※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
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前回(第48話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1 、目次2 へ
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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へどうぞ♪
2001年9月11日の急性骨髄性白血病で緊急入院の直後から、こんな風に 、山あり谷ありの危機の連続でした。
「何の為に、生きようとがんばるのか」(第16話) 、「働く意味」(第17話) 、社会保険のありがたさ(第9話) にも気づきながら・・・。
命のかかった選択を迫られ続けた中(第27話) 、(第38話) 骨髄移植のリスクを軽減させるため、右足の手術へ(第46話) 。
手術が終わってみると、右足の中の状態はゾクッとするようなひどい状態でした(第47話) 。
そして、
せっかくの「骨髄移植」が、裏目に出て命を失うことにならないように、右足の状態の確認のため、、移植前に、再び抗がん剤を投与することになりました(第48話) 。
その時、2001年初秋の緊急入院から、季節は流れ、2002年春を迎えていました。
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(今日のお話)
2002年当時の私は、自分のことで精一杯でした。
入院も半年以上が過ぎ、自分の命のかかった決断(第37話) が連続して(第41話) 、自分のことで精一杯。
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今こうして振返っていると、あの頃ドナーさんは、一体どんな気持ちで移植日を待っていてくれたのだろうと、想いが広がっていきます。
一旦、移植日が決まったにも関わらず、見知らぬ患者の病状の関係で、一か月延期になって(第42話) 。
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骨髄移植のドナーに決まった瞬間から、ドナーさんは「二つの命」を持っているようなもの。
もしも、ドナーである自分に何かが起こって、骨髄液を提供できなくなったら、それを待つドナーの命に関わってくる・・・。
病気にならないように。ケガをしないように・・・。
きっと、そんな重い責任を感じながら、日々過ごしてくださっていたのでしょうね。移植日まで指折り数えながら・・・。
ドナーと患者。
互いの個人情報は、決して教えてもらえないけれど、決して会うことはないけれど、まるで共に病と闘う戦友のよう・・・。
そんな「ドナーさんの無償の愛」を思うと、この命を大切に生きて、私が果たせる役割は、しっかり果たしたいと思わずにはいられません。
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今と言う時間の奇跡。
あなたは、気付いてますか?
大切に時を刻んで、生きてますか
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こちらへ つづく・・・
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【シリーズ目次】
◆白血病からの社会復帰【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
◆白血病からの社会復帰【目次2】移植するのかしないのか~
【あらすじ】
◆白血病からの社会復帰(あらすじ1)第1話~第45話
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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