◆白血病からの社会復帰49~その頃、ドナーさんは? | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第48話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1 目次2

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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へどうぞ♪

2001年9月11日の急性骨髄性白血病で緊急入院の直後から、こんな風に 、山あり谷ありの危機の連続でした。


「何の為に、生きようとがんばるのか」(第16話)  、「働く意味」(第17話)社会保険のありがたさ(第9話) にも気づきながら・・・。

命のかかった選択を迫られ続けた中(第27話)(第38話) 骨髄移植のリスクを軽減させるため、右足の手術へ(第46話)

手術が終わってみると、右足の中の状態はゾクッとするようなひどい状態でした(第47話)

そして、
せっかくの「骨髄移植」が、裏目に出て命を失うことにならないように、右足の状態の確認のため、、移植前に、再び抗がん剤を投与することになりました(第48話)

その時、2001年初秋の緊急入院から、季節は流れ、2002年春を迎えていました。

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(今日のお話)

2002年当時の私は、自分のことで精一杯でした。

入院も半年以上が過ぎ、自分の命のかかった決断(第37話) が連続して(第41話) 、自分のことで精一杯。

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今こうして振返っていると、あの頃ドナーさんは、一体どんな気持ちで移植日を待っていてくれたのだろうと、想いが広がっていきます。

一旦、移植日が決まったにも関わらず、見知らぬ患者の病状の関係で、一か月延期になって(第42話)

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骨髄移植のドナーに決まった瞬間から、ドナーさんは「二つの命」を持っているようなもの。

もしも、ドナーである自分に何かが起こって、骨髄液を提供できなくなったら、それを待つドナーの命に関わってくる・・・。

病気にならないように。ケガをしないように・・・。

きっと、そんな重い責任を感じながら、日々過ごしてくださっていたのでしょうね。移植日まで指折り数えながら・・・。


ドナーと患者。

互いの個人情報は、決して教えてもらえないけれど、決して会うことはないけれど、まるで共に病と闘う戦友のよう・・・。


そんな「ドナーさんの無償の愛」を思うと、この命を大切に生きて、私が果たせる役割は、しっかり果たしたいと思わずにはいられません。

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今と言う時間の奇跡。

あなたは、気付いてますか? 
大切に時を刻んで、生きてますか
ベル

こちらへ つづく・・・

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【シリーズ目次】

◆白血病からの社会復帰【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病

◆白血病からの社会復帰【目次2】移植するのかしないのか~

【あらすじ】
◆白血病からの社会復帰(あらすじ1)第1話~第45話

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)


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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。