西暦2041年の世界野球情勢を妄想してみた(アフリカ編) | 欧州野球狂の詩

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日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

 この記事はシリーズものです。前回までの分をまだお読みになっていない方は、以下のリンクからどうぞ。

ヨーロッパ編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10826622746.html

アジア編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10827462210.html

北中米編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10833427632.html

南米・オセアニア編:http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10834924116.html


 「2041年の野球シリーズ」、今日は5大陸でラストとなるアフリカ編です。おそらく、5大陸の中で一番普及に苦労しそうなのが、このアフリカ。かつて「暗黒大陸」なんて言われてたこともあり、経済的にはまだまだ裕福でない地域です。他ブログでの書き込み見てると、正直な話「野球やってるどころじゃない」状況の国も、結構ある模様。もちろん現状の日本も、違う意味で「それどころじゃない」状況になっちゃってますけどねorz


(1)南アフリカ代表

 今も昔も未来もその地位は不動の、アフリカ大陸最強国。アフリカでもトップクラスと言われる経済水準を背景に、国内の競技人口は10万人程度。代表チームでも多くの選手が、南半球三大ウィンターリーグである「南アフリカプレミアリーグ」でプレーする。守備力が売りで、特に外野手にタレントが多い。3番センターで主軸を任される看板打者は、「ブラックダイヤモンド」の愛称で、世界的な争奪戦となっている。WBC本大会でドミニカ共和国を破り、ベネズエラに勝ったアルゼンチンとともに、番狂わせ祭りの象徴となった。


(2)ナイジェリア代表

 スピードスター揃いの、西アフリカを代表する強豪国。アフリカの中でも、南アフリカに次ぐ2番手の位置につけ、レベルそのものもライバルと言える存在にまで上がってきている。俊足強肩で高い身体能力を持つ選手が揃い、長打力も秘めているが、プレーそのものはよく言えば野性的、悪く言えば粗っぽい。国内リーグだけでなく、同じアフリカの南アやガーナ、エジプト、さらにイギリスやアメリカでプレーする選手も。アメリカでプレーする選手は、独立リーグやA級クラスが多い。


(3)エジプト代表

 かつてはIBAFへの加盟すらしておらず、当然代表チームも組織されていなかったが、後継組織にあたるIABA(世界野球機構、International Association of BAseball)には正式加盟し、代表も常設。6球団で組織されるプロリーグができ、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど幅広い地域から若手有望株が集まっている。守備重視の代表チームはエジプト人選手が主体だが、攻撃力が若干不足しているため、中南米からの帰化選手を何人か加えている。2041年に初のWBC出場を勝ち取った。


(4)ジンバブエ代表

 同じ旧英領かつ隣国である南アとの交流が盛ん(ヨーロッパでいうと、大体オランダとベルギーのような関係)で、エジプトらとアフリカ3番手を争うポジションにつける。早くから日本人指揮官に率いられていたこともあり、1つ1つのプレーをきっちりこなし、1点を争うスタイルが持ち味。かつて最悪とも言える経済状況に苦しんでいたものの、なんとかその状況は乗り越えた。ただ、隣国と比べると国内リーグの規模はあまり大きくなく、南アフリカやイギリスなど海外でプレーする選手も多い。


(5)その他

 ガーナ、セネガル、カメルーンなど


 なお、「5大陸でラスト」と書きましたが、この後も日本国内の詳しい情勢や、国際大会の在り方、小国の詳しい情勢などについて、色々と書いてみようかと思います。もしかしたら、日本代表のメンツについては、架空選手も名前付きで登場するかもね。というわけで、この企画自体はまだまだ続くよ!!