西暦2041年の世界野球情勢を妄想してみた(脳内日本代表投手編) | 欧州野球狂の詩

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日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

 この記事はシリーズものです。前回までの分をまだお読みになっていない方は、以下のリンクからどうぞ。
ヨーロッパ編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10826622746.html
アジア編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10827462210.html
北中米編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10833427632.html
南米・オセアニア編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10834924116.html
アフリカ編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10836179258.html

WBC編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10837757482.html

その他国際大会編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10837782782.html

日本編その1:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10839257000.html

日本編その2:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10841351628.html

脳内日本代表野手編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10842036439.html


 2041年の野球シリーズ、今日は脳内日本代表の投手編です。おととい野手編を書いたら、思いっきり「飛ぶボール使用疑惑」を指摘されてしまいました。うん、そうなんだよね…。パワプロのデータもとに書いてたら、見事にラビットボール野球になってしまってました。なので、当該記事の方は一応、成績を多少抑え目に修正しました。その分、こっちは釣り合うような感じになってるといいんですけどね…。


投手陣

(1)仙堂翔太郎(先発、背番号18、千葉オリンポス)

 JMLBが誇る世界屈指の本格派右腕であり、日本代表の若きエース。千葉出身の24歳。右投右打。最速153km/hのフォーシームと147km/hのツーシームの2種類の速球に、スライダー、フォーク、シュート、カーブを操る(決め球はスライダー)。とにかく奪三振が多いうえ、単に勝てるだけでなく貯金を作れる投手であり、毎年勝率と奪三振のランキングでは上位に顔を出す。3年前、低迷していたタイガースに彗星のごとく現れ、救世主と期待されたところを新参のオリンポスにかっさらわれたため、トラキチの中には敵も多い。2041年度の成績は、31試合登板で17勝7敗、防御率2.36、221奪三振(勝利数1位、防御率2位、奪三振2位)。


(2)御法川司(先発、背番号47、名古屋ドラゴンズ)

 苗字は「みのりかわ」と読む。右の仙堂に対する日本の左のエース。愛知出身の31歳。左投左打。最速147km/hのフォーシームと2種類のスライダー、シンカーを武器とする左の速球派で、長らく投手王国ドラゴンズの不動のエースとして君臨する。スリークォーターのフォームから投げ込むクロスファイヤーが決め球であり、左腕でありながら右打者も苦にしない。尻上がりに調子を上げるタイプであり、本格派でありながら故障への耐久性も抜群。2041年度の成績は、30試合登板で12勝6敗、防御率2.54、183奪三振(勝利数9位、防御率3位、奪三振7位)。


(3)奥平翔馬(先発、背番号19、沖縄シーサーズ)

 沖縄が生んだ、24歳の万能型先発右腕。右投右打。絶好調時で最速155km/hと145km/h、2種類の「フォーシーム」を投げ分けるという特異なスタイルを持つ投手で、他にスライダーとカーブ、チェンジアップを武器とする。無尽蔵のスタミナが武器で完投能力が高く、2041年度にはリーグトップの8完投。一応本格派には分類されるものの、非常につかみどころがないスタイルで、緩い変化球と中程度の速球で冷静に打ち取る技巧派としての顔と、うなる剛速球と気迫あふれる投球で、敵をねじ伏せる速球派としての顔を併せ持つ。2041年度の成績は、29試合登板で16勝8敗、防御率3.13、228奪三振(勝利数4位、防御率8位、奪三振2位)。


(4)那城春一(先発、背番号21、沖縄シーサーズ)

 苗字は「なしろ」。シーサーズのもう1人の看板投手。沖縄出身の27歳。左投左打。最速147km/hのフォーシームと142km/hのツーシームの2種類の速球に、スライダー、カーブ、サークルチェンジを投げる。あまり感情を表に出さず淡々と投げるタイプで、安打は打たれても後続をきっちり抑える、粘り強い投球スタイルが売り。クイックと牽制に対する評価が非常に高く、しかも左腕であるため、俊足の走者でも彼からはスタートを切りにくい。パ・リーグ所属ながら、高校時代には中軸も打っていた打撃力にも定評があり、野手の駒が切れた試合では代打でも起用されるほど。2041年度の成績は、15勝6敗、防御率3.11、172奪三振(勝利数5位タイ、防御率7位、奪三振11位タイ)。


(5)恩田圭介(先発、背番号23、天台マリナーズ)

 天台マリナーズの先発3本柱の1人。兵庫出身の28歳。右投右打。最速146km/hのフォーシームと143km/hのツーシームの2種類の速球に、スライダー、スローカーブ、チェンジアップを投げる(決め球はスライダー)。上述の4人が、典型的なフライ系投手であるのに対し、こちらは低めに丁寧にボールを集め、ゴロを打たせる投球スタイルを身の上とする。チームではロシア人エースに次ぐ2番手扱いながら、他球団ではエース級の力を持つ。ファルコンズの元有望株で、マリナーズに拾われて3年目で大きく才能を開花させた。2041年度の成績は、26試合登板で13勝6敗、防御率2.88、142奪三振(勝利数9位タイ、防御率5位、奪三振数17位)。


(6)田中健太郎(先発、背番号49、富山サンダーバーズ)

 サンダーバーズの若きエース左腕で、仙堂や奥平らとともに次代を担う投手とされている天才肌。富山出身の25歳。左投左打。最速147km/hのフォーシームに、スライダー、カーブ、シンカーを投げる。長年下位に低迷していたサンダーバーズに突如として現れ、メジャー2年目で投手陣の柱となるまでに成長した。御法川同様、尻上がりの投球スタイルが最大の武器。こちらも恩田と同様、基本的にはゴロ系の投手だが、どちらかというと田中の方が三振を奪う能力には分がある。チームでは背番号47を背負う。2041年度の成績は、28試合登板で13勝5敗、防御率3.53、169奪三振(勝利数7位、防御率14位、奪三振6位)。


(7)我喜屋駿(中継ぎ、背番号11、沖縄シーサーズ)

 シーザーズの誇る快速リリーバー。沖縄出身の21歳。右投右打。最速152km/hの重いフォーシームに、スライダーとチェンジアップを投げる。速球を主体とする力押しの投球スタイルが持ち味で、チームではセットアッパーの大役を任されることも。先発をしていたのは中学までで、高校進学以降はずっとリリーフに専念している中継ぎ職人タイプ。2041年度の成績は、56試合登板で3勝2敗2セーブ、防御率2.11。


(8)高石洋介(中継ぎ、背番号15、富山サンダーバーズ)

 制球力に優れる左の中継ぎ。新潟出身の25歳。左投左打。最速144km/hのフォーシームに、スライダー、カーブ、シンカーを投げる。針の穴に糸を通すような制球力の良さが自慢で、球威はそこそこながらも安定して仕事をこなすタイプ。スタミナもそれなりにあり、ロングリリーフから左のワンポイントまで何でもござれ。2041年度の成績は、69試合登板で5勝2敗、防御率2.68。


(9)佐瀬勇治(中継ぎ、背番号20、名古屋ドラゴンズ)

 投手王国ドラゴンズのリリーフエース。岐阜出身の29歳。左投左打。最速149km/hのフォーシームに、スライダーとスプリッターを投げる。ドラゴンズにおけるブルペンの切り札的存在であり、リリーバーでありながらチームのエースナンバーである背番号20を背負う。ピンチの場面に滅法強く、連投を苦にしないタフネスも大きな魅力。2041年度の成績は、67試合登板で4勝2敗、防御率2.39。


(10)赤星翔(中継ぎ、背番号65、大阪ファルコンズ)

 ファルコンズではセットアッパーを任される速球派リリーフ。徳島出身の25歳。右投右打。最速154km/hのフォーシームと148km/hのツーシームの2種類の速球に、スライダー、カットボール、シンカーを投げる。フォームやピッチングスタイルも含め、イメージ的には完全に「強化版」五十嵐亮太(メッツ)。本家に比べると変化球の制球力で勝る。2041年度の成績は、54試合登板で2勝1敗4セーブ、防御率3.38。


(11)植松修平(セットアッパー、背番号63、広島東洋カープ)

 カープの若き守護神であり、球界唯一のスイッチピッチャー。東京出身の24歳。両投右打。右では最速146km/hのフォーシームにスライダーと縦のカーブ、左では最速139km/hのフォーシームとスライダーを投げる。もともとは右利きだが、左手も同じように使えるため幼少期に両投げに転向した、和製パット・ベンディット(ヤンキース傘下)。2041年度の成績は、55試合登板で5勝2敗28セーブ、防御率2.65。


(12)柏木颯(クローザー、背番号22、大阪ファルコンズ)

 赤星とともにファルコンズのブルペンを支える、若き守護神。長崎出身の23歳。右投右打。最速151km/hのフォーシームに、スライダーとスプリッターを投げる。まだ若いながらも非常に精神的にタフな選手で、ピンチにも全く動じるところを見せない。球界全体でもトップクラスの有望株で、顔立ちと名前の字面のかっこよさから女性人気も高い。2041年度の成績は、53試合登板で4勝1敗31セーブ、防御率1.85。


 以上で、脳内日本代表編は終了となります。なお、今回の妄想シリーズは誠に勝手ながら、次回の国際移籍編を含めてあと2回で終了とさせていただきます。フランスリーグも始まり、現実の野球にも立ち返る必要があることが主な理由ですので、なにとぞご理解ください。