殺菌スキンケアからのオフスキンケア転向における注意 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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「かずのすけさんのオススメのスキンケアに変えた途端、肌荒れがひどくなってしまったんです…」



という相談が時折あります。


もちろんかずのすけのオススメの化粧品と言えど100%万人共通に相性が良いわけではないので、

オススメの化粧品の中の何らかの成分と相性が悪く肌が荒れてしまうということはあるでしょう。

そういう場合は原因の化粧品を突き止めてそれを変更することで状態を緩和させることが可能です。


オフスキンケアはあくまでスキンケアの「やり方」であって、

使う化粧品はオススメのもの以外でもいくらでもアレンジが出来ます。




また洗顔剤などの洗浄力の格差(洗浄格差)が原因で肌荒れしてしまうということもよくあります。

これは洗浄だけじゃなくて長く「ピーリング」とか「角栓パック」とかを繰り返していたのをいきなりやめたりしても同じような変調が生じます。

とにかく長いこと肌に慣れさせていた状況を突然変更すると、

肌はその変化に対応出来ずに荒れてくるというわけですね。





しかしこういうケースは実は少数派です。

そもそもかずのすけのオススメの化粧品は出来るだけそういう「合わない」のリスクを下げたものを選んでいますし、

洗浄格差に関しても段階的な洗浄力の変更などを徹底することで

格差による変調は最小限で済むように設定をしています。

なので後は自分なりの状況に照らし合わせて少~し調整を加えていただけば
それほど大きな悪化が生じるケースは稀なのです。



そこで上のような相談の事例に多く共通するポイントは、


・最近まで『殺菌作用』の薬用化粧品を常用していた。

・最近まで皮膚科に通っていて処方された薬を塗っていた。
(大抵の場合殺菌剤かディフェリン。)

ということです。


なので最近かずのすけがそういった相談を受けた時は、

真っ先にそれを聞くようにしています。
(そして殆どの場合予想通りです…)



オフスキンケアのやり方をブログで紹介してからそろそろ2年弱といったところですが以前からこういった相談が非常に多く、

僕の悪い予感もただの予感では済まないなぁと感じているところです…。






この原因は最近の記事でまとめているように、

使い過ぎは禁物!殺菌剤の効能と注意点

殺菌成分が強力に効く理由

過剰な殺菌ケアによって皮膚の環境(主に常在菌の)が正常ではない

ことにあると僕は考えています。




というのも、

オフスキンケアは殺菌スキンケアとは非常に相性が悪いです。



これは、

オフスキンケアが常在菌を守りその活動をサポートし肌そのものの機能を最大限活かすスキンケアである一方で、

殺菌スキンケアは雑菌だけでなく常在菌も根絶やしにして化粧品の機能のみで肌の機能を取り繕うスキンケアです。



これを考えるだけでもこの2つは両極にあるように感じます…;




殺菌スキンケアからオフスキンケアに変えると、

これまで強洗浄力+殺菌で肌の雑菌を一掃して来たものを

オフスキンケアは洗浄力が穏やかで殺菌効果もありません。


正常な常在菌による皮膚の殺菌システムが生きていない状況では、

雑菌の繁殖を阻む手立てが無いため肌の状態が一気に悪化することになります。



『洗浄格差』と似たようなもので『殺菌格差』という感じですかね…(^_^;)




これまで殺菌を主としたスキンケアを行ってきた人がいきなり一切殺菌力の無いスキンケアに変えてしまうと、

これも肌の環境の慣れが追いつかずに肌の激荒れを招きます。




なので、今現在殺菌系のスキンケアを行っている人は

不用意にオフスキンケアを試すのは危険…
ということになります…。。(-_-;)



もちろん、

オフスキンケアに転向して一時的に肌荒れしたとしても、

オフスキンケアは常在菌を正常に育むスキンケアなので

長く続けていればいつかは正常化すると思います。


実際にそのように根気強く続けて頂いて最終的に状態が良くなったという人も数人ご報告を頂いています。

ただしそのためにはかなりの長い時間が必要で、

場合によっては数ヶ月の激荒れ期間を耐え忍ばなくてはなりません…(_ _;)



これはやはり非常に過酷なので、

できればあんまりオススメはしたくないです。。



ですのでもし殺菌スキンケアからオフスキンケアに移行する場合には

それなりに前準備をしてからでなくては大変ということです。



例えば定期的に殺菌ケアを挟むとか、ハッカ油とかの市販の精油を活用してみるとか、抗炎症効果の医薬部外品を使用してみるとか…。





とは言えこの前準備についてはそんなに単純には対処できない気がするので、
、(-"-;A


これについてはもう少し考えを練ってから別記事でしっかりまとめたいと思います;





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