ズラではないとしたら?
先日の記事に、
Tさんのコメント。
> 細川たかしさんの頭の突然変異が
> とても気になります。
> 五行で説明がつくんでしょうか。
まず、結論を申し上げます。
ほっといてあげましょう。
けど、「記事にします」って、
言っちゃったんだよな~(笑)
まほさんシリーズで、心温まる昨今。
あまりにも温度差のあるどうでもいいハナシ。
・・・おっと。
いかん、いかん。
まほさんシリーズは、OK。
細川たかしは、どうでもいい。
これも「認否の裁量」じゃないか。
ここは、Tさんのご要望。
全力でお応えせねばなるまい。
細川たかしの髪型。
たしかに、異様。
ゆでたまごみたいだよね。
ツルツルにむいたやつ。
清王朝の辮髪(べんぱつ)も思い浮かぶ。
ズラ疑惑が真っ先に浮かぶが、本人は否定。
テレビで何度もイジられたが、
どうやらズラではないらしい。
よく見ると、生え際に産毛が。
うん、地毛のようだ。
しかし、ホントに、ハゲてるだけ?
年齢とともに髪が薄くなる。
よくあるハナシ。
単なるハゲでは、ここまで注目を浴びない。
なぜ?
なぜだ・・・細かくチェック。
ハッ、こ、これは。
もみあげがない。
おでこが後退するのが、一般的なハゲ方。
しかし、もみあげは、ハゲない。
最後まで残る。
頭頂部に髪が残ったまま、
もみあげが先にハゲるのは、不自然。
そこに通常のハゲとは異なる不自然さ。
誰もが感じ取っているのかもしれない。
ってことは、わざと?
意図的にもみあげだけ、剃ってる?
本人曰く、
「ピシッとしていないと、イヤ。」
たしかに。
『北酒場』の頃は、ピシッとしている。
当時から、髪型が乱れるのがイヤで、
スプレーで髪を固めていたと。
風が吹いてもなびかない。
そこから、ズラ疑惑が。
では、ここで髪型の変遷を。
こちら、デビュー当時、24歳。
男前やね。
ハーフっぽい。
しかも、フサフサ。
もみあげもしっかり。
尾崎紀世彦みたい。
5年後の1980年。
まだ、フサフサ。
しかし、サイドが少し減ったか。
けど、前髪が一直線。
家で散髪した子どもみたい。
これも「ピシッと」のあらわれか。
潔さが、逆に不自然さを醸し出す。
こちらは、1987年。
前髪とサイドが直角に。
この頃から、「ヘルメット化」が進む。
ズラなら、逆にもっと自然にするだろう。
「ピシッと」路線を貫く男気。
まさに、演歌の花道。
2008年。
もみあげも消滅。
全体の毛量も減少。
お肌がツヤツヤなまま、丸みが。
「ゆでたまご化」が始まる。
かなり現在に近づいてきたね。
そして、2019年。
ほぼ現在と同じ。
「ヘルメット」と「ゆでたまご」の両立。
お見事。
誰も口を挟めない威風堂々。
さあ、材料は集まった。
五行で観てみよう。
まず、私から観た細川たかしの五行チャート。
面長、額が広い、目力あり。
これらは、「木」気旺盛。
あの甲高い声も「木」気。
ただ、「土」気のやわらかさもある。
唇、厚いでしょ。
情を表現する演歌に最適。
鼻筋が通り、顔のパーツが中心に集まる。
「金」気もあるね。
ただ、「火」と「水」の要素は、少なめ。
特に、「水」気。
丸顔でもなく、浅黒くもなく、
耳たぶもそれほど発達していない。
なのに、髪が真っ黒。
お肌ツヤツヤ。
これ、「水」気の特徴。
人相を観ると、
先天的に「水」気はそれほどないはず。
なぜ?
・・・あっ、演歌だ。
タレント化してるけど、紅白出場40回の大御所。
演歌って、こぶしをきかせるでしょ?
あれ、肚に気を降ろさないとムリ。
「水」気とは、ぎゅ~っと中心に集まるエネルギー。
演歌を歌い続けることは、
後天的に「水」気を養うことに。
72歳のいまも現役。
「水」気は、鍛え続けられている。
しかし、加齢とともに「水」気は衰える。
もともと、「木」気旺盛。
上に立ちのぼる気が強い。
「水」気の衰えとともに、
相対的に上昇する熱気が旺盛に。
熱気は、地肌を砂漠化。
おでこが後退することに。
生え際の髪、スチールウールみたいにちりぢり。
これ、相対的に「火」気が旺盛になった証拠。
しかし、演歌で「水」気を養ってなければ、
もっと早い段階で、ハゲていたはず。
しかし、なぜ?
なぜ、もみあげまで剃る必要があるのか?
自然の摂理に従って、
素直にハゲてはいけなかったのか?
本人曰く、
「白髪になるか、毛がなくなるか、2つに1つだよね。」
100ゼロ思考(笑)
なんと白髪が許せなかったのか。
たしかに。
私ももみあげの白髪、気になる。
「木」気とは、春のエネルギー。
人生の春、子どもや若者のエネルギー。
つまり、若くあろうとするので、
「老い」を受け容れにくい。
実際、実年齢より若くみられる。
修造も「木」気旺盛。
「老い」を感じないよね。
もみあげの白髪。
染めたら、いいのに。
「そんなめんどくさいこと、してられない。」
だから、剃る。
「木」気は、直進性の前へ進むエネルギー。
加熱すると、意識が先へ先へ。
煩わしい手順は、飛ばしたくなる。
大阪弁でいう「イラち」。
また、「金」気は、潔さ。
ムダを省く。
もみあげがイヤなのではない。
白髪が許せないのだ。
「木」気のイラち。
「金」気の潔さ。
だから、剃る。
異様に観えようが、剃る。
大御所だけにね。
周囲も言いにくいんだろうね。
明らかにヘンですよって(笑)
また、30年来の「キティちゃん」好き。
楽屋にも大量のキティちゃんグッズが。
「雰囲気が、非常に明るいんだよね。」
なるほど、「火」気だ。
ぱあーっとはなやかさを欲している。
五行相生関係「木生火」。
過剰な「木」気を「火」に漏らす。
キティちゃんで「木」気をリリースしていなければ、
ハゲはさらに進行していただろう。
また、これだけネットで話題になるのは、
本人もネタにされるのを受け容れてるから。
「木」気は、茶目っ気。
ウケたい、目立ちたい、驚かせたい。
カンチョーするいたずら坊主と同じ。
そう言えば、出演してたよね。
ドリフ、欽ちゃん、カックラキンにも。
レイザーラモンRGに髪型をマネられても。
「こぶしたかし」として、弟子に。
イジられてもね。
キライじゃないの。
っていうか、スキ(笑)
「ズラじゃないのに。」
「誰も信じてくれないんだ。」
「困るんだよね~。」
困ってない(笑)
むしろイジれと。
ということで、Tさん。
細川たかしの髪型突然変異。
五行的には、「木」気旺盛のなせるワザ。
そこに演歌で培われた「水」気の裏打ちが。
大御所だけに、周囲も口出しできず。
また、本人もイジられるのがスキ。
以上の事由により、
世間を騒がせる髪型に。
こんなかんじで、よろしいですか?
あなたもハゲたくなければ、
こぶしを利かそう。
今日は、これまで。