いやもう、つぶやきでも散々言ってたんですけど、まー近かったですよ、ほんとにw 
それこそ普段Zeppだったりあるいはフェスだといちばんおっきなステージでの演奏が 
もうここ数年当たり前になりつつある方々が、自宅のリビング並みの近さで見れるって、 
アコースティック形態ならではだけど、でも滅多にあることじゃないなあと思いました。 
私の場合は9mmのメンバーさんの中でもとりわけ、一番最初にお話出来た機会が 
今回いらした卓郎さんとカズさんだったので、尚更このセッティングが嬉しかったです。 
滝さんもちひろさんも素敵な方々で、お話した機会も何度かあったんですけども、 
原点を辿れば9mmの音楽性に加えて卓郎さんの優しい声質に惹かれてハマったんで 
そりゃこれ逃しちゃいけないわ、しかもこんな開催地も、客席からも近いところでって 
いう風に思っていたのです。ええ、タイムテーブルをしっかり見るまでは。 

そう、すっかり行く気になってタイムテーブルを確認したら、過去のフェスでもこんだけ 
どうしようって思ったことがないくらいのご贔屓さんのかぶり方をしていました・・・。 
9mmさんの出番とほぼ同時刻に、KANA-BOONと米津玄師というこれまたご贔屓さんが 
20分のズレでかぶっていて、移動距離的にどれか行ったらどれか見れないくらいで。 
故郷・堺の出身KANA-BOONはいちばん大きいステージで、しかもデビューきっかけの 
アジカンと同じ舞台に立ってという機会だし、何よりまだ一度も見たことなかったですし 
見に行きたいなあと思ったのがあり、はたまた9mmさんの出番の場所の近くの舞台では 
これまたボカロPの時から度々聞いていた米津玄師さんが出演されるっていうので、 
ツイキャスでの配信も結構な出席率で見ていたりしたし、札幌GARDENでのライブの 
チケットが全く取れなくて凄く凄く見たかったんですよね。 
「今日だけからだ3つに分かれて全部の記憶を共有できるようにしてくれんか」なんていう 
ちょっとオカルトな考えもよぎってしまうくらい、このかぶり方が悲しゅうございました・・・。 

ただ、やっぱりなんやかやで「貴重な機会」「自分の中での思い出」のことを思うと、 
9mm行かなきゃ後悔すると思い、今回は9mmさんのステージを最大限近くでということで 
楽しもうと思ったのでした。自分で言うのも烏滸がましい話ではあるんですが、もう既に 
9mmの活動年数のうち半分くらいご贔屓にしているから、一番乗りで見てもおそらくは 
咎められないくらいの気持ちを持っているし、いいよね、と。 
KANA-BOON・米津さんは言ってもまだ最近気になっているくらいだから、私なんかより 
ずっとずっと前から好きでいる人も居るだろうし、・・・て無理やり言い聞かせてねw 

まあそんなことを思いながら、お昼前くらいに9mmさんのところに行ったら誰もおらず、 
ああ、一番乗り取れた、とホッとしたのでありました。そしてホッとして思わず酒を調達w 
舞台すぐ近くに飲食できるところがあるのも嬉しかったですね。 
足元が藁敷きで、寝そべっていいような作りだったので、9mmバスタオル敷いて座って 
靴も足から外して靴下も脱いで完全に畳でくつろいでる並みの過ごし方をしてました。 
もうここにいますって呟いたおかげで友達も来てくれて、お話出来て楽しかったです。 
そしていつぞやのペニーレーンで壁ドン並みの距離でサッポロクラシック(謎な表現)を 
一緒に体感した久しぶりにお会いする友達とも合流出来て、一緒に最前列で見れて。 
ほんとこれは早くから来て待てて良かったと思いました、もう既に。 
でもそれ以上に来て良かった出来事がまだまだこのあとにありましたわけで・・・。 



【ファスナー越しの準備風景にて】 
舞台の最前列どまんなか、舞台まで1mない近さでまったりと裸足でくつろぎながら 
開場の2時間くらい前で、ライジングの色んな思い出の話を聞かせてもらっていたり、 
私は私でフェスでの思い出を話していたり、2009年は色んな方が亡くなりすぎてとかで 
「志村さんがご存命のうちにフジファブリックを見たかった」とかも話してたんですが、 
1時間半くらい前からでしょうか、舞台にセッティングをする様子がファスナー付きの 
厚手のカーテンらしき向こうから何かやっていそうな気配を感じられまして。 
あれ、これひょっとして結構近い位置にご本人座ってリハしてる?というような感じで。 

そしたら卓郎さんが長渕剛さんの『とんぼ』を口ずさんでいる様子が聞こえてきて、 
おお、珍しいの聞けたーって喜んでいたら、その後もカモメ、(teenage)disaster、 
The Revolutionaryとリハーサルをされている様子が布一枚向こうで聞こえていて、 
うわーこの距離でこの雰囲気でこのくつろぎ方でこれ聴けるって贅沢!だなんて 
一緒に居た友達と盛り上がっていましたら、その布のファスナーがちょっと上がって。 
「ん、スタッフさんが上げてるのかな」と思って1mもない近さのそれをじっと見ていたら、 
ひょこっと顔を出したのは卓郎さんで、まじでびっくりしましたw 
思わず目丸くして口抑えて「わ、びっくりしたー!」って言ってしまいましたものw 
そして、近くに居た我々に、「宣伝しといて下さい」とにこやかに声をかけていかれてw 
ちょっとその感じが、ちょっとした雑用を頼んでくる我が社の社長のようでしたw 
サングラスをされていてリラックスモードの卓郎社長っていうw 
てか卓郎さんが社長の会社だったらわたし絶対辞めずにずっとついてく気がするよw 
まあそんなまさかの宣伝部隊任命がありまして、ツイッターで宣伝をしていました。 
私と友達の宣伝つぶやきでどのくらい集客数が上がったのかわからないですけど、 
ちょっと見て「そんな近いんだったら行ってみよう」って思って下さったなら嬉しいな。 

んでその後も東北ライブハウス大作戦のブースから舞台後ろに戻られるとこで 
またちょっとお客さんに声をかけて行かれて。「暑いんで、気をつけて」って。 
おお、やっぱり優しいぞ卓郎社長!(もう社長扱いになってる) 
そして赤い壁に一回引っ込んで、もっぺんチラッと出てきてサッと去って行かれてw 
|彡サッ → |(・・)チラッ → |彡サッ 
みたいな感じでした。これで伝わるか非常に怪しいんですがそんな感じですw 
よくご存知でない方もいらっしゃると思うんですけど、結構お茶目な方ですよほんとw 
とまあこんなことがあったんで既に本番前からテンション上がりすぎました。。。 
ギリギリで来てたらこういうのまったく体感しないところだったものなあ。 



【本家超えのカバー】 
とまあそんなことがあったもので、その後の出番ももう至近距離を噛み締めていて、 
ああこれは3時間待った甲斐があったと思いましたねえ、炎天下で焼けましたけどw 
出番尺30分なのに、ワンマンの時間並みの時間を過ごしていたんで充足感があって。 
それもワンマンの舞台では見られないようなリラックスモードの準備風景も見れたし、 
まさかフェスで話ができるとも思っていなかったんでもうびっくりもびっくりでした。 
ほんと初ライジングを今年にして、待ってて良かったと思いました。 

そしてセトリがねえ、ほんとに素晴らしかったです。。こんな感じでした。 

01. Heart(福山雅治カバー) 
02. 飾りじゃないのよ涙は(井上陽水カバー) 
03. Four Seasons(イエモンカバー) 
04. The Revolutionary 
05. Black Market Blues 

という感じです。カバーのチョイスがもう嬉しすぎましたねえ・・・。 

Heartは「僕らの曲に『ハートに火をつけて』ってのがあるんですが」って前置きをしての 
卓郎さんのお話からの演奏。Heartって曲いっぱいあるなあと思ってお話を聞いてたら、 
福山さんのHeartと聞いて、そりゃもうめっちゃ素敵過ぎるラブソングじゃないですかとw 
いや、9mmさんストレートに分かりやすいラブソングってご自身の曲で作られないので、 
卓郎さんの声と生演奏でこの曲の、特にこの歌詞を聴けるってのが凄く嬉しかったです。 
で、申し訳ないんだけど福山さんの重い声が若干苦手だったりしたので(すいません;) 
それはもう私にとっては完全に本家超えのカバーという気持ちで堪能しておりました。 
卓郎さんの声はこういう曲だと優しくって、素朴な爽やかさがあって耳障りが凄く良い。 
歌詞も凄く素敵で(福山さんの歌詞ですけど)こういう事言われたいと思うくらいのものを 
ずっと素敵なお声だなと思っていた卓郎さんの歌声で聴けるってのが幸せでしたねえ。 
それも、家のリビングでくつろいでるくらいの近さと姿勢のまったり具合で聴けるって。 
これはこれ以上ない幸せな空間だと犇々と感じたのでありました。まじで贅沢だこれは。 

飾りじゃないのよは京都でもやってらしたんですが、今日はアコベでカズさんもいて、 
弾き語りの時の軽やかな音とは少しまた違った趣を感じたのでありました。 
ベースが入って少し音が厚くなったような、そんな感じ。 
あとそう、福山さんの曲でした、って一曲目が終わったあとのお話で、「福山兄貴」って 
おっしゃってて、次も兄貴の曲です、井上陽水兄貴の曲ですっておっしゃって、 
「そりゃあまた随分兄貴だなあ」と思わずふふっと笑ってしまいましたw 
兄貴どころか世代的にはおふたりのお父さんくらいなんじゃなかろうかw 

そしてFour Seasonsはもうタイトルを言われた時のゾクッとしたことったらなくって。 
こちらもイエモン兄貴、ってお話されて、ああ・・・こないだ結婚されたねえ・・・って 
ちょっとばかり麒麟川島さんの長年のファンである私は複雑だったんですけどもw、 
イエモンの何が来るのかなって思ったらFour Seasonsで、直前に友達と話していた 
「志村さんがご存命のうちにフジファブリックを見たかった」という話を思い出しました。 
この曲、イエモンのトリビュートアルバムで、フジファブリックがカバーしてるんです。 
そして私もあんまりフジファブリックのその後の活動などを思ってあんまり表立って 
志村さんがご存命のうちにって話もしてこなかったんで、たまたまその話をした後に 
セトリで昔志村さんがご存命の時にカバーしたイエモンの曲が来たとか、もう。。。 
これはもう、卓郎さんの歌いっぷりもお見事だったのも相まって、最前列で号泣は 
さすがに恥ずかしいから駄目だって思って、必死に泣くのをこらえて聴いてました。 
こんなことってあるんだなあ。これはほんとにただただ偶然にびっくりでした、もう。 

そんな感じでカバー3曲を素敵な歌詞のラブソング・艶やかな女性言葉の曲・ 
偶然すぎる思い出のカバーのカバー、という感じで聴けてほんとに嬉しかったです。 
そして9mmの曲やります、と卓郎さんが行ったあとに場内のわーっという声で 
ようやく後ろの集客の数を見て、驚いたのでした。 
私が卓郎さんがぴょこっと現れてびっくりやらドキドキやらしていた時にはまだ 
私の後ろに3列くらいしかお客さんがいらっしゃってなかったんだけど、ふと見たら 
結構な数の立ち見の方がざーっと壁のようになっていてびっくりしました。 
いつの間に!って思った。いや私が夢中になりすぎて後ろ見てなかったせいですw 
「40人くらいで終わると思ったー」ってぼそっと卓郎さんおっしゃってたっけなあw 
最終的には800人ほどいらしていたそうと公式アカで卓郎さんがつぶやかれてました。 
宣伝部隊を任命された側としてはこの結果報告ほんとに嬉しかったですw 

そして9mmの曲からは、RISING SUNということで「朝日が染めたのさ」という歌詞の 
The Revolutionaryが。1番の2回めの「染めたのさ」を「染めるのさ」と歌うという 
ちょっとしたアレンジもあったりしました。ああ、そう歌われると朝日の時間まで 
ここの場所に居たくなるなあ…。2日目のトリで9mmと一緒に朝日を見てみたい。 
少しそんなことも将来の目標として思ったのでした。 
(今思い出したけどHeartにも「この街に登る朝日のように」って歌詞がありますね。 
 これもやっぱりRISING SUNにひっかけた選曲だったのかなあ) 

ラストはBMB。やっぱりこの曲がアコースティックでも一番盛り上がるものねえ。 
で、京都でもあったちょっとしたBMBの音楽の授業みたいな時間もありました。 
ギターリフを歌わせるというところなんですけど、今日のMCのお話としては、 
「今日は二人だけど、いつもは千手観音みたいなドラムと、爆裂ギタリストが」って 
ちひろさんと滝さんのことを話しておられましたですよw 
んでこの2人でやってみると…って少し演奏されて、えーと、ちょっとわざと寂しげな 
演奏をされてるよねこれはw、って思いながらニヤニヤして聴いておりましたら、 
場内もちょっと察したのか次第に笑っている様子が聞こえてきてましてw 
で、ひと通り終わって卓郎さんが「・・・さびしい・・・」とぼそっとおっしゃったら 
場内も察して「ですよねー」的な苦笑いをされたり、って場面がありましたw 
うん、やっぱり卓郎さん決してMC残念じゃないですよw ちゃんと笑い取ってるものw 
そんでお客さんとみんなでギターリフのところ練習して、演奏して、今日は1番の 
Aメロのところのギターリフでとちるお客さんが結構居て「違う違うw」って笑ってる 
卓郎さんってお姿も見られたりしましたよw いやーもう、ほんとに楽しかったです! 

そんな感じでほんとに30分尺はあっという間に過ぎてしまいました。 
最後に、ほんとに近い舞台をすっと降りて来られて、クラシックの入っているカップを 
お客さんに向けてかんぱーいってやってる卓郎さんが私の斜め右前で激近すぎて、 
いつぞやの壁ドン並みの距離のサッポロクラシック(謎な表現)を思い出しましたw 
いやもう、自分はこういう距離感皆無な出来事にかなり遭っているほうなのかもと 
ちょっと思ってしまいました。それこそこんな感じの出来事、卓郎さんからわりかし 
結構な頻度でもらっている方かもしれないって。ほんとに自分は幸せものです。 


そんなところで、初ライジングでの、卓郎さんカズさんのライブのお話でした。 
次はバンドで出たい、って卓郎さんおっしゃってたけど、いやーそれ以上にまた 
今回のアコースティックの舞台で出てほしいと思いました。 
バンドではサンステで、アコースティックではレッドスターカフェかボヘミアンとか 
そういう2つ出番みたいなのも出来たりしないかなあ・・・練習大変そうだけど; 
でもちょっと、ここまで幸せな舞台見ちゃったらさらに夢を見たくなりますって。 
前回の、SOLEのライブレポで、「出来れば近いうちにまたツアーして欲しい」 
「出来れば今度は札幌の小箱で」ってお話を書いてたのですが、まさしく今日は 
フェスという場所ではあるけど、札幌のどこよりも近い小箱でした。 
同じくらいの近さで見たいというのも、こんなに早く叶えられるなんて。 

本当に、初ライジングを今年にしてよかった。 
ずっと探してた、って歌詞の曲もあったけど、ほんとにいちばん幸せを感じられる 
機会を探し続けてて、ようやく今年実現できたような、そんな気持ちでした。 
たぶん、こんな距離でこんな思いすること、もうそうそうないと思います。 
あったらあったできっとめちゃくちゃ嬉しいんですけどw 
最初3択で迷っていたことを申し訳なく思ったくらい、今回は嬉しすぎたので 
声高に「また絶対やって下さい」って言っちゃいます、宣伝部隊としてねw 

またいつか、このくらいの距離でゆったり見られる日が来ますように。