2010年の麒麟川島さん単独ライブ『綺麗な漬物』での思い出話 | 徒然むかしばなし

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蝦夷地のほぼど真ん中に棲むクイズとロックバンド好きの主婦による、昔の思い出話をまとめたブログ

今回は麒麟川島さんのライブ観覧の思い出話を投下していきます。
2010年に行ってきました麒麟川島さんの単独ライブ『綺麗な漬物』での出来事です。 
ライブでやってはったネタに発売中のDVDの続き的なものが沢山ありましたため、 
あまりネタに関しては詳しくは書けないので(DVD『雨降る夜』をご参照ください)、 
今回は、前後談とか、サイン会イベントの事を中心にまとめております。

今日これをアップした理由は他でもありません、本日は川島さんのお誕生日ということで、
川島さんがなさった単独ライブの中でも一番思い出深かったものを上げようと思いまして。
しかし今年で不惑なのですね。あっという間だなあ。
行きつけのお店でばったりお会いしたのが25歳っておっしゃってたころだったものな。
15年、休み休みですが、ずっと推させていただいております。
惑いもせず、そして今後も活動されている間、ずっと推していくと思います。
北海道に引っ越してからはやはりどうしても大阪に居た頃のようにはそうそうすぐには
拝見しにいけなくなったのですが、昨年の札幌のようなイベントご来訪のときには、
なんとしても駆けつけたいと思っています。
あとは東京や大阪での出番では遠征や帰省とタイミングを合わせてね。

長くなりました。では、ここからは9年前のお話です。



<<麒麟川島明単独ライブ『綺麗な漬物』観覧の思い出話>>
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5年来のごひいきさんである麒麟川島さんの単独ライブ。 
M-1出場資格がなくなってR-1に出るなり決勝に残ってとご活躍の方ですが、 
私にとってはそれ以上にたくさん思い入れのある方。 
詳しくは後ほど長々と書く事にして、単独でのネタライブを拝見するのは初めて。 
去年ぐらいからソロでのライブを始めはったんですが見に行けたのは今回が初で。 
復帰するなり東京へ遠征での参加になってしまいましたけども。 
丁度そのライブの近くに9mmと時雨が2連続でライブ(スマパンのゲスト出演)を 
見る予定があったので、旅行がてら東京までという感じで行かせて頂きました。 
麒麟さんのネタライブに遠征で行くのは5年前の『キリリン!』以来。 
その時と同じく青春18きっぷを使っての遠征。 
でも当日朝に出発して夕方のライブに行くのはさすがに初めてだった。 
今回は、ライブ直後にDVD購入者限定参加のサイン会イベントもありまして、 
久しぶりに川島さんとの対話も出来そうで楽しみでありました。 
8月8日の朝6時に大阪駅を出発して、青春18きっぷでの旅がスタート。 
その間、長い時間暇なので麒麟さんを観に行き出したきっかけを思い出したり。 

麒麟は、base卒業間際の2年くらいで片っ端から通い詰めて観に行ってました。 
元々はなんばの行きつけのラーメン屋さんで偶然川島さんとお会いしてお話をして、 
その時のご対応が凄く真面目で紳士的で素敵だなと思ったのがきっかけでした。 
で、最初はお礼参り的な感じで観に行き出したんです。 
でも観に行き出したら漫才以上に色んなポテンシャルが高くて凄いと思って。 
漫才でもちょいちょい発揮されてるけど、声帯模写も物真似も大喜利も漫談も、 
何をやらせてもお上手だという稀有な芸人さんなのです、川島さんは。 
なのでいつ観に行っても「うまいなー」ってのを感心して帰れるので楽しくって。 
あとその頃一番びっくりしたのはbase卒業間際の単独ライブのコーナーで、 
ほんとにガチの早押しクイズをクイズ王呼んでやりはって勝ってたって事やったな。 
何にもそういう事があるって判らずに観に行って、クイズコーナーが始まったのも 
かなりびっくりしたんですが、出てきたクイズ王の方も顔見知りの方だったんで、 
殆どのお客さんが「あ、クイズ王なんだ」って感じで見ていた中、私ひとりだけが 
「ちょwww なんでwwwww」って笑いをこらえてたっけ。 
当時mixiにそのクイズ王の方もいらっしゃったんで、「出てはりましたよね」って 
メッセ送って「見に来てたの!?」ってお返事貰ったりしたものでした。 
てか「ちょっとアンタ代わってくれ!」って思ったのも事実ですけどw 
麒麟さんとクイズ対決やってみたかったなぁ。 
(そもそもなぜあの方がクイズ王で呼ばれたのかいきさつがすっごい気になる、 
 クイズ王として呼ぶならとうちゅうさんとかもっとメジャーな人居るのになぁって) 
そしてそのクイズ王が麒麟さんに負ける様子を見てしまったというねw 
いやでも「なかなかいいところで押してる!」って思うくらい強かったのですよ。 
とまぁ、そんな昔の思い出がたくさんある麒麟さん(ほぼ川島さん)。 
しかしbaseを卒業・東京に拠点を移されてからはすっかりご無沙汰していて。 
同時に私も京都に転勤で一人暮らしを始めてそれどころではなかったですし 
そのあと9mmに嵌りだしてっていうのもあったんですけども。 
でも横浜に住んだ時に偶然HMVでDVD販促イベントを発見して久しぶりに 
対面でお話したりってこともあったり、その直後の舞台も観に行ったりして。 
なのでちょいちょい忘れた頃に行ってたような感じで活動は続けてたという。 

って、きっかけを話すとほんとに長くなってしまうのですけども、たくさん思い出を 
頂いた芸人さんという事なのです、私にとっては。 
それが先月。思い立って川島さんの名前をツイッター検索したらいらしたんで、 
そこから田村さんもフォローして、天津向さんもフォローして、みたいな感じで 
すっかり昔を懐かしむように当時よく観に行ってた芸人さんをフォローしまして。 
そしてびっくりするのが、ご本人のお返事があっさり返ってくるっていうね。 
なので距離的には今のほうが遠いけど、感覚的にはずっと今の方が近くて。 
通い詰めてた時にはお話できる機会なんてなかなかなかったですもの。 
(私は最初が最初だしその後も割と話す機会があったけどそれでも5、6回程) 
それが今や「液晶タブを買ってきたけど動かし方が判らない」ってつぶやかれて 
「ドローツールがないと描けないっす」(実際はもっと丁寧な文章)て返事したら 
「丁寧な説明ありがとう」ってお礼のつぶやきが返ってきたりするっていうね。 
そして今回の遠征にしたって、「始発で行きます」って声を川島さんに送ったら 
「遠くから申し訳ない、無理しないで楽しんでいって」って返ってきましたし。 
いやまあ、川島さんのライブ以外にもいっぱい目的あったんで遠征にしたけど、 
自分の企画イベントに遠征で来てくれるって聞くとやっぱりびっくりなのかな、 
そのあとご自身のつぶやきでも私や遠方の参加者に触れて下さいました。 
「始発や夜行バスで来てくれる方も居ると思うと気合が入る」って。 
そういう感じで、ほんとにすっと声が届く現状になってるのは嬉しい限りです。 
ただ、まだ「昔ラーメン屋さんでばったりお会いしたものです」て名乗れずにいて 
”昔よく観に行っていたクイズ好きの人”と今の私がイコールでつながってるか 
その辺はまだ確かめられずにいたりします。これがなかなか自分自身の事を 
「覚えてはりますか」なんて聞けないものなのです、昔も聞けなかったですし。 
まああまりそれをありありと出して観に行くのも何か違うし、気持ちの片隅に 
そういう有難い思い出があるなぁと思いながら行けば良いんじゃないかなと。 

そんな感じで昔の思い出やら最近のツイッターでのやりとりとかを経てたので、 
ライブ後のサイン会イベントでは何をお話しようかなぁと考えておりました。 
最近ツイッターでよくお返事を戴いてるっていうことでお話すれば良いかしら。 
あ、でも先々週に番組でDSソフトを貰えたんでそのお礼も言いたいなぁ。 
ありがたいことに、復帰してすぐにYahooオンラインの麒麟の番組の投稿で 
自分の投稿を読まれてDSのゲームソフトを戴いて、HNも読み上げて貰えて 
HNとアイコンを視認されたりしたので、きっかけとしても話しやすくなったし、 
あと宇治川の花火大会に行くってツイッターで書いていらっしゃった時に、 
「昔住んでたマンションから特等席で見れていた」という事も送っていたので、 
よし、じゃあサイン会イベントの時にはそのあたりを話そう、と決めたのでした。 
あの話を出した者です、と名乗れば自分とイコールして貰えるかなって事で。 
という感じで単独ライブ以上にサイン会イベントでの事が楽しみだった私。 
ライブそっちのけかよなんて言われちゃいそうですけどねw 
そもそもライブ後にそういうイベントがあること自体が相当珍しいんですもの、 
楽しみじゃないわけがありませんて。 

そうして、ぐるぐるこういうことを思いながら鈍行を乗り替えしていて。 
考え事しながらだと9時間の行程なんてあっという間です。 
朝6時に出発して、間にごはん休憩をはさみつつ、ライブ会場の最寄駅の 
恵比寿駅には16時頃到着しまして。現地で麒麟仲間の方と合流して、 
会場まで道に迷うこともなくわいわいしながら向かいました。 
やっぱり話題は今日のライブの内容予想と、イベントで何を話すかって事。 
沢山話を温めてかないとサイン貰って握手するだけなんて勿体無いもの、 
って仲間の方とも意見は一致しておりました。 
やがて時は過ぎて17時。いよいよ開場時間になったので入場。 
今回の会場となった恵比寿エコー劇場は席数200にも満たない小劇場で、 
同行の麒麟仲間に取って頂いたお座席はステージから10m程度と近くて、 
先日久しぶりに観に行った京橋花月の舞台くらいの位置で見られました。 
先にも書いたとおり、DVDのネタバレを防止するため内容は書けませんが、 
R-1でもやっていらしたええ声で言おうのネタに始まり、ピンでのコントあり、 
書道五段と得意のイラストの腕前を筆ペン一本で再現されていらしたり、 
お客さんから頂いた大喜利のお題に全部イラストで解答されていたり、 
そしてDVDで見て「こんなのも出来はるのか!」とかなり驚いた創作落語も 
ライブでまたやって下さって。3人の登場人物・語り部の4役の演じ分けも、 
オチもしっかり出来てらしてほんとにお見事でした。 
漫才でしか川島さんの印象がない人は単独の舞台も見てみて戴きたい。 
あるいは今発売中の『雨降る夜』DVDをご覧戴いて(宣伝)。 
今日もいいともで宣伝してはったけどねw 

と、ライブ本体の感想がすっごい短くなっちゃいましたけどもw 
そんなライブ終わりに今回はDVD購入者特典のサイン会イベントがあって 
ライブ以上に此方を楽しみにしていた我々はもう緊張するやら何やらw 
今までにもちょいちょい麒麟さんのDVD販促イベントでサイン会はあったし 
初めてこういうイベントに来たってわけではないんですけど、それでも久々に 
1対1でお話できるってのは緊張するものですよ。 
まあ向こうにしてみれば流れ作業なんだけど、折角話せる機会なんだから 
何か向こうの琴線に触れる事を話したいものじゃないですか。 
ってことで今回はこのライブの翌々日に控えていた宇治川の花火の話に。 
その前に先々週の麒麟さんの番組でDSのソフトを戴いた話もしまして。 
割とさらっと「プレゼント当たったんですか」と言われちゃったけどw 
いやいや、あなたと田村さんにこのネタいいねって拾って戴いたってばw 
でもああいう選考ってあまり相手が誰とか見ないで選んでるかもなぁと、 
この話のやりとりを聞いて思った次第。また良いネタあったら送るかな。 
そして、宇治川の花火の話も。携帯の待受に以前宇治に住んでた時に 
みんなでわいわい酒盛りしてベランダで眺めた花火の写真を入れてて 
「昔住んでた家からこんな大きさで見れてたんですけど、これくらいのとこで 
見られた事ってありますか?」と写真を見せながら質問してみまして。 
まあ質問の内容自体はそんなに重要ではなかったんだけど、この写真を 
いつか川島さんにお見せ出来たらなぁとずっと思っていたものですから。 
したら「いや、こんな近くでは見たことないです、凄い」と仰って頂いて。 
そうなのかー、それはそれで意外。確か宇治駅から近いみたいな事を 
ラジオ番組で昔おっしゃってた気がするんだけど、気のせいだったのかしら。 
まあでも近さとかはどちらでも良かったので、写真を凄いと言って貰えて 
良かったかなぁ、と思う事に致しました。 
ひょっとしたらもっと近くで見た事あって気遣ってくれての返事かもだけど。 
(後日談:翌々日に川島さんのツイッターに上がった花火の写真は、

お見せした写真よりずっと近い位置で撮られたものでびっくりでしたw) 
で、DVDのパッケージにお名前入りでサインを戴いて、握手して終了。 
ひとつ後ろと二つ後ろの麒麟友達も同様に何かお話して終えてました。 
いやー、この瞬間の為に遠征してきたといっても過言ではなかったけど、 
やっぱり実際にお話し出来たのは嬉しいものです。 

イベントが終わって。一緒に来てた友達のお一人が「待ちます?」と。 
ああそうか、今日は吉本の劇場じゃないから出待ったりできるのか! 
すっかりご無沙汰してるとこういうのも忘れてしまっていた私。 
吉本の劇場はルミネも京橋もbaseも出待ち禁止になっているので、 
ライブ終わりってすぐさま散り散りに帰っていくのが定例だったんですが、 
こういう単独公演の時は出待って良いという暗黙の了解があって。 
まあツイッターでも麒麟のおふたりが「周辺に迷惑にならなければ」 
的な事を書いてはったし、お言葉に甘えて出待つ事にしました。 
とはいえ、一時期のbaseの頃のような熱狂的な人ってもはや皆無で、 
私たち同様に出待っていたのは僅かに5人ほどでした。 
声掛けやすくてありがたいけど若干心配になるよ、こんだけ少ないと。 
やがて、会場入口に30分後ぐらいに共演者の方と出られた川島さん。 
待ってた私たちに目を配らせながらタクシーに乗る準備をしてらして。 
折角目を配って下さったんでお疲れ様でしたくらい言おうかなと思い、 
一歩前に出たら気づいて下さったので、「お疲れ様でした」と一言、 
あと「始発の事触れて下さってありがとうございました」ともう一言、 
手振りをしながら伝えようと思いましたら、川島さんその手が握手だと 
思いはったみたいで手を出して下さってたんでそのまま2度目の握手。 
イベントの時はちょっと流れ作業みたいになっていたのですけども、 
今度はこちらの顔を見て「ありがとうございました!」と言って頂けて。 
そしてそのまま残ってたみんなでタクシーに手を振って見送って。 
友達に「握手2回もいいなー」とか「よく声掛けられたねー!」とか 
色々言われちゃったんだけども、正直めっちゃ動悸が凄かったですw 
握手2回は完全に予想外になっちゃったけど、また話せて良かった。 
今日も今日とて昔ラーメン屋でお会いしたって事話せなかったけどね。 
ラーメン屋の話はいつか話してみたいものだなぁ。 
まあそれは永遠の課題って事で大事にしまっておく事にするかな。 

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ということで、殆ど前後談とサイン会イベント+αで占めましたが、 
2010年の麒麟川島さんの単独イベントの様子をお届けしました。


今後も、川島さんの益々のご活躍を祈っています。
北の大地で、のんびりと。

 

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2019.2.3
くるび拝