ご贔屓さんその1:麒麟・川島明さん | 徒然むかしばなし

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蝦夷地のほぼど真ん中に棲むクイズとロックバンド好きの主婦による、昔の思い出話をまとめたブログ

さて、こちらは「はじめまして」あたりからご覧になった方向けに。

このブログで取り扱っていく話題についての補足になります。

わたしは小学校5年生くらいからでしょうか、歌番組やお笑いを

なんとなく見始めてからかれこれ30年ほどテレビっ子なのですが、

その中でも「この方々は一生お慕いしていくだろう」という方を

勝手ながらエピソード込みで推しポイントを紹介したいと思います。

併せて、このブログ内での関連記事へのリンクもつけています。

ということでブログ内リンクのようなものと思って下さい。

 

それでは、古い思い出から順に、まずはこの方を。

 

*ご贔屓さんその1:麒麟・川島明さん*

【関連記事へのリンク】
<2010年の麒麟川島さん単独ライブ『綺麗な漬物』での思い出話>
https://ameblo.jp/9rb/entry-12437371404.html
<2018年のよしもと美術館PRイベント@サッポロファクトリーアトリウムのお話>
https://ameblo.jp/9rb/entry-12375493150.html

 

ということで1人目は漫才コンビ・麒麟の川島明さんについて。

とにかくアドリブが利く・ボケ担当だけどツッコミも抜群に巧い・ええ声・

ナレーションも上手にされる・声帯模写とモノマネも見事、などなど色々と

何でもこなされてしまう一方、「運動神経悪い芸人」としても活躍されてて

あと大喜利名人としてインスタで写真で一言をされてたりと多彩な方ですが、

わたしは東京へ進出される直前の、baseよしもと所属の頃から推しています。

 

実は川島さんとは2005年に行きつけのラーメン屋さんでばったり遭遇して、
その時のご対応が誠実で素敵だと思って舞台を観に行くようになりました。

まあ、テレビではM-1の第1回でのご活躍をきっかけに知っていましたし、

M-1リターンズの公演でちらっと拝見はしたりもしていたんですけども。

なもんで、ひょいっと入ったら奥にいらしてて、まあびっくりしましたよw

笑い飯の西田さんとご一緒に来店されていました。

や、こんなきっかけにはもうそうそう遇わないな、と思いますw

 

ラーメン屋さんはいまもNGKの近くで営業されていまして、わたしが

通いつめてた頃はまだお店が出来て間もない頃でした。

店主さんも比較的テレビっ子でいらっしゃるので、お店の中に地上波や

DVDが見られる環境があったりしたんですが、わたしが昔アタック25で

優勝したことがある話とかもさせていただいてたりしまして、出た放映の

ビデオをお貸ししたりもあったんですが、川島さんとの遭遇はちょうど

そのクイズのお話をした直後ぐらいでしたので、ご一緒してあわわわと

なっているところに気を利かせて下さって、「クイズお強い方なんです」
「アタック勝たれたことがある方なんです」と紹介して下さったんです。
で「えっそうなんですか」と思いのほか川島さんも食いついて下さって。

それでその後会話が続いたりした、っていう奇跡的な展開だったのでした。


川島さんは元々クイズ番組を見たり答えたりするのが好きだったそうで、

「普段練習とかされてるんですか」って質問してくださって。優しい!

これ、川島さんにアドリブ力がある何よりの証拠だと思いましたよw

いきなり出くわした変わった趣味の一般人へのお気遣いが素晴らしいとw

「や、素振りとかの練習はしないですよw」って最初茶化したんですが、

割と真剣に聞いてくださってる感じだったので、その後は真面目に、

「問題文の途中で判る」コツについてのお話をしてきたりしました。
確か「助詞である程度その後の展開を読めば確率は絞れる」って話して。

だいたい10分くらいでしょうか、一緒にいらしてた笑い飯の西田さんを
完全に置いてけぼりにする勢いで(これ、思えば酷い話ですよねえw)

初対面で凄く濃ゆい話をしてきたりしたのです。

ゆくゆくわかったことなのですが、川島さん西田さんは人見知りが強く

こういった形でいきなり一般人と絡むということは仕事でない限りは

されるほうではなかったようなので、ほんとに珍しい機会だったようで。


で、お話を聞いて下さって、「すごーい」っておっしゃって下さったり、

帰り間際には鰻の寝床式で、カウンターで座ってる背中に通路になってるので

そこですれ違う時にも、川島さんは私に軽く会釈して下さったりされまして、

わあ礼儀正しい方だなって思いました。そんなん期待すらもしてなかったんで。

で、私も返さなきゃと思って、「お話できて嬉しかったです」と伝えたら、
会計のとこから「いえ、とんでもない」なんて返してくださって。

めっちゃめちゃ紳士っすよねえ。こんな見ず知らずの変わった一般客にw

なもんで、真面目で誠実な対応しはるなとお人柄に惹かれたわけなのです。

で、直近に単独公演の舞台があったので、東京に出る用事に合わせて

東京公演のチケットを買いまして、お礼ということで差し入れと、

「先日は本当にありがとうございました」と「これから舞台もたくさん

見に行かせていただきます」という内容のお手紙を書いたりしました。

スタッフさんに預けて帰ったりしたんですが、届いたのかな果たして。

舞台も凄く面白かったので大阪公演のほうも見に行きました。

音楽のチケットに比べるとチケット代も安いので買いやすかったですし。

そしてその後、チケット代が安いのを良いことに、baseよしもとにも

週2~3とかで通ったりなどもしておりました。ビバ実家在住ですw

FMの番組の公開録音のような無料公開の舞台や、販促イベントとかは

ほぼほぼ行っていたような気がします。出席率8割くらいあったかも。
川島さんにその後「ラーメン屋さんで遇ったクイズの人」というのを

覚えてくださってたのかを15年近く経った今も全く確認できずですが、

単独公演の舞台で、実際のクイズ王を呼んで対決してた時はさすがに

「これちょっとどういうことwww」って驚きで一杯でしたw
またそのクイズ王が思いっきり知り合いで一人で物凄い苦笑いしましてw
客席から見てて「ちょっとお前変われ、対決させろ」って思ったけどw

 

あと、クイズで思い出したのですが、川島さんの誕生日近くにあった

漫才の出番の帰りに「これよろしかったら」と誕生日プレゼントで、

発売したばかりのDSのクイズゲームをお渡ししたことがあったのです。

私はクイズの問題を量産できるタイプではないので、クイズ作家は

目指せなかったし出来なかったんですが、この時お贈りしたゲームは

制作チームのメンバーさんと仲が良かったということで少々手伝いを

していた思い入れのあるゲームだったのです。

確かファッションとかグルメの問題をちょいちょい提出しました。

で、お渡しする時に「DSのゲームです」って言った瞬間、あの声の

声色が変わって「えっ!」って凄い反応だったりもしたんですがw、

(川島さんはモンハンの仕事が来たりするほどのゲーマーさんです)
それよりもびっくりしたのが、怪しいものじゃないよということで

半透明の花のイラストを入れていた袋から手渡したプレゼントを、

川島さんはだいぶじっと見てくださって。そして、おもむろに一言、
「これ、今日、田村が買うてましたよ」っておっしゃいましてw
思わず「えっ!うそっ!?」ってタメ口が出てしまいましたよww
ほんとにすっと、めちゃ素のテンションで「買うてましたよ」って
川島さんが話してくださったので、つい私も素で返しちゃいましたw
というか何も宣伝せずに田村さんが買ったことにもかなりびっくりw
でも、おかげで通信対戦のあるクイズゲームを、コンビで1枚ずつ

持ったことになったということで「ぜひ対戦やってみてください」と

製作に関わってなかったら言えないフォローなんかもしましたw


他にもあまりここでは書けないですが、結構ピンポイントな楽しみを

沢山頂いてたりしてました。なのでbase卒業はほんとつらかったです。

自分の庭のように近いところにたくさん出られていたのが、一気に

そうそう見に行けない活動拠点に移るということで、栄転ではあれど

こんなに悲しい劇場卒業は味わったことがなかったです。

ほんとに、喪失感が半端なかったですね。いつかは来るとは言えども。

 

base卒業後は私も実家を出たりなどがありましたので、観覧ペースは

年に数回となり、東京支社への転勤になった時には後にはまっていく

9mmの観覧で忙しくなったので、数年に1回となっていきました。

個人的にも心身ともに疲弊して、ちょっと身体を壊したりもあって、

baseに通っていたあたりの元気さがまるでなくなって鬱屈した日々を

送っていたのですが、その鬱屈がきっかけで凛として時雨を聞き出し、

やがて傾向が近い音楽ということで9mmに興味を示すようになって、

しばらくして心身が戻ってから、川島さんの出番にもまた行くように

なりました。9mmに通いだしてから今度は遠征での観覧をする事を

覚えたので、一回の遠征日程で9mmと麒麟を両方、とかもあって。

さすがにbaseへ通っていたほどのペースではなくなりましたが。

 

あと川島さんや田村さん、他にも仲良しの芸人さんがツイッターで

お客さんと度々やり取りされることを始めたりされていたおかげで、

舞台に行く機会こそ減ったはものの、つながりが近い感じにはなり、

昔はこんなふうに気軽にリプ送れたり、というかしゃべれたりって

なかったよなあ、としみじみすることもあったりします。

ゆくゆく昔話として投稿しますが、大阪からの遠征で東京の単独に

青春18きっぷを使って行くということをご本人にさくっと送って、

「遠いところ申し訳ない、無理しないで楽しんで行って」という

お返事が頂けたりするとか、baseの頃には考えられなかったですw

なのでそういう意味では、細々と想い続けて良かったと思います。

最初のきっかけから8年経ってからようやく川島さんとツーショを

撮れたくらい、なかなかの奥手っぷりなわたしなのですけども。

(というか9mmのライブに通いだしてメンバーさんと対話なども

あったりしたのですが、はじめっから対話に抵抗がなかったのは、

紛れもなく川島さんや麒麟の舞台の観覧を長く続けてきたから、と

いうのがあったりします。CD販促イベントとか、DJイベントとか、

あるいはお見送りなんかでも、麒麟で経験があったので、という。)

 

なのでここ数年はテレビでのご活躍を楽しませていただいています。

それでもやはり自分にはかつてないくらいの思い出深い方でしたので、

単独公演の時とか、書籍のサイン会イベント、帰省がてらのNGKは

番号が良いのが取れたら行ったりなどしています。

もう数年に1回での行き方になっているので、さすがにもう、特に

最初のきっかけなんて覚えてはいらっしゃらないだろうということで

毎回初対面のつもりで見に行くようにしています。

このへんは「いやその辺は古くからのファンって出してもいい」と

考える方もいらっしゃるかもですが、どうも個人的な考えとして、

「あんまり古参ぶって会いに行って、忘れられてたらはずい」という

考えがあるのが大きいせいではあります。

そもそも数万人と推してる方がいらっしゃる相手だし、同じような

出会い方とかそれ以上のきっかけの人もいるでしょうしね。

それでも、初めてのつもりで行って「また来て下さい」という反応が

あったりすると嬉しいですね。自分が古参感を出さないようにすると

勝手にハードルを下げてるせいってのもあるかもしれないんですが、

向こうから気づいて頂けるのはそれ以上に嬉しいです。

 

って書いてて1年以上ごぶさたしているので、今年もまたどこかで

観覧しに行ける機会があったら良いなと思います。

一番良いのは単独ライブに行くのかなあなんて考えてはおります。

「雨降る夜」の時みたいなプレゼン込みの新基軸なのを見たいです。

この時披露された創作落語がほんとに見事でずっと今でも見てます。

ああ、あとは、可能性は思いっきり低いですけど、クイズの特番で

大勢の中でご一緒する機会があったら嬉しいですね。

クイズ王チームで特番に出られるくらいの戦績があるかはちょっと

自分の戦績では怪しいところではあるんで、クイズの方でも今年は

出来ればテレビ放映での番組に挑戦したいところではあります。
 

長々と書いてしまいました。

そんな感じで今後も川島さん推しで生きていこうと思いますw