9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」 | 徒然むかしばなし

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蝦夷地のほぼど真ん中に棲むクイズとロックバンド好きの主婦による、昔の思い出話をまとめたブログ

この投稿は、2016年に札幌市の手稲区に在住していた時のお話になります。
こちらの投稿の続きのお話です。
この投稿がライブレポの本体になります。

タイトルから年号と「のお話」が消えちゃってますが、文字数制限があって

入り切らないため消しました。9mmのバンド名が長すぎたせいですねw

最後に、このライブからちょうど2年経って、両方のバンドを見続けてきた雑感を、
新たに書き下ろしで書いております。2年の間はしばらく両方のバンドのライブを

見に行ってたのですが、その途中でかなりわたしの境遇が変わったことがあり、
なかなかライブの会場に赴けなくなった事情が出来ますので、行けないなりの
気持ちの向け方や感じていたことなどを書きまとめています。
この辺は1ファンのささやかな主張のようなものですが、こういった意見もあると
書き残せるうちに書き残しておきたいと思いましたので、適当にお読み下さい。
でも、グッカステンの公式さんなら、こういった声も拾ってくれる気がしてます。
ちょっとだけそれを信じての投稿になっています。

それでは、東京での9mmとグッカステンのライブのお話を。
まずは、グッカステンのライブのお話から。
 


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<<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」@恵比寿リキッドルーム ライブレポ 1/2>>

先週の今頃は、ひとつ前の雑記で書いてた、行こうかどうかを本当に迷ってたなあ。
いま、改めて書きまとめを続けてきて、先週の選択は間違ってなかったと思ってます。
本当に、いま、こんなに多幸感を貰っていいのかって思いながら過ごしています。

さて、長々と書いてきたお話も今回で最後です。
恵比寿リキッドでのグッカステン→9mmのライブのお話、ライブ後のお話です。
文字数が随分増えちゃったんで、まずはグッカステンのライブと、転換中のお話までを。
そして分割した後ろで、9mmのライブのお話、ライブ後のお話を記しました。
今回はライブ後の話あたりが読む人を選びそうな気がするなあ。
うわっと思ったら遠慮なく閉じてくださいね^^;


では、恵比寿でのグッカステンのアクト、9mmのアクト、ライブ後のお話を。

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<入場~陣取りあたりの雑感>
すっかりもう、マネージャーさんとスタッフさんのお礼も言えたし、グッズも買えたしで
大方の目的を果たしてしまったわたしだったのですが、今回のもう一つ大事な約束を、
これから見に入るという時間になり。場内への入場ですね。

気になったのが、外国人枠の番号。台湾の時もそうだったんですけど、今回Bの頭からで
要するに先行枠かな?のひと段階後ろからの番号だったんですよね。
なので、ひとしきり日本のファンが入った後に、韓国から来たファンが入ったんですが、
これ、箱の都合とかチケットの都合とかもあるとは思うんですけど、無くして欲しいなあって
正直なところ、感じました。ソウルの時のチケットは、外国人枠とか関係なしだったんです。
なので、ひよーんさんが手配してくれてたソウルの番号は、普通に現地のファンの方々に
おもいっきり日本人がいきなり紛れてるというような感じだったんです。
入場待ちの時の並びの時に、周りで飛び交うハングルが、非日常感で楽しかったなあこれ。
そして日本語で言うところの「何番ですか?」がやっぱり現地にも存在していて、わたし達も
現地のファンの子達に「何番ですか?」て聞かれて、番号を見せるということをしていました。

そういったのがちょっと今回の恵比寿の方法とか、台湾での並びの方法だと皆無だったんで、
台湾の時はこういうもんだと思ってたんですけど、ソウルの方法を経て思うと、うーんと思う。
あの「何番ですか」ってやりとり、それと、チケットのイベント名の表記欄のところでうっかり
9mmのバンド名が長すぎてチケットの途中で切れてて、正式な名前が見れなかったんで、
「今日のバンドの名前、何て言うんですか」って聞かれたりもしたんですよね実はw
身につけていた9mmのラバーバンドをクルッと回して、「9mm Parabellum Bulletですよ」と
お名前の正式名を見せたのも、「ああー、長いから切れたんだ」って言われたりしたことも、
ソウルの旅の思い出として忘れられない記憶になるなあってちょっと思ったりしていました。
というか、ほんとに韓国から来ているファンの子たちとお話したかったなあ。
ソウル行ってきたんだよ、9mm凄かったでしょ、グッカステン凄かったよ、とか話したかった。
ちょっと、今回の遠征中での唯一悔やんだ点がそれでした。

やがてわたしも、急遽取ってたBの90番(9のついている番号で嬉しかったりしたっけw)で
恵比寿リキッドのフロアへ入りました。実はわたし恵比寿リキッド初めてだったんですが、
階段が細かくあって、後ろの方でも見やすくて良いなあと思いました。
・・・っていうか、あれ、わたし多分最後くらいに入ってるはずなんだけど、少ないな、今日。
たぶん、最大キャパの半分近くくらいしか入ってないかも。うわあ、ほんとにもったいない。
でもそうだなあ、日本ではまだグッカステンは名前出し始めたばかりだし、まして平日で、
色んな要素があって残っちゃったのかもしれないなあ。無念ではあるけど、仕方ない。
と、色々思うことはあったんですけど、ひとまず見やすい位置を探していまして。
私の場合はグッカステンだとヒョヌさん、9mmだと卓郎さん推しなので、真ん中辺りで。

ふと、フロアの左手の方を見ると、両バンドのロゴのバックドロップがありました。
ソウルの時は舞台の左右に分かれていたけど、これなら1枚に収めやすいな。
記念に1枚撮ろうとしたら電池が落ちたんで、充電しながら始まりを待っていました。
リクエストしていた曲はセットのどこで演奏されるのか、ソウルとどう雰囲気が変わるか。
入場前にマネージャーさんに聞かせて頂いた「がっつりアレンジするのが好き」という
お話が凄く楽しみではありました。ずっとPVで聴いてたんで、どう変わるのかなって。
それと、ホストとしての9mmは、どういうふうに迎えるのかなって、思いました。
どのくらいいつものカオスで、どのくらいいつものカオスじゃないのかって。

やがてしばらくして、場内が暗転。4日ぶりの、グッカステン!


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<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」
- GUCKKASTEN セットリスト>

1.スクラッチ (#2 『FRAME』) *1
2.Montage (#2 『FRAME(Re-Record版)』、s#1『MONTAGE』) *2
3.鏡 (『鏡(日本語版のデジタルシングル)』) *3
4.Discommunication (9mm Parabellum Bulletカバー)

5.羽 (#2 『FRAME』) *1
6.赤い畑 (『赤い畑(日本語版のデジタルシングル)』) *4
7.泥棒(s#3 『泥棒』)

8.Sink Hole (#1 『GUCKKASTEN』)
9.尻尾 (#1 『GUCKKASTEN』)


~今回用の仕様を補足~
※曲名の後ろは収録音源です。
※MCがあった位置で開けて改行をしています

<ネット配信ページ>
*1 http://ototoy.jp/_/default/p/51142(#2 『FRAME』 無料配信中)
*2 http://guckkasten.kr/discography/montage(フル尺でbackgroundにPVが流れます)
*3 http://ototoy.jp/_/default/p/51144(『鏡』 無料配信中)
*4 http://ototoy.jp/_/default/p/52543(『赤い畑』 無料配信中)

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<雑感などなど>
・セトリ、最初と最後と最新シングル以外はがっつりソウル公演と変わっていました。
日本語版で配信されている曲はすべて演奏されているはずです。
Sink Holeと尻尾はおそらくグッカステンのライブの締めの定番な気がしました。
この両曲と、Mirror(今回の「鏡」の原曲)はデモ音源にもあった曲なのですが、
9mmで言うところのTalking Machine的な位置にある曲なのかなあって思いました。
ほんとに初期の頃からある、思い出深い曲なのかなと、そういうふうに感じました。

・5曲目の「羽」の選曲が意外でした。確かにソウルでもバラード曲ってなかったので、
グッカステンはバラードもめちゃくちゃ良いというのが凄く分かって、嬉しかったです!
この日の、ソウルほどの喧騒がないフロアに響く穏やかな演奏と歌が素晴らしかった。
個人的にはアルバムで次に入っている「カヌーラ」もおすすめです。ミドルな曲ですが、
イントロでギターを構えて歌い出すまでの音があって、凄く生演奏感があって好きです。
カナル型イヤホンで聞くと凄く細かい音まで聴こえて、こだわりがあって素敵ですよ。

・MCはほぼほぼ日本語!ソウルでの「ヒョヌさんよう喋るなあw」と思ったくらいの
韓国語の流暢なMCは一切なく、だいぶかしこまってるなーなんて思ったくらいw
でも日本語の発音も綺麗なんですよね、ヒョヌさん。めちゃくちゃ聞き取りやすい。
そしてお歌でも日本語はめちゃくちゃ流暢でした。ほんとになんでも出来るなー。

・イベント的見せ所としてはやはりDiscommunicationカバー&卓郎さんカバーですね!
ソウルでもコラボをちょっと見たい気はしていたんですが、ここで実現されて良かった!
それも、ソウルと同じく、「鏡」の次に置いてるというのが、両方見てきた自分には嬉しくて。
場内の盛り上がり方こそさすがに本場ソウルとはかなり違っていたのはありましたが、
一番の代表曲の後ろに置いてくださってるのがやっぱり嬉しかったですねえ。
ヒョヌさんの口から「卓郎!」って呼びかける声が実際に聞けたのも嬉しかったですし、
満面の笑みで走って入ってきた卓郎さんのほんとに嬉しそうな様子も嬉しかったです!
んで入ってきて卓郎さんの第一声「アンニョンハセヨー!」ってwww 楽しそうwww
しかしヒョヌさんが韓国語を封印していた&卓郎さんが韓国語をたくさん話してたので、
どっちがどっちの国の人か分からない状態になりつつでしたねw それも良かったです。
国境なんてないな、そしてお前ら仲良いな!と思うくらいの笑顔笑顔で嬉しかったです!
よく見たら、卓郎さんがグッカステンの目玉Tシャツ、ヒョヌさんが9mmのロゴTを着てる!
こういうところも凄く嬉しかったですねえ。ソウルの時はそれぞれの服装だったんで。
韓国はたぶんですが、ファンの子達もバンドTを着る風習があまりないのかもなあって、
ソウルでのフロアの服装や、この日のファンのこの服装を見て感じたりもしていたので、
今後、この両バンドが好きだって人がいたら、混ぜこぜで着たりするかなて思いました。
ていうかわたしのアイコンも混ぜこぜ仕様に変えようとちょっと思ったりしちゃったり。
今のアイコンに着せてるのも卓郎さん繋がりではあるんですけど、変えてみようかな。
それにしてもコラボ仕様のディスコミ、まじでかっこよかったですよ!
そしてソウルでヒョヌさんがトチった箇所も見事に修正されてて!プロだなあ、凄い!
「Everybodyー!!」っていう掛け声がむちゃくちゃかっこよかったなあ。

・そして個人的な見どころとしてはMontageに尽きます。もう、本当に嬉しかったです。
セットリストの序盤も序盤で演奏されて、いきなり涙腺決壊させられましたよ、もう…。
ほんとにきた、、、っていうあの感覚、一生忘れられないです。
だって、ソウルでも、アンコールのMCでリクエストはあるけど、フル演奏でとか、ね。
全然まだ見知ったばっかりのファンなのに、こんなに良くしてもらって良いのかって。
マネージャーさんのお気遣い、そして何よりメンバーさん全員が協力して下さって、
この演奏がされてると思うと、ほんとに冷静に見られないくらい、嬉しかったです。
また、この日のMontageが散々PVで見ていたのとかなりアレンジを変えられてて。
1番のAメロのラスト「short」という歌詞での枠を作るような手振りが素敵すぎて、
ああ、この歳からなにをときめくことがあるんだなんて思ったりもしたんですがw、
一方で若干「久しぶりなんでキー下げしてるのかな」って思ったりもしていました。
そして、ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけで、十分お見事すぎたんですけど、
ヒョヌさんの歌が、わずかに伸びが弱い感じがして、複雑な気持ちでした。
もしかして、ほんとに急遽で入れてくれてたなら、申し訳無さすぎるって。
ああー、この人のポテンシャルこんなもんじゃないんだよとかも思ったりしたなあ。
(ライブ後で見つけたんですが、今回のと似たアレンジだとこれがありました↓
https://www.youtube.com/watch?v=BUbnp_Q682Q
原曲はさっきのセットリストにPV動画を貼っているので、比較してみてください)
そんな感じで、わたしにとってMontageは一生忘れられない曲になりました。
リクエストした理由は9mmの紹介動画にもあったんでぜひ、て事だったんですが、
あとからマネージャーさんに聞いた話だと、レーベル関係の云々で本国のほうで
久しく演奏がされてなかったんだそうです。なのでひよーんさんの近くに居らした
韓国から遠征してきた女の子が凄く驚いた様子だった、とのことでした。
もしこれが、本国でも聴けないレア曲聞けた、ということになったなら何よりだなあ。
でもこの曲をレア曲にするのはあまりにももったいなすぎる。格好良いもんなあ。
てか背景を考えると、なぜ9mmの紹介動画で入ってたのかは気になるなあ今更w

・そんな感じでもう、もの凄く心を揺さぶられるアクトで、「This is last song!」の声に
こんなに終わってほしくないって思ったことも、9mmを初めて見た時ぶりかもって、
そんなことを思っていました。次に見られるのっていつになっちゃうんだろう。
この1週間で、あまりにも凄い勢いて惹かれていった9mmの友達、グッカステン。
絶対また、見に行こうと思いました。韓国なんて、近いんだからって。

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<9mmへの転換にて>
もう、嬉しいやら、申し訳ないやら、しばらく見れないやらの寂寥感やらで、
このあと9mmが出てくるというのに、脱力感が半端なかったですねえ。
こんなこと、ほんとに初めてですね、ホストの元々のファンなのに、
ここまで感性や感情を、本命以上にごっそりと持っていかれたバンドは。
それはやっぱり、スタッフさんとのやり取りの数日間がかなり大きな要素で、
これがなかったらそれこそソウルで見終えていたんだということもあり。
あらためて、ここまで来ようと引っ張ってくれたことへ感謝していました。

グッカステンの時に前に居た女の子が9mmで後ろに下がる、ということで、
(多分心配していた後ろの番号で入ったグッカステンのファンの人かな?
だとしたら前の方へ譲ってもらえたのかな、良かった、って思いました)
その途中で早い番号で入っていたひよーんさんと上手く合流出来ました。
で、9mmではちょっと後ろに下がろうって話をしていました。
彼女にすっかり理由を聞きそびれたんですが、わたしのほうはとにかく
「前だと圧縮きつすぎてしんどい」というのがあったりしていました。
もうグッカステンで何もかも消耗しすぎたのでというのもあったんですがw

で、少し後ろに下がったあたりには、いわゆるディッキと呼ばれる子達。
ああ、そうだった。わたしが最初恵比寿を敬遠した理由これだったわ…
もうねえ、はっきり言っちゃって申し訳ないけど、苦手なんです。
特に、演奏中に、自分達が盛り上がるのが必死で、舞台で演奏している
演者さんに背中を向けてまで騒いでる子達が。
あなた達、ここに本物が来ているっていう感覚はないのかい、って。
騒げそうな音が鳴ってれば何でも良いのかなーなんて思うのですよね。
今日で言えばグッカステンの時に発生しなくて何よりだったんですけど、
たぶん、9mmでがっつり暴れるんだろうなあって思いました。
てかグッカステン早く終われとか思ってたらはっ倒してやりたい気持ち。
どんだけ命削って演奏してると思ってるのかわかってるのかってね。
まあ実際に手を出したら捕まるんでやらないですけど^^;
あくまで気持ちとしてはそういうことだ、ってことでね。
そういやこの子達、さっき例の撮影場所でもなんかマナー悪かったな。
(詳細を書くと公式さんに悲しまれそうな気がするので伏せますが、
 今回のイベントへのこだわりが分からないんだなあって思いました)
こういう子達、正直ほんとにいなくなって欲しい。演じ手に失礼だもん。

なんていう不穏なこともちょっと思いつつの待機時間を過ごしてました。
体力、戻ってる気がしないけど、早く9mmを見たい。
やがて、ソウルの時のゆっくりした暗転とは違った、ばちっといきなり落ちる暗転。
いつものだ。9mmが、来る。


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<<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」@恵比寿リキッドルーム ライブレポ 2/2>>

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<20160303 9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 × Squall」
- 9mm Parabellum Bullet セットリスト>

01. 反逆のマーチ (『Waltz on Life Line』)
02. Vampiregirl (『VAMPIRE』)
03. The Revolutionary (『Revolutionary』)
04. Cold Edge (『Revolutionary』)

05. Discommunication (『Greatest Hits』)
06. Supernova (『VAMPIRE』『Greatest Hits』)
07. キャンドルの灯を (『Revolutionary』)

08. 太陽が欲しいだけ (『Waltz on Life Line』)
09. 湖 (『Waltz on Life Line』)
10. Lost!! (『Waltz on Life Line』)

11. Black Market Blues (『Revolutionary』『Greatest Hits』)
12. Mad Pierrot (『Waltz on Life Line』)
13. ハートに火をつけて (『Greatest Hits』)
14. Talking Machine (『Gjallarhorn』)
15. 新しい光 (『Greatest Hits』)

16. (teenage)disaster (『Gjallarhorn』)
17. 生命のワルツ (『Waltz on Life Line』)


~今回用の仕様補足~
※曲名の後ろは収録音源です。
他にも候補があるものに関しては、なるべく少ない枚数で揃うアルバムを選んでいます。
(複数枚に収録されているもので、ソウルの時と音源指定を変えているものもあります)
※今回、9mmを初めて聴いた方向けで、普段略称を使っているところを正式なタイトルで
書いています。
※MCがあった位置で開けて改行をしています

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<雑感などなど>
・新旧かなり万遍ないセトリ。シングルがやや多めなのは韓国からいらした方にも
ひょっとしたら予習で揃えられそうなくらいのレア度で収めたのかなあと思いました。
いつものカオスだと「うわあいつぶりだこれ」って曲が数々入ったりするので。
反逆のマーチ始まりで、今回の紹介動画を思い出したりもしたっけな。
ほんとに、旅に出るまでさんざん見ていたしなあ、動画。
独特のラテンのようなイントロが、この日は格別に嬉しかったです。
ディスコミは韓国でもあった、Mirror(鏡)のイントロ部分を演奏してから。
そうそう、韓国語版を現地で歌った2曲両方共ありましたね、今回。
日本語版に戻って、ああ、日常に戻ったっていう感覚で聴いていました。

・4月発売のアルバムの3曲連続が良かったですね!
中でも、ソウルでも演奏された『Lost!!』が私はお気に入りです。
日本のアーティストで言うとEGO-WRAPPINのようなジャジーなリズムなんですが、
そこにバキバキのメタルが入ってくるというような雰囲気でした。
他の2曲もメタルっぽい要素があり、ああー9mmだってすぐ分かる曲でした。
ってもう来月なんだなあ、アルバムの発売。早いもんだ!楽しみ!

・最近の9mmでは、ワンマンだと4-4-4-3-5曲、対バンとかだと4をひとつ減らして、
4-4-3-5っていう編成+アンコール2曲、というのが通例になっていたんですが、
今回、2つ目のセクションを1曲減らしているのが気になりました。
代わりに、ということかどうかはわからないのですが、MCの時間がいつもよりも
僅かにですが、長く取られていたように思いました。

・そのMCでは、グッカステンとの馴れ初め、韓国から遠征してきたファンの人への
韓国語での挨拶、向こうではこういう言葉で盛り上がった、っていうお話だったり、
「いけるかー」の韓国語版を丁寧にフロアに教えている様子などがありました。
これ、ほんとにぐっと来てみていました。いいなって。ソウルに行けなかったファンの人も、
卓郎さんの話す韓国語を聞いてみたかったって人も居たんじゃないかなと思ってたので。
優しいんですよ、やっぱり。卓郎さんの話す韓国語。優しい声をしていて、優しい話し方。
ツイッターに卓郎さんのソウルでの韓国語版MCが落ちていて、思わずふぁぼったっけな。
20秒くらいの挨拶で、「通じるかなあ」と思いながら話し始めて、場内に通じている様子、
通じてホッとして笑顔になっている様子、照れくさそうに髪を触ってる様子の動画でした。
たった20秒で卓郎さんの優しい人柄がわかるようなすごく素敵な動画だったんですよね。
(直接貼るのもなんなので文字で説明してますが、こんなんで伝わってるかなあこれw)
なので、東京で見に来た人にも、ソウルでの様子が伝わって良かったと思いました。
そして何よりも、場内で多分20人もいない遠征組への感謝の言葉が良かったです!
今日も来てくれてるんだよね、って、呼びかけ。絶対思い出になりそう。素敵だったなあ。

・そして、今回の対バン相手、グッカステンへの、今後ともよろしく的なお話も、
両方にぐっと惹かれている立場としては凄く頼もしく聴こえました。
日本にまた来たら全力でサポートする、って力強いお言葉が。
ソウルでは、グッカステンと友達になって韓国に来やすくなったというお話があって、
いわば呼ばれた友達としてのMCがあったのですが、東京では呼んだホストとしての
「絶対また来いよ、待ってるから」っていうような心持ちの言葉が、素敵だと思いました。
たぶん、今回の企画で、韓国のバンドとやるのかってことも言われたんだろうなって
正直なところ思っていたし、わたしも最初若干躊躇ったくらいだったりしたので、
国を超えた、ビジネスライクでも決してない、本当の友達だというのが伝わってきて、
本当に、両方を見てきて、両方のお話を聞いてこれて、良かったと思いました。
卓郎さんのMCは、ヒョヌさんのソウル版のような話術や話題や距離感とは違うけど、
凄く、真っ直ぐな言葉で、優しくて、いつ聞いてもほんとに素敵だなと改めて思いました。

・今回のセトリで特にぐっと来たのが、『キャンドルの灯を』と、『生命のワルツ』でした。
『キャンドルの灯を』は、いつ聞いても7年前に初めて卓郎さんとお話出来た時の、
凄く優しく迎えてお話を聞いてくれた記憶が鮮明に蘇る曲だったりします。
「ああ あなたがくれた言葉は 嘘にならない 何一つ 何一つ」ってフレーズ、
何度となく、その時のことを思い出しながら音源を聞いてたり、ライブで見てたり。
割りとライブでの遭遇率も高くて、毎回「聴けて嬉しい」って思って見ています。
そして、『生命のワルツ』は、演奏される前に「これやらないと終われない」っていう、
珍しく、はっきりとメッセージを言ってからの演奏で、思わず泣いてしまいました。
それは今回の、国を超えた友達同士の対バンを表していたのだと感じました。
「行き着く場所は同じさ 生き方が違うとしても
 いつかのどこかじゃなくて 聞いてくれここで命の声を」
というサビの歌詞。ソウルで聞いてもほんとにぐっと来て泣いていたんですが、
とうとう、本当にこの夢の様な日々が終わってしまうんだなあって思って。
この一瞬でしか発されない命の声、光景、全てが、嬉しかった。
そしてそれを、きちんと、自分の感性と身体能力があるうちに見られてよかった。
卓郎さんの言葉は、そういう感情を、引っ張りやすく持ってってくれると思いました。
もう何十年もしたら、ひょっとしたら、わたしが年をとって忘れちゃうかもしれないけど、
9mmに気持ちを持って行かれてからの8年間、特に何よりもこの1週間のことは、
絶対に忘れたくないなあって思いながら、ライブの終わりを見ていました。
今ある生命で、見られたことがほんとに嬉しかったです。

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・・・ということで、日にちにしてみればまだ1週間も経ってないんですが、
今回の日韓合同ライブの雑感をお届けしました。
もう、あまりにも振り幅の大きな1週間でした。
それはもちろん、ずっと前から好きだった9mmが素敵なナビゲートをして下さってたり、
ナビゲートを経て知ったグッカステンが、想像していたよりもずっと素敵だったからで、
最初に紹介動画を見た時には決して知り得なかった魅力をたくさん知れました。
素晴らしすぎる企画でした。一生忘れられないし、忘れたくない、そう思いました。
本当に、両バンドと、関係者の方に、感謝いたします。ありがとうございました。





・・・で。



どこまで書こうか迷っている話があるんですがw
ひよーんさんのレポでは伏せられていた部分ですw
せっかくなんで書きますね。あんまりにもびっくりしすぎたんでw
どうでも良いって方はこの辺りで回れ右でよろしくお願いしますw


あのですね、ライブ後に、出てこられたんですよ、例の聖地で写真撮って貰ってる間に、
その先に、物販のところに、グッカステンメンバーさん全員と、マネージャーさんも。
もうねえ、この機会逃したらいけないと思って話しかけに行きましたよ!

で、わたくし軽く話せるひよーんさんと違って本当にハングル全く話せないものですから、
とりあえず日本語で「ひょ、ヒョヌさんですか」って話しかけに行ってw
「おっ、ファンの人かい」って雰囲気でニコッと見てくださったのは良かったんですが、
話す言葉が日本語なものですから、「Japanese!?」とびっくりされましてw そりゃそうかw
でもう、ここからマネージャーさんやら、近くに居た韓国の女性のかたも交えて、
言葉をめっちゃ助けてもらいながら、この数日間のお礼と申し上げてきました。
ソウルも見てきて、物凄く良かった、で、今日も、マネージャーさんに良くしてもらって、
お礼を言いに来て、ライブを見られてほんとに良かった、ってことを。
それから、Montage、ほんとにやってもらえて、心苦しかったけど、嬉しかったと。
あと、もともと9mmがものすごく好きで、長いこと通ってる身ってことも。
そんなことまで話す必要あるかなあってことも、揺さぶられた気持ちのなんもかもを、
えー、ことごとく周りの方に助けてもらったのが情けない限りだったんですが、
直接、あますところなく、ヒョヌさんに伝えてこれて。

そしたら、もうなんだったら全然ハングルでも良かったんですけど、
「ありがとうございます!」って、流暢な日本語で返して下さって。
それと、多分あちらの文化なのか、握力めっちゃ強い握手をくださって。
もう、めっちゃくちゃ嬉しかったですよ、ほんと!
あとは、ひとりで使うにはもったいない量のシートマスク、使って頂けるとのことでw
「いやあれまじで量多いんでなんだったら女性スタッフさんとわけて下さい」って
話もしたんですけど、「いや僕が全部使う」ってw どんだけ女子力高いねんwww
「あー、じゃあ、結構贅沢なものなんで、大事に使って下さい^^;」って伝えたら、
もう、少年のようなキラキラした目で、「贅沢なの好きです」ってw おいwww
とまあ、そんなくらいかなりくだけた会話もしてきたのです、たぶん、酒のせいですw

そして、これこそが日本ではまずあんまりありえなかった、
少なくとも9mmでは禁止されてることだったんですが、
「もし差支えなければ、一緒に写真撮って頂けますか」とお願いして。
で最初わたし、マネージャーさんに撮ってもらおうと思ってたんです、
さっきソファーと撮ってもらったみたいな感じで、少し離れた場所から。
そしたら。私がスマホのカメラを起動しましたら、側方から手が伸びまして。

ん、あれ、ヒョヌさん?
何かひとつボタン押してる?
てか、私のスマホやそれw

・・そうだった。
韓国は、セルカ文化が、あった。
にしても、iPhoneでもない私のスマホカメラの反転機能を、
なぜあんなに上手く使いこなせたんでしょうかww

んで、撮っていただいたわけですが、完全に予想外のをw
これがねえ。構図が完璧すぎてびっくりしましたw
例の聖地と、卓郎さんらしき筆跡の張り紙が1枚の中にバッチリ見切れてて、
えー、たぶん韓国では当たり前のパーソナルスペースで、
そしてソウルの「変身」の時に聞けた、
韓国語での「1,2,3」というぼそっとした掛け声でシャッターを切られ。
うわーー、これこそ忘れたらアカン気がするw
いやーもう、相手がこんな歳のおばちゃんでごめんねって申し訳なくなりました^^;

で、もういっこびっくりしたのが、
「ギルとも話してやってくださいー」って勧められたことですかねww
いや、そこは「そろそろ時間なんで」ってはけたりとかしないのかとwww
なんて親切なの、本当に!!
ってことで、ドラムのギルさんとも話してきましたよ!

ギルさんはですねえ、ほんとにノリの良い青年でしたw
マネージャーさんが、「ソウルも来てくれて、今日も札幌から飛んできてくれた」て
紹介までしてくださったんで、ほんとに目を丸くして驚いて下さって。
ギルさんは少し英語が話せるっぽくて、英語で返してくださいました。
「札幌かー、札幌いいよね~、スキーとか、綺麗な景色とか!」って。
あと、謎のハイタッチ2回、まじで楽しかったですw めちゃめちゃノリが良すぎたw
そりゃーバカだバカだっていじられるわwww
んで、ギルさんとも、さっきのヒョヌさんのやり方でお写真撮ってもらいました。
こっちは私がシャッター切ったんで、構図があんまりうまくありませんでしたw
後から知ったことなんですが、グッカステンはこのギルさんと、ヒョヌさんが初期メンで、
グッカステンの根幹のメンバーさんとこんなふうに話せて、ほんとに嬉しかったです!
思ってた以上にお二方とも距離感近すぎて逆にびっくりしましたけどねww
いやー、そりゃガチ惚れするファン出来るよね、こんな距離感だものw
でも、ほんとにめちゃくちゃ運良くこんな思いができて、嬉しかったです。
前からファンだった方に申し訳ないくらい、大切な思い出ができました。

そして最後に、あらためてマネージャーさんにお礼を申し上げて、会場を離れました。
絶対、また見に行きますって、約束をして。
あまりにも、あまりにもな出来事が多すぎて、名残惜しすぎてつらかったです。


そのあと、おそらく深夜帯まで、リキッドで盛り上がったらしき公式写真があがりました。
9mmと、グッカステンが一緒に盛り上がっている写真。
ソウルの時の写真はもっと「おー、仲良いな!」って笑って見てたっけ。
早朝発の飛行機待ちの成田空港でその写真を見て、またそっと、帽子を深く被りました。
怒涛の1週間が終わる。終わりたくないけど、終わる。という寂しさの感情がありました。

予想外すぎる親切な気持ちで迎えてくれたグッカステンのこと、絶対忘れません。
そしてこんな素晴らしい世界を教えてくれた、前から大好きだった9mmにも感謝してます。
ほんとにこの企画、両方行けて良かった。


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ということで、長々とお送りしました「Squall×カオスの百年」「カオスの百年×Squall」の
ライブの雑感をお届けしました。ここまで読んでくださってる方がどのくらいいるのやらw

さて、最初の方に書いておりました、2年後のお話、なのですが。

ちょっとまた投稿が長くなったので、別投稿として切り離しました。

ちょっとだけ読んでやろうという方はこちらからどうぞ。
あ、とりあえず、完全にグッカステンの話しかしてないことだけ言っておきますw