脳の記憶メカニズムに変化を起こす、新たな物質の役割を発見～精神作用は物質的である事がまた一つ解明

皆さん　　こんちゃ～　

近年　　『脳科学』　　という言葉が　頻繁に使われるように

なって　久しいですが　、脳　についての研究が　頻繁に行われて

いますよね～。

身体の機能の　ほとんどすべてをコントロールしているのが　この

脳　ですから、懸命に　その深遠なしくみを解き明かそうと　世界中の

科学者たちが　日々　懸命に　取り組んでいます。

その結果　随分と　脳のしくみや機能が　明らかになりってきましたね。

でも、この　　脳　については　　随分わかってきたとは言え、

まだほとんど　明らかになっていない　のが現状です。

実は　まだ　何も　わかっていないと　言っても　いいですね。

当サイトでは、主な事項についての日々の発見　　があれば、　

できるだけ　ご紹介させて頂いています。　

『脳を知るということは　おのれ（自分）を知る』　

ということ・・・・　

この度も　派手ではないですが、新たな発見がありました。

以下の記事　　を良かったら　一緒に　見て　　みましょう。

では　どうぞ～　

●脳の記憶メカニズムに変化を起こす、新たな物質の役割を発見
（ What if You Could Remember Everything? Total Recall Explored with New Molecule ：11月18日英語版配信分）

http://irorio.jp/daikohkai/20141116/178720/
[source：SCIENCE WORLD REPORT 　IRORIO ]

『脳の記憶容量を変えることは可能だろうか。そんな疑問に対し、恐らく将来は可能になるかもしれない、とする研究結果がもたらされた。

脳細胞と記憶のメカニズムを調査

研究を行ったのは、マッギル大学のキース・ムライ博士と研究チーム。彼らはマウスを使い、脳細胞同士の結びつきの変化が、どのように新しい記憶を生み出すのかを調べた。

あるタンパク質の抑制が記憶をもたらす

すでに以前の研究から、脳が記憶を蓄えるには、新しい分子の生産が必要なことが、明らかにされている。

逆に言えばこのことは、分子を制限するタンパク質を、脳が持っていることを示している。そしてこの働きが抑制される時、脳は新しい情報を蓄えることができる。

生産を抑制するFXR1P

これらの前提を踏まえつつ研究を進めた結果、研究者たちはFXR1P（Fragile X related protein 1）というタンパク質が、新たな記憶に必要な分子の生産を、抑制していることを突き止めた。

つまりFXR1Pが脳から取り除かれた場合、新しい分子が次々と生産され、脳細胞と相関関係にあるものとの結びつきが強まり、記憶力を改善させることが判明した。

将来は病気によって記憶力を操作

キース・ムライ博士はScienceDailyの中で次のように語った。
「この分野の研究は興味深い。このFXR1Pをコントロールするものが突き止められたら、脳の活動や柔軟性を変えることができるかもしれない。例えば自閉症なら脳の活動を下げたり、アルツハイマーなら、活動を高めたりすることが可能になるかもしれない」

このFXR1Pというタンパク質をうまく操作することによって、近い将来、さまざまな脳の病気に苦しむ人々の生活が、改善されることを望む。』

[英語版元記事]
http://www.scienceworldreport.com/articles/18929/20141115/what-remember-everything-total-recall-explored-new-molecule.htm

少し　わかりにくかったかもしれません（笑）。

当然と言えば　当然なのですが、　脳の機能は　完全に物

質の反応で機能が　維持されている　ということ・・・・

つまり　　完全に物質的だ　ということ　が　また　一つ　明らかに

なったということですね。　