まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

自分が言われた時、どうだった?

 

 

 

昨日の続きです。

次男さんに自分を重ねられたTさん。

 

 

「私も16歳で家出したんです。」

 

 

えっ?

ほんとに?

 

真面目で、穏やかで、嘘がつけない。

イイ人を絵に描いたようなTさん。

まさか家出の経験があったなんて。

 

 

「実は、高校も1ヶ月で辞めてるんです。」

 


入学早々、ヤンキー系のクラスメイトに目をつけられ。

3年間やっていく自信がないと。

そもそも学校に意味が見いだせなかったTさん。

 

 

「行くあてもなく、友達の家を順番に泊めてもらってました。」

 

 

けど、さすがにいつまでも続くわけがなく、

 

 

「家に帰っても居場所がなくて。」

 

 

親に心配かけてるしね。

これから先が全く見えない不安も。

自分が情けないやら、もどかしいやら。

 

 

「見かねた親が知人のツテで就職先を。」

 

 

工場の現場仕事。

寮に住み込み。

昼間働いて、夜は定時制の工業高校へ。

 

同じようにヤンキーはいたけどね。

彼らも昼間は仕事をしてる社会人。

辞めた高校のヤンキーより仲間意識が。

 

 

っていうか、Tさんには他に道がありません。

 

高校を辞めて初めて気づいた。

自分で道を切り拓くのがいかに大変か。

結局、就職先も親だし。

 

 

家出してる時、思ったの。

学生でもない。

社会人でもない。

何も肩書きがない自分。

 

いまなら、「ニート」だ。

社会から必要とされていない。

心配だけかけて、何も役に立たない。

 

自分なんて消えてなくなればいい。

もうこんな思いをするのは、二度とごめんだ。

 

 

月給15万円からね。

寮費とか、食費とか。

もろもろ差っ引かれて。

Tさんの手元には、月3万。

 

1万積み立てて、お小遣い2万。

卒業まで続きました。

 

いま思い出しても表情が曇ります。

 

 

「我慢してました。他に道がなかったんで。」

 

 

あのまま、高校に通ってたら?

フツーに学生生活を送りながら、

アルバイトでもしてたかも。

 

昼間の現場仕事がキツい。

逃げ出したくなるぐらいキツい。

 

終わったら何もせず、

誰にも会わず、部屋で寝たい。

 

なのに定時制で夜、勉強。

しかも、これだけ働いてるのに、月2万。

 

何なんだろ?

この生活。

 

 

考えるな。

他に何ができるんだ?

俺に何ができるんだ。

 

高校を辞めたのは、自分だ。

何者でもない自分よりマシだ。

働いてるし、学生してるし。

 

いまは我慢だ。

卒業まで我慢だ。

 

 

「当時は何に対しても感謝できませんでした。」

 

 

ムリだよ、その年頃で(笑)

そこまで我慢されてたんだし。

 

 

「次男に何を言っても通じないのも納得です(笑)」

 

 

当時のご両親の気持ちが痛いほどわかる。

自分も同じように心配をかけたんだと。

 

Tさん、ご自分がそんな体験をしてきただけにね。

次男さんにも何も望んでないの。

 

 

「ただ、社会に出て、自分で生活できるようになってくれれば。」

 

 

いまの話、次男さんにしてみたら?

したくないですか?

話し相手にいまの次男さんは、最適かと。

 

 

定時制に通ってたことは、話されてます。

サラッとね。

 

けど、どんな思いで当時過ごしていたか?

心情は一切話してません。

 

 

次男さんが聴きたかろうが、なかろうが。

16歳のTさんに話しかけるつもりで。

Tさんが「話したいから話す」んです。

 

 

「・・・いま、気づいたんです。」

 

 

ほおー、何を?

 

 

「これまで『親として、どうすべきか?』ばかり考えてました。」

 

 

相手は、自分の子どもだと思うとね。

どうしても「親として」という意識が。

 

「正す」とか、「導く」とか。

何かイイこと言ってやらないとって。

 

 

私もブログで書いてたでしょ。

 

「先生」っぽいこと言おうとしたら、生徒からガン無視。

クビを覚悟で「谷田学」として話したら、

少しずつ受け取ってもらえたと。

 

 

「はいはい、それ、覚えてます。」

 

 

「親として」は、一旦置いておいて。

「Tさん」として向き合われたら?

次男さんも「わが子」ではなく、「15歳の若者」として。

 

 

オチに「だから、こうしなさい」は、不要。

「俺もこうだったんだ。」だけでいい。

それを次男さんがどう受け取るかは、どうでもいいの。

 

一度では難しくても、

何度も話しかければいい。

 

更生させるためではなく、

Tさんが話したいから。

 

 

私も生徒を観てて思うの。

こっちが本気かどうか?

ちゃんと見抜かれてるなって。

 

次男さんと本音で通じたいと。

本気で決められたら、伝わりますよ。

 

大丈夫。

次男さんの言動をうかがうとね。

Tさんのこと、信頼されてますから。

 

 

「はい、一人の人として話してみます。」

 

 

うん、応援してます。

まずは、奥さんに伝えてね。

 

 

「はは、そうですね(笑)」

 

 

いい目をされてる。

Tさんは、大丈夫だ。

最初から、わかってたけどね(笑)

 

 

今日頂いたメッセージ。

 

 

> 妻以外とこの内容で話すことはなく、

> 私も話ができてよかったです。

 

 

奥さんも当事者だからね。

第三者に聴いてもらうと、

客観視しやすくなります。

 

アドバイスをもらうためというより、

自分の「いま」を俯瞰するためにね。

 

 

> 逃げたくなったり、投げやりになったり

> 揺れることがあると思いますが

> ゆっくり前に進んでいきます。

 

 

揺れる自分を責めないのが大事。

そりゃ、揺れますから(笑)

俯瞰できてるかぎり、大丈夫。

 

 

> 一番は子供をきっかけに、

> 自分を観る機会がめぐってきているように感じます。

 

 

目の前の出来事をね。

自分ゴトとして受け止められれば、

深刻になりません。

なれません。

 

 

意識はエネルギー。

 

問題に意識を向けるほど、

エネルギーを与え、問題を育てます。

自分への影響が大きくなり、振り回されます。

 

自分ゴトとして、意識を自分に向けることにより、

漏れてたエネルギーを取り戻せます。

 

 

> 関係あるかどうか分かりませんが

> いつからか自分の顔をみたくなくて

> 鏡をみるのが嫌いでした。

 

> 例えば洋服何が似合うのか

> 顔をイメージしようとしてもイメージできない。

 

> 最近イライラして八つ当たりしたくなくて、

> ボーっと観ることを1日10分初めて、

> 少し顔をイメージ何とかできるように

> なったりすることもありました。

 

> 自分から逃げずに

> ボーっと観ていきたいと思います。

 

 

仕事中も頭から離れない次男さん。

「親として」を手放したらね。

当時のTさん自身が思い出された。

 

許せてなかったんだね。

当時の自分を。

 

それは、いまの自分にもつながってます。

だから、鏡が見られなかったのかも。

 

 

次男さんは、きっかけ。

自分を観るきっかけ。

否が応でもね(笑)

 

そう考えれば、Tさん自身が望んでるとも。

 

 

> またまた話させてください。

> ありがとうございました。

 

 

はーい、ありがとうございます。

ぜひ、後日レポ、聴かせてください。

 

 

 

親として、

先生として、

上司として、

 

 

○○として、ひと言、言ってやる。

 

 

体面は保ててもね。

相手の心には、届かないよね。

 

 

私もまだ言ってるなあ~(笑)

そのほうが楽なんだよね。

自分に意識を向けなくてもいいから。

 

Tさんにかけた言葉。

そのまま、自分にかけ直す。

 

 

あなたにもあります?

 

「○○として」

 

 

 

では、今宵はこのあたりで。

 

 

 

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