徒然むかしばなし -3ページ目

徒然むかしばなし

蝦夷地のほぼど真ん中に棲むクイズとロックバンド好きの主婦による、昔の思い出話をまとめたブログ

この投稿は、2015年に札幌市の手稲区に在住していた時のお話になります。

2008年位からわたしは9mm Parabellum Bulletのライブに通いつめており、

今回のライブのお話は相当通いつめた中でもかなり珍しい機会のお話として

後々読み返せるようにということで書いていたお話です。

今回はなかなか珍しい形態のライブハウスでのアコースティックライブでの、

普段の激しい9mmとはガラッと違うイメージのライブのお話です。

同年8月のライジングサンでの小さい舞台で行われたライブにもつながった

距離感皆無で、やんちゃな客の心配もしなくていい優しい舞台ってことで、

普段の9mmとの違いを実感いただけると嬉しく思います。

当時はTwitlongerと、mixiでの公開でした。

お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。

 

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<<20150222 菅原卓郎 弾き語りツアー 2015@京都SOLE CAFE ライブレポ>>

 

今年初の9mmライブ鑑賞は卓郎さんのソロ弾き語りツアーになりました。
ちょっとセットリストを順番通りに覚えている自信がないので、演奏された曲のリストと
MCでのお話の雰囲気だけなんとなく察して頂ければ幸いです。
順番覚える意識が飛ぶくらいめっちゃ良いライブだったってことなんですがすみません;
いや、ほんとにそのくらい距離感ほぼ皆無で見入ってしまってたのですよ。


※はじめに注意※
2015ツアーは昨日のラママ公演で終ったのですが、あまり9mmでされてきていないような
新しい試みもあったりしたので、過剰なネタバレになりそうなこと(音の仕掛けとか)は
バッサリ割愛した仕様で書かせていただくことにします。
うっかりこの文章を読んだがために新しい試みへの驚きや楽しみが薄れてもいけないので
行った方が読んだら察して頂ける程度のなんとなくぼんやりした表現で書くことにします。
何卒ご了承頂けると幸いでございます・・・


では、いつも通り長文になりますがご容赦を。
まずはセトリ(順番あやふやですが)から。


01. The Revolutionary
02. 黒い森の旅人
03. Discommunication
04. Keyword
05. I WANT TO HOLD YOUR HEART(新曲)
06. カモメ
07. RIVER(10-FEETのほうをワンコーラスのあと、くるりのほうをフルコーラス)
08. Black Market Blues
09. どうにもとまらない
09. キャンドルの灯を
10. The World
[ENC]
11. 飾りじゃないのよ涙は(中森明菜カバー)
12. 新しい光

という感じです。1曲目・2曲目・本番ラストとアンコールはこの位置で合ってるのですが
あとの順番がだいたいこの辺だったようなという感じであやふやです。すみません。。。


【現場の雰囲気】

SOLE CAFEには随分昔に当時ご贔屓にしていた方を見に来たことがあったのですが、
この会場でまさかその時以上にご贔屓にしている卓郎さんが見られるとはってことで
チケットも必死で取りましたし、ほんとにライブの日がめちゃくちゃ心待ちでした。
モバイル抽選で外れて、一般発売の開始10秒くらいでエントリーして取れました。
やー、モバイル抽選の特別仕様のチケット欲しかったw 当日ご一緒だったお友達に
見せていただいたんですが、あのチケットが手元に残るのがほんとに羨ましい…。
まあ開始10秒で無事に取れただけでも相当ラッキーだったので贅沢なお話ですがw

たぶん初めてこの会場を聞いた方もいらっしゃると思うんで少しだけ書きますけど、
ここの会場、普段はほんとにカフェなんです、ライブハウスではなくて。
3階建て一軒家の1階部分が店舗で、2階が控室、3階がお住まい?という感じの作り。
週末とかの不定期にアコースティックライブをしているという仕様の営業をされていて、
一度くらいカフェ営業の時に行きたいなと宇治に住んでいた時から思ってたんですが
京都市の若干辺鄙な場所にあるのでなかなか行くこともなかったんですよね…。
9mmモバイルで卓郎さんが撮影なさっていたパスタがほんとに美味しそうでした。
(オクラと菠薐草とすりおろし蓮根のカルボナーラが喉にも良くて美味しそうでした。
 今度作ってみようと思います。ああいうお写真が上がると試したくなりますねえ)

なので自分の中では一応ハコという認識なのですが、ハコとしては非常に小箱でして、
キャパは今回ギリギリまで入れてた感じで、70人くらいが椅子ありで入ってました。
スペースとしてはリビング12畳くらいに70人が寿司詰めでぎっちりと。
そんな感じの特殊な仕様のハコなので、アーティストのファンに混じってここのハコの
雰囲気がお好きで見に来たという方もいらっしゃってたようで。
会場の整理番号の順番待ちで後ろだったご婦人おふたりがまさにそんな感じで、
卓郎さんご本人はあまり存じ上げないけどSOLEで良いライブが有るみたいなんで
来たんですとおっしゃっていました。以前アジカンのゴッチさんの時もいらしたそう。
今回はその時以来の寿司詰めな感じがすると開演前にお話されてました。凄いな。
というハコなもんで、普段の9mmライブとはかなり雰囲気も違ってゆったりまったりで。


【ライブ始まりと距離感の感じ】

そして出てこられる時もいつものATARIの邪悪なドラムンベースに乗ってとかではなくて、
控室につながってる扉から普通に出てきはったんでちょっと店員さんっぽかったですw
どもどもーって感じでにっこりとすすっと出てこられたし、まじで距離感がなかったですw
お衣装もオフホワイトのフレンチリネンっぽいシャツにデニムだったんで素っぽかったし。
そしてやはりですが過去に9mmを見た中でも指折りのめちゃ小さめ・近いハコでしたので、
まあ卓郎さんが近いこと近いことw 私の居たところは最前列から4人目くらいでしたが、
お店の入り口のところで、おそらく卓郎さんまで10mもないくらいでしたかね、たぶん。
いやー、入れただけでも嬉しかったけど、最前列の方がほんとに羨ましかったですw
最前列はダイニングテーブルの対面くらいの距離。近いなんてもんじゃないですまじでw
目の前のテーブルで話すくらいの距離で卓郎さんが弾き語りなんて贅沢過ぎるよなあ。
私の位置からでも、みんな座席に座ってたんでめっちゃ近い上にお顔もよく見えたし、
いやー、「ほんと眼と耳が幸せすぎた」以外の言葉が見当たりませんw
当たり前っちゃ当たり前なんですが椅子ありなので近すぎても圧縮もないし超快適!
あの距離感を知ってしまったら9mmのデカいハコのライブが遠く感じそうですw


【セトリ雑感】

今回はMTVアンプラグドの仕様とも違ってほんとにギター1本と少々のパーカッションと
ハーモニカがあったくらいで、全てが初めて聞くアレンジの演奏で新鮮そのものでした。
1曲目はどうやらハーモニカを使うようで、取り付ける金具をいじる様子も見入ってしまい。
どの曲で使うとかも全然知らなかったんで何の曲が来るのかなと思ったら1曲目はレボ。
後からモバイルに別の会場で演奏されてた時の動画が上がってたのを見たのですが、
なるべく初めて見聞きしたいと思ってたんで当日まで一切見てなかったので驚きました。
MTVアンプラグドでは滝くんが担当されたハーモニカの箇所を卓郎さんがされてました。
BPMはMTVアンプラグドの演奏からはだいぶゆっくりに落としていたかな。
あちらもかっこよかったけど、今回のソロアレンジのほうがゆったりしてて好きです。
、ということをその後全部の曲で思うくらい弾き語り仕様の卓郎さんはよく嵌っていました。
いや元々激しい曲調よりも優し目の曲のほうが映えるような感じのお声だったんだけど、
改めてそれを体感したような感じがしました。んでやっぱり優しいお声をしてるんだよなあ。

黒い森の弾き語りバージョンは以前にラジオ出演されている時に聞いていたんですが、
テンポ落として2つか3つくらいキー下げてたのが非常に挽歌っぽいアレンジでした。
死者に贈るような歌詞の曲じゃなかったはずなんですが完全にPVの印象の影響。
新しい試みはディスコミとキャンドル(キャンドル遭遇率が高いんですがまただ!)にて。
最初おもむろにアコギのボディをノックしはったからどうしたんだと思ってしまったw
モバイルにSOLEでのディスコミが上がっているので会員の方はそちらで察してください。
なるほど、こういう使い方でひとりでも出来るんだなあと発見したのでした。
意外な選曲としてはKeywordかな。原曲もかっこよくてめちゃめちゃ好きなんですが、
キー下げアコギ演奏だと最初何の曲が来るのかが全く読めなくて、イントロの歌いだしで
ようやく察して「うわあ、久しぶりに聞けたし弾き語りやし…!」と思って思わず唸りました。

アコースティックの定番めの曲としてはカモメとThe World、BMBあたりでしょうか。
カモメとThe Worldはもう綺麗すぎて痺れましたねえ。ぐっと聴き入っていました。
BMBは滝くんのギターリフ部分をお客さんに歌わせる手法を採用されててw
ちょっとここでのレクチャーが音楽の授業をやってるようで面白かったですねえ。
最初に卓郎さんがお手本で歌ってらして(ひずんだ歌い方をされてて可笑しかったw)、
お客さんに一回歌ってもらった後、さらにオク上のキーの練習の時間までありましたw
女子は上のキーで、男子は下のキーで、って音楽の先生っぽい指導も入りつつw
ただし2番のサビ後のギターソロまでは手が回らなかったようでここは卓郎さんがひとりで
頑張って歌ってらっしゃいましたw ここも練習あったらみんなで歌ってたと思うw
あと手拍子の練習がなかったので、いつもライブでやってるように「汚れた手を叩いて」と
最後の大サビ前の「Black Market Bluesでお前を」の手拍子を控えめにやっていたら、
卓郎さんがばっちり見つけてくださっておおっという表情をされてしまいましたw
ここで手拍子がいつも通りに入るの予想してなかったのかしらw
そんな感じだったのでBMB終わりに卓郎さんから「ナーイスです!」のお声を戴いてw
この時間ほんとに楽しかったですねえ、距離感の激近も相まって一体感がでかかったです。

それとカバー曲をちらほら。今回は京都でのライブということで10-FEETをちょこっと歌って、
そのあとくるりのほうをフルコーラスで歌われていました。RIVERという同名の曲2曲。
SOLEの所在地近くの北大路バスターミナルから市バスで来てよかったとついにんまりでした。
確か北大路バスターミナルがくるっとしてるからくるり、というバンド名の由来だったはず。
どうにもとまらないとアンコールでの飾りじゃないのよ涙ははアコギだとなんとも昭和感。
こういうアレンジも素敵だったっすねえ。ちょいと居酒屋で弾き語ってるような感じで。
飾りじゃないのよ涙はのほうでは演奏後のMCでサビの歌詞を情感込めてセリフみたいに
「飾りじゃないのよ、涙は…」「好きだと言ってるじゃないの…」「真珠じゃないのよ涙は…」
となんか場末のスナックのママさんっぽい語りをしてらっしゃいましたw めっちゃ似合うw
というか曲名紹介を9mmの曲ではしなくてカバーでだけしていたのはなんでなんだろうw

それからお初で聞けた新曲も良かったですね。後々9mmの曲としてリリースされるという
お話をMCでおっしゃってたんですが、弾き語りをするために作ったのは初めてらしくて、
歌詞もいつもと違って後から曲調に合わせて書くのではなく歌詞から先導して書いたそう。
曲名は現在仮タイトルで、今回のツアーTシャツと缶バッジのハートのイラストの文字が
その題名だそうです。9mmの曲として出るときにはもっとバッキバキの音になっていて、
タイトルも別物になっていると思います、というお話でした。貴重なのを聞けたなあ。
歌詞は確か「真冬の冷たい雨」という歌い出しだったかなと思います。
この日ちょうど雨が降っていたので、真冬で雨が降っている外の音がSEに入ってるような
そんな感じで聞いていました。ドア付近ならではの雨音のSE+卓郎さんの演奏で良かった。



【MCのおはなし】

最初のMCではとにかく「近い」ってのをおっしゃってましたw 3回くらい言ってた気がw
あとほんとにぎっちり座っていたので「みんな肩寄せ合って…頬寄せ合って…」とか、
頬寄せあってって何だいって思わずツッコミたくなりましたw
あとはいつも一緒に音楽をやっている9mmメンバーのお話とか、仲の良いミュージシャンの
方のお話もちらほら。滝くんがやっと骨折から骨がつながったという話に拍手がありました。
うちの母もほぼ同時期に足首を骨折して昨日帰省した時につながってった話を聞いてたんで
ほんとにふたりとも良くなって良かったとしみじみお話を聞いていました。
「滝、もうドラム叩いてるけどね」っていうお話にはびっくりしましたけどもww
「安静にしないからなーw」と卓郎さんはにこやかにお話されてましたよw
骨くっついたところでドラムとかほんと安静にしなすぎだよねえw

あとは元スパルタローカルズの安倍さんご兄弟のお話から、お父さんが漫画家さんって話も。
作品名をちょっと忘れてしまったんですが、かなり著名な漫画家さんらしくって。
うわー、音楽好きでクイズ好きなのにその話全く知らんかったー、そうなのかーって思って
「へぇー」って思わず地を這うような低っい声でつい唸ってしまったら場内の何人かも
同じような反応してたようで卓郎さんに様子を気づかれまして「あれ、知らなかった?」と。
「こんなところでコウセイさんのところのご家族のお話を教えるってねえw」って自分で
おっしゃってたけど、私もまさか卓郎さんから新しい音楽クイズ知識を知るとはでしたw

それと、弾き語りツアーやって良かったっていうお話もありました。
また是非やりますということもお話されてて、またあったら何が何でも自分も行きますよと
心の中で思いながら聞いていました。出来れば次の機会も今回みたいな小箱がいいなあ。
チケットものすごい取りづらいのは承知なんだけど、この距離感と空間は保って欲しいです。
いや、ほんとに、ずっとご贔屓にしている方のほぼ生声にも近い、最低限のマイク音量での
弾き語りのライブが、こんな至近距離で見られるってめちゃくちゃ幸せだったんですもの。
今までにも9mmのライブで、この距離以上に近い距離で見てきたことも何回かあったんですが
その時とも違って、こんな近さでのんびり腰を落ち着けてじっくり見聞けたっていうのがね。
自分にとってはきっと一生忘れられない記憶になるなあと思いました。
ぜひ、出来れば近いうちにまたツアーして欲しいですね。出来れば今度は札幌の小箱でw
SOLEみたいなとこがあるかどうかわからないけど、同じくらいの近さで見たいと思いました。


そんなところで、京都SOLE CAFEでのツアーライブのレポでございました。
ほんとに、帰省して見に行って良かったです。最高に幸せな空間でした。

このブログでは、基本的に9mmとGUCKKASTENと、麒麟川島さんにまつわる思い出を
思い出の日付からちょうど何年後とかのタイミングで投稿をしているのですが、
今日はちょっとそういうタイミングではないところでひとつ投稿したいと思います。
いまから6年ちょっと前に行ってまいりました、「残響祭」の台湾開催のお話です。
当時はmixiのみでの公開で投稿しておりました。

なぜ今日このタイミングで入れたくなったかと言いますと、この「残響祭」の中で
印象深いアクトをされていたPeople In The Boxが演奏された曲の中に、今年度の
芥川賞(第160回)受賞作品のタイトルのモチーフになった曲があったそうでして。
上田岳弘(うえだ・たかひろ)さんの『ニムロッド』という作品がそれなのですが、
受賞コメントの中で「People In The Boxの楽曲が由来」とおっしゃっていらして、
そしてPeopleの波多野さんからも先程お祝いと喜びのつぶやきがありましたので、
完全に乗っかった形になるのですが、当時の思い出を振り返ろう、と思ったのです。
いや、まあ、当時はやっぱり9mmを目当てで、お気に入りだった残響のバンドも、
前々から好きな観光地だった台北で、一緒に見られるならなお嬉しいということで
それはそれはもう、色々な渡航目的を持って行ったもんだったんですけどねw
けど、数年の時を経て、その時に聴けた楽曲がこういった形で栄誉を受けることも
まああんまりある話ではないわけだしってことで、良いタイミングかなと。
そんなわけで、お祝いを兼ねて、嬉しかった思い出を全世界発信にいたします。
こんな細々やってるブログが果たしてご本人のところまで届くかわかりませんがw
とりあえず投稿しておけばネットの海に一応引っかかるかなってことで。

と、長々とまえがきを書いてしまいましたが、ぼちぼち昔の話をしたいと思います。
では、6年ちょい前の台北でのお話を。


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<<20121124 残響祭@THE WALL 公館 ライブレポ>>

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【まえがき】

9mmのライブを見るのも9ヶ月ぶり(9に合わせたわけではないですw)になってしまってました。
残響祭も2009年から3年連続で見に行かせて頂いている大好きなイベントです。
毎年渋谷の3ホールのタイムスケジュールでかぶる好きなアーティストの出番で悩んでたっけ。
今回は1ホールで5バンドに絞った公演で、その5バンドともが大好きなバンドで嬉しかったです。
People In The Box・cinema staff・mudy on the 昨晩はいつもホールが9mm・te'と別になってて
見られない機会が過去多かったので、ちゃんと5バンドとも見られるのがありがたい。
しかも場所が以前から2年半で4度訪れている台湾ということでほんとにめっちゃ楽しみで。
去年の台湾公演も行きたかったけど行けなかったんで去年のぶんも堪能したかったのです。
日本ではまず見られない場面や声をたくさん楽しめると良いなあ、と思いつつ。


【会場へのアクセス】

ライブの会場であるTHE WALLへは桃園空港からバスで台北駅まで出て、そこからMRTです。
淡水線という赤い色の地下鉄(御堂筋線っぽいの)で1本。公館駅というところで降ります。
駅からは歩いて10分弱くらい。高速道路の高架を目指して歩いて信号渡ってすぐの区画角。
角っこにある建物ってところで横浜のCLUB LIZARDを思い出しちゃったり。
WALLに向かう道すがらにはマックがあったり市場があったりで食べるところにも困らないです。
ライブ前に軽くお腹を満たしておくのにおすすめ。特に市場では中華が安くて美味しいですし。
ふらっと入った食堂で食べた蝦醤と卵のチャーハンがめちゃくちゃ美味しかったー!
普通盛りの量が75元で、本格的なお味の中華が食べられるのはやっぱり台湾ならではです。


【開場前の出来事】

物販で商品見てたらカメラの塁さん・cinema三島くん・9mmカズさんと遭遇してびびったw
物販ではte'のタオルが握手会参加対象になってて、CDを買うとそのアーティストのサイン入りで
今回のイベントポスターを貰えるというシステムだったのでte'のタオルと9mmのアジア版ベストを
おみやげに買ってきました。アジア版ベストは去年チリコさんが買ってたけど自分は音源あるしと
買うのを渋ってそのままになっちゃってたので、今回買えてポスターまで頂けて嬉しかったです。
ポスターは今の札幌の自宅の部屋扉に貼るのにちょうど良い大きさと色合いでした。
UNISONのサイン入りポスターの真上に貼って眺めようと思います。贅沢!


【ライブの様子】

(セットリストは9mm以外の4バンド分をライブ直後にあまぞんさんのお友達から頂きました。
 きちんと曲名で起こしたかったのでほんとに助かりました!ありがとうございます!)
※THE WALL 公館のFACEBOOKにもセットリストがアップされています。


<People in the box>

セットリスト:
1.沈黙
2.球体
3.市民
4.ダンス、ダンス、ダンス
5.月曜日 / 無菌室
6.完璧な庭
7.ニムロッド
8.旧市街

Peopleいつぶりだろうと思い返したら2009年のカウントダウンジャパン以来でした。
その時も残響祭や心響で9mmと出番かぶってなかなか見れなかったって思ってたなあ。
波多野さんの優しく澄んだお声と独特の旋律の展開が面白いサウンドのバンドです。

開始3曲はとにかく初心者泣かせのめっちゃリズムを取りづらい曲でまとまっていました。
でMCを挟んで2曲は一転してゆったりとしたミドルテンポの曲でじっくり聞ける雰囲気、
そしてダイゴマンのテンション高いMCで一気に空気が変わったあとは熱い曲で、
というようなセットリストのように感じました。旧市街の難解なリズムや展開だったり、
沈黙~市民までのところは、この人達のリズム感は一体どうなってるんだってくらい、
あるいはコピー出来るもんならやってみろというレベルで。ただただ凄いなと思いました。
個人的に一番好きな曲の月曜日も聴けて嬉しかったです。
PVの逆再生が凄く印象的で、映像込みでかなり嵌って見て居たのを思い出した。
波多野さんのボーカルは基本的に凄く澄んでいて綺麗なお声をしてらっしゃるけど、
旧市街での台詞や歌いまわしはイメージを覆すような力強い感じで格好良かった。

MC。中国語での挨拶もしっかりしてらっしゃる波多野さんの優しくて穏やかなMCと、
辿々しいながらも楽しそうな中国語でのダイゴマンのMCがめっちゃ対照的でしたw
ほんと、しっとり聴かせた2曲の後でもう笑うしかなかったですよw
「日本で今流行ってる言葉」と台湾のお客さんにコース&レスポンスで言わせたのが
「ダイゴマン、超カッコイイ」ですからねw そのあと悦に入って「濡れるわー」とか言うしw
日本語半分くらい通じてないと思って卑猥なこと言ってないっすかちょっとwww


<cinema staff>

セットリスト:
1.into the green
2.奇跡
3.KARAKURI in the skywalkers
4.君になりたい
5.daybreak syndrome
6.想像力
7.優しくしないで
8.AMK HOLLIC

cinemaは去年の渋谷乙でのイベント以来。1年未満でもやっぱお久しぶりな印象。
あん時は9mmのトーキンをカバーしてはって見られて嬉しかったっけなあ。

cinemaもメジャーデビューしはってから全くご無沙汰だったので最近の音源のほうは
今回のライブで初めて聴いたのだけど、やっぱり飯田くんのボーカルのお声が好みで、
Peopleにしてもcinemaにしても9mmにしてもそうなんだけど、優しいお声のボーカルと
ポストロック的な演奏とのギャップが自分の好みなんだなと改めてしみじみ思いました。
そして何よりやっぱライブだとギターの辻くんとベースの三島くんの暴れようが凄い。
辻くんといえば一昨年のロッキンで舞台から落ちはったのが未だに印象大きいんですが
今回も舞台から落ちるんじゃないかってくらい暴れててちょっと前の人の心配しましたw

MCでは飯田くんが落ち着いたMC(中国語はやや辿々しかったけど懸命な感じでした)、
2度めのMCではなぜか辻くんが一発芸をするという場面がありましたw
で合間に三島くんがもう一言お話、という感じ。中国語も話してらっしゃいました。
ちなみにcinemaのメンバーさんとはこの後ちょいとあったのですが、それは後程別項で。


<mudy on the 昨晩>

セットリスト:
1.YOUTH
2.moody pavilion
3.パウゼ
4.PANIC ATTACK
5.秘密
6.終末
7.Zyacalanda
8.エゴ・ダンス
9.PERSON! PERSON!!

mudyも去年の渋谷乙でのイベント以来。乙の時がやっと見れたお初だったっけなあ。
今年は9mm滝くんがプロデュースに関わった音源が出たりしたんだけど、その中の曲も
何曲かやってらして、聴けて良かったです。PANIC ATTACKという曲が中でも好きで。
インストのバンドなので言葉の壁がない分、台湾のお客さんがノリ易そうにしてた印象。
勿論それはmudyの音源が素敵でノリが良くて楽しいのが一番の理由ではあるけど、
やっぱり歌詞の言葉の壁ってあったりするのかなあなんてなんとなく思ったりしたのでした。

MCではフルサワくんが最初中国語をカンペ見ながら一生懸命話していたんですが、
結局日本語でそのあとずっと喋ってらっしゃいましたw
「勉強したんだけどなー」っておっしゃってて照れ笑いしてるところにほっこりしましたですw
「こう、うわーっと、ぎゃーっと、騒いで下さいw」って大手振りながら喋ってはったりw
会場に来るまでに私も身体言語で現地の人と遣り取りしてたんでこれ凄く共感したw


<9mm Parabellum Bullet>

セットリスト:
1.Discommunication
2.Vampiregirl
3.The Revolutionary
4.Supernova
5.ハートに火をつけて
6.The World
7.Black Market Blues
8.Cold Edge
9.新しい光
10.Punishment

9ヶ月ぶりの9mm。去年の残響祭では残響レーベル時代の2枚のインディーズ盤を
1枚目と2枚目の区切りにMCを入れて、1曲めから順に演奏ってのがあったりして
ものすごいそれが衝撃的だったのが今でも懐かしいのですが、今回のセットリストは
開場前に買ったアジア版ベスト盤からの曲が7曲、あと2曲にVampireとハートという
台湾のお客さんに向けた寄りのセットリストという印象でした。
やっぱり台湾のお客さんはアジア版ベスト盤のほうをよく聴いてはるんだろうしなあ。
日本でのセトリの試みも毎回違って楽しいけど、今回も台湾でのライブならではで
きっとこのセトリも後々まで印象に残るものになるなあと思ったのでした。
ところでSupernovaの2番の大サビのところで滝くんが手振りで「忘れたりしないで」の
動作を切々とした表情でやるというのは最近の仕様なのでしょうかw
あれ確か何回か今まで見たライブでも見たのですが、毎回可笑しくて吹いてしまうw

ハートに火をつけては自分がライブをしばらくご無沙汰してたので初めてライブで拝見。
音源よりだいぶテンポが早くて思わず「早い早いw」ってつぶやいてしまったのですがw
スカダンは台湾では起こってなかったです。というかやっぱりノリ方も日本と違ってて、
ディスコミの最初の手拍子2発もまばらで、日本だと大合唱でうざいくらいのところも
あんまり一緒に歌ったりするお客さんが居なくて、ブラマケの大サビの手拍子のところも
拍が違ったりしたので、ああこのへんやっぱ文化が違うのかなあって思ったりしました。
というか台湾のお客さんのほうがちゃんと演奏を聴こうとしてる感じがしたなあ。
無駄に前の方で圧縮が起こったりもなかったし、モッシュダイブなんて全然なかったし、
自分は前から5人目くらいで見てたんですけど、この位置でこんな苦しくないのって
多分日本では数えるほどしかないくらいじゃないかな。かなりびっくりしました。
結構お客さんが荷物そのままフロアに持ってきていたので、圧縮しない理由ってのは
そのへんがあるのかもしれません。背中にリュックのままの人もたくさんいてはったし。
日本だとそれでも圧縮があって、持ってくるほうが悪いみたいな風潮あるんですけど、
台湾だとちゃんとそのカバンが潰れないように前に詰めたりしてなかったんですよね。
ただ、その分前にいる人はてこでもその場を動かない感じはあったんですけどw
こういう文化の違いが解れたのも、遠征して勉強できて良かったと思いました。
正直、日本の「暴れたいだけの客」にこれ見て見習って欲しいと思いましたもの。
けどそういう合唱や圧縮がない中で、終盤には新しい光の大サビで合唱が起こって、
この合唱の部分はすっごい感動しました。台湾のお客さんが日本語で歌ってるのを
同じフロアで聴けた時の嬉しい気持ちも、きっとずっと忘れられないんじゃないかなあ。

MCは、それまでの3バンドが中国語寄り・日本語寄りがはっきりしていた印象の中、
卓郎くんのMCは両方を半々ずつ話してらして、中国語も結構流暢でした。
あと、いつもよりきちんと言葉を区切って日本語を喋ってらしたのも印象的でした。
出来るだけ理解して貰いたいっていう気遣いだと思いました。やっぱり優しいなあ。
まあ「みんな日本語わかってそうだけどなーw」っておっしゃったりとか、話の結びでは
「今の言葉の意味が判らなかったら隣の人に聞いて下さい」っておっしゃってたけどw
隣の人に~、てのはよく日本でもノリ方の話でおっしゃってる言葉なんですけど、
聞いててちょっと”隣の人も同じ国の人だったらどうするんだ”と思っちゃったりw
それはそれで「ごめん僕も台湾人っすw」みたいな雰囲気になって良いのかしらw
多分でもそれやったらお客さんみんな仲良くなりそうだよねえ。お互い優しくなりそう。
他には、WALLの壁のところにある狐のお面を猫だと思っていたってお話があって、
台湾のお客さんも日本のお客さんも絵面であれは狐だろうって思ってたっぽくて
場内がこの日一番沸いた感じがしましたw そのあと右手で狐の影絵の手をして、
「台湾で狐ってこれ?」って聞いてらして、どうやら違うらしい場内の反応があって、
続けて両手を重ねて犬の影絵をやりはったら「それは犬だよ」ってツッコまれたりw
そうか、言葉の壁があってもこういう絵面的なお話をしたら通じやすいよねえ、と
お話のチョイスにおおっ、と思ったのでした。イラストもお上手な卓郎くんらしいお話。

あとそう何より、新しい光の最初のサビのフレーズを中国語で歌っていらしたのが
ほんとに凄く素敵で、9割増しくらい卓郎氏がめちゃくちゃ格好良く見えましたw
中国語での挨拶を流暢に話してらしたのも3割増しくらい格好良く見えてたけどw、
現地の言葉でちょっとだけでも歌うっていうサービス精神が良いじゃないですか!
(「我想去 新的光芒裡面、想帶你一起遠走高飛」と歌っていたようです」)
まあ「ちょっとだけ中国語で歌うから聞いてくれ」って演奏始める前におっしゃってて、
”そこ日本語だと台湾の人に伝わってないかも”ってつい思ったりしたのですけどw
でもこういう感じで、ここでしか見られない試みを作ってくれるのが嬉しいですね。
きっと台湾のファンの人も、ここでしかない場面を見に来た日本のファンの人も、
この試みは凄く嬉しかったんじゃないかな。ほんと遠征して、見れて良かったです。
Scenesの歌詞じゃないけど、二度とは来ない場面を見るために来たんだもの。


<te'>

セットリスト:
1.音の中の『痙攣的』な美は、観念を超え肉体に訪れる野生の戦慄。
2.如何に強大な精神や力といえども知性なくしては『無』に等しい。
3.天涯万里、必然を起こすは人に在り、偶然を成すは『天』に在り。
4.愛も信仰も同じ様に日々のささやかな勤行でのみ『維持』される
5.秤を伴わない剣は暴走を、剣を伴わない秤は『無力』を意味する。
6.生命の快楽とは死の『接種』であり、終焉へ歩む生の動力である。
7.楽観の深奥で燻る魔は、万人が宿す普遍的無意識の『罪』の残滓。
8.夢とは現実という平凡なものに付ける美しさに似た『嘘』の俗称。
9.言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎ。
en1.人間は自由なものとして生まれ、至る所で『鎖』に繋がれてゆく。
en2.『参弐零参壱壱壱弐伍壱九参壱伍九伍弐壱七伍伍伍四壱四壱六四』
en3.死闘、勇鋭、死憤、励鈍、倖用、待命、陥陳、勇力、必死、冒刃。


とうとうイベントも最後のte'の演奏。ほんとあっという間だったなあ、今回も。
5バンドとも好きなバンドなんで休むところがいっこもなくって大変だけど嬉しい。
そのトリのバンドは、残響の社長も所属してらっしゃるte'。
te'も去年の残響祭以来の観覧になるのかあ。ほんと1年あっという間だ。

ってことを思いながらしみじみ左手の後方の方で鑑賞していたんですけど、
なんか左奥のほうから手にビール持って泥酔したお客さんが入って来られて。
随分酔ってるなー、あー手にビール持ちながら踊ってたらこぼすよーて思ったら、
そのお客さん、お客さんではなくさっき出てたcinemaのメンバーさんでしたw
飯田くんがまだあまり酔ってはない感じだったけど、あとのお3方がベロベロでw
そしてそのあと周りのお客さんと結構ガチなモッシュをしてらっしゃいましたw
近くに居たので私も巻き添えになりw 三島くんをわっと押したり逆に押されたり、
なんとなく勢いで飯田くんもちょっと押しちゃったりしてもう何が何やらw
ガチモッシュといってもそれこそさっき9mmの項で言ったようなただ暴れたい人の
自分勝手で危ないモッシュとは全然違っていて至って健全なモッシュでしたし、
(健全なモッシュと危ないモッシュの違いが判らない方はググって下さいまし)
周りのお客さんもまさかcinemaのメンバーさんとモッシュ出来るとはという感じで
びっくりしながらも楽しそうにしてらして、あーいいなこういうの、って思ってました。
あと、フロアからお名前呼びがte'の時は一際多かったのが印象的でしたが、
それに混じってkonoさんに「社長ー!」てコールしたcinemaのメンバーさんがw
みんなそのあと「社長ー!」って叫びだしてkonoさん笑ってらしたw
なんかちょっと社長って呼び方、いかがわしい店の呼び込みみたいだったしw
他にも、台湾LOVE!ってkonoさんが仰って、その後お客さんにも出演バンドの
名前を言った後にLOVE!って言って貰うってコール&レスポンスがあったんだけど、
9mmのところだけ「9mmぱらべらむばれっっっt」って感じで噛み噛みっていうw
思わず”ちょw ちゃんと言ってw”ってcinemaのメンバーさんの横で呟いたっすよw
そのあとhiroさんも天丼で9mmの名前を噛み噛みで言うってのもあったけどw

そんな事があったもんで、実はライブの演奏を先の4組ほどきっちり見れずで;
でも以前から好きだった曲もたくさん聞けたし、新譜の方の音源と思われる曲も
凄く格好良くて、早く曲名と曲を自分の中で一致させたかったですw
自分のお気に入りは2曲めの、略称『無』です。この曲はさすがにイントロで判るw

アンコールの時もcinemaのメンバーさんはフロアにまだいらっしゃって、
お客さんと同じようにアンコールを促して、te'のメンバーさんが戻られて暫くして
そそくさとはけていかれました。これは最後乱入クルー?と思っちゃったw
そしてやはり最後の曲が終わった後、全出演者が舞台に乱入!
どんちゃん騒ぎで賑やかな幕切れでした。そしてお客さんとの記念撮影も!
写真撮ってもらえるの嬉しいですね!このライブに来たっていう思い出になるし。
縦幅の狭い箱だったのでなるべく後ろの方まで映ってるといいんだけどな。
塁さんの手腕に期待して、アップロードを待とうと思ったのでした。


<おまけ:握手会イベントにて。>

ライブが終わって、握手会イベントの方にも参加してきました。
5バンドからおひとりずつ代表で出てらして、ところてん式での応対という感じ。
スタッフさんが今回のイベントの大きなフライヤーを配ってらして、そこに皆さんが
おひとりずつサインをしてくださるという流れでした。ちょっと喋れそう。嬉しい!
メンバーはPeople波多野さん、cinema飯田くん、mudyフルサワくん、
9mmカズさん、te'ヒロさん。カズさん以外の方とは初めてお話するなあ。

People波多野さんはやはり歌声やMCからの穏やかで優しい印象そのままで、
握手会の時も丁寧にお礼言って下さって、紳士的な方だなあと思いました。
札幌から来たって話したら凄く驚いてらして、台湾も好きで何度も来てたので、
是非また台湾でライブを拝見したいですと伝えてきました。
半分くらい自分が台湾旅行を兼ねたいというのは内緒なのですがw

cinema飯田くんには、やはりte'のライブ中に押しちゃったことをお話しましてw
「さっきめっちゃ押してすいませんでした」と話したら笑ってくださってw
「こちらこそすみませんー、怪我しませんでしたか?」と多分他のメンバーさんの
暴れっぷりを謝っていらして、却って気遣わせてしまったかなと思ったんですが
「いえいえ!めったに無い機会なんでめちゃ楽しかったです!」と返事したので
全然迷惑とかではなく凄く嬉しかったのは伝わったんじゃないかなと思います。
飯田くんもやっぱり優しい歌声の印象そのままの爽やかな好青年でした。

mudyフルサワくんはtwitterで何回かリプ下さっていたこともあったんですが
(確か岡村靖幸復活のお話で私も昔ファンだったってお話をした気がする)
間近でご本人と対面してお話するのは初めてで嬉しかったです。
台湾のお客さんが多かったのか日本語で話したら「あれ、日本の方ですか」
とすぐ気づいて下さって。札幌から来たって話したらやっぱり凄く驚かれましたw
お客さんの台湾:日本比率がどれくらいだったのかはわかんないんですけど、
フルサワくんの反応を見る限り日本の人かなり少なかったんじゃないのかしら。

9mmカズさん。それまでのお3方が黒ペンでサインを下さってたんですが、
カズさんだけ銀色のペンで書いて下さって思わず「あっ、銀色ですね!」と
話しかけたら「はい、背景黒いんで」とふふっと笑って下さって。
あと4月の札幌2days取れたので「4月の札幌のライブ楽しみにしてます」と
お話してきました。んで「あ、札幌の方ですか!」と仰ってもらえて。
「そうなんですよー、楽しみに待ってます!」と久しぶりの握手を終えました。
対面してお話したのは去年の酒田以来だったかな。
あの時は随分酔ってらして缶ビールでうえーいって乾杯促されたのですがw
3年前のGettingで初めてお話した時の、凄く怪我の心配をして下さったのも
今でも鮮明に思い出せるくらい、忘れられない思い出です。
前日のFACTORYでのライブがお客さんぐっちゃぐちゃでかなり危なくて、
はけるときに珍しく「怪我すんなよー」って喋るくらい心配してらっしゃったな。
カズさんは話し方こそちょっとぶっきらぼうだけど気遣いが優しい方ですね。
今回の銀色のペンってのも、見やすいようにっていうお気持ちなのかもね。
またあんな感じや今回みたいな感じでお話出来る機会があったらいいな。
札幌で何かキャンペーンかDJイベやんないっすかねえ9mmさんw

そしてte'のヒロさん。一昨年にご本人がご病気されて復活されたのもあり、
自分も開腹手術をして復活したのもあり、こうやってお話できるというのが
物凄く嬉しかったです。ほんとにご無事で戻られて、私も戻れて良かったと。
なのでちょっと話しかけるときに泣きそうだったのですよねヒロさんの時。
お話の内容としては「台湾、以前から好きで何度も旅行で来ていたので、
まさか大好きな台湾で大好きな残響のライブを見れると思わなかった」
という旨をお話してきまして。あとやはり札幌から来たってこととかも。
ヒロさんも凄く丁寧に何度もありがとうございますって仰って下さってて、
ああ残響のバンドの方ってみんな丁寧で良いなあって改めて思いました。
以前から何度かライブレポでも他でも書いて居ることなのですけど、
好きな方向性の音楽のバンドの方の人柄が良いと凄く嬉しい。
9mmもそうだし、9mmと同じ残響レーベルのバンドのバンドの方みんな、
今回のイベントを通して良い方達なんだなあと思ったのでした。
ロックバンドなんてあまりファンとこういう交流しないのも多いと思うけど、
握手会っていうイベントで挨拶をしようという試みが嬉しい。
ほんとに、ぜひ来年以降も年1とかでやって頂きたいです残響祭を。
そんな感じの気持ちを込めてヒロさんとお話してきたのでした。


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という事で、残響祭のライブレポはこれにて終了です。
またあるとしたら秋くらいなのかなあ。今度も旅行兼ねて行ければ良いな。



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以上が、当時の全文です。


残響祭自体はこの台北公演の後も2014年まで定期的に開催がありましたが、
私にとってはイベントとしてとにかく楽しかったのがこの台北公演でした。
9mmのアクトで言えば、このイベントの1年前のインディーズ2枚完全再現が
物凄く感動したというところでそちらのほうが印象深かったりするんですが、
フェスでなかなかしっかり観られなかったりタイムテーブルがかぶったりで
(それこそ1年前はPeopleとte'を9mmとかぶったために諦めましたしね)
泣く泣く諦めたお気に入りのバンドが全部一気に、しかも大好きな台北で、
それも海外ならではでの特別なパフォーマンス一杯で観られて、幸せでした。

cinemaと一緒にモッシュなんてもう今後二度と叶わないと思いますw
これも、ほんとに、一番良いブッキングの年に行けたなあと思いますね。
いっこも休憩できないのがほんとに嬉しかったですw
こんなに好きなところばかりという機会はほんとに貴重ですし。

何より、ライブが終わった後のサイン会は、海外公演ならではですよね。
日本だとまずこういった交流イベントは起こりえないことですので。
いや、演者さんのほうはまさか日本から遠征してる人が、現地民に混じって
列に一緒に並んでくるとは思わなかったでしょうけどもw
日本語で話しかけて、札幌からって来ました、って言った時の、担当された
バンドの皆さんの驚いた顔が今でも忘れられないですw
それこそ、波多野さんの穏やかな顔が、驚きに満ちた表情だったってことをw

この時の残響祭の5バンドで集まる機会はなかなかもう難しいかもなのですが
もし、今後、同窓会がてらで台北でまた公演があったならば、可能な限り、
何もかも万難を排して駆けつけていけたらなあって思っています。
大好きな観光地で、大好きなバンドのライブという幸せな空間に居られる幸せを
元気なうちにまた生で味わいに行きたいです。

今月は引き続き9の月ということで、過去に見に行った9mm Parabellum Bulletのライブの中で

とりわけ思い出深かったものをもう一つ、投稿したいと思います。

今回は2011年の9月24日に赴きました、『残響祭』というイベントでの9mmの模様です。

当時はmixiのみでの公開を致しておりました。

 

『残響祭』というのは、インディーズ時代に9mmが所属しておりました音楽レーベル

「残響レコード」が主催されていたレーベルフェスとも言うべきイベントでして、

私は2009年に初めて赴きました。2009年5月にあった前身イベントと9月の残響祭と、

この2011年と、翌年の2012年開催の台北THE WALLでの残響祭の、計4度訪れました。

どの年もそれぞれに思い出深い出来事がありましたが、あくまで9mmの出番だけで考えて

とりわけ印象深かったのはこの2011年の残響祭です。

2012年の台北での残響祭の様子は、当時の開催月である11月にまた投稿いたしますが、

まずはやはりこの思い出を、昔話として残しておこうと思います。

 

今回は、本文をこの後に入れ、最後にもう一度、振り返っての文章をお送りします。

なぜそうしているのかは、読んでいただければ察していただけるかなと。

 

では、7年前のお話へ。

 

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<<2011/09/24(sat)@Shibuya O-East /残響祭での9mm。>>

 

あまりに衝撃的すぎたのであれこれ語るよりもシンプルに書くほうがいいと思ったので、 
残響祭に関しては9mmの出番のところだけ、自分の気持ちを書くことにします。 

尺は1時間。だいたいいつも通りだと1曲あたり2~4分の曲を12曲にMCが2回くらい。 
一昨年の残響祭でも何曲かインディーズの頃の曲を演奏していらしたので、 
おそらく今回も何曲かはやるだろうとは予想していました。 
インディーズ1st盤の1曲めのdisasterとかBeautifulとかはまずやるかなあ、くらいは。 

まさかそれが、1stと2ndのアルバム曲全部を演奏とは、誰が予想していたでしょうか。 
それも、アルバムの収録順に。 
さらには、いつも3・4曲区切りの9mmのライブの定石を崩す、7曲[MC]5曲区切り。 
その区切りも、1stと2ndのアルバムに分かれている、という区切りだったことも。 
「完全再現」と、twitterではBa.の和彦さんがライブ後のつぶやきでおっしゃってた。 
ほんとにそう。曲の順番も再現されてて、MCの位置まで配慮されていて。 

1曲目『(teenage)disaster』、2曲目『Talking Machine』のスタートではまだ、 
これが奇跡のセトリであることに気づかなくて、「おお、やっぱ残響時代の曲やるのね」 
というくらいにしか思わなかった。トーキンのいつものつなぎがなく、音源通りの 
ダッダッダッダッ、という始まりであったことに、おおっ、とは思ったりはしたんだけど、 
3曲目の『intercepter』で「ひょっとしてこれは・・・!」というゾクゾクがきて。 
何時ぶりだっていうくらいこの曲をライブで聴いてなかったので、予感は早かったです。 
そして4曲目の『atmosphere』で確信した感じでした。インディーズ1stの再現だと。 
その後続けて5曲目『Beautiful Target』が演奏されて、これはもしやMCの位置もか、と 
そんなことを何となく予想したら、6曲目7曲目もそのまま演奏されて。 
『farther』の短いけど終息感を感じる演奏が終わって、すっとMCに入られたんだけど、 
このMCの位置にしたって今まででは見られなかったレアな試みなんだよね。 
1枚目のアルバムが終わったところ、というのに気付いていた人は少なそうだった。 
MCでも全くそのへん触れられていなかったので、あくまでひっそりこういう仕掛けをして、 
それこそ和彦さんのtwitterでようやく発表するくらいでいらっしゃったのかもしれない。 

それでも、MC中は、1stの再現なんて凄いな、と思うくらいだった。 
その後2ndも同じように再現されるなんてこともあまり予想していなかった。 
そろそろMC明けたらメジャーの曲やるのかなあなんて思ってたし。 
その思いは、良すぎる意味で、大きく裏切られました。 
MC明けの次の曲は、2ndアルバムの1曲目の『Caucasus』。 
イントロを聞いた時の鳥肌が立つ感覚、忘れられないだろうなあ。 

そしてやはり、収録順に、『Mr.Suicide』『Vortex』『少年の声』『sector』と続いた。 
1st全曲再現以上に、まさかほんとに全部、順番通りか、と思うドキドキ感を感じて。 
少年の声なんて関東の方では3年ぶりとかの演奏じゃなかったっけ確か。 
暁の野音のアンコールでも相当久しぶりのレア曲だって聞いたことがある。 
大阪では去年のNHKホールでのライブで、初めて自分も聴けたくらいの珍しい機会。 
その少年の声も、当たり前のようにさらっと演奏されていて。 
セトリの仕掛けに気づいた人はもう騒がず、その奇跡の時間を聴いていたようにも思えた。 
そして、「最後の曲です!」と卓郎くんが言って、sectorだよねと待っていたらsectorが来て。 
演奏が終わっても、この仕掛けのことを一切触れずに9mmははけていきました。 

フロアから喧騒が消えて、お客さんの反応がくっきりと分かれていた。 
この仕掛けに気づいていないっぽい人達は、「やっぱ9mmすげえ」と笑って言ってて、 
仕掛けに気づいた人達は、ただただ呆然としてたり、静かに感動を話していたり、 
そして若い女の子は、何人も泣いていた。こんな試み初めて見たんだろう。 
おそらく、バンド史にまた残るような、ほんとに初めての試みだったんだろうなこれは。 

自分はメジャーの2枚目のアルバム直前ぐらいからのファンなので、 
自分が凄いものを見た、と言っても、当時から好きだった人に比べると、 
感動や感慨をしたなんて言っても全然まだ薄いかもしれない。 
インディーズ2枚をまとめて前から順番に聴くってのを何10周と聞いてて、 
このセトリの嬉しすぎる仕掛けにすぐ気づくくらいには聴きこんでいたけど、 
その当時から物凄く応援していたファンの子の気持ちはそれ以上のものだろう。 
ずっと聞きたかった昔の曲を、こういう形で全部出してくれたのが、 
どれだけ嬉しかったことか。ただでさえインディーズの曲はもうライブでも 
なかなか演奏されるかどうかなくらいのレア曲という扱いになっていたのに、 
それを出し惜しみなく、こういう形で、今の立場で全部、演奏されたというのが。 

ほんとにこれは、ただただ凄いと思ったし、感謝がないと出来ないことだと思った。 
残響所属のどのバンドよりも、凄い勢いで大きくなった9mm。 
その原点をちゃんと忘れず、こういう形で返すというその気持ちが嬉しい。 
それをきちんと見て、きちんと聞いて、全身で感じられて幸せでした。 
残響祭という、古巣のレーベルでの祭で実行されたことも、嬉しかった。 
ワンマンライブでやっても随分なレアな試みだったんだろうだけど、 
あの場でやるのがそれ以上に良かった。 
残響時代の音源を、残響のイベントでやるのが。 

たぶんこれも、福岡での全パートチェンジくらいの「一度きりだぜ」になるだろう。 
それを見られたことが本当に嬉しい。両方見られた私は贅沢者だと思う。 
自分の文字でどれだけその嬉しさが伝わるか分からないけど。 
伝わったらいいな。何度も言うけど、本当に物凄く嬉しかったんだよ。 
ありがとう、と何度も思いました。その気持ちに、試みに、場所を選んだことに。 

やっぱり9mmは並のバンドではないよ。こんな恩返しができるって。 

【20110924 残響祭 setlist】 
01. (teenage)disastar 
02.talking machine 
03.interceptor 
04.atmosphere 
05.beautiful target 
06.marvelous 
07.farther 
[MC] 
08.Caucasus 
09.Mr.Suicide 
10.Vortex 
11.少年の声 
12.Sector 
※01~07 1st『Gjallarhorn』収録順 
※08~12 2nd『Phantomime』収録順

 

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以上が、当時の全文です。

 

本当に、こんな1時間は、遇ったことがなかったですね。

凄いものを見た、と今でも本当に思います。

当時、文章として場内の様子を書きながら、その時の「もしや、もしや」とか

「まさか本当にそんな事があるのか」というゾクゾクした感情を思い出して、

文章を書いている最中に、何度も途中で泣いていたのをよく覚えています。

 

わたしは本文にもありますように『VAMPIRE』リリース直前から追い出したので

残響所属時代の9mmはリアルタイムでは知らない身ではあるのですが、それでも

2枚のインディーズの音源は本当に聴き込んでいたので、曲順もすぐ判るくらいで

このライブに臨んでおりました。当時を知らないなりに、そして知らないなりにも

後から追っている身として、1曲2曲くらいは残響時代の曲やってくれたらなーと、

そのくらいの軽い気持ちで見に行っていました。

それが、まさか、こんな奇跡のセットリストが用意されてたなんて。

 

そして何より、残響所属当時からずっと追ってた人には、私なんかよりも、

残響時代の9mmを見てきた思い出や思い入れが蘇って、物凄く嬉しかったのでは、

というところを思って、そういった推察も含めて書き残しました。 
このセットリストの演奏は、昔から知っている人・音源を端から端まで聞いてる人、 
そして何より残響のスタッフやお世話になった方への恩返しのように感じました。 
ひょっとしたら恩返しみたいな真面目な感情でなく、ビックリさせてやろうか、

みたいな感じで、もっと茶目っ気のある試みであったかもしれないんですけども、

私はやはり、これを残響の周年イベントでやるのが、とにかく素敵だと思いました。

 

本当に、凄いアクトを見てこれたと思います。一生の思い出です。

9mmの魅力はやはり、こういう人間味が溢れた驚きをくれるところだと思います。

今回は麒麟川島さんのライブ観覧の思い出話を投下していきます。
2010年に行ってきました麒麟川島さんの単独ライブ『綺麗な漬物』での出来事です。 
ライブでやってはったネタに発売中のDVDの続き的なものが沢山ありましたため、 
あまりネタに関しては詳しくは書けないので(DVD『雨降る夜』をご参照ください)、 
今回は、前後談とか、サイン会イベントの事を中心にまとめております。

今日これをアップした理由は他でもありません、本日は川島さんのお誕生日ということで、
川島さんがなさった単独ライブの中でも一番思い出深かったものを上げようと思いまして。
しかし今年で不惑なのですね。あっという間だなあ。
行きつけのお店でばったりお会いしたのが25歳っておっしゃってたころだったものな。
15年、休み休みですが、ずっと推させていただいております。
惑いもせず、そして今後も活動されている間、ずっと推していくと思います。
北海道に引っ越してからはやはりどうしても大阪に居た頃のようにはそうそうすぐには
拝見しにいけなくなったのですが、昨年の札幌のようなイベントご来訪のときには、
なんとしても駆けつけたいと思っています。
あとは東京や大阪での出番では遠征や帰省とタイミングを合わせてね。

長くなりました。では、ここからは9年前のお話です。



<<麒麟川島明単独ライブ『綺麗な漬物』観覧の思い出話>>
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5年来のごひいきさんである麒麟川島さんの単独ライブ。 
M-1出場資格がなくなってR-1に出るなり決勝に残ってとご活躍の方ですが、 
私にとってはそれ以上にたくさん思い入れのある方。 
詳しくは後ほど長々と書く事にして、単独でのネタライブを拝見するのは初めて。 
去年ぐらいからソロでのライブを始めはったんですが見に行けたのは今回が初で。 
復帰するなり東京へ遠征での参加になってしまいましたけども。 
丁度そのライブの近くに9mmと時雨が2連続でライブ(スマパンのゲスト出演)を 
見る予定があったので、旅行がてら東京までという感じで行かせて頂きました。 
麒麟さんのネタライブに遠征で行くのは5年前の『キリリン!』以来。 
その時と同じく青春18きっぷを使っての遠征。 
でも当日朝に出発して夕方のライブに行くのはさすがに初めてだった。 
今回は、ライブ直後にDVD購入者限定参加のサイン会イベントもありまして、 
久しぶりに川島さんとの対話も出来そうで楽しみでありました。 
8月8日の朝6時に大阪駅を出発して、青春18きっぷでの旅がスタート。 
その間、長い時間暇なので麒麟さんを観に行き出したきっかけを思い出したり。 

麒麟は、base卒業間際の2年くらいで片っ端から通い詰めて観に行ってました。 
元々はなんばの行きつけのラーメン屋さんで偶然川島さんとお会いしてお話をして、 
その時のご対応が凄く真面目で紳士的で素敵だなと思ったのがきっかけでした。 
で、最初はお礼参り的な感じで観に行き出したんです。 
でも観に行き出したら漫才以上に色んなポテンシャルが高くて凄いと思って。 
漫才でもちょいちょい発揮されてるけど、声帯模写も物真似も大喜利も漫談も、 
何をやらせてもお上手だという稀有な芸人さんなのです、川島さんは。 
なのでいつ観に行っても「うまいなー」ってのを感心して帰れるので楽しくって。 
あとその頃一番びっくりしたのはbase卒業間際の単独ライブのコーナーで、 
ほんとにガチの早押しクイズをクイズ王呼んでやりはって勝ってたって事やったな。 
何にもそういう事があるって判らずに観に行って、クイズコーナーが始まったのも 
かなりびっくりしたんですが、出てきたクイズ王の方も顔見知りの方だったんで、 
殆どのお客さんが「あ、クイズ王なんだ」って感じで見ていた中、私ひとりだけが 
「ちょwww なんでwwwww」って笑いをこらえてたっけ。 
当時mixiにそのクイズ王の方もいらっしゃったんで、「出てはりましたよね」って 
メッセ送って「見に来てたの!?」ってお返事貰ったりしたものでした。 
てか「ちょっとアンタ代わってくれ!」って思ったのも事実ですけどw 
麒麟さんとクイズ対決やってみたかったなぁ。 
(そもそもなぜあの方がクイズ王で呼ばれたのかいきさつがすっごい気になる、 
 クイズ王として呼ぶならとうちゅうさんとかもっとメジャーな人居るのになぁって) 
そしてそのクイズ王が麒麟さんに負ける様子を見てしまったというねw 
いやでも「なかなかいいところで押してる!」って思うくらい強かったのですよ。 
とまぁ、そんな昔の思い出がたくさんある麒麟さん(ほぼ川島さん)。 
しかしbaseを卒業・東京に拠点を移されてからはすっかりご無沙汰していて。 
同時に私も京都に転勤で一人暮らしを始めてそれどころではなかったですし 
そのあと9mmに嵌りだしてっていうのもあったんですけども。 
でも横浜に住んだ時に偶然HMVでDVD販促イベントを発見して久しぶりに 
対面でお話したりってこともあったり、その直後の舞台も観に行ったりして。 
なのでちょいちょい忘れた頃に行ってたような感じで活動は続けてたという。 

って、きっかけを話すとほんとに長くなってしまうのですけども、たくさん思い出を 
頂いた芸人さんという事なのです、私にとっては。 
それが先月。思い立って川島さんの名前をツイッター検索したらいらしたんで、 
そこから田村さんもフォローして、天津向さんもフォローして、みたいな感じで 
すっかり昔を懐かしむように当時よく観に行ってた芸人さんをフォローしまして。 
そしてびっくりするのが、ご本人のお返事があっさり返ってくるっていうね。 
なので距離的には今のほうが遠いけど、感覚的にはずっと今の方が近くて。 
通い詰めてた時にはお話できる機会なんてなかなかなかったですもの。 
(私は最初が最初だしその後も割と話す機会があったけどそれでも5、6回程) 
それが今や「液晶タブを買ってきたけど動かし方が判らない」ってつぶやかれて 
「ドローツールがないと描けないっす」(実際はもっと丁寧な文章)て返事したら 
「丁寧な説明ありがとう」ってお礼のつぶやきが返ってきたりするっていうね。 
そして今回の遠征にしたって、「始発で行きます」って声を川島さんに送ったら 
「遠くから申し訳ない、無理しないで楽しんでいって」って返ってきましたし。 
いやまあ、川島さんのライブ以外にもいっぱい目的あったんで遠征にしたけど、 
自分の企画イベントに遠征で来てくれるって聞くとやっぱりびっくりなのかな、 
そのあとご自身のつぶやきでも私や遠方の参加者に触れて下さいました。 
「始発や夜行バスで来てくれる方も居ると思うと気合が入る」って。 
そういう感じで、ほんとにすっと声が届く現状になってるのは嬉しい限りです。 
ただ、まだ「昔ラーメン屋さんでばったりお会いしたものです」て名乗れずにいて 
”昔よく観に行っていたクイズ好きの人”と今の私がイコールでつながってるか 
その辺はまだ確かめられずにいたりします。これがなかなか自分自身の事を 
「覚えてはりますか」なんて聞けないものなのです、昔も聞けなかったですし。 
まああまりそれをありありと出して観に行くのも何か違うし、気持ちの片隅に 
そういう有難い思い出があるなぁと思いながら行けば良いんじゃないかなと。 

そんな感じで昔の思い出やら最近のツイッターでのやりとりとかを経てたので、 
ライブ後のサイン会イベントでは何をお話しようかなぁと考えておりました。 
最近ツイッターでよくお返事を戴いてるっていうことでお話すれば良いかしら。 
あ、でも先々週に番組でDSソフトを貰えたんでそのお礼も言いたいなぁ。 
ありがたいことに、復帰してすぐにYahooオンラインの麒麟の番組の投稿で 
自分の投稿を読まれてDSのゲームソフトを戴いて、HNも読み上げて貰えて 
HNとアイコンを視認されたりしたので、きっかけとしても話しやすくなったし、 
あと宇治川の花火大会に行くってツイッターで書いていらっしゃった時に、 
「昔住んでたマンションから特等席で見れていた」という事も送っていたので、 
よし、じゃあサイン会イベントの時にはそのあたりを話そう、と決めたのでした。 
あの話を出した者です、と名乗れば自分とイコールして貰えるかなって事で。 
という感じで単独ライブ以上にサイン会イベントでの事が楽しみだった私。 
ライブそっちのけかよなんて言われちゃいそうですけどねw 
そもそもライブ後にそういうイベントがあること自体が相当珍しいんですもの、 
楽しみじゃないわけがありませんて。 

そうして、ぐるぐるこういうことを思いながら鈍行を乗り替えしていて。 
考え事しながらだと9時間の行程なんてあっという間です。 
朝6時に出発して、間にごはん休憩をはさみつつ、ライブ会場の最寄駅の 
恵比寿駅には16時頃到着しまして。現地で麒麟仲間の方と合流して、 
会場まで道に迷うこともなくわいわいしながら向かいました。 
やっぱり話題は今日のライブの内容予想と、イベントで何を話すかって事。 
沢山話を温めてかないとサイン貰って握手するだけなんて勿体無いもの、 
って仲間の方とも意見は一致しておりました。 
やがて時は過ぎて17時。いよいよ開場時間になったので入場。 
今回の会場となった恵比寿エコー劇場は席数200にも満たない小劇場で、 
同行の麒麟仲間に取って頂いたお座席はステージから10m程度と近くて、 
先日久しぶりに観に行った京橋花月の舞台くらいの位置で見られました。 
先にも書いたとおり、DVDのネタバレを防止するため内容は書けませんが、 
R-1でもやっていらしたええ声で言おうのネタに始まり、ピンでのコントあり、 
書道五段と得意のイラストの腕前を筆ペン一本で再現されていらしたり、 
お客さんから頂いた大喜利のお題に全部イラストで解答されていたり、 
そしてDVDで見て「こんなのも出来はるのか!」とかなり驚いた創作落語も 
ライブでまたやって下さって。3人の登場人物・語り部の4役の演じ分けも、 
オチもしっかり出来てらしてほんとにお見事でした。 
漫才でしか川島さんの印象がない人は単独の舞台も見てみて戴きたい。 
あるいは今発売中の『雨降る夜』DVDをご覧戴いて(宣伝)。 
今日もいいともで宣伝してはったけどねw 

と、ライブ本体の感想がすっごい短くなっちゃいましたけどもw 
そんなライブ終わりに今回はDVD購入者特典のサイン会イベントがあって 
ライブ以上に此方を楽しみにしていた我々はもう緊張するやら何やらw 
今までにもちょいちょい麒麟さんのDVD販促イベントでサイン会はあったし 
初めてこういうイベントに来たってわけではないんですけど、それでも久々に 
1対1でお話できるってのは緊張するものですよ。 
まあ向こうにしてみれば流れ作業なんだけど、折角話せる機会なんだから 
何か向こうの琴線に触れる事を話したいものじゃないですか。 
ってことで今回はこのライブの翌々日に控えていた宇治川の花火の話に。 
その前に先々週の麒麟さんの番組でDSのソフトを戴いた話もしまして。 
割とさらっと「プレゼント当たったんですか」と言われちゃったけどw 
いやいや、あなたと田村さんにこのネタいいねって拾って戴いたってばw 
でもああいう選考ってあまり相手が誰とか見ないで選んでるかもなぁと、 
この話のやりとりを聞いて思った次第。また良いネタあったら送るかな。 
そして、宇治川の花火の話も。携帯の待受に以前宇治に住んでた時に 
みんなでわいわい酒盛りしてベランダで眺めた花火の写真を入れてて 
「昔住んでた家からこんな大きさで見れてたんですけど、これくらいのとこで 
見られた事ってありますか?」と写真を見せながら質問してみまして。 
まあ質問の内容自体はそんなに重要ではなかったんだけど、この写真を 
いつか川島さんにお見せ出来たらなぁとずっと思っていたものですから。 
したら「いや、こんな近くでは見たことないです、凄い」と仰って頂いて。 
そうなのかー、それはそれで意外。確か宇治駅から近いみたいな事を 
ラジオ番組で昔おっしゃってた気がするんだけど、気のせいだったのかしら。 
まあでも近さとかはどちらでも良かったので、写真を凄いと言って貰えて 
良かったかなぁ、と思う事に致しました。 
ひょっとしたらもっと近くで見た事あって気遣ってくれての返事かもだけど。 
(後日談:翌々日に川島さんのツイッターに上がった花火の写真は、

お見せした写真よりずっと近い位置で撮られたものでびっくりでしたw) 
で、DVDのパッケージにお名前入りでサインを戴いて、握手して終了。 
ひとつ後ろと二つ後ろの麒麟友達も同様に何かお話して終えてました。 
いやー、この瞬間の為に遠征してきたといっても過言ではなかったけど、 
やっぱり実際にお話し出来たのは嬉しいものです。 

イベントが終わって。一緒に来てた友達のお一人が「待ちます?」と。 
ああそうか、今日は吉本の劇場じゃないから出待ったりできるのか! 
すっかりご無沙汰してるとこういうのも忘れてしまっていた私。 
吉本の劇場はルミネも京橋もbaseも出待ち禁止になっているので、 
ライブ終わりってすぐさま散り散りに帰っていくのが定例だったんですが、 
こういう単独公演の時は出待って良いという暗黙の了解があって。 
まあツイッターでも麒麟のおふたりが「周辺に迷惑にならなければ」 
的な事を書いてはったし、お言葉に甘えて出待つ事にしました。 
とはいえ、一時期のbaseの頃のような熱狂的な人ってもはや皆無で、 
私たち同様に出待っていたのは僅かに5人ほどでした。 
声掛けやすくてありがたいけど若干心配になるよ、こんだけ少ないと。 
やがて、会場入口に30分後ぐらいに共演者の方と出られた川島さん。 
待ってた私たちに目を配らせながらタクシーに乗る準備をしてらして。 
折角目を配って下さったんでお疲れ様でしたくらい言おうかなと思い、 
一歩前に出たら気づいて下さったので、「お疲れ様でした」と一言、 
あと「始発の事触れて下さってありがとうございました」ともう一言、 
手振りをしながら伝えようと思いましたら、川島さんその手が握手だと 
思いはったみたいで手を出して下さってたんでそのまま2度目の握手。 
イベントの時はちょっと流れ作業みたいになっていたのですけども、 
今度はこちらの顔を見て「ありがとうございました!」と言って頂けて。 
そしてそのまま残ってたみんなでタクシーに手を振って見送って。 
友達に「握手2回もいいなー」とか「よく声掛けられたねー!」とか 
色々言われちゃったんだけども、正直めっちゃ動悸が凄かったですw 
握手2回は完全に予想外になっちゃったけど、また話せて良かった。 
今日も今日とて昔ラーメン屋でお会いしたって事話せなかったけどね。 
ラーメン屋の話はいつか話してみたいものだなぁ。 
まあそれは永遠の課題って事で大事にしまっておく事にするかな。 

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ということで、殆ど前後談とサイン会イベント+αで占めましたが、 
2010年の麒麟川島さんの単独イベントの様子をお届けしました。


今後も、川島さんの益々のご活躍を祈っています。
北の大地で、のんびりと。

 

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2019.2.3
くるび拝

この投稿は、2010年に堺の実家に在住していた時のお話になります。

先の投稿で書きましたが、2008年位からわたしは9mm Parabellum Bulletの

ライブに通いつめており、曲を知る時に近しい傾向の音楽のバンドを知る中で、

いくつか9mmと仲の良いバンドを知っていったりもしていました。

また、そのバンドとはDJイベントで共演されていたり、対バンのイベントが

あったりして、両方のバンドを1度で見られる嬉しさを楽しみに、実家付近や

東京へ遠征なども行ったりしておりました。

(今回のお話で出るところでは「初体験ツアー」がそれに該当します)

 

今回ご紹介するお話は「ミドリ」というバンドのメンバー・ハジメタルさんが

1日だけ馴染みのお店でバーテンダーをしていた、というイベントの内容です。

ちょうどこの日の夜には9mmがこのお店の数駅先の場所でライブをされていて

私はそのライブの観覧帰りで立ち寄っておりました、という舞台背景です。

また、ミドリは大阪で結成されたバンドで現在は解散されてしまったのですが、

インディーズ活動をされていた時にわたしが昔勤めていた会社の上司と同僚が

それぞれ別のバンドでミドリと接点があったらしいということを知ってたので、

何かしらお話を聞かれたらその上司と同僚のお話は出そうと思って出向いた、

という来店前の心情を先に補足しておきます。文中でこの辺も出てきますので。

 

という感じで今回のお話はあれこれ通いつめていた中でもかなり珍しい機会、

というか多分もうこういう話にはそうそう遭遇しなさそうな内容でしたので、

もしバンド活動、特にインディーズで活動をされている方が、集客イベントを

考えられる時の参考にして頂けるならと思い、掲載することに致しました。

ちなみに当時はいろいろな事情でmixiの友人限定で公開していました。

広く公開しなかった理由は一つだけ、「やっかみが怖い」だったのですが、

(当時の双方のファンには行き過ぎた熱の方も多かったというのが理由です)

8年ほど経って、バンド自体の事情やわたしの事情も変わってきたので、

もう大丈夫かも、ということで思い出話として公開することにしました。

レポート内の文章は当時から加筆無しで載せております。

お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。

 

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<<20100621-0622 BARハジメタルレポ>>

 

ということでこちらは友人限定でのお話。話の内容とか出来事が色々あったので 
ちょっと全体公開で書くにははばかられるかなって事で。 
そんなに泥酔して失礼したっていう事ではないけど、見る人が見たら何よこれって 
めっちゃ憤慨されそうな気がしたもので、公開範囲を狭めて書かせて頂きます。 
大半がお酒が入った状態で起こった事なんで、ものを投げないで頂けると幸い。 
書いて差し障りない内容あたりだけピックアップして書くことにいたしますけども。 
では、前置きも済んだところで、BARハジメタルのレポをば。 

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9mm@NHK大阪ホール終演後、BARハジメタルの催しに行ってまいりました。 
ツイッターでハジメタルさんをふぉろってるのですが、NHKの前日にハジメタルさんが 
9mm@NHKとおんなじ日に20時開店30時閉店で一日体験でバーテンをやると 
呟いてはりましたもので、おお、なかなか貴重な機会だ、これは行っとかないと、と 
早速お店の場所をメモって、そして翌日の9mmライブ後に行ってきました。 
23時頃に本町のハードロックカフェでごはんしてたひよーんさん・123ちゃんと別れ、 
いざその足でアメ村の三ツ寺会館の中にあるganja acidというBARへ。 
アメ村は母親の店が近くにあったので10年近くよくうろうろしていたけど、この界隈は 
なんとなく通り過ぎることは多々あってもお店に寄る機会ってあんまりなかった。 
斜向かいのビルの1階にあったたこ焼き屋さんはちょいちょい食べに行ってたっけ。 

お店に着くと扉の感じが何ともいちげんさんお断り的な雰囲気がして躊躇ったw 
結局扉を開けるまでに5分くらいかかりましたw なかなか勇気が必要な感じで。 
そしていざ扉を開けてみると、お店の一番手前にさっそくハジメタルさんがいらして、 
「あ、いらっしゃいませー」とにこやかにご挨拶されて。 
奥の方には常連さんっぽいお客さんの姿があって、おひとりで入って大丈夫かなと 
めっちゃめちゃ戸惑ったのですが、「どうぞどうぞ」と暖かく通されたので入ることに。 
お店の感じとしてはものすっごい薄暗い、アングラ感バリバリの小さなBARでした。 
赤い照明がほんとに怪しさ満点で色々躊躇してしまうw 
今回のきっかけがなかったらなかなか初めてで行くには勇気が要る感じ。 
やがておつまみの柿の種を出して頂いて、「何飲まれますかー」とハジメタルさん。 
とりあえず後ろの棚にあるものを眺めて、「あ、じゃあジントニックでー」と注文。 
したら、「ジントニックってどう作るんでしたっけ」とお店の人に聞くハジメタルさんw 
お店の人に指南を受けながら、派手にジンをこぼしながらもw、作って下さって。 
なかなかこんな機会ないよねえ、ライブも観に行ったことのあるミュージシャンが 
直接お酒を作ってくれる機会なんて。勇気は要ったけど来てよかったな。 

で1杯めのお酒を軽く頂いてたらハジメタルさんが来たきっかけを聞いて下さって。 
「あ、ツイッターで知りました、フォローさせて頂いてるので」と私がお話しすると、 
「わー、ありがとうございます!」と喜んで下さって。うわ、直で喜んで貰えるとは! 
奥に居たお店の店主さんも「え、じゃあこのお店初めて?」と聞いて下さって、 
「ええ、昔このあたり勤めてたんですけど、初めてきました」ってお話しまして、 
そこからようやく奥に居たお客さんとも混ざってお話などさせて頂いたんですが。 
したら、そのお客さんがまたそうそうたる面々w 
お顔をよく存じ上げなかったので、お店の店主さんからご説明を受ける形で 
「○○の××さんやけど、知ってる?」みたいな感じでそこに居らした皆さんを 
紹介して下さったんだけど、お名前を聞いたら知ってた方がちらほら。 
オシリペンペンズの石井モタコさんと、夢中夢の依田さんという方だったんだけど、 
紹介されて「ああー!お名前存じ上げてます、はじめましてー」とご挨拶して、 
そこでようやく前職の同僚のお話を出したのでした。実はー、ってな感じで、 
夢中夢のハチスノイトさんと会社一緒だったんですって話したらびっくりされたw 
「えっ、ハチスちゃんの会社の同僚の方?!」って一斉に聞き返されてw 
「あ、じゃあマドナシさん(本名の方で)も知ってる?」って依田さんに聞かれて、 
「私(本名)さんのチームに居ましたよw めっちゃお世話になってましたw」と 
返したもんですから、「なんとー!」とちょっと盛り上がって下さったりw 
そんな感じで何とも不思議なご縁の元に居合わせたお客さん5人。 
まさかここで前職の仕事仲間のお話をこんなに出来るとは思わなかった。 
というかハチスノイトさんもマドナシさんもインディーズでがっつりやってるのね。 
マドナシさんも「キツネの嫁入り」というバンドで今週末イベントに出はるし。 
ハジメタルさんともおふたりともお友達だったみたいでその方がびっくりした。 

で、そこから音楽業界の話だったり、あるいはこないだ誰それと遊んだとか、 
あるいはライブのお客さんも色んな人が居るよねっていうマナー談義だったり、 
そんな話を横で云々と聞きながらお酒を頂いてたんですが、たまにこちらにも 
「普段どういう音楽聴いてるんですか」ってハジメタルさんが聞いて下さったり、 
バーテンダーとしてのお仕事もちゃんとこなされておりましたですよ。 
で「ミドリもよく聴かせて貰ってます」っていう事と「初体験ツアーをAXで見た」 
という事をお話して。「あ、9mmと一緒にやったやつですね」と返して頂いて、 
「です、今日も実は9mmのライブの帰りでして」とお話したんですけども、 
そしたら「今日9mmこっちに居るんですか!」とハジメタルさんがおっしゃって、 
「じゃあちょっと呼んでみよう」と言わはったもんやから、まじでびびりましたよw 
いやいやいや、来はったら私どうしたらいいのw って思ってw 
「いや、折角だしちょっと携帯かけてみます」と呼ぶ気満々のハジメタルさん。 
「たぶんこの近くに泊まってるでしょうし、来れるかもしんない」て言いながら。 
いやいやいやいや、ちょっとー、ほんとに呼ぶおつもりですかーーー! 
なんだか目当てみたいに思われてないかなって心配してしまったんですが; 
で、卓郎くんとちひろさんの携帯を鳴らしはって。 
この間も「うわ、ほんまに携帯鳴らしてはる」ってびびりまくってました; 
結局お2人とも電話に出られなかったのですが。 
ひとまずはちょっとホッとしました; いやーびっくりした; 
いや仲良しのミュージシャンだからこういう光景は当たり前なんだろうけど、 
いざ目の前で見るとさすがにびっくりしますよ、テレフォンショッキング以上に。 
ましてや月1で通うくらい大好きなミュージシャンが電話の相手ともなれば。 
そんなびっくりする光景を挟みながら、またお客さん同士での歓談に戻って。 
ハジメタルさんもバーテンの仕事を程々にしながら、段々もうお話の方に 
がっつり乗っかって、バンド関連のあんな話やこんな話をしてらして。 
でも、ほんとこういう光景はなかなか見られるもんじゃないので良いですね。 
ミドリでのパフォーマンスの印象だと激しい方な印象があったんですけども、 
お話や接客の雰囲気を見る限りはどちらかといえば真面目な好青年で。 
ミドリのメンバーさんの事をそれぞれ苗字+さん付けで呼んではったり。 
「僕はもともとミドリのファンだったんですよ」って仰ってたのが印象的だった。 

したら、40分くらい経った頃。 
「やっば、携帯鳴ってるの気付かなかった」とハジメタルさんが言わはって。 
卓郎くんから折り返しの着電があったらしく、ええーっ!と皆して言ってて。 
「今かけたらまだ出るんじゃない?」と周りの皆さんが早く早くと促して、 
「いやー、折角だから来てほしいんだけど」とハジメタルさんもおっしゃって、 
それを私は「いや来られたらそれはそれで嬉しいけどどうしたらいいのやら」 
と電話に出ない事を祈ってたりしてw で、ハジメタルさんが再度お電話。 
数秒ののち、「もしもしー?」とハジメタルさんが話し始めて。 
卓郎くんが電話に出たようでした。 
うっわー、卓郎くんとの電話が目の前で起こってるw 何これwww 
私この会話聞いてて大丈夫なのか、なるべく聞かない方がいいかなと 
戸惑いに戸惑いながら目の前の出来事をただただ呆気に取られて見て、 
したら「今日これから来れない?ガンジャってお店知ってる?」だとか 
「出来ればマストで来てほしいなー、あ、今打ち上げ中なんだー」だとか 
断片的にはそんな感じのお話をしていらしたんですけども。 
で、どうやら打ち上げがあるので難しいって事で、そっかーという事で終了。 
「来れないみたいですねー」とお客さんみんなに話すハジメタルさん。 
一様に残念がる皆さんの中、ひとりホッとしている私がおりましたw 
「ライブ後ですし、疲れてはるかもしれないですね」となるべく冷静に私も 
話はしたんだけど、もうこのやりとりの間気が気じゃなかったですよほんとw 
てかほんとにお店に来たら色んな人に殺意を抱かれそうで怖かったです; 
ハジメタルさんのバーテン姿を拝みに行くつもりがまさかこんな事に、と 
ただただこの出来事にびっくりでした。ほんと心臓に悪かったw 
でもこんな貴重な光景を見れたのはほんと嬉しかったです。 
何より私が9mmのライブ帰りだって言うまでハジメタルさんも他の皆さんも 
9mmが今大阪に居る事をご存じなかった中で、そこから携帯鳴らして 
折電がかかってきたのを見れたってのは、なかなかない事だなと。 
この後もツイッターのお話になった時に、9mmってツイッターやってるのって 
ハジメタルさんが私に聞いてきはって、「和彦さんとちひろさんがされてる」 
って答えたのを聞いて、私のフォロー一覧からおふたりを辿ってったりして、 
もうなんか今日は色々お腹一杯ですよと思いました。贅沢過ぎる。 

とまあそんなびっくりなことはありましたけど、その後はまったりモードで 
ハジメタルさんが持ち込んでいらしたCDを皆で聞いてお酒飲んでて。 
ヴァイキングメタルが好きだって言ったらフィントロルのCDかけて下さったり、 
あるいはまだ公式未発表のハジメタルさん作曲の音源を聞けたりだとか、 
ミドリの最新アルバムをかけて下さったり。 
あと山瀬まみのメタルサウンドアルバムは色んな意味でびっくりしたw 
いやあもうそんな感じで今日は色々あり過ぎて楽しい! 
あんまり楽しいので途中から始発で帰るつもりの私だったんですが、 
長居してハジメタルさんを疲れさせてもなという気持ちもちょっぴりあって 
「ラストまで居ちゃって大丈夫ですか」って一応お店の方に聞いたりして。 
ハジメタルさんから「是非是非、折角なんで」って仰って頂けた。 
ほんと予想以上の好青年でびっくり。嬉しかったな。 
結局そのまま6時のハジメタルさんバイトあがりを見届けてきました。 
このあと翌々日の福岡ライブへ向けて移動との事で残った皆で見送り。 
そのあともう1時間ほどお店の店主さん・バーテンのお姉さんと歓談。 
店主さんにはこの日衝動買いで持ち込んでったギターを気に入られて、 
折角なんで弾いて下さいなと店主さんにお渡しして弾いて頂いたりして、 
いやー2000円は安い、どこのお店で買ったの、とお店の場所を聞かれ、 
何やかやで今日は色んな方に情報を提供しにきたみたいでしたw 
たった一つのハジメタルさんのツイートからここまで色々広がるとは。 
本当に良い機会で、思い切って行って良かったです。 
お店の方もばっちり場所覚えたし、また普通に遊びに行こうかな。 
なんたってこんだけ長居して色々出来事があり過ぎた中でのお会計が 
お酒3杯にソフトドリンク3杯で3400円で済んだってびっくりだったしw 
いやぁ9mmライブの後にあった出来事とは思えないくらい贅沢でした。 
あらためて今回の機会を作って下さったハジメタルさんとお店に感謝。 

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と長々と書きましたが、ここからは後日談ということで。

やー、あらためて、ほんとにめっちゃ楽しいイベントでした。

でも、ミュージシャンの内輪の集まりの中にえいやっとお客で飛び込むのは、 
なんぼ元同僚が知り合いに居たとは言っても、色々多方面に気を遣いますねw 
ドア開けた瞬間「あ、間違えました」って言って帰る事も考えましたしw 
でもハジメタルさんの接客が暖かったおかげで結局最後まで過ごしてました。 
卓郎さんへの電話はまじでびっくりしましたけどねw

てか当時私はイレコンでたファンなので呼び方が卓郎くんになってますねw

だいぶこの当時よりはテンションも落ち着いている今日此の頃ですw 

個人的にはミュージシャンの居るBARは横浜に住んでた時にヤミ市という

月1の商店街イベントに出ていた地元ミュージシャンの方々が集っていた

居酒屋さんに行ってたので、店に行くのには抵抗はなかったんですけど、 
結構アングラな感じでお店を開けてはるので、伝やきっかけがないと

なかなか実際には 行ける機会はないんじゃないかなとちょっと思いました。

あと思い入れのありすぎる人がおいでだと逆に恐れ多いですねw

電話でつながった時ですら「打ち上げ中にすいませんでした」と思って

お話を聞いてたんですが、お店に来られたらそれどころではなかったw

その時はまあ程々に飲んでハジメタルさんと卓郎さんとミュージシャンの

皆さんとで過ごして頂けるよう退散することも考えてたんですけども、

まあ何しか内輪のところに行くのは大変に気を遣うってことですw

 

ちなみにその後ミドリと9mmはこの年の年末に凛として時雨を含めての

合同ライブ「新木場クライシス」を開催されましてそちらも出向いてました。

そのライブの数日後にミドリは解散されたので、対バンで見られる機会は

奇しくもこれが最後となってしまったのですが、その時のアンコールでは

その年末の合同ライブが生まれたきっかけを話したりされていました。 
元々は5月にミドリのハジメタルさんと飲んでて、やろうよって話してた、

というお話だったのですが、5月ということはこのBARハジメタルでの

卓郎さん召喚未遂の1ヶ月前にサシで飲んだ機会があったみたいでしてw

なもんでついこの話でこのBARハジメタルのことを思い出しながらお話を

聞いてしまいましたです。そしてもし卓郎さんが打ち上げとの都合がついて

BARハジメタルに駆けつけてこれてたら、このへんの話だったりも聞けたり

したのかもしれないな、とちょっと話を聞いてて思っちゃいました。 
や、3組とも好きで、BARハジメタルにも居た数少ない客だったという事の 
特典みたいなものを最後の最後に頂いちゃったような気持ちでしたよ。

たぶんそんな客は私くらいしか居なかったはずなので、嬉しかったですね。

 

ということで後日談も含めて、BARハジメタルのレポートでした。

またこういう機会があったら北海道からでも飛んでっちゃう所存ですw

 

富士山とギター型のお花と格好良いお写真。
その下には昼の部で捧げられたほんとに沢山の花束。
メンバーさん選曲のBGMに啜り泣く声があちこちであって、
しめやかな献花の会でした。
実際行ってみてもなかなか実感が湧かなかったけど、
タイトルの内容が書かれたカードを入口で受けとって、
改めて亡くなったんだなと思った。

最初で最後のファンレターを小さい字の長文で書いた。
亡くなった24日はライブに行こうとして体調が悪かったことや、
翌日の9mmのMCは暗号みたいなことを話していたよってことや、
そのライブが終わった直後にあなたの訃報を知って、
まだまだ全然実感なんて湧くわけないだろう、ってこと、
それとフジファブを知ったきっかけが複雑だったせいで
真っ直ぐ楽曲と向き合えない時期があったりしたことや、
フェスやライブに行きたいと思いながら色々な理由で
行けずじまいになったことを申し訳なかった、とか、
なんで私より若いあなたが逝ってしまったのって事とか、
まだまだもっと沢山あなたの曲を聞きたかったとか。
ポストカード大くらいの大きさの紙に書けるだけ書いて。
こんな小さい字じゃ読みにくいかなって苦笑いしつつも。

ご親族と礼を交わして、献花する時はほんとに辛かった。
まだまだこれからのところでご子息を亡くされたことや、
私なんかが汲み取りきれないお気持ちが沢山あるだろうに、
こんなに大勢のファンの人一人一人にお礼をされていて、
いたたまれないなんてものじゃなかった。
そんなことを一礼の間に思っておりました。

生で見れずじまいだったお写真の志村さんと向き合って、
お祈りしながら何度もごめんなさいと思った。
さっきカードに書いたような事を、何度も。
それと、亡くなってからで遅くなってしまったけど、
これから少し残ってるまだ聴けていない音源も含めて、
今まで通りずっと聴いて親しんでいくって事も。
今日はそういう決意を伝えに行けてよかったと思う。

今頃天国でのんびりしてらっしゃるのかな。
あらためて、ご冥福をお祈りいたします。

【BGMセトリ】
茜色の夕日/笑ってサヨナラ/花/桜の季節/
ダンス2000/赤黄色の金木犀/若者のすべて
(順不同・知っていた曲のみで失礼。あと何曲かありました)


フジファブリック・志村正彦さんのお別れ会「志村會」開催
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1084724&media_id=54

(おまけ)
あんまりこのままだと湿っぽくなりすぎてしまうので、
亡くなってから見つけていたものになるけど、こんな動画を。
お人柄あまり知らなかったけど、なんというか、面白い人ねw
プロも認める玄人はだしの腕前が凄いってか色々やばい。
成功実績14例は伊達じゃないな(^-^;

<エレキコミックの音楽禁止令 フジファブリック 志村正彦 前編>
https://www.youtube.com/watch?v=b10nkl_ZNPY

<エレキコミックの音楽禁止令 フジファブリック 志村正彦 後編>
https://www.youtube.com/watch?v=2MOK7JnzIO0

9年前の思い出ばなしもラストです。

1本前のカオスから2日後の、年越しのクワトロのお話です。

 

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<<20091231-20100101 VINTAGE×DI:GA 2010@渋谷CLUB QUATTRO ライブレポ>>

 

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クワトロには開場時間が始まって15分後くらいの到着。 
整理番号も遅かったし、半分くらいは後ろで観るつもりだったんで、 
そんなに急いで会場には向かいませんでして。 
クワトロに着くと、今日の出番順が貼りだされてた。 
いやー、つくづく素晴らしい面子。この面子を1日で観れるとか嬉しい! 

 



場内に入るともうぎっしり人がいらっしゃったんで、 
まずはゆっくりしようとさっそくドリンクチケットで駆け付け一杯。 
んで、ボイスに「カウンターんとこに居る」と居場所を書き残して 
のんびり開演まで過ごしてるとたかすくんがいらっしゃって。 
どもーと話しつつ、額の怪我のことを話したりw 
爪伸びてないよねなんて言いつつ、あとでねー、と分かれました。 
そのあとカオスでもご一緒した☆さんともお話。 
わー、怪我痛そう、と話してくださったりしてました。 
この日、カオスん時に負った9cmくらいの長さの爪痕を塞ぐべく 
冷えピタみたいな大きさのでかい絆創膏をして行ってたんですけど、 
やっぱりおでこにそんなでっかいのを貼り付けてるもんですから、 
すれ違う人が何人か「今の何?」て感じで二度見してましたw  
そんな大きさの絆創膏なんてそうそう貼るもんじゃないものなぁw 
やがてしばらくして、一組目のチョモが始まる様子に。 
場内はぎっしりだったし、割りこんで前に行くのもなんだしって事で、 
ひとまず場内いちばん後ろの少し高台のとこへ行って見ることに。 


【Qomolangma Tomato】 
mixi radioで聴いてて良いなという曲があって名前だけチェック済。 
まだタイトルと一致が殆ど出来てないんでセトリも作れないんですが、 
radioでかかってた曲でやったのは「リレイション」くらいだったかな。 
あと何曲かやってはったけど、初めて聴く曲ばかりでした。 
チョモはボーカルさんのふわふわした声とポエムを読むかのような 
独特の歌い方で、もやもやした感じの曲調が気に入ってたんだけど、 
(おいらは「モザイク」て曲が一番好きです。やらなくて残念) 
この日はそういう曲はあんまりなく、絶叫する激しい曲が多くて、 
思っていた印象と結構違うなぁと感じながら観ておりました。 


【UNCHAIN】 
いちばん後ろのところから高台の一番前あたりへ移動。 
ひよーんさんがすっごいハマってはるってことは知ってたんですけど、 
サウンドや見た目はこの日初めて拝見。 
どういう曲やるかとかも知らなくて、完全に初見だったんですが、 
でもひよーんさんがお好きならハズレはないだろうということで、 
なんだかロッキンの時にBAWDIESを初めて拝見する時のような心持ち。 
演奏が始まってみて聴くと、演奏もお歌も上手いこと上手いこと。 
ええ声してるしサウンドもめっちゃ良かったですねぇ。 
ああひよーんさんさすがだと思ったw 
またまた素敵なバンドを知れて良かったです。 
こちらもセトリが作れなくて申し訳なし。 


【VOLA&THE ORIENTAL MACHINE】 
この日一日ほとんど休憩できるところがなかったんで、一旦外に出て、 
クワトロ近くのampmで食料を買い込んで、通路のところで軽く補給。 
してたらその間にもう始まってたみたいで途中からしか見てませんが、 
何やらエレクトロニカっぽい音とロックっぽい音の融合という感じで、 
たまたま聴いた曲の印象ではどこかtelephonesっぽい印象。 
結局2曲くらいしか聴けなかったんですが、結構好みの感じでした。 
ああ、先のUNCHAINといい、もうちょっと予習しとけばよかった; 


【the telephones】 
本日のお目当てその1。FACTORYライブん時以来、生では2度目。 
はなっからtelephonesで踊るつもりだったんで、ここでフロア中段へ。 
やがて、サウンドリハにメンバーさんが登場。 
チェックで石毛さんがあの高い声で「しぃーぶやぁぁー!」と叫んで 
皆が「イェーイ!」て答えたら「テストでーす」というやりとりが。 
あと一瞬だけミイラズの「CANの(ry」をやってらしたりw 
そしたら、他のメンバーさんも同じように石毛さんに続いて 
「しぃぶやぁぁー→イェーイ→テストでーす」ってやりとりと、 
「CANの」って一瞬だけ歌ったりとかやってらしたw 
そんな感じでリハからすっかり温められた感じのtelephonesでして、 
本番が始まるとそれはそれは大盛り上がりでした。 
てか1曲目がいきなりurban discoとかフルスロットルすぎるwww 
4曲目のLOVE&DISCOまでまじで休憩できなくてへろへろになりましたw 
MC明けの新曲(まじめなほうのってのとバカなほうのって言ってた) 
でようやく少し足とか呼吸が休まったんですけども、いやーしんどいw 
しんどいって言いながらめちゃくちゃ楽しいんですけどねw 
やーでもやっぱりtelephonesは踊って観るバンドだと思いました。 
FACTORYん時は前のほうでしっかり観れてそれもそれで良かったけど、 
今日は踊りたいって思って観に行ったし、しっかり動けて楽しかった。 

<セトリ> 
リハ:FREE THROW 
urban disco 
sick rocks 
Wooo Hoooo 
LOVE&DISCO 
Re:Life(まじめなほうの新曲) 
A.B.C.DISCO(バカなほうの新曲) 
RIOT!!! 
HABANERO 
Monkey Discooooooo 


【The Mirraz】 
このあたりで前に行こうと思っていたので前進。 
telephonesで踊っててフロア真ん中まで下がっていたのですが、 
再び前から3人目へ。したら、最前列ど真ん中にエミちゃんが。 
大惨事@ZeppTokyo以来の再会。 
ミイラズ終わりで下がるんで良かったら次ここ来ますか、と 
話してくれたんでお言葉に甘えて乗っかることに。 
整理番号771番で最前列ど真ん中が取れるとは思わなかったw 

で、teleophonesの出番の時のMCで石毛さんが9mmさんの名前とともに 
「大事な友達」って挙げてらしたミイラズさん。 
11月の関西9mmオフでいつりんが歌ってた「CANの(ry」が良くって、 
その曲だけ動画で観ていたくらいしか知らなかったんですけども、 
このバンドもなかなかテンション高くて面白いライブでしたw 
サウンドも好みの曲が多かったんでこのバンドもおさらいしたいなと。 

<セトリ> 
僕はスーパーマン 
CANのジャケットのモンスターみたいなのが現れて世界壊しちゃえばいい 
(※ここでやった曲名が不明・・・) 
ミラーボールが回りだしたら 
シスター 
Check it out! Check it out! Check it out! Check it out! 
Let's GO! 
イフタム!ヤー!シムシム! 


【UNISON SQUARE GARDEN】 
エミちゃんから最前列ど真ん中を代わってもらう話をしていたんで、 
一旦最前列ど真ん中へ移動しようとすると、周りには結構ユニゾンの 
Tシャツを着てる方がいらっしゃったんで、折角だし目当てにしてる人に 
代わったほうがいいんじゃないかと思い、近くのユニゾンTの女の子に 
「次のアベンジから前で」という話をし、ユニゾン終わりで下がると 
予定していた女の子と話して最前列ど真ん中を代わりまして、 
私は再びど真ん中前から3人目へ。 
今日みたいなたくさんバンドが出られるイベントだとこういう感じで 
お目当ての時に位置を譲りあった方が良いと思うのですよね、 
相談し合って良い場所を代わればなと。 
実際にはなかなか出来なかったりするんですが、今日はエミちゃんと 
そういうやりとりをしていたおかげで、周りの知らない女の子とも 
幾分か話し易くて、互いに都合良くお目当てを特等席で観られて 
良かったんじゃないかなと思います。 
まぁでも3列目でも舞台が高い位置だったし凄くよく観れましたけどね。 

ユニゾンも名前は知ってたものの見た目もサウンドも知らなかったんですが、 
フロント2人が結構対照的な印象でしたね。 
ギターボーカルの彼はさらっとした草食系の印象で爽やかな感じ、 
ベースボーカルの彼はごつい感じの肉食系の印象で歌も演奏も力強く。 
ただ、お2人ともかなりオラオラな感じではありましたw 
曲の雰囲気は結構スタンダードなロックな印象。 
ひとつ前がミイラズだったんでちょっと軽い音にも聞こえたかも。 

<セトリ> 
クローバー 
サンポサキマイライフ 
マスターボリューム 
cody beats(新曲) 
流星行路 
23:25(新曲) 
ガリレオのショーケース 
フルカラープログラム 


【avengers in sci-fi】 
ここから最前列ど真ん中で観れました。いやーいい眺めですw 
クワトロもかなり舞台まで近いですねぇ。 
てかこのあとサカナ・ピロウズ・9mmもこの位置でって、 
想像しただけで垂涎ものなんですけどもw 
ほんっとに今日は素晴らしい面子の出演に感謝感謝です。 
とりわけ初めて生で観るサカナとピロウズが楽しみ過ぎ。 

と、アベンジ出番のところでこの日初めてお会いする予定だった 
みこんぬちゃんに遭遇することができまして。 
ボイスで「たぶん後ろに居ますよ」って書いてくれてたんで 
「振り向いてみる」と返したら、「どうもー」とw 
んでカオスん時の話とかも怪我の事とか話していたんですけども、 
そしたら隣に居た金髪の女の子が、 
「カオスのトピに怪我のこと書いてらした方ですか?」と 
話しかけて下さって。怪我のこと読んでたみたいですぐ判ったらしくw 
以降3人で談笑しながらライブを楽しんでました。 
ここまで一人で観てたけどやっぱきゅーみらーさんと見ると楽しい。 

やがてしばらくしてアベンジさんの出番。 
CDJの時に周りのお客さんにげんなりしたりとか、タイムテーブルの 
後の都合のこともあってあまりしっかり観られなかったアベンジ。 
今日は最前列ど真ん中でしっかり演奏の様子が観られて良かったです。 
1曲目の「SAVE OUR ROCK」(だったっけ?違ってたら失礼;)だとか、 
「ゆにばーゆにばー」とか判りやすいフレーズが多くて楽しい。 
近未来っぽいシンセの音とロックとの融合っぽい雰囲気は、 
この日出てらしたVOLAとかtelephonesとかもそうなんだけど、 
アベンジはもうちょいシンセが勝っている感じの曲調。 
このバンドもかなり好みのサウンドでした。 

<セトリ> 
リハ:Sci-fi Age Riot 
Homosapiens Experience 
Beats For Jealous Pluto 
Radio Earth 
Starmine Sister 
Univers Univers 
(※ここでやった曲名が不明・・・) 
NAYUTANNIZED 


【サカナクション】 
結構イベントの直前になって追加出演が決まったサカナ。 
追加が決まってそりゃもう小躍りでしたよw 
このバンドもmixi radioでたくさん曲を聞いていたので 
観られると決まって嬉しかったですよー。 
意外とまだまだ若い世代のバンドなのですね。 
出てこられて思ったよりも若い見た目の皆さんでびっくり。 

で、出番の最初にボーカルの彼が柵の支え棒に乗っかってきて、 
前の方のお客さんに手を伸ばしてたりしてらした時に 
左の腕のあたりを触れてしまったりしたのですが、 
着てらした衣装の生地が意外と薄くてびっくりしましたw 
あれ、薄っ、て思ったw 
エナメルっぽくて分厚いのかと思っていたから予想外だったw 

しっかり予習してきたというか普段からサカナはよく聴いてましたが、 
セトリのほうは馴染みの曲と初めて聴く曲とが半々くらいでした。 
セントレイとかナイトフィッシングイズグッドとか盛り上がってたな。 
あと、照明の効果が結構凝ってらっしゃった。 
セントレイの時のレーザーとか良かったですね。 
ボーカルの彼が光を手で操ってるかのようで格好良かったです。 
やーほんと生で観られて良かった。またどこかで観られるといいなぁ。 

<セトリ> 
Ame(B) 
ライトダンス 
アルクアラウンド 
ネイティブダンサー 
セントレイ 
アドベンチャー 
ナイトフィッシングイズグッド 


【the pillows】 
カウントダウン担当とのことで23時くらいに出るのかと思っていたら、 
場内の大型ビジョンにうっすら時刻がデジタルで表示された時にはもう 
2009年もあと10分くらいで、場内がおおっとどよめいたりしてました。 
背景には紅白の勝敗とゆく年くる年が写ったりしてて。 
もうそんな時間だったのかって感じで驚きました。 
しかし、ゆく年くる年の除夜の鐘をクワトロで聴くと不思議な感じw 
てかここまでにも大型ビジョンでは紅白の放送がちらちら映ったりしてて 
美川憲一の出番のところで映るオードリーの春日とか、 
RPGのラスボスみたいな大道具で出てきた小林幸子に場内からは 
爆笑というか失笑が起こったりしてましたけどもw 
あとクワトロで聴くサブちゃんの「祭」も場所と合わなくて妙でしたw 
そして一番前からセキュリティのお兄さんがクラッカーを配布。 
ひとつ取ってまわしてと指示があったんですが、なんかいいですねえ。 
みんなで一緒に年越しを祝おうっていう準備をしてるって感じがする。 

ピロウズさんが出て来られると、周りの圧迫が凄くなりまして。 
物凄い前に前に押そうとする力がきつかったです; 
柵に押さえつけられて少し胸骨のあたりが痛かったりしました。 
やっぱ今日はピロウズのお客さんが一番多かったのかな。 
3曲ほど曲を演奏されて、ボーカルのさわおさんが前のビジョンに 
目を配らせていて、結局そこでMCに入られたんだけど、 
「いやーもう1曲やろうかどうか迷った」っておっしゃってました。 
3曲目が終わった時に3分前とかだったみたいで微妙に時間があって 
どうしようかなぁ、もう一曲やるかなぁと思ってらっしゃったみたいw 
で、なんだかんだでMCを進めてはる間に残り1分を切って。 
「フライングしないようにね」っていうご注意もいただいたりしつつ、 
10秒前からカウントダウンが始まって。わー、もう年が明けるのかー! 
「5・4・3・2・1・0!!」の声とともにクラッカーの音が!! 
・・・クワトロがめっちゃ火薬くさいwwwww 

ピロウズさんも予習せずに行ったんですけど、いやー格好良かった。 
UKロックっぽい雰囲気というか、日本のロックっぽい感じがしなくて。 
やっぱりちょっとでも予習しとけばよかったかなぁ。 
貫禄を感じながらもお年を感じさせない若々しいステージでした。 
ただ、目の前のさわおさんの奇妙なステップに目がいきまくりでしたw 

<セトリ> 
I think I can 
Ride on shooting star 
Mr.Droopy 
(カウントダウン) 
LITTLE BUSTERS 
YOUR ORDER 
MY FOOT 
I KNOW YOU 
Funny Bunny 
No Surrender 
ハイブリッドレインボウ 


【9mm Parabellum Bullet】 
そしていよいよトリの9mmさん。 
いつも前の方って圧力きっついんですが、ピロウズん時よりゆるい。 
最近ずっと前のほうで慣れてきたのもあるかもだけど、それにしても。 
やっぱ今日ってピロウズのお客さんが一番多かったのかなと実感。 
というかピロウズん時の圧力ったらほんまに半端なかったですからw 
で、引き続きみこんぬちゃん・金髪の彼女とともに3人で談笑しながら 
9mmさんが出てこられるのを待っておりました。 

しばらくして、機材が組み立てられて。 
カオスの時同様、手作業なのでやや時間がかかってて。 
組み立て終わったあと、2ヶ所のアンプの上にビールが数本置かれたw 
泥酔ライブやる気まんまんじゃないですかw 

やがて、音合わせに9mmさんが登場。 
まずちひろさんが…ちょ、タンクトップ姿だwww 
てか既に随分ご機嫌っぽいですよw 
いつも通り飄々としてはるけどなんだかだいぶ様子が違うw 
そしてドラムの音調整中にくるんくるんスティックを回しまくると 
お客さんから歓声があがって、すんごいどや顔をされてたw 
続いてあとのお3方も出てこられて、音合わせはPsychopolis。 
思えば最前列ど真ん中でリハを見るの初めてだと思ったんだけど、 
ライブ中だとノッててよく見てないとこがしっかり見れて良いですね。 
歌ってる時に卓郎くんの鳩尾がTシャツ越しに脹らむ様子が見れた。 
あ、ちゃんと腹式やってはる、ボイトレで勉強してるんやなと思った。 
曲は1番が終わったところで終わって、場内から拍手が。 
「もうちょっと待っててね」と卓郎くんが言い残して行かれました。 
ただ、そのお声がもう酒気帯びっぽい声だったw 
お顔もだいぶ赤くなってらしたしなぁ。目とかすんごい充血してたし。 
べろべろに酔ってるっぽいところは今までにもGettingとかでも 
近いところで観たことがあるけど、ライブをやってるところを見るのは 
今回が初めて。どんなんなりはるんだろうかw 

しばらくして、いつものSEのあとに再び9mmさんが登場。 
昼の3時半から続いた長丁場のイベントの疲れなんて何のその。 
圧迫で体が痛いのも、立ちっぱで足がだるいのも、いっぺんに回復w 

<セトリ> 
リハ:Psychopolis 
悪いクスリ 
どうにもとまらない 
Black Market Blues 
Vampiregirl 
エレヴェーターに乗って 
Termination 
砂の惑星 
Hide & Seek 
Cold Edge 
Talking Machine 
Beautiful Target 
(アンコール) 
Keyword 
Punishment 

本日のセトリですが、なかなか今日も事故ってるセトリでしたw 
何といっても砂の惑星をようやく生演奏で聴けたのが嬉しかった! 
この曲もこの1年通ってても全然聴けなかった曲でして。 
ラスト前のトーキンでは曲に入る前のいつものつなぎのところで、 
お正月らしく滝くんが「一月一日」を弾いてはりました。 
こういうのはやっぱライブの醍醐味だなぁ。 

で、今日は9mmの皆さんべろべろだったもんですから、 
MCにしても演奏中もなかなか普段のライブ以上に楽しいことに。 
演奏中、卓郎くんも滝くんもものっそ満面の笑みで弾いてたり、 
かつしこさんは随所でベースのネックを舐めたり、 
(そして前の女子が騒いだりとかもあったんですけどもw)、 
どこの曲の時だったか、滝くんはギター演奏を左手のネックだけで 
弾きながら右手でビールの缶を持ってぐいぐい飲んで酔拳みたいなのを 
やってはったりなんてのもしてはりましたw 
あと卓郎くんのMC中にやたらとハットを鳴らすちひろさんとか、 
そのハットに反応して「何か騒がしいねw」と卓郎くんも振り向いて、 
それでも止めないちひろさんにかつしこさんがピック投げつけたりw 
アンコールではちひろさんがタンクトップも脱いで上半身裸だったり、 
まあそんな感じでもう酔っぱらい全開のライブではあったんですが、 
一番の見どころは2回目のMCん時。 
まん中で話す卓郎くんの左右で滝くんとかつしこさんが座りだして、 
(かつしこさんは完全にヤンキー座りで卓郎くんを見上げていて、 
 まわりから「こわいよw」て言われてたw) 
んで、卓郎くんが少し話を止めた直後にSEでこんな声が。 

「中村、アウトー」 

ちょwww ガキ使の声仕込んできてたのかwwwww 
場内が一気に大爆笑の渦にw 
そして卓郎くんはかつしこさんにケツバットならぬケツビンタをw 
またこのケツビンタがひょろっひょろのよろっよろで弱々しかったw 
ほんと卓郎くんはこういう時の仕草といい、おかあさんっぽいなぁw 
「もぅー、かつしこったらだめでしょー」と言わんばかりのはたき方w 

とまあ、そんなべろべろの酔っぱらいの様子もあったりしたんですが、 
MCでは結構良い事を話してらしたりもしてて。 
口調こそ酔ってていつも以上にぐっだぐだではあったんですが、 
「人を傷つけるようなことをする人を、ほっとく必要はないと思うよ」 
ってことを場内に言って貰えたのはちょっと救われた気持ちでした。 
あんまり自分のことを指したMCだって言うのは気が引けるんだけど、 
さすがにこれは怪我をしたカオスん時も今日も最前列に居る私に向けて 
見舞いも兼ねて言ってくれてる事かもしれないと思いました。 
てか普段MCで人の事を注意するなんて殆どめったにしない卓郎くんが、 
「こうこうこういう人を」って言い方をしたことにびっくりした。 
ダイバーがたくさん危険な飛び方してるような時でさえ 
「怪我しないようにね」くらいのやんわりした言い方をされるくらい、 
凄く優しく、オブラートに包んだ話し方をされる人だし。 
こういう注意を、それとなく話の中に入れてくれただけでも有難い。 
お酒の勢いでいつも以上に饒舌になってるというか、あるいは普段 
言いにくいような言い方が出来てこういう事を言えただけだったのか、 
はたまた酒がなくても言うつもりだったか定かじゃないんですけども。 

でも有難かったけど、言って貰えたら貰えたでなんだかちょっと 
言わせてしまったみたいで心苦しくもありました。 
その言葉を言って貰うためにでかい絆創膏をしてたわけでもないけど、 
この絆創膏が当てつけみたいに取られてないかなとも思ったりもして。 
単純に汗がしみると傷んとこが痛いから貼ってただけなんだけど、 
ああなんかすんごい気を遣わせちゃったなぁと思ってしまいました。 
いやまぁ明らかに原因は爪もまともに切ってないで周囲を掻き分けた 
上手くないダイバーがこっちにきたことにあって一番悪いんだけども、 
私の受け流し方にしてももうちょっと対処法はあったかもと思ったし。 
でも「ほっとく必要はない」って言って貰えたのはほんと心強かった。 
まあ、ほっとくどころか、カオスから帰ってきて専用トピで真っ先に 
「ダイバー爪切れや」て書いたからほっといてはないけどねw 
とそんな感じで、新年明けて早々の9mmさんは見どころありまくりで、 
大半がべろべろに酔っぱらってる様子で面白かったですw 


終演後、9mmさんがはけて行かれて、場内に明かりが戻って。 
みこんぬちゃん・隣の金髪の彼女とライブよかったね、と談笑してて、 
フロアに流れたイントロは、フジファブリックの「虹」。 
わー、ライブの感動で昂ぶってるところに流さないでくれよー、 
んなもん泣かないわけがないじゃないかー。 
思わずみこんぬちゃんの前でわんわん泣いてしまいました。 
汗やら涙やらで顔面でろでろになりながらも。 
そしてそのまままわりの子達と一緒に「虹」を歌ってました。 
なんだかちょっとDJイベントのような雰囲気に。 
さらにその次の曲もフジファブリックの「Birthday」。 
ほんと勘弁して;; この曲思い入れありすぎんだからさー;;; 
そんなわけで目に涙をためながらみこんぬちゃんと場内をあとにして。 
30日に見送ったはずなのに、まだまだ悲しい気持ちは抜けませぬ。 

と、通路の所でsachikaちゃん・すーちゃんと合流。 
ようやくちょっと冷静になれましたw 
で、ずっと立ちっぱで疲れてたんで階段の角で座り話。 
すると、sachikaちゃん・すーちゃんから徐に大きな袋が。 
「すいません、ずっと渡すの忘れてたんですがー」と受け取ったのは、 
誕生日プレゼントとのことで、かっちりした風情の中折れ帽でした。 
ありがとー!大事に使わせて頂きます^^ 
そしてその後、道玄坂の白木屋で始発まで談笑。 
年越しそばをすっかり食べそびれたので、年明けで何かそば的なものを 
食べて行きましょと話していたのですが、元旦の深夜では見つからず、 
結局年明けで戴いたのは焼きそばでしたw 
焼きそばの傍らにはいいちこの水割りを。 
卓郎くんがよくMCで「焼きそば食ってて~」って話していたりだとか、 
曲作りでいいちこ飲みまくってる9mmさんに因んだようなチョイスにw 
まあ2010年もまだまだ9mmさんについてく表明ってことでいいすかねw 
でもほんと年明け早々素敵な時間を過ごせてよかった。 
来年も年末年始はライブ好き仲間と、9mmさんを観て過ごしたいな。 
気の早い話だけどそんな事を思いながら帰路に着いた渋谷の朝でした。

 

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以上が、当時の全文です。

 

 

結局このあとこのVINTAGEのカウントダウンには行かずでしたが、

間違いなく私にとって一番良いブッキングの年に行けたと思ってます。

こんなに休憩できないフェスはなかなか珍しかったですね。

サカナクションやユニゾンも後にブレイクしていったので、

1日でこれだけコンパクトに、好きなところばかり見れて嬉しかったです。

 

また、生きてるうちにこれだけの「休憩できないフェス」に出逢いたいです。

CDJのレポートも上げ終わりましたので、引き続き、2009年の思い出話ということで

やはり9mmの年である2009年で最後に9がつく日に開催された「カオスの百年」のお話を。

2009年はさんざん9のつく日に何かがあるだろうと思っていたのですが、最後の最後に

キャパ100くらい(体感です)の近さでのライブが観れるとか、と喜んだものでした。

で実際楽しかったんですが、加えてちょっとした代償を負ったので、その事も書いてます。

幸い怪我は2年ほどで綺麗に治癒したので良かったんですが、残る傷になるようなことが

今後どこかの誰かに降りかからないように、という祈りを込めて載せさせていただきました。

ここ数年はダイブも禁止になったのでそういう話は聞かなくはなったんですけどね、一応。

 

今回も、本文をこの後に入れ、最後にもう一度、振り返っての文章をお送りします。

最近ずっとこの形式ですね。

 

では、9年前のお話へ。

 

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<<20091229 カオスの百年@下北沢Club Que ライブレポ>>

 

というわけで引き続き大急ぎなんで乱文で申し訳ないですが、 
カオスの百年のレポをば。1時間で書き上げてるんで雑ですみません。 

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チケットの販売が一般発売のみ、キャパ300の超プラチナチケットを、 
なぜか9mm関係ない「正規価格で!チケット売買」コミュから戴いて、 
(しかも譲ってくださった方あんまり重要なチケと思ってないっぽかったw) 
いやぁなんともラッキーで観られることになってよかったですよ。 
キャパ300規模で9mmとか、ほんとなかなか観られることもなくなったんで 
初期の方のファンのかたとかたまらなかったんじゃないかなぁ。 
去年から見に行き出した私でさえこれはなかなかないと思ったもの。 

 

で、今回のハコのClub Queは初めて行ったんですが、 
着いて場所取りに向かって場内を見た瞬間、「なんじゃこりゃ」とw 
終演後に実際に見ていた場所からステージを撮ったんですけど、 
こんな感じでした。手を伸ばせば余裕で届く距離!

 

 

 

過去に9mmを見た一番小さいハコは渋谷屋根裏だったんですけど、 
ここはその比じゃないくらい狭いし、ステージと近いし、高さも低くて。 
ああ、こんな規模の9mmを見てきた人にしてみれば最近のライブが 
物足りないって言う意見もちょっとわかる気がする。 
この狭さを知ってしまうと絶対物足りないと思うわ。 
いや、その感覚が判れただけでもホント今回は贅沢でした。 
あ、っていうか対バンのGOGOもこんな近くで見れるのか!うおー! 
GOGOは昔にZeppにイベントで出たのを見たっきりだったけど楽しみ。 

小さいハコなんで場内整理も早いもので、入って30分で開演。 
まずはゲストのGOGOから登場。うぎゃー、ちっかい! 
てかこの距離ってもはやライブってよりオフ会レベルですよw 
演者さんまでの距離が1mもないとか贅沢すぎるー! 
そして始まっていきなり、真ん中の立ち台にベースの彼女が乗って 
お客さんをガンガン煽ってスタート。これはやばいわwww 
ほんっとに演奏しているバンドまで近すぎて、これがライブと言うなら 
今まで見てきたのはなんだったんだと言わんばかりのものでしたよ。 
GOGOはそんなに詳しくないんですが、あまり聴いた事ない曲が多くて 
知ってる曲で「浮舟」くらいだったかなぁ。多分相手が9mmなんで 
激しい感じの曲を持ってこられたんだと思うけど、良かったですよ。 
まあもう2度とこの距離でGOGOを観られる事なんてないだろうなぁ、 
いやほんと貴重な至近距離の舞台を観られました。 

そして、GOGOの出番が終わって9mmが始まるまでの時間。 
キャパ300で人数が少ないとはいえ、やっぱぎゅうぎゅうで大変でしたw 
とはいえ、2月に屋根裏で見た時よりは圧迫への対処も慣れてたんで 
その時のことを思えば同じような位置にいても苦しくなかったですけども。 
たった1年でおいらもたくましくなったもんだなw 
転換は完全に手作業で、楽器の組み立てやらをまじまじ見てました。 
おお、どうやら今日はちひろさんの真正面になりそう。 
卓郎くんは若干だけ左になる位置。滝くんもよく見えそうで楽しみ! 

20分後頃、照明が落ちていつものSE。お客さんのテンションも凄い。 
そして9mmさんが登場。昨日あんなに遠くでやってた人が近すぎるw 
ほんとに手を伸ばせば余裕で届く距離でした。 
あかん、これはめちゃくちゃ嬉しいけど、かえって生殺しだw 
なんて事を思いながら、普段おっきめのハコの最前列でも見づらい 
卓郎くんのギターの指さばきだとか、前のアンプに載せる脚だとか、 
あるいはギターの機材の方もじっくり見てこれましたよ。 
あんだけ近いとネックが当たりそうで危なくはありましたけどもw 
いんやあこの距離感は凄い!ほんとに観に来れてよかったですよ。 

と、そんな感じで浮かれて見ていたら、ディスコミあたりでダイバーが。 
ああ、やっぱこの曲はくるよなぁと思ってたら、必死にかき分ける手で 
左の額をがりっと引っ掻かれました。 
すぐもう「あ、やられた」ってのがわかるくらいの勢い。 
体重も乗ってたみたいですぐにひりひりする感じがきました。 
手で押さえて血がついてこなかったんで切れてはなかったみたいですが 
結構広範囲に感覚があったんでやっちゃった感はありました。 
とはいえ手元に鏡とかもなくて怪我の規模なんて分からなかったんで 
そのまま気にせずに引き続き暴れていたんですけども。 
若干だんだん汗がしみるなぁとは思ってました。 
いや、毎回ほんと小言ばっかり言うようで申し訳ないんですけれども、 
飛ぶならせめて手の爪くらい切って来いよと言いたくなりますよ。 
ていうか手で周りをかき分けるとかダイバー下手すぎるでしょ。 
まあ前のほうに行く段階である程度怪我の覚悟はしてますけども、 
爪が伸びてるとかは明らかに飛ぶ方の配慮が足りなすぎ。 
今回みたいな9mm好きが殆どの場所でそういう人がいたのが残念。 
こんな人がいるからマナー悪いって言われるんだろうなと思いましたよ。 
飛ぶなら爪は切ってきなさいね。配慮できないならやるな、ほんとに。 
まぁまだ当たったのがあたしで良かったですよ。 
若くてかわいい女の子の顔に傷でもつけたらどうするつもりなんだか。 
まあそんなこと考えてなさそうだけどね、自己中で飛ぶ人なんて。 
こういう事があるからダイブはどうしても肯定できないのですよね。 
自分は楽しいかもしれないけどさ、って言いたくなりますよ。 
たぶん1ヶ月くらい残りそうだなー、痛いよりも目立つ方がやだな。 
というかそんな至近距離で額にでっかい傷をつけたままになってて 
ライブを見たままになったのが若干恥ずかしくはあったんですけども。 
卓郎くんもばっちり目の前の位置だったのにw 引きやしなかったかなw 

まあそんな事故がありつつでしたが、とりあえず今回のセトリはこちら。 


<セトリ> 
01.Wildpitch 
02.Mr.Suicide 
03.Discommunication 
(MC) 
04.新曲1 
05.新曲2 
06.新曲3 
07.Vampiregirl 
08.supernova 
09.命ノゼンマイ 
(MC) 
10.どうにもとまらない 
11.(teenage)Disastar 
12.Talking Machine 
13.Beautiful Target 
EN1.TVのシンガー 
EN2.marvelous 
EN3.sector 


今回はやっぱ古い曲多かったですねー、ほんとにメジャー出る前の 
9mmがよくライブでやってらした曲が中心のセットリストでした。 
その一方で今度のアルバムに入る曲を3曲も! 
どの曲もなかなかバッキバキの曲でした。 
これは今度のアルバムも相当に期待して良いと思いますよ! 
それと、アンコールあとの1曲目がイエモンカバーのTVのシンガー! 
やってくれたらいいなと思ってたけど、いやー嬉しかった。 
音源がかなりライブっぽい撮りでできあがってるので、生演奏でも 
ほとんど違和感がなくてめちゃくちゃ良かったですよ。 
というかあの色っぽい歌い方がこんな目の前とか悶絶させる気かとw 
あの歌い方と声に悩殺された人きっとたくさんいたんじゃないかなw 

MCでは昨日と同様、「今年どうだった?」から。 
昨日行ってた人も居て「昨日も言ってた」ってツッコミがw 
そしたら卓郎くん、「みんな今日が初めてなんだよー!」とw 
ああこの距離感ならではですなあ、このやりとりがあるとかさ。 
暴ジャイアンナイトの時の小室さん話で「捕まるなよ」って声かけて 
「捕まんないけどさっ」っていわはったやりとりが思い出されたわ。 
こんな近い感覚は最近やってる9mmのライブではなかなかないんで 
まだ見始めて1年ちょっとで2回もこういうのが味わえて良かったです。 
そう思うとつくづく今年一年は9mmに凄く良い思いをさせて貰ってる。 
卓郎くんのMCじゃないけど、良いことも悲しいことも沢山あって、 
そのうち悲しいことがちょっとだけ多い1年ではあったんだけど、 
9mmに関しては楽しい思い出だらけで良かったなと思う。 
こうやってキャパの小さいハコに観に来れるのも幸運なことだなと。 
そう思うと額のひりひり感すら嬉しく思える…いやそれは言いすぎたw 
とにかく、ほんときょうはこの場に入れてよかったです。 
明後日またクワトロで見るけど、このライブは別次元でした。 
次のカオスの機会も、絶対観に来たいな。 
多分実家住まいになって遠征になると思うけど、絶対に。 

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以上が、当時の全文です。

 

このゼロ距離のライブは、ほんとに物凄かったですね。

私が観に行きだしてからでは、相当珍しい機会だったんではと思います。

メジャーデビュー前の頃はこのくらいの距離のライブもたくさんなさっていて、
当時のお客さんはさらにもっと激しかったということを聞いてはいましたので、
私が体感したのなんて当時のお客さんからしたらぬるいものかもしれないですが、

ほんとに、9mmの凄まじいサウンドと音圧が、この距離とか、贅沢過ぎました。

 

この時負った怪我ですが、左の目の上の生え際からこめかみにかけて斜めに、

後から測ったんですが9cmくらい、真っ赤な線が入ったようになりまして。

ライブを観ている時は自分のケガの規模がわかってなくって、一緒に行ってた 
仲間んとこを探して終わってすぐなんも考えずに話しかけに行ったんですが、 
みんな最初私を見て引き気味だったくらいしか実感できなかったんですよねw

で、その引いてる様子を見て、「えっ、そんなに?」てひとりに聞きまして、

「いや、ほら」ってすぐ携帯で写真撮ってもらって「ありゃこれは随分な」と

いうのをちょっとだけ実感して、最終的には最寄駅の下北沢の駅のお手洗いで

鏡で自分で確認しまして、 「うわー、これはあかんw」と思わず呟きましたw

痛いか痛くないかで言えば痛くはなかったんですが、目立つのが厄介でしたw 

やーでも、これはほんと不覚だったですねえ、前の方に居たらあり得るのに、

完全にゼロ距離で浮かれてしまっていて防御態勢を取り損ねてしまいました。
でも、この怪我を負ったのを差し引いても、また絶対体感したいと思いました。
額にでっかいひっかき傷作って言うのもなかなかドMな発言かもしれませんがw
綺麗に治ったからこそ言える発言かもですね、これも。
後に、ダイブのお客さんのせいで脊髄損傷されたお客さんも出たりもあったので
やっぱり怪我を負わせない観覧の仕方をするのがベストなんではと思いますね。

 

しかし早いもので9年経ったんですね、このライブから。

まだまだこの時の物凄い圧縮も、額のひりひり感も、見上げたら卓郎さんてのも

全然鮮明に蘇ります、未だに。このライブもきっと一生忘れられないと思います。

またこの距離での、ちょっとだけ危険なライブも味わいたいです。動けるうちに。

今日は先程自宅近くの派遣先でお仕事を終えてきたところです。

さっき上がってきた今日の9mmのCDJでのセトリを見て、私も1度だけCDJ幕張に

行ったことがあったっけなあ、と思い出したので、その時の話を投稿したいと思います。

2009年の12月28日ということで、一つ前のレポート(『MTV BOO X'mas』の9mm)

の出番を見終えた後に、フジファブリックの志村正彦さんの訃報が報道されたという

当時の状況などもありましたので、今回のフェスレポでも少しその話が入っています。

早いものでもう9年経つのですが、一生忘れられないアクトもあったりしましたので、

私の拙い文で伝わるか微妙ですが、当時書いていた文章を載せていこうと思います。

 

今回も、本文をこの後に入れ、最後にもう一度、振り返っての文章をお送りします。

 

では、9年前のお話へ。

 

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<<20091228 COUNTDOWN JAPAN09/10@幕張メッセ ライブレポ>>

 

遅くなりましたが、COUNTDOWN JAPAN09/10のレポでございますよ。 
翌日にカオスの百年を見に行く予定を控えていたんで、今回はあんまり 
前の方に前線するとかよりもじっくり演奏を聞きに行くつもりで行きました。 
長丁場だし体力も温存しないとってことでねw 
今回はタイムテーブルが比較的予定を決めやすいもので良かったです。 
行けないけど31日の音速/NICO/BAWDIESの同時とか酷いよなw 
あんな酷い究極の3択は味わいたくないw 

まま、そんなわけで、ささっと各地で見てきたのをレポりたいと思います。 
いつもながらの駄文のレポで失礼をば。 

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・9mm Parabellum Bullet 
(EARTH/13:00~) 

初日一発目からいきなり9mmさん。 
EARTHステージはロッキンの時同様、詰めれば云万人位の人が入る 
超巨大空間でした。入り口から入ってステージの遠さにビビったw 
今回はど真ん中でステージから100mくらいの位置でおとなしく観ました。 

しかしこれがあんまり良くない選択でして、ちょうどサークルモッシュする 
子たちがたくさんいたところに当たってしまいまして。 
またよりによってあまり上手くないモッシュ+やりながら大合唱のところに 
当たってしまって、前で歌ってる声が聞こえにくくて仕方なかったです。 
フェスだとほんとに「騒ぎたいだけで演奏なんて聴いてない」て人が多くて、 
イベントでさえ合唱が多いとか最近ほんとマナーがひどくてやなんですが、 
サークルモッシュやりながらってほんとに配慮が足りてないとしか思えない。 
だったら後ろ行かなきゃいいじゃないって問題じゃないですよ。 
少し前のほうで大人しく見てる人はあたし以外にもいっぱいいましたし 
(それこそサークルやる人の何十倍は居ましたからね) 
周りの雰囲気とか察知しなさいと言いたくなりますよ。 
ものすごい人数が集まる場所なんだからちょっとは考えろと思います。 

アクトの方は、こんな丁寧な演奏の9mm初めて観た、という感じでした。 
全曲にわたって等速で演奏。Wanderlandなんて等速より遅かったかな。 
よく動画とかで見てた演奏放棄とかもなく、見せるアクトという感じでした。 
でも丁寧さのせいでじっくり演奏の上手さを聴けてよかったです。 
5分以上あるからフェスの短い出番でやると思わなかった命ノゼンマイとか 
カップリングのどうにもとまらないが聴けると思わなかったんで嬉しいセトリでした。 
最後はパニで締めるかと思ったらコールドエッジで思わず泣きました。 
死に逝こうとしている人の事を書いた歌詞で、消えようとしてる、って歌詞が 
まだフジファ志村さんの訃報を引きずってる私には辛かったです。 
思わず何度も泣いてしまいました。消えゆく予感とか感じて亡くなったのかなと。 

MCのほうは、年末なんで今年振り返ってどう?みたいなこととか聞いてらして。 
「今年どーだった?」とか「全体的に来年も頑張るって感じでいい?」とか。 
「なんかカウントダウンする時の話みたいだねw」って笑ってらしたけどw 
あと「俺達を見に来てくれてありがとう」って言ってはったなぁ。 
EARTHみたいなでっかいステージに立つようになっても、そういう初心を忘れず 
臨んではるって良いことだなぁと思いましたよ。 
多分今後もっと大きくなっていくバンドだと思うけど、これは忘れて欲しくないなぁ。 
何やら来年春にはアルバムも出るようなので、まだまだ今後が楽しみです。 
療養終わったらまたみっちり見に行きたいなぁ。 

<セトリ> 
Discommunication 
Wanderland 
Vampiregirl 
Living Dying Message 
(MC) 
Termination 
Sleepwalk 
命ノゼンマイ 
(MC) 
どうにもとまらない 
Black Market Blues 
Punishment 
Cold Edge 

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9mm終わりですーちゃんと合流して、大きな荷物をクロークに入れてもらって、 
ここからは色々と方々のアーティストを楽しむ時間に。 
んでまずは、先日大東祭でも9mmとともに見てきた藍坊主をGALAXYで。 
着いたらもう何曲か済んでいたところだったみたいだったけど、入り口に着いたら 
「ジムノペティック」のイントロのピアノの音が始まって、慌てて前のほうに行きました。 
やっぱこの曲のピアノの音はすごくグッとくる。また観られてよかったです。 
そのあと2曲くらい聞いて、同時のタイミングで出てたPerfumeもEARTHでチラ見。 
「Dream Fighter」と「Zero Gravity」をどちらも途中から聴いてきました。 
さっき9mmが出てたときは後ろの方スカスカだったんですが、さすがにPerfumeは 
そのスカスカだったところもぎっしり人で埋まっていて、入り口から人がはみ出てた。 
やっぱ人気すごいなぁ、と改めて思いました。 
次のステージの出番ですーちゃんとは別行動だったので、COSMOの前あたりで 
またあとでね、と散り散りに。すーちゃんはCOSMOでマスドレを見に行きはって、 
私はGALAXYで民生さんを見に行きました。 
さっき藍坊主を見てたあんなちっさいステージで民生さんとか楽しみすぎるー! 

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・奥田民生ひとり股旅 
(GALAXY/15:10~) 

ということで次は民生さん。GG09をAXで見て以来でソロでは初めての拝見。 
AXよりやや狭い大きさの場所で、人こそぎっしりいたけど距離は近くて、 
むしろ民生さんがこんなちっさいステージに出てくれるのが嬉しかったです。 
舞台にはテーブルにお酒と、椅子とマイクと3本のアコギのみ。 
バンドセットなんてものは全然組まれてなくて、どうやらアコギのみの弾き語りを 
やっていかれる様子で、もう本人が出る前から想像だけでしびれっぱなしでしたw 
動画とかでちらほら見ていたけど、こんな近くで生演奏とか嬉しい! 
あと、フジファ志村さんが凄く尊敬していたアーティストさんなので、ひょっとしたら 
何らかちなんだ曲をやってくれはるかなって少し期待もしていました。 
おそらくそんな感じでフジファのファンの人もいらしてたんじゃないかな。 

やがてしばらくして、ゆるーく民生さんが舞台に。 
9mmさんや藍坊主のアクトの激しさはもちろんないんだけど、すっごい素敵だった。 
アコギからのアンプやマイクの音量を絞っていたみたいで、舞台から20mくらいの 
そんなに近くに居ない場所にいた私にも、生で歌ってるお声がばっちり聞こえました。 
あんまり上手い下手とか気にして民生さんを聞いたことなかったけど、上手いですなー。 
何より声量がすんごかった。この声量の大きさを感じれたのはほんとに贅沢でしたよ。
何が凄いってそんな声量なのに力強さよりもゆるさを感じたのが凄かった。 
大きな声で歌うとどうしても力強い感じがありありと出ちゃうものだけど、そんなこともなく 
ゆるい雰囲気が感じれたのは地の声がしっかりしてないと無理な話ですからね。 
いや、ほんっと今回ギター弾き語りで観られて幸せでしたよ。 
アコギの音もすんごくこだわってはるのがよく分かる綺麗な音でした。 
この生演奏は一生に生きてるうちに絶対生で見るべき。いやー見れてよかった。 
お客さんも結構落ち着いた世代の方も多く、じっくり聴きに来ている方たちばかりで 
ああやっぱライブってこうやって普段聞けない生の音を聴く場所だよな、と思いました。
ほんとにね、ただ騒ぎに来てるだけの人はこういう素晴らしい演奏を見るべきだと思う。 

そして、「コーヒー」までゆるい雰囲気で、MCではおっさんくさいお話で和ませてらした、 
そんなあったかい雰囲気の中、少し神妙なお顔になって「最後にもう一曲」と民生さん。 
まわりがしんとした中、アコギから始まった曲は、フジファブリックの「茜色の夕日」でした。 
もう、歌いだしはった瞬間から泣いてしまいました。泣き声をタオルで必死に抑えながら、 
涙で潤んでよく見えないなりに民生さんの演奏をしっかり目に焼き付けて聴きました。 
この曲をギター弾き語りでとか、泣かないわけがないじゃないですか。 
まわりにもたくさん、嗚咽を我慢しながら聞いてる人がいました。 
曲の終盤の方では、とうとう民生さんも涙を流して歌に詰まってしまわれて。 
そこでもう嗚咽が止まらなくなってしまいました。周りの人もたくさん泣き崩れてて、 
民生さんも涙声で最後まで歌って、「フジファブリック!」って言って終わられました。 
出番が終わってもしばらくその場を動けませんでした。生演奏の感動やら亡くなった悼みが 
一度に色々押し寄せすぎて茫然となった感じで。ほんとにやってくれたことも嬉しかったけど、 
同時に、ああほんとに亡くなったんだなって実感させられてもう何が何やらでした。 
空から志村さんも見てたかな。梁のあたりからこっそりニヤニヤしながら。 
ほんと素晴らしすぎる時間でした。 

<セトリ> 
01. それはなにかとたずねたら 
02. さすらい 
03. 雲海 
04. The STANDARD 
05. コーヒー 
06. 茜色の夕日 

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あまりにも凄い生演奏を見て、すっかり満足しきっていたので、 
ボーッとしながら松くんのおすすめの筋少をEARTHへ観に行ったら 
もうライブの終盤の方だったみたいで。 
人間嫌いの歌と高木ブーの歌をやってるのだけ見てこれました。 
これ、9mmとか見た直後だったらがっつりのれたと思うんですけども、 
いかんせん民生さんの後で完全にしんみり気分のまま行ったもんですから 
テンションの違いにちょっと「うわ、激しい」って冷静な見方になったのが無念^^; 
いやでも筋少も生で観られてホント今日は贅沢です。 
というかフェスに出てくる事自体がすごいなと思ったw 

んで次のPeopleを見るために再びCOSMOに向かっておりましたら、 
そのCOSMOではトライセラの出番の終盤あたりの様子でした。 
入り口から人がはみ出してて中には入れなさそうだったんで、 
外から音漏れ(と言ってもテント一枚張ってるだけで駄々漏れ)で 
何曲か聴いておりました。トライセラあんま詳しくないんですが、 
和田さんの声は独特でなんか明るい気持ちになりますね。 
さっきまでのしんみりした感じが少し晴れてよいかな、と思っていたら、 
やがて聞こえてきたのは「シムシム、聞いててくれ」という声。 
そしてトライセラなりのカバーで演奏されたフジファブリックの「陽炎」が。 
わーもう、また泣かせることをさせてもう、とその場でやっぱり泣き崩れて、 
まわりにもやっぱり座り込んで泣き崩れてる子がたくさんいて。 
ただ、民生さんの時とは違って、「みんなで一緒に歌おう」という雰囲気で 
明るい曲調で演奏されていたんで、しんと聞き入るような感じではなくて 
みんなで合唱して送ろうという雰囲気だったのは良かった。 
明るく送り出そう、というトライセラの計らいだったのかもしれないな。 
そんな感じで立て続けに志村さんを悼む場に遭ってもう呆然でした。 
すーちゃんと合流してようやくちょっと冷静になった。 
で、Peopleの前に遅めの昼食。みなと屋さんが結構空いていたので、 
ロッキンの時にだだ混みで食べられなかったハム焼きとメンチカツを。 
思った以上にボリュームがあって終盤苦しかったけど、うんまかったー! 
特にハム焼きのハムにびっくり。ありゃハムってより厚切りの豚肉の燻製だわ。 
これ今度は是非酒でも飲みながらゆっくり食べたいなw 

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・People In The Box 
(COSMO/17:00~) 

三度めの正直のPeople。 
心響、残響祭と9mm&te'とタイムテーブルでぶつかって見れなくて、 
今回でようやく生で観られるのが成就しました。 
音源はmixi radioでよく聴いてたけど、やっぱ透明感があって綺麗なサウンドで良い。 
力強い演奏の中に澄んだお声とクリーンギターが響いて独特の曲調でした。 
曲展開が読めない感じはCinemaもそうだけど、Peopleのほうが荒々しさは薄い感じ。 

セトリのほうは、よく聴いてたあたり(水面上のアリアとかはじまりの国とか)はやらなくて、 
あまり聴き馴染みのない曲が多かったかな。思ってたより激しい曲調が多かったな。 
でもやっぱPeopleは素敵だと思いました。またぜひ生で観たいなぁ。 
あと、MCにびっくりしたw ドラムの彼が中心になってしゃべっていたんだけども、 
繊細な雰囲気のするボーカルの方とは打って変わって、テンションたっかいwww 
曲調とのギャップがありすぎてびっくりしましたw 

<セトリ> 
月曜日 / 無菌室 
火曜日 / 空室 
水曜日 / 密室 
天使の胃袋(新曲) 
ペーパートリップ 
ヨーロッパ 

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Peopleの次の時間がavengers in sci-fiと片平さんが重なってたんで、 
少しだけ早く始まるアベンジをちらっと観てってこうということで、引き続き 
COSMOに残ってすーちゃんと談笑していたら、出番が始まった途端に 
フロアに人を押しのけてまで前に行こうとする人がまあ多数いらっしゃって。 
ほんとにね、あんまり小言ばっかり言いたくないんだけど、何をどうしたら 
周りの人を押しのけてまで前に行こうとするのかねと言いたくなりますね。 
年寄りくさいこと言うのはあれなんだけど、勝手な若者多すぎやで。 
別に前に行こうとするのは構わないし当然のことだけど、押しのけるってさ。 
自分がされたら嫌じゃないのかな?嫌じゃないから平気でするのかしらね。 
まぁとにかく集団の中では他人に迷惑をかけなさんなよと思いましたよ。 
せっかくアベンジの演奏良かったのにほんっとこの勝手な人たちで台無し。 
結局次の予定があるんで2曲くらいで抜けましたけども、あれ最後までいたら 
前のほうの勝手な集団に嫌な気持ちにさせられてたかもしんない。 
アベンジには申し訳ないけど、別の機会でゆっくり観たいと思いました。 

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アベンジを抜けてまたすーちゃんとは別行動になったので、 
ぷらぷらと歩いてDJエリアに到着。他のステージとは離れた別の塔で 
ブースが組まれているようだったんですが。建物の構造に妙に見覚えが。 
あ、ここ昔、史上最強のクイズ王の収録あったとこだわ。 
確か8回とか9回とかで収録していたほうのところ。楕円状のフロアに 
ぐるっと客席が囲っている構造のところでした。 
DJさんが流す曲を聞きながらお酒飲んで休める場所って確かに 
ここくらいしかなさそうだったけど、いやー大昔よくテレビで見てた場所に 
こういう形で来れるとは思いませんでしたw 
こんなとこで3択50問先取とか早押しとかカプセルとかやってはったんかw 

で、お目当ての片平さんの時間。 
始まって数曲でストレイテナーの「Little miss weekend」でノリノリw 
Gettingの時にもかけていらっしゃったなぁ。鉄板セトリなのかしらw 
と思ってたら次の曲は9mmの「Cole Edge」で、傍らからかつしこさんが登場! 
どなたか出はるかなと思ってたらやっぱり来はったw 
昼一で遠い場所から見てきたのに、すぐまた観られてよかったw 
そのあとホルモンの「恋のメガラバ」とかにもブース後ろでノリノリで踊られてた。 
おかげでずっと暴れ足りなかった分汗だくになりましたよ。 
ここまで割と大人しく見てたから丁度良かったw 
次のくるりの時間があったんで、メガラバ終わりでブースは抜けてきましたけど、 
ほんの一瞬でも好きな曲が立て続けにかかって元気が戻りましたw 
かつしこさんも近くで観られてよかったですしw 

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・くるり 
(EARTH/19:15~) 

EARTHにまた戻って、次はくるり。 
くるりは初期の方はちらほら聴いてたくらいであまり詳しくないけど、 
こちらもフェスで観られるって贅沢だなぁと思いました。 
音源だけはじゃあんまり判らんかったけど、優しい歌い方なのね、岸田さん。 
今回はあまり激しい曲をされなくてまったりと聞いてこれました。 
MCの柔らかい京都弁にほっとするのはやっぱ私に関西の血が流れてるせい? 

あとそう、最新シングルの「シャツを洗えば」ではコラボしてはるってことで、 
途中でユーミンが出てきてその曲歌いはった。ぎゃー、なんて贅沢なんですか! 
さすがに場内もどよめいていっぺんに人が押し寄せてきましたよ。 
生でユーミンの歌声聴けるとかそうそうあることじゃないよなぁ。 
みんなええもん見たなぁ、って岸田さん言ってたw 

<セトリ> 
ワンダーフォーゲル 
トレインロックフェスティバル 
ベベブ 
ばらの花 
シャツを洗えば 
魂のゆくえ 
太陽のブルース 

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・ユニコーン 
(EARTH/20:30~) 

ほんとはくるりのあと椿屋に行きたかったんだけど、おそらく入場規制で 
いっぺん出たら戻れなさそうだったんで結局ちょっと前に詰めて居残り。 
右サイドの前から5人めくらいの位置で見ることができました。 
ハコはだだっ広いけど、AXん時より近い位置で見れましたよ! 

そのユニコーン。GG09ぶりに見たけど、今日は昔の曲多かった! 
初っ端から服部→ペケペケでうわー懐かしい!と思ってノリノリでした。 
その後も、すばらしい日々、大迷惑、あと昔のTM NETWORKみたいな 
テクノな曲もやってらして、曲調の幅広さにもびっくりしたんだけど、 
やっぱり凄いのはメンバー全員がリードボーカル張れるってのに驚き。 
いや、もちろん一人の人がボーカルとかギターボーカルなのも良いけど、 
こんだけ幅広いと何が飛び出すかわからなくて楽しいですよ。 
いまさらながらちゃんと音源一通り聴いて、またぜひライブで観たいです。 
贅沢なことに今年1年というか、半年で2回も近くで観られたんだけど、 
遠くででもいいからぜひ今度はワンマンでしっかりたくさんやってくれるとこを 
見に行きたいなぁと思いましたよ。いつされるのか分からないけど。 
アンコールの雪が降る町では天井から人工雪の特効で感動的だった。 

<セトリ> 
服部 
ペケペケ 
オッサンマーチ 
ケダモノの嵐 
半世紀少年 
PTA~光のネットワーク~ 
すばらしい日々 
WAO! 
大迷惑 
HELLO 
(EN)雪が降る町 

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以上が、当時の全文です。

 

この時のCDJは、志村さんの訃報もあって独特の雰囲気に包まれていました。

単身→現地合流での参加だった私は現地まで誰とも喋らずに向かっていましたが

すれ違う何人か連れの人達がことごとく「志村さん亡くなったのびっくりした」

ということを話していたというのが今でも印象に残っています。

自宅の最寄駅では居なかったですが、幕張が近づくに連れて増えていって。

 

何と言ってもこの日一番印象に残ったのは、奥田民生さんの出番でした。

お目当ての9mmと、その次に見た藍坊主が比較的平常運転に近い感じだったので

民生さんの『茜色の夕日』のカバーの時には心の準備が消えかけていた感じで、

何の予告もなくすっと始められたので、いろんな気持ちが駆け巡ったものでした。

いや、どっかしらで明るくカバーがあったら良いなと思ったりはしたんですけど、

民生さんの選曲が、もう、この曲は泣いちゃうよそりゃ、という選曲だったので。

そして、お歌いになっている間に、個人的なフジファブリックへの思いも巡って。

わたしはフジファブリックを知ったきっかけがちょっと複雑だったせいもあって、 

凄く素敵な楽曲なのに、その楽曲と真っ直ぐ向き合えない時期があったりしました。 
フェスやライブに行きたいと思いながら色々な理由で行けずじまいだったので、

ああ、やっぱり志村さんがお元気なうちにライブで観ておきたかったなあとか、

わたしより若い方なのに、なんでこんな急に亡くなってしまったの、だとか、

そしてなんといっても、志村さんがずっとずっと憧れておられた民生さんがいま、

あなたが居なくなったのを悲しく思いながら歌っているんだよ、ということとか、

それを皆で、同じように悲しく思っているんだよとか、そんなことを思っていました。

そしてこの場面が、志村さんに届けば良いなあって、凄く思いながら過ごしました。

このアクトの後の脱力感も、一生忘れられないですね。何もかも持ってかれました。

 

あとは、このフェス全体を通して思ってたことだったんですが、フェス独特の客に

若干辟易していたところもありますね。ケガのこととか、暴れ方のこととかを

随所に書いているのですが、これもこの年何度も考えていた事象だったりしました。

そして、実際にこのフェスの直後に、ちょっと治癒に日を要する怪我を負いまして。

このあと2009年12月29日にあった、9mmの年最後の9がつく日のライブのことも

すぐ更新するので、詳しくはそちらを観ていただきたいです。

もう最近はライブ中のダイブも禁止されたので減ったのだろうとは思っていますが、

やはりありえる事象として書き残しておきたいので、再掲していきたいと思います。

 

そんなこんなで色々なことがあった2009年のCDJのお話をお届けしました。

では、後ほど、今度は2009年12月29日のお話で。

今日はつい先程旭川の自宅で主人とクリスマスの夕餉を済ませたところなのですが、

先程上がってきた今日の9mmのセトリを見て、ちょっと思い出を語りたくなったので、

思い出深かったライブのお話をもう一つ、投稿したいと思います。

今回は2009年の12月25日に赴きました、『MTV BOO X'mas』というイベントでの

9mmの模様をお話します。当時はmixiのみでの公開を致しておりました。

「え、12月25日の話だよね」とツッコまれそうなのですが、これには訳があって。

 

今回も、本文をこの後に入れ、最後にもう一度、振り返っての文章をお送りします。

 

では、9年前のお話へ。

 

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<<20091225 MTV BOO X'mas@ZeppTokyo での9mm。>>

 

ようやくライブ後の徹カラから自宅に戻って一段落したので、 
ひとまず思いの強いうちに9mmの部分だけで恐縮ですが、 
ライブレポを書きたいと思います。 
時系列などなど織り交ぜてるので読みにくいかもしれませんが、 
今回は背景が背景なものですから…。というわけで本文へ。 

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2日券を買っていたのに24日は体調を崩して休んでいたのですが、 
(風呂でのぼせて湯あたり→立ちくらみ→横になって静養→起きたら終了) 
思えば24日に休んでいた分、今日25日にしっかりライブを楽しめて 
今となっては良かったかもしれません。無茶しても後々大変ですし。 
翌週にCDJもカオスもVINTAGEも控えておりましたものですから、 
今日はまぁほどほどに、でも番号が良いので前線ってところで。 

で、本日の位置は卓郎くん前の前から2人目。 
こないだのミドリとの時もこんなあたりの位置取りだったんですけども、 
まわりがほとんどきゅーみらーだったというだけで安心感が。 
前に居た女の子とか右に居た女の子とかと「前ダイバー危ないよー」 
なんてことを程々に話しつつ、対バンのcoldrain,te',Pay,WAGDUGと 
いずれもかなりの特等席で堪能してまいりました。 
(PayとWAGDUGは略称で失礼をば。フルネーム覚えられないw) 
te'でのhiroさんが結構しんどそうにしてるのが気になったなぁ。 
お身体まだ万全じゃないだろうに、無茶しちゃいかんよーって。 
でも、いずれのバンドもかなり力強い演奏で圧巻でした。 
傾向としてはte'以外はめっちゃバキバキのメタルなバンドだったなぁ。 
かっこ良かったけどWAGDUGあたりで耳レイプを感じたりしました^^; 

そして本日の9mmさん。 
クリスマスだからなのかなー、フロント3人のみなさんは暴れまくりーの、 
アレンジなどいろいろやりーの、トラブルの神様まで舞い降りーので。 
滝くんのハンドマイク姿は非常に貴重な画でしたw 
あれはギターが途中ですっぽ抜けたんだっけ?人に埋もれてたんで 
よく現場が見えなかったんですけども、楽しそうに歌ってはったw 
あと今日もかつしこさん随分吠えてたし煽ってたなー。 
ミドリん時も相当やってるなーって思ったけど、今日はそれ以上に。 
途中で前髪を左右に分けて目を見せて邪悪な目の開眼なんかもあって 
思わず「こえええwww」って言ってしまいましたよw 
それと今日はど真ん中より少し左に寄ってたんでちひろさんもよく見えて、 
終盤のパニ→セクターとか腕よく持つなぁって思いながら観てました^^; 
いつも卓郎くんばっかり見てるもんだからあんまりじっくり見てないけど、 
9mmのような激しい曲で10曲ほど続けてとかほんと腕きっつそうー。 
いやもちろんギターだってベースだってきついと思うんだけども、 
あの人の体力は一体どうなってるんだと思ってしまいましたよw 
まぁじっくり見えるまでそんなことも考えられないくらい圧迫に耐えつつ 
演奏を聴いて乗るのに精いっぱいだったんですけども。 
ZeppTokyoのフロントもなかなかぎゅうぎゅうできつかったですよ。 
でも今日はまわりがぎゅうぎゅう慣れしてるきゅーみらーさんの、しかも 
若い女の子が殆どだったんで人壁がごつごつしてなくて良かったです。 
結構周りに居る人できつさが変わったりとかってありますし。 

と、そんな感じで拝見していた9mmさんでした。セトリはこちら。 
(コミュで貼ってくれた方ありがとう。拝借しました。) 

Wanderland 
Cold Edge 
Black Market Blues 
(MC) 
エレヴェーターに乗って 
Vampiregirl 
supernova 
(MC) 
Discommunication 
Punishment 
sector 
(Encore) 
(MC) 
Living Dying Message 
Talking Mashine 

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とりあえず、レポとしてはここまで。 
ここからは自分の雑感混じりのMC報告をば。 


今日のMC。クリスマスってことでいろいろとありました。 
まず出て来ていきなり卓郎くん、「ハロー、お台場」とw 
そのあとのMCでは花屋さんでフラれたっぽい人がいたって話と、 
クリスマスだからって幸せじゃなくてもいいかも、って話を。 
な、なんだ、えらい不幸な現場に遭遇したのねえ、と思いながら、 
まぁあとはメリークリスマスだとか、楽しんで帰ってねとか、 
俺らは直接君たちを幸せにすることはできないけど、みんなで 
幸せになろうぜって話だとか、結構いろいろ話してらした。 
あと、「メリークリスマス、バイバイ」って2回話してらして、 
「いやあなた英語の発音酷いんだからあんま頻発すんなよw」 
なんて非常に失礼なことを思いつつ聞いていたのですけども。 
とにかくまぁやっぱクリスマスだから饒舌だなぁと思ってました。 
帰りに行った徹カラでも「英語まずいんだからやめとけ」とか 
重ねて失礼なことを話していたりしたんです、けども…。 

このMCの内容、ひょっとしたら意味のあるものかもしれない。 
sachikaちゃん・すーちゃんとの徹カラの帰りの電車で思ったのですが、 
クリスマスにしては随分災難な目にあったっぽい人の話だとか、 
何かしらの伏線だったんじゃないかと思ってます。 
理由は、この日のライブ直後にmixiで見たフジファブ志村さんの訃報。 
ニュースの発表は、この日のライブの最中あたりの時間でした。 
亡くなられたのが24日だったとのことで、関係者にはもう周知だったかもと。 
そしてひょっとしたら、卓郎くんだったり、他の皆さんもご存じだったのかもと。 

物凄く、考えすぎかもしれないんだけど、 
花屋さんでフラれたっぽい人の話は、フジファブの「花屋の娘」って曲から、 
クリスマスに幸せじゃなくたって、って話は、クリスマスイブの日に 
突然の不幸があった、ということを指してるのだろうかと思ったのです。 
ライブの場では何にも知らずにのほほんとお話を聞いてたけど、 
卓郎くんは、先述のte'のhiroさんが悪性リンパ腫になりはった時にも、 
ブログに「5年生存率80%」のことを童話のような文体にしてお話を 
暗喩にして書いてはったこともあるし、もしかしたらって思うのです。 

もし本当にそうだったなら、「メリークリスマス、バイバイ」って2度も 
言っていたのも、対バンも一緒にしたこともある志村さんへの 
メッセージだったのかもなぁってちょっと今思っております。 
真相はそれこそ卓郎くんに聞かないと判らない話ではあるんだけど。 
(あくまで私の推測なんで程々に聞き流してください) 

そのもしかしたらな背景だったらと思って今涙が止まりません。 
あまりにも突然過ぎる志村さんの訃報、今だに信じられません。 
カラオケオフでも必ず1曲は歌われててきゅーみらーのみんなも 
フジファブは好きで楽しい時間を何度も過ごさせてもらっていたし、 
こないだの北海道旅行で、泊めてもらったきぃちゃんのおうちで、 
9mmとフジファブの動画を見ながら談笑していたところだったし、 
そして対バンの機会があったら絶対観たいって思っていた、のに。。 
こんなに早く叶わなくなるなんて思わなかった、てか思えるわけないよ。 
なんでなの、何があったの、としか言えない。 
ほんとに信じられないです。現実を受け止められない。。。 


・・・結局雑感のほうが長くなってしまったのですが、 
ひとまず気持ちの強いうちにということで書き上げさせて頂きました。 
ほんとに今日はライブそのものよりも志村さんの訃報への悲しさが 
あまりにも大きすぎて、というところです。 
何回も書いてるけど、まだ現実を受け止められない。 
これから、方々の動画で実感してくることにします。 
ほんとに、なんでだよ、としか言えないわ、まだ。。。

 

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以上が、当時の全文です。

 

この1時間くらいの出番も、とても印象深い時間でした。

MCの話は、最初妙に暗いお話だなとひっかかったりしてたんですけど、

ひょっとしたらこの訃報を含んだお話かと思ったのはもう少し後でした。 
ライブ直後は会場の外に出てからスマホを繋いですぐ見た訃報でもう

信じられないやら悲しいやらで頭がいっぱいでしたもんで、話の内容を
ゆっくり咀嚼したのは友達との徹カラの後でだったのですよね。 
一人になってちょっと冷静になって思い始めたことで。 
もちろん推測の話ではあるんですが。 
あれってそうだったのかなぁって思うことで納得したいところも 
あるといえばあるのですけども、だとしたらほんとに辛い中で 
ライブをされてたんだなと思うと、楽しいライブだったはずなのに 
MCでの心情を思ってすごく心苦しい気持ちです。 

 

そして9年経って今日、名古屋での『MERRY ROCK PARADE』という出番では、

このようなセトリで演奏をされたとのことでした。

 

1. 新しい光
2. Black Market Blues
3. カルマの花環
4. キャンドルの灯を
5. キャリーオン
6. ハートに火をつけて
7. ロング・グッドバイ

 

フェス出番なのでまず序盤はシングル曲が続いて、そこからキャンドルの灯をという

クリスマスっぽい選曲があるなあと思ったんですが、最後のロング・グッドバイは、

BABELツアーで休養中の中少し復活された滝さんが序盤のタッピングを演奏されたとか

9mmファンにとっては思い出深い選曲ではあるのですが、私は会場に居ないなりに、

いつもセットリストの妙でなにか驚きをくれることがある9mmなら、この選曲は多分

9年前の今日の訃報への思いを含めた選曲なのかもしれないなと思いました。

もちろんこれも、推測の話ではあるんですが、9割くらいそうかなと、思ってます。

そしてこれを、出来れば現地で「最後何が来るのかなあ」って思いながら待っていて、

フェスだし最後パニかなあとか思って待っていたところに序盤のタッピングを聴いて、

”うわあああああ、この曲選んだって、もしかして・・・・”って感じたかったですね。

久しくライブに行っていないなりに、今日はそんなことを思いました。

 

やっぱり、9mmを、近いうちに観に行きたいですね。

せめて、何かの記念日の時には、必ず。