1375話:執筆を効率化する、そして阻害する「もの」達 | 院長の徒然なるままに。

1375話:執筆を効率化する、そして阻害する「もの」達

昨日は結局夜の施術が忙しくってがんばりましたとさ(苦笑)。

さて、変なタイトルなのですが、

集中して執筆をやろうと思います、なんて書いてました。
たしかに予約が相手のこの商売、
執筆に向けられる時間ができたことを喜ばなければならない。

そして実際に集中力を維持しながら仕事ができた様な・・・。

ところが夜、

あたりまえ体操・・・なことに気がつきました。


執筆の作業効率を上げるために必要な事柄として

FB上で患者様が

「音楽を聴きながら運動すると、
より効率的に動けて疲労感を感じにくいと判明」

というリンク情報をシェア。

そうだよね。

私、執筆や帳簿、
そして講義の準備などの時に音楽をかけないと進まないのです。

よくかけるのが

Homer&Jethroという60年代の名コンビ。

彼らのジャズはとても聞き心地がよいのですね。
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このアルバムなどを聴きながら進めています。

脳の中でこの音楽がある一部の活動電位を抑えてくれて
なにか余計なことを考えなくなる、というのがいいのかなあ。

その他にも意外や意外、ラジオの音でも捗ったりすることがあります。


で、

それとは真逆の事柄もありますね。
そう、捗るの反対。

邪魔者たちです(爆)。

昨日は野球も
チャンピオンシリーズの勝者が決まったりしていました。
(私、野球にうといのであります)

そういう、嗜好性の高い情報や物達。

私にとっての執筆の場は原稿用紙ではなく、
今、向かっているMacのディスプレイ上です。

ここに備わっている物達に邪魔者が沢山潜んでいる・・。

ってか、そこに定期的に行っちゃう習慣自体が
執筆を邪魔していることは確実です。

それがFBであり、Twitterであり、メールアプリであり、
ブラウザの向こう側の世界なのですね。

執筆のために開いているアプリケーション
InDesignとか画像をいじる時に私がよく使っているkeynote、

これらのアプリケーションは、私の場合、
メインディスプレイとサブディスプレイに並べて表示しています。

そこに、ちょっと集中力が切れた際に
目につくものがあるわけ。そう、safariなりmailなりのアイコンです。

アイコン、iconという目印の向こうにある
ある意味嗜好性の高い情報に脳が行動を進めさせてしまう・・・。

昔すっていたたばこのようにです。

そして、FBを開くとまずは
私の記事などに対する「いいね」がある。
これが気になったりして、チェック。

次に他人のタイムラインが見たくなる。
ニュースフィードです。ここも見ちゃう。

執筆にあてる時間が刻々と過ぎていきます(あたりまえ)。

そしてそこに「いいね」しちゃうの(爆)。

そうすることで自分の存在を伝えている行動ですね。
これはその顛末をまつ、そういう形に必ずなっちゃうの。

で、また見に行きたくなっちゃう。報酬系の刺激です。


パブロフの犬ですね。

子供たちから携帯電話を取りあげるとおかしくなっちゃう,というのも
よくわかるなあ。

そうして庶民の、いや違った、あらゆる人の何らかの建設的作業を
阻害するものは沢山ある、ということなのですね。

国民をなにか、重要なポイントから視線をそむけさせる
報酬系の刺激を持ったニュース、嗜好性の高い情報などで


「考えさせる時間を減らす」

こういった策も国などは考えているのだろうなと
感じています。

客席で勝利の瞬間を待って風船膨らましたりしているときには
建設的作業などできるわけないのです。

これは居酒屋のテレビやパブリックビューも一緒。

そうして集団で興奮させていれば

じっくり考える時間を割く人はいない。


そんな事に今更気がつきました(恥)。

そしてやはり数時間にいちど私自身もiPadやらiPhoneを操作している。


そんな世界にどっぷり浸かっている私です。


執筆、という仕事は小さなものとはいえ、クリエイティブなものです。
そのために役立つ機器たちは大変ありがたい。

しかし、そこにも嗜好性の高い諸々が埋め込まれ、
心頭滅却して事に当たるなどできない様になっているのがこの世界の仕組みです。


溯行した方がいいのかなあとも思いますが、
すでに後戻りできない世界で我々はつながっていたりします。

上手に渡り合いながら、それでもクリエイティブな作業だけは
効率を落としすぎないように進めて生きたいなと思います。




ヒポクラテスのことば・・・。


人生は短く、術のみちは長い。
機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、
判断は難しい。

ヒポクラテス全集より。


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