東スポ「マンデー激論」-田原総一朗は紙クソ&佐高信政治塾
久しぶりに東京スポーツの「マンデー激論」の話題です。一年程前まで「佐高信の毒筆啓上」と言う名前の佐高信さんの毎月最終月曜日掲載のコラムでしたが、いまでは週代わりの月曜の東スポ名物コラムとなっている連載です。
「田原総一朗よ、驕るなかれ」や「田原総一朗への退場勧告」等で最近の田原総一朗氏へは徹底批判している佐高信さんが、また田原さんにきつい一言です。
権力になびくだけの男、田原総一朗は「生きながらの紙クソ」になるとの見出しをつけています。
一部を転載いたしますと、
「田原総一朗ノンフィクション賞」が創設されたのだという。この欄で何度か批判したように権力の座にあるものになびくだけの田原を私はジャーナリストだとは思わないが、その賞に同意した田原の厚顔には驚くほかない。
中野好夫という辛口の評論家は『人は獣に及ばず』の中でこう言った。
「死後にまで、物々しい銅像だの、記念碑だのを乱立させるのは要するに金グソ、瓦礫の山を築いているだけの業にしかすぎまい。それも故人になってからまだしも、生きながらの金クソにいたっては、むしろあわれである。」
田原の場合は銅像ではないから、「生きながらの紙クソ」になるだろうか。
そしてこの後に評論家の伊藤肇、関西電力社長であった太田垣士郎、石橋湛山らの例を挙げて立派な人物は晩年の引き際が見事であったことを田原さんに対して皮肉たっぷりに指摘します。
彷徨亭日常さんにもこのコラムのことと思われる記事があります。
http://kawamura.eplus2.jp/article/113248994.html
そういえば、少し前の田原総一朗さんが司会をしたサンデープロジェクトと言う番組での竹中平蔵、金子勝両慶大教授の対決討論。視聴者の側では田原さんの竹中さんが有利なるような、行司っぷリがよく指摘されています。小泉さんを支持しますという本を書いた田原さんですから権力側に張り付いているという印象をうけても仕方ないでしょう。
追記、このような佐高さんの批判に対する田原総一朗さんの反論
「佐高信は僕で商売している可愛い奴だと思っている。」
http://ameblo.jp/sataka/entry-10287626522.html
田原総一朗ノンフィクション賞の詳細はこちらから見ることが出来ます。
【募集内容】
◆自薦、他薦を問わず、未発表、既発表も問わない
◆日頃の研究、執筆及び取材活動の成果を示す作品
◆活字または映像表現によるノンフィクション作品
◆活字作品の字数制限、映像作品の時間制限は無い
【応募締切】 2009年7月31日 当日消印有効
【応募資格】 不問
【賞金】 大賞/100万円 佳作/10万円
【発表】 2009年10月下旬に受賞者に通知。及びフォーラム神保町のホームページでも発表
【選考委員】 魚住昭、坂本衛、佐藤優、田原総一朗、宮崎学(五十音順)、他
【主催】 フォーラム神保町
http://www.forum-j.com/bana024.html
あれ?選考委員は?ま、いいか。
さて話題はかわりますが、おなじみの社会民主党宮城県連が主催する「佐高信政治塾」好評なようで今年第4期目に突入と言うことです。もちろん塾頭は佐高信さんです。
先の山形県知事選挙では佐高さんも応援演説に入られた吉村美栄子さんが加藤紘一さんら自民党が支援する現職候補を僅差で破って当選されました。
この勢いで山形からも佐高塾に多くの人が集まるのではないでしょうか。
申し込みは社民党宮城県連まで
http://www.sdp.or.jp/miyagi/ibentokoudouyotei.html#sataka09
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