田原総一朗さん、「佐高信は僕で商売するかわいい奴だ」 | 一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

田原総一朗さん、「佐高信は僕で商売するかわいい奴だ」


一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ-田原総一朗「佐高信は可愛い」



発売が延期になっているようだった「田原総一朗とメディアの罪」、講談社文庫サイトで7月15日発売が決定した ようですが、また佐高信さんの田原総一朗さん批判が吹き荒れると予想されます、その佐高さんとほぼ絶縁状態の田原総一朗さん、ちょっと以前のあるシンポジウムで佐高信さんに対する「反論」めいたことを話されていました。
3月30日に東京の内幸町ホールで開かれた「『月刊現代』休刊とジャーナリズムの未来を考えるシンポジウム」です。
以前にもそのことは書いたのですが、その詳しい内容がわかりました。

http://ameblo.jp/sataka/entry-10274617888.html

このシンポジウムの内容がyoutubeにアップされていたのです。
http://www.youtube.com/watch?v=csDL_nUrdEA

講談社の「月刊現代」は09年1月号で休刊しましたが、「現代」に執筆していたライター69人はその「現代」が思いをつづった原稿を「現代と私たち」というタイトルで1冊の冊子にしたそうです。その冊子はそのシンポジウム参加者に配布もされたわけですが、そこで佐高信さんが田原さんを批判した文章を載せていたようなのですね。それをシンポジウム参加者の佐藤優さんが田原さんの眼前で読み下したことが判明しています。

「現代と私たち」の内容
http://d.hatena.ne.jp/amanomurakumo/20090409/p1

パネリストの1人鎌田慧氏が「『原子力戦争』の頃の田原さんはどこへいってしまったのか」と言う問いから話は田原さんへの批判の問題に入っていきます。

田原総一朗:佐高氏はなぜ僕が悪者だと言っているのですか?

佐藤優:(パンフレット「現代と私たち」を読みながら)「『したり顔で「集団的自衛権」ならぬ「集団的ケンカ権」を云々するより田原は自分の昔の本を読んだ方がよい。』これは昨年出した拙著『田原総一朗への退場勧告』の一節である。田原は決定的に会社への視点がない。バブルに踊った野村證券の社長を礼賛したり、ライブドアの堀江貴文をいまだに評価したりしている。俗に金太郎アメといわれる松下電器、パナソニックを批判できるかどうかが経済ジャーナリストとしての試金石なのなら、田原はそれには落第である。つまり会社ファシストに対するジャーナリスト精神がないのだ。こんな田原を担いで魚住昭、佐藤優、そして宮崎学は『田原総一朗ノンフィクション賞』を設けようとしているらしい。権力に巧妙に迎合したものに称えるのだろうか。魚住とは私は『騙されることの責任』(角川文庫)という共著を出したが『持ち上げることの責任』もあることを忘れないでほしい。日本の勲章は貰った者より拒否した者の方が格段に立派だと私は思っている。田原の名を冠した賞がそうならなければ幸いである。」

佐藤さんは、田原さん、佐高さん両方好きだと言って「対案を建ててはいけない、徹底した批判者に留まるのだ。」という佐高さんの手法も評価します。


これに対する田原総一朗さんの反論部分。

田原総一朗:彼はこんなことを言いたくないけど宮澤喜一さんとか橋本龍太郎さんを失脚させたことをどう評価しているのか。これはやっぱり権力に胡麻をすっているから失脚させたというのか?


佐藤優:それについては研究していないと思います。

田原総一朗:あるいはね森さんがクレームをつけてきてフジテレビとNHKはある時、クレームをつけられてその問題をやらなかった、長銀の問題です。私の番組だけやった。それで自民党三役が10ヶ月全くサンプロに出なかった。

つまりね、彼(佐高信)は自分にとって都合のいいことをつまみ上げているだけなんだ。だから僕は、彼は僕で商売をしているんだと思うから可愛い奴だと思っている。(大爆笑)


鎌田慧:僕は別に商売していないから(爆笑)

田原総一朗:あのねぇあえて弁解するわけではないけど堀江貴文を最後まで擁護したのは僕である、堀江貴文を潰したのはね旧体制のつまり、財界ですよ。
で堀江貴文は成り上がり者であんな奴を生かしておいても仕方が無いとして潰した。堀江貴文が失脚した時から日本でベンチャー企業は生まれなくなった。マザーズの株価がドーンと下がった。言わないけど、佐高シンは旧体制の味方じゃないか。物凄く。


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シンポジウムは月刊現代廃刊ということでノンフィクションの発表の場がなくなっていくことに危機感をもった人々がノンフィクションの未来を考えていくという内容でした。

東スポマンデー撃論、「田原総一朗は紙クソ」
http://ameblo.jp/sataka/entry-10198929251.html
でも佐高信さんは田原さんを批判したわけですが、その時は「田原総一朗ノンフィクション賞」審査員の宮崎、佐藤、魚住各氏を批判することはありませんでした。
今回、三人にも苦言を呈した程度、やんわりと「叱責」してるわけですが、こう言う部数限定の冊子で内輪でやるってのが、ちょっと納得いかんと言う人もいるかもしれませんね。


また批判された側の魚住さんは苦笑いするだけ、佐藤さんは「僕は両方とも好きなんです。」とうまいこと2人とも立てています。

鎌田さんも田原さんに言いくるめられちゃった感じで、「僕は商売していないから」なんていうのは佐高さんに対する皮肉にも聞こえてしまいますね。
7月15日に出す文庫本はこのシンポの内容を踏まえたものであってほしいと願います。
「可愛い」とまでおちょくられた佐高さん。この田原さんの「反論」は佐高さんの耳に入っているのでしょうか、もしもまだならば是非伝えてほしいものです。

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