鈴木耕(鈴木力)さん、勝間和代さんの毎日インタビューにキレる。 | 一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

鈴木耕(鈴木力)さん、勝間和代さんの毎日インタビューにキレる。

佐高信さんの友人であるフリー編集者の方に鈴木耕さん(鈴木力さん:どっちが本名かはわからない。)と言う方がいます。佐高さんと鈴木邦男さんとの対談本、「左翼、右翼がわかる」を編集した方、集英社OBで在籍時代は、週刊プレイボーイ編集長、新書編集部部長などを歴任されたたいへん有能な偉い編集者の方です。
佐高さんと鈴木邦男さんとの対談のほかにも、太田光さん、中沢新一さんの対談ベストセラー本「憲法9条を世界遺産に」を担当されたということも有名な方です。


その鈴木耕さんですが、昨今はツイッターでも積極的に発言をされています。ネット上でのマガジン9の編集とエッセイ「時々お散歩日記」も担当なされているということで、護憲派であられ、また反原発派の意見をこの原発震災以前から発信され、また沖縄普天間基地問題についてももちろん辺野古移設反対派として、沖縄に関して造詣の深さを示しておられます。


私も最近までフォローさせてもらっていたのですが、ブロックをいただいてしまいました。ちょっとその顛末を。

実は伏線もあって、これまでしばしば鈴木耕さんのツイートには疑問点も私は持っていたのですね。改憲派の宮台真司が反原発で能天気な不買運動を評価 したところとか、福井県は住みよい県だという県別ベストテンアンケート結果は原発立地の宣伝 陰謀の可能性ありだ、とか。(実際はそんなアンケートはない。県都などの都市別のアンケートで福井市が上位の結果は存在)それに対しては突っ込ませていただいておりました。

さて、つい先日のことですが、先月末5月30日の毎日新聞夕刊で経済評論家の勝間和代さんがインタビューを受けておられるのを見て鈴木さん、中電の原子力CMに勝間さんが出ていたことが引っかかっていたのでしょうね。お酒も入っていたせいもありましょうか。こういうつぶやきを目にすることができました。


毎日の当該の記事はこちらから。
節電の街から:東日本大震災 電気はぜいたく品--経済評論家・勝間和代さん


仕事帰り。少し飲んで帰った。夕刊を見た。頭に来た。毎日新聞。勝間和代の話。「電気はぜいたく品、暖房極力使わず、洗濯は深夜」だと。なに? この記事の中に、原発についてのこれまでの自分の言動についての反省が一言もない。(続)
http://twitter.com/kou_1970/status/75213399193161728

(続)記事の中で勝間和代はこう言う。「これまで電気を好きなだけ使い、それに合わせて供給があった。この使い方で本当に良いのかというと問いを、震災は私たちに突きつけた」。原発をあれだけ持ち上げておいてこのコメントはないだろう。何の疑問も持たずにこんな記事を書いた馬場直子記者の頭を疑う
http://twitter.com/kou_1970/status/75214547102859264

新聞記者ってのも、いろいろいるよなあ。この勝間和代の記事を書いた記者は、最低だと思う。少なくとも、彼女のこまでの言動を突きつけて本音を引き出すくらいのプライドを持てよ、と思う。
http://twitter.com/kou_1970/status/75215611470426112

世の中の動きを見て、あからさまな転向をする人を、ぼくは軽蔑する。ほんとうの心底からの反省なくして、あっちからこっちへ。ふざけるな、と言いたい。
http://twitter.com/kou_1970/status/75216281892159488


佐高信ファンの方なら皆ご存知のことでしょうが、佐高さんは以前に、3.11直後の「朝まで生テレビ」の出演でツイッターで番組中の意見などが批判されたことに対して、自身のブログで謝罪 をされた勝間さんのことを、未だに原発推進派であろうと思われる幸田真音さんと比較して、「勝間サンは謝ったけど」と一部評価されています。

そういうことをちょっと私が突っ込んだところ、ブロック宣言。たしかに鈴木さんが幸田さんを評価しているとは言っていないのでここは鈴木さんの怒りももっともなことでしょう。
http://twitter.com/kou_1970/status/75372167092649984


私が言いたかったのは「原発推進派」から「脱原発」とまで行かなくとも勝間さんは大震災がきっかけで「考える必要がある」と言っているのだから、まぁ変化したわけです。その変化は佐高信さんのように評価はしなくてはならないのではないかと思います。

反原発の立場から罪のより重いのは佐藤優や寺島実郎などこの期におよんで、いまだに原発推進を目論んでいる輩ではないでしょうか。佐藤優原発おじさんの場合は国家エネルギー戦略、寺島実郎原発おじさんの場合はIAEAにおいての日本の地位のキープが理由と思われます。

北村㈱金曜日社長が言っているように原発推進派は巧妙に言論で説得しようとする、そして一見反原発メディアの代表格のような雑誌に重用されている。彼らに対抗言論ができなくてどのように脱原発、反原発を進めていくおつもりなのか?そういうことなのです。

これは挙げ足取りなのでしょうか?


最後に大前研一さんのことに触れましょう。

大前さんといえば元原子力技術者で勝間和代さんのマッキンゼー社の大先輩、自由主義的な考え方で知られる論客です。

広瀬隆さんの指摘するように、大前研一氏は文字通りの原発おじさん、高速増殖炉おじさんであり(佐高さんも指摘しています)、震災直前に出た「お金の流れが変った」という新書では相変わらず「日本は原発の輸出を進めるべきだ。」と語っていました。


原発事故直後に大前さんが、「もう日本の原発は終わりだ。これからはガス」という一瞬、広瀬隆さんの言葉と見紛うような論を週刊現代で発表されたときに、「一体どの口で」と怒りにも似た感情が湧いてきましたlことが思い出されます。


ところが、そのときと前後して3月16日鈴木耕さんはツイッターでこうおっしゃっていました。


「大前研一氏のようにかつて原発推進派だった人たちが、続々と原発否定に傾いている。私は認める。とにかくいまは一緒になって浜岡を止めること。」
http://twitter.com/kou_1970/statuses/48015251974782976



一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ-ツイッター


大前さんは原発に関しての過去の自分の言動について「ほんとうの心底からの反省」した論を発表したことがあるでしょうか。寡聞にして私は知りません。どなたか御教授願いませんでしょうか。

私はこのとき、あっと驚き、「さすが鈴木耕さんだなあ。うむ、人間が出来ている。昔の言動を非難しているだけでは脱原発は出来ないんだなぁ。」と感心し、鈴木さんに広瀬さんと大前さんの共著を編集するべきだと提案したりしました。


まぁこれも挙げ足取りかもしれません。しかしですね。いちいち心底からの反省を求めつづけるというのも「糾弾」や「査問」のきびしい、左体質ではないのですかね。と思ってしまうわけです。「心からの反省がなければ、いくら謝罪しても許さん」みたいな。

そういえば鈴木さんは大学教授で蟹瀬誠一さん(岡留安則さん人脈つながりなのかな?)に総括を厳しく要求されていますね。
http://twitter.com/kou_1970/status/75223015637520384


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