映画観たよ!17 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

映画観たよ!17

そろそろ月末ですね。
今月はなかなか充実していたと思います!
映画館で映画も観たし、プールにも行きましたし、
今日は焼肉も食べました。

楽しいこと、たくさんしたいですね。

というわけで、
観た映画を報告するシリーズです。
軽いネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

以前の記事はこちら↓
第一回「海街diary」
第二回「パフューム ある人殺しの物語」
第三回「エコール」「ミネハハ 秘密の森の少女たち」
第四回「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」「おおかみこどもの雨と雪」
第五回「パニック・ルーム」
第六回「最後の恋のはじめ方」
第七回「インディジョーンズ レイダース/失われたアーク<聖櫃>」
第八回「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
第九回「バケモノの子」
第十回「クリスティーナの好きなコト」
第十一回「四十九日のレシピ」
第十二回「東のエデン」
第十三回「DEATH NOTE」
第十四回「親友の彼女」
第十五回「僕たちは世界を変えることができない。」
第十六回「あしたの私のつくり方」



「ピラニア」

元々生物パニックが結構好きなので、
タイトルに惹かれて観てしまいました。

1978年のアメリカ映画。
映像の比率も質感も今とは違うので、大分古めかしい感じです。

山の中にある軍施設で、極秘で作られていた改良種のピラニア。
恐ろしい攻撃性をもったこの魚たちが、あることから川に放流されてしまう。

マギーとポールという男女二人がこの事態に気がつき、
川下に居る人々に事実を伝えようと走るのですが、
軍の圧力がかかり、足止めを食らってしまいます。

そうこうしているうちに、サマーキャンプをしていた子供たちが襲われ、
(ここにはポールの娘が居る)
川下に出来たばかりのリゾート地で沢山の人が襲われ、
被害が拡大して行くという……なんとも水が怖くなる話です。

ピラニアに襲われるシーン等は、
あ、低予算なんだな~とわかる感じなのですが、
こういう映画はまず「水」が怖いんですよね。

襲われるシーンそのものよりも、
水しぶきをあげながら子供たちが楽しげに遊んでるシーンの方が、ハラハラしたり。
「来る……!!」ってドキドキしながら観るのが楽しかったり。

軍の圧力で言伝が伝わらず、被害が拡大していく様も「あちゃー」という感じで、
なんとも残念感があって良いですね。笑
やることが大胆で嫌みな感じのしないマギーと、
アルコールに溺れていたけど娘の為に頑張るポールという組み合わせも、
適度にタイプが違う感じで、いいなと思いました。


この二人は最終的に、川下にあった廃工場の汚染液を川に流し、
魚を全滅する……という作戦に出ます。
それは一応成功するのですが……

ラストが、記者にインタビューされた軍の女性が、
「ピラニアが海へ出た場合、その危険性は?」
「廃液で死にましたし、海水では生きられません。もう安全です」
と答える音声とともに、画面いっぱいに海の映像。

そして徐々に画面全体が真っ赤に染まり、クレジットへ……
という恐ろしい流れでして、まさかのバッドエンドでした……

実はピラニアを改良していた博士が、塩水でも生きられる種を作っていたんです。
つまり奴らは海でも生きられるんです!
何て恐ろしいんだ……

というわけで、夜な夜な楽しんでしまいました。



この映画を観たのがちょうどサマーランドに行く前日でして、
「なぜ今日これを観ようと思ったのか……!!」と後に思ったのでした。

夏野でした。
aka