「カオスの百年 × Squall」開催後から2年後の今日までのこぼれ話 | 徒然むかしばなし

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蝦夷地のほぼど真ん中に棲むクイズとロックバンド好きの主婦による、昔の思い出話をまとめたブログ

さて。ここを読んでくださっている方はおそらくグッカステンのファンの方かと

お見受けしていますので、ここからは当時の9mmファンとしての視点ではなく、

グッカステンファンとしてのこぼれ話を、書き下ろしで書きたいと思います。
ほんとにカオス×Squall以降、激動の2年間だったんです、個人的にも。

なのでその2年間の話を、回想しながら書いていきたいと思います。

 

というか、これを書いている間に、ヒョヌさんに何やら結婚になるかもな

熱愛報道がされてびっくりしたもんでしたよw タイミング良すぎるwww

やー、若い可愛い子捕まえて良かったねと思いましたよ、ほんとにw

ヒョヌさんに早く、長い幸せの日々が約束される日が訪れますように。

KARAは好きで何曲もお気に入りの曲があるんで、この機会に久しぶりに

昔聞いてたあたりを復習してみようと思ったりもしたもんでしたw

Runawayっていう、ギターの弾き語りっぽい曲がいちばん好きですね。

どっかの機会でカバーしてくれないものですかねえw

 

えー、話が飛びましたw まあそんな感じで2年の間の話を書きますね。
まずは、このライブ直後くらいに色々知り得たお話なんかを書いていきます。
そこから徐々に2年後である今日のことまでまとめていきますね。


<<「カオスの百年 × Squall」開催後から2年後の今日までのこぼれ話>>

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~恵比寿での会話でのこぼれ話~

そうそう、この日韓合同ライブの日ですが「覆面歌王」でヒョヌさんが防衛中でして。

(「覆面歌王」についてはこのこぼれ話の後に詳しく書きます)
当時、ヒョヌさんはこの日も含めた1月から6月上旬までのコンテストで勝抜き中でした。
当日はご本人たちもまだ伏せてないといけない事情だったし、わたしもそんな事情が

あったことすら知らなかったんですが、このライブの後日(解禁後すぐぐらいです)、

ライブのリハでヒョヌさんは隊長さんとして歌う曲を東京のスタジオで練習されてたと

モモさんからお伺いしたことがありました。
どの曲だったのかは聞き出せなかったんですが、おそらく収録から放送まで数週あると
逆算して考えると、『Don't cry』か『春雨』あたりなんではないかと思っています。
あのライブのリハでそんなタスクまでこなしていたのかと思うと、ますますMontageの
リクエストを聞いて貰えたというのは、物凄い嬉しかったのと同時に、やるべきリハの
仕事を増やしたようで申し訳ないなあと思ったりなんかもしたものでした。
「Montage、ほんとにやって貰えて、心苦しかったけど、嬉しかった」というのは
ライブ当日に覆面歌王の事情を知らないなりに思ってたのですが、そういった事情が
更に含まれていた上で応えてくださってたと思うと、本当に感謝するしかないです。
長いことライブ通いしてた中でもこんな事は本当に初めてで、一生の思い出です。

あとそう、ライブ後にお話出来た事で、当時はちょっと書くのを渋って伏せた内容も
ありましたので、ついでのようになりますが、ここで書き残しておきます。
というのも、このライブ当日も日韓の国交は決して良い方ではなかったって事情で、
書き残してモモさんやヒョヌさんに迷惑になってはいけないと思って伏せてたんです。

でも、決して悪い話をしてきてないと思うし、優しいお言葉だったんで書きますね。
当時の本文では「揺さぶられた気持ちの何もかも」と表現をぼかしたお話です。

実はこのときの対話で、「9mmとの対バンが韓国のバンドで、ここ最近の韓国の国の
情勢を見て、最初は正直戸惑ってた」と話してたんです、モモさんとヒョヌさんに。
それは、一人の9mmファンである日本人として、正直に思ったこととして話しました。
なぜ正直に話したかというと、もうただただ「この方達になら話して大丈夫だと思う」
と直感的に思ったという理由だったのですが、それはやはり心から温かいもてなしを
受けて凄く嬉しかったということ、それと何よりも「本音で話をしたい」と思える程、
このおふたりは真っ直ぐ、一人の日本人である新しくファンになった人に向き合って
接してくださってると思ったので、わたしも、嘘偽りなく思いを伝えたかったんです。
そして、「けど、ソウルからの帰りにモモさんが凄い親切にしてくれて申し訳ないと
思いました。韓国という国に距離を置いていた事が本当に申し訳なくなるくらいに、
モモさんも、ヒョヌさんも、みんな優しかった」ということもお話していたのです。
そんな感じで、この声もモモさんが通訳して下さって成り立っている話なのですが、
お二人から聞けた言葉はそれ以上に嬉しいお言葉でした。

モモさんとヒョヌさんは、
「いや、国のことはほんとに関係ないですよ」
「興味を持ってくれたことが嬉しかったんです」
とおっしゃってくださったんです。
これ、お二人の前で泣き崩れそうなのを必死で堪えたくらいに、嬉しかったです。
既に本国では国を代表するロックバンドの方なのにこんな謙虚な姿勢なのかと、

何より、「この人達は、国籍なんて関係なく、人と人として接してくれる」と、
そう思いました。それこそ、日本人のファンに偏見持っててもおかしくないのに、
というか、こんな考えがあったのを「失礼な」って思っても不思議じゃないのに。

思い切って本音を話してよかったと思いました。本当に、ファンに優しい方々です。
もうこれは、出来るだけ早く、恩返しにワンマンを見に行かなくてはと思いました。
そういうやり取りを経て「絶対、また見に行きます」って約束をして別れたのです。

あれから2年経って、「本当に、ファンに優しい」と思うことは、この時以上に
多くなりました。後に開催された2017年のSquall日本公演プレイベントで催された
来場者全員とハイタッチというイベントなんかが最たるものだと思ったのですが、
あれにしたって、翌日の夜にライブを控えてて、でおそらくリハやプロモの時間も
割かなくてはいけない中で、500人もの来場者一人ひとりとハイタッチされるって、
優しい人たちの提案じゃないと、まずありえないことじゃないかと思っています。

 

それと、そのSquall日本公演のお見送りでの去り際でもそう思いました。

モモさんや日本スタッフさんに最後ご挨拶したくてUNITのところで待っていたら

ヒョヌさんが一緒に出てこられたんですが、最後にタクシーに乗り込んで帰る時に

お見送りに居たわたしやひよーんさん、あとたぶん数人の日本人ファンに向かって、

ヒョヌさんは日本語で「さよならー」っておっしゃったんです。
それも、一回、隣にいらしたモモさんに「アンニョンて日本語で何ていうの」て

確認を取っている様子もあったりして。これも本当に嬉しかったです。

2年間で数回、現地にもライブを見に行ったことがあって、言葉が判らないなりに

ファンに優しいなあと思う場面は何度もあったりしたんですが、とりわけ個人的に

印象に残っているのは恵比寿の時の対話と、この代官山の時の去り際ですね。

 

でもだんだんバンドが大きくなって、こういう距離感での対応はなくなるのではと
正直予想はしています。そしてこういう対応を一番の目的にしてはいけないとも。

そのあたりは本国での一部のファンの方の過剰な熱の入れようを見て思うことは

この2年間で何度もありました。公式さん優しすぎないか、ってことも思ったり。

ですが、もしまた公式さんからこういう接触を持てる機会を設けてくださったら、

その時はまたその優しさを享受しに、足を運べたらといいなと思っています。

 

 

~覆面歌王についてのこぼれ話~


一つ前のこぼれ話の冒頭で「恵比寿の時には覆面歌王のことは知らなかった」と

ちらっと書きましたが、いやー、最初発見した時は本当に驚いたものでしたw

恵比寿のライブ後、ふっとヒョヌさんのお名前を検索したら、Youtubeに動画が

あったんですよ。中身誰ってのは動画のタイトルにはなかったんですが、たぶん

コメント欄あたりでヒョヌさんの名前が書かれたのが引っかかったっぽくて。

 

初めて拝見したのは放送されたばかりだったらしき『Fantastic Baby』でした。

日本でもBIGBANGは人気ですので、原曲の方も存じ上げていたんですが、

「うちの町の音楽隊長」と名乗る覆面の歌い手さんによるFantastic Babyは、

想像を絶する格好良さで、一発でファンになりました。

本家では何人かでパートを分け合って歌っているのを一人で全部歌ってて、

高速ラップも低音の声も高音の声もなんでもこなしてしまうとか!

てか、顔隠してるけど、どう聞いてもヒョヌさんやんって思ったものでしたw

この声こないだめっちゃ近くで聞いてきたやんかってw

 

そしてその後、その音楽隊長さんの出番の動画を片っ端から検索しまして、

Youtubeにほぼ1日タイムラグぐらいで上げてくださってた神様を発見し、

予選の決勝で虐殺ものの得点差で勝ち上がったラジェンカも知りまして、

そしてそこから毎週の出番の動画も神様が上げてくださったおかげで、

海外にいるにも関わらず、ほぼ情報格差もなく知ることが出来たわけです。

まああの、著作権やら法律やらを考えるとこれはグレーなお話なのですが、

韓国はそのあたり規制が緩いからということで観覧させて頂いていました。

 

中でも、ラジェンカもそうですが、シン・ヘチョルさんが関係してる曲を

お歌いになっている出番が特に好きでした。原曲の歌詞も文学的で良くって、

そしてそれをヒョヌさんなりの解釈で世界観を再現されて歌われてるのが。

『鰻の夢』の人生観も、『日常への招待』の想いを切々と伝える歌詞も、

原曲以上に説得力のある歌い方をされていて、素晴らしかったです。

そして一方ではソテジさんの高速ラップを再現したり、もはや代名詞でもある

『毎日毎日待ってる』で披露された、音域の広さと声量と肺活量も凄かった。

どんだけ努力したらこんだけ歌えるんだと。毎週ほんとに驚くばかりでした。

 

そして、音楽隊長さんとしての役目を終えてすぐ開催された2016年の

Squallツアーの初日にはわたしも実家の大阪から駆けつけて行きました。

こんなん、絶対、隊長さんで歌った曲をやるだろう、と期待をして。

MCで覆面歌王の話をした後に1曲やってくれたら十分と思いながら。

ところが蓋を開けてみれば、ツアーの本当に最初の1曲めに、隊長さん曲で

一際人気の高かったラジェンカで始まるとか、もう、格好良すぎますて!

みんな待ち望んでいたのも、ちゃんと判って下さってるなと思いました。

そしてそのライブでは更にそのあとも『毎日毎日待ってる』と『春雨』、

アンコールでは『心配しないで、あなた』まで披露されて。

あとそう、最後のメンバー紹介で、いつも「ハ・ヒョヌイムニダ」と

紹介するところを、この時は解禁一発目だったということでヒョヌさんが

「ウマッテジャンイムニダ(音楽隊長です)!!」と名乗られたのがね。

思わず「うわああー、聞きたかったよその声!」って思って泣きましたw

この頃はまだMCの内容も全然何を喋っているかがわからなかったんで、

むしろこの名乗りだけがはっきり判って余計にぐっときたんですよね。

場内も凄い大歓声だったんで、みんなその声を待ち望んでいたんだなと

ありありとわかる一瞬でした。ほんと、初日を選んで良かったかもです。

というかこんなにセトリに盛り込んでくださるなら、隊長さんとしての

お歌も聞きに行かなきゃいけないじゃないかと思ったものでしたがw

 

その後、釜山でのフェスでもラジェンカと心配しないでが聞けたり、

そして年末のHappeningツアーでの釜山では隊長さんでの曲だけでなく

昔にお出になってた「私は歌手だ」で披露されたSISTERのナホンジャや

「太陽よ」という、なかなかツアー中でもやらなかった曲まで聞けて。

覆面歌王は、ヒョヌさんという歌い手の実力を、見知っていた以上に

色んな可能性として知ることが出来た、嬉しい番組だったなと思います。

 

覆面歌王はその後、日本のKNTVでも半年近く遅れて放送がされまして、

Youtubeで見知っていた内容を、日本語字幕で楽しんで見ていました。

あ、この時こういうこと話してたんだってのを、時を経て答え合わせを

しているような感覚で見られました。あと、覆面歌王の後に出られた

色んなバラエティ番組も片っ端から録画して日本語字幕で見ていたり。

なもんで、去年1年間でかなりハングルという文字が読めましたw

 

もう少しリスニングがきっちり判るようになったら、気になっていた

MCでのコメントも、何を喋っていたか判るようになるまで繰り返し

聞いて翻訳できるようになりたいなと思っています。

一番最初に見に行ったSquallのアンコールを収録したスパムラジオも

ダウンロードしてリスニング教材として繰り返し聴いています。

おかげで、この一連のレポで書いていたアンコールのファンの様子を

半分くらいは判るようになりましたw 慣れって怖いですねw

最初の方はギルさんの大ファンで、愛してます、結婚してくださいって

絶叫混じりで告ってらして、ヒョヌさんから「人生は1回しかないよ、

大事にした方がいいよ」って宥められてたというのがわかった時は、

あの時冷静に何か語ってたのはそういうことだったのかと思いましたw

やー、ヒョヌさんがギルさんについては一番判ってらっしゃるとはいえ

結婚したいと言ってる人にやめとけって言うとか、なかなかですよねw

いやまあ、ヒョヌさんはその辺の下手な芸人さんよりも面白いMCを

話してらっしゃるだろうというのは、場内のお客さんの笑いの量で

なんとなくは察しているので、もうちょっと勉強して全部わかるように

なれたらと思っています。3年くらいは隊長さん曲の歌詞を翻訳などして

真剣に勉強していきたいと思いますw

 


~たぶん大方の人にはどうでもいいわたしのその後のこぼれ話~

そして最後に、2年経っての一番の大オチと言いますか、一番の出来事なのですが、
実は本文中にちらっと登場しました、急遽の遠征のときにもめた10年来の親友とは
その後1週間ほど後に無事に仲直りしまして。まあよかったよかった、なのですが、
その4ヶ月ほど後に、結婚の約束をして、年が明けて1月に、入籍いたしました。

え、親友って、同性ちゃうかったんかい、というお話なんですけど、ええw
この辺の事情は大方の人には関係がないのでざっくりお話はカットいたしますが、
今ではその後のSquall日本公演のチケッティングの目覚ましに協力してくれたり、
年1の現地遠征も送り出して貰えるくらいに、理解を得られるようになりました。
まああの、生活が困窮しない程度になら行っても良いとは言ってくれてましてw
とはいえ頻繁に行くのも2人の生活費を残すことを考えるとよろしくないので、
日本で公演があったらというのと、どうしてもな現地ライブだけ行くという事で
暗黙の了解で許して貰っている感じです。ありがたやありがたや。

いずれ将来、親友にもグッカステンとヒョヌさんを生で見て貰えたらと思ってます。

そして、モモさんにも、またご挨拶が出来る機会があればいいなと思っています。
ちょっと遠出が億劫(というかわたしが遠出を苦にしない性格過ぎ)なようなので
なかなか機会は叶わないかもしれないのですが、覆面歌王も実家で見せてきていて、
「1回戦と2回戦は手を抜きすぎじゃないか」(ラジェンカを聞いての感想です)
というひねくれた感想を持ってくれたくらいには凄いと思って貰えたようですし、

五輪の開会式も自宅で見てくれてたようなので、叶わない話ではないと思ってます。

凄いと思える芸術を間近で感じられるところまで連れていける能力が、わたしの

身体に残っているうちに、絶対に、親友には生で見て貰いたいです。
あとはそうですね、運良く子供を授かれたら、産まれて来るかもしれない子供にも。
それまでは10年はかかるでしょうが、グッカステンには頑張って頂きたいです。
世界で一番の歌唱力(とはわたしは思っています。日本でもヒョヌさん程の歌唱力の
歌い手さんはいらっしゃらないので。)を、家族で見に行くのが、今の私の夢です。



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2018.3.3

くるび拝